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プリントネット(7805)とは|鹿児島発の印刷EC上場企業の評判と年収426万円

コロ助

※本記事にはプロモーションを含みます。

この記事の結論

  • 正体:鹿児島発・自社工場で刷るネット印刷通販の上場企業(東証STD・名証メイン)
  • 年収:有報ベースで426万円・38.0歳・勤続8.4年(第40期・単体256名)
  • 勤務地:鹿児島市・姶良市加治木・山梨県上野原市に集中し、全国区の求人ではない
  • 業績:売上92.1億円は1.0%減、営業利益5.63億円は25.5%増の「意図的な減収増益」

「プリントネット」で検索すると、印刷を発注したい人向けのレビュー記事と、社員クチコミサイトが入り混じって表示されます。本記事は転職・就職を検討している方に向けて、プリントネット株式会社(証券コード7805)がどんな会社なのかを有価証券報告書とIR資料から同定し、年収・勤務地・業績・口コミ傾向を分けて整理したものです。印刷物の注文・入稿・納期に関する情報をお探しの方は、公式サイトのサポート窓口をご確認ください。この記事では、社名が似た別会社・別サービスとの混同を先に解消したうえで、「鹿児島と山梨で働く上場メーカーの中身」を数字ベースで読み解いていきます。

プリントネットとは|鹿児島発の「ネット印刷通販」上場企業の正体

結論から言えば、プリントネット株式会社はWebで注文を受け、自社の工場で印刷して全国へ発送する「印刷EC」の上場メーカーです。IT企業のような社名とサービス名ですが、実態は製造業の色が濃い会社であり、ここを取り違えたまま応募すると入社後のギャップが大きくなります。まずは会社の輪郭を、公式IRと有価証券報告書の記載に沿って押さえておきましょう。

会社の基本プロフィールと上場区分

公式IRおよび有価証券報告書によると、同社の概要は次のとおりです(公式情報)。

  • 商号:プリントネット株式会社(PRINTNET INC.)/証券コード7805
  • 本社:鹿児島県鹿児島市城南町10番7号(2022年9月に移転)
  • 上場区分:東京証券取引所スタンダード市場(2018年10月にJASDAQスタンダードへ上場し、市場再編を経て現在の区分)。加えて2025年8月28日付で名古屋証券取引所メイン市場へ重複上場し、現在は2市場に上場
  • 東証33業種:その他製品(媒体によっては「サービス業」等の分類で表示されることがあります)
  • 代表者:代表取締役会長兼社長 小田原洋一氏。2023年11月より監査等委員会設置会社へ移行
  • 企業形態:子会社を持たない非連結の単体事業会社(持株会社ではありません)

源流は1968年に鹿児島で個人創業した「小田原印刷」で、そこからネット印刷通販へ業態転換した経緯を持ちます。鹿児島県に本社を置く上場企業自体が多くないため、地元では知名度が高く、サッカーのフラーゴラッド鹿児島やバスケットボールの鹿児島レブナイズのスポンサーも務めています。

3つのECサイトと「後工程特化」というビジネスモデル

同社は性格の異なる3つのサイトを運営しています(公式情報)。

  • プリントネット:応対力・サービス品質を重視した主力サイト
  • プリントプロ:業界最安値級の価格を打ち出すサイト。注文受付から発注処理、データチェック、面付(ギャンギング)までを自動化し、人手を介さずに原価を下げる設計
  • プリントネットウェア:2024年7月に立ち上げたTシャツなどコミュニティグッズの新サイト

ユーザー登録は23万件に達しています。ただし転職検討者が押さえるべきなのは登録件数より受注の構成です。決算説明資料によると、案件の約7割が印刷会社・デザイン会社からのBtoB受託で、エンドユーザー企業からの直接受注は残り3割程度にとどまります。企画・打ち合わせ・デザイン・校正といった前工程は自社で持たず、刷版から印刷、断裁加工、梱包発送までの後工程に特化し、発注元の名義で顧客へ直送する「製造パートナー」型の取引が中核になっています。

「印刷会社のファブレス化を支える工場」という立ち位置

このモデルが成立している背景には、印刷業界の構造変化があります。国内の印刷事業所数は2003年比で約4割の水準まで減少しており、設備更新や人材確保が難しくなった中小の印刷会社・デザイン会社が、自社で印刷機を持たない選択(ファブレス化)を進めています。その受け皿になっているのがプリントネットのような印刷ECの自社工場です。

つまり同社は、消費者向けの通販会社であると同時に「印刷業界のインフラ企業」という珍しいポジションにいます。顧客の多くが印刷のプロであるため、カスタマーセンターや営業窓口では印刷知識に基づく技術的なやり取りが日常的に発生し、一般的なEC企業のサポート業務とは求められる専門性が異なります。なお全工場のオフセット枚葉印刷機でJAPAN COLOR認証を取得しており、色基準の運用が社内に定着している会社でもあります。

求職者
求職者

ネット印刷って聞くと、IT企業みたいなイメージなんですが……

受注はWebですが、売上をつくっているのは鹿児島と山梨にある自社工場です。募集職種の中心も製造・生産管理・カスタマーセンターであり、「印刷EC=Web系の会社」という前提で応募すると、想定と実務が食い違いやすくなります。

【混同注意】コンビニの「ネットプリント」・プリントパック・ネットプリントジャパンとの違い

プリントネットの情報を調べるとき、名前が似た別サービス・別会社の情報が高い頻度で混ざります。転職判断に直結する誤解なので、最初に切り分けておきます。ここを整理しておくと、口コミやニュースを読むときの精度が大きく変わります。

(a)セブン・ローソンの「ネットプリント」=コンビニの印刷サービス(無関係)

「ネットプリント」は、セブン‐イレブンのマルチコピー機でファイルを印刷するサービスの名称で、ローソンなど他チェーンにも同種のネットワークプリントサービスがあります。これらはコンビニ各社(およびその提携事業者)のサービスであり、プリントネット株式会社とは資本関係・業務上の関係がありません。検索候補に「プリントネット セブンイレブン」「プリントネット コンビニ」が並ぶのはこの混同によるもので、企業研究の材料としては切り離して扱う必要があります。

(b)「プリントパック」(京都・非上場)は完全な別会社

印刷通販国内最大手クラスの「プリントパック」は、京都府京都市に本社を置く非上場企業で、プリントネット株式会社とはまったくの別会社です。両社とも自社工場型・低価格路線のため直接競合関係にありますが、資本関係はありません。

ここは特に注意が必要です。2017年に発生した死亡労災事故と、その後の労働組合との係争(2019年に和解)は、プリントパックの事案です。ネット印刷を扱う記事や掲示板では両社が混同されることがありますが、これらの出来事はプリントネット株式会社とは一切関係がありません。企業の労務リスクを検討する際に、別会社の事案を対象企業の評価材料にしてしまうと判断を誤ります。プリントネット株式会社自体については、本記事の調査時点で行政処分・重大な訴訟・不祥事の公表事案を確認できませんでした(後述のとおり、これは「存在しない」ことの証明ではありません)。

(c)「ネットプリントジャパン」も別会社

口コミサイトには「ネットプリントジャパン」という社名の別ページが存在しますが、これもプリントネット株式会社とは別法人です。企業ページを開くときは、証券コード7805・本社が鹿児島県鹿児島市であるかを必ず確認してください。エン カイシャの評判・転職会議・OpenWorkのいずれも所在地表記で判別できます。この一手間を惜しむと、別会社の待遇や社風を自分の判断材料にしてしまうことになります。

プリントネットの公式データ一覧(有価証券報告書ベース)

本記事で扱う公式数値を一覧で確認できます。公式情報として、最新の正確な数値は公式IRページで再確認してください。なお同社は2021年8月期に決算期を10月末から8月末へ変更しており(第36期は10カ月決算)、過去データとの単純比較には注意が必要です。

項目内容
平均年間給与426万円(第40期・2025年8月31日現在)
平均年齢38.0歳(第40期・2025年8月31日現在)
平均勤続年数8.4年(第40期・2025年8月31日現在)
従業員数256名(正社員等・単体/ほかにパート等の臨時従業員55名)
売上高92億1,300万円(2025年8月期・前期比1.0%減)
営業利益5億6,300万円(2025年8月期・前期比25.5%増)
経常利益5億6,500万円(前期比24.0%増)
当期純利益4億3,300万円(前期比105.7%増/特別利益に保険解約返戻金1億500万円を含む)
自己資本比率55.6%
本社・拠点本社・カスタマーセンター(鹿児島市)/東京西第一・第二工場(山梨県上野原市)/九州工場(鹿児島県姶良市)
上場区分東証スタンダード市場/名証メイン市場(2025年8月28日重複上場)
出典第40期(2025年8月期)有価証券報告書「従業員の状況」(EDINET由来XBRLをIRBANK・日本経済新聞NKDで確認)/2025年8月期 決算説明並びに中期経営計画資料(2025年10月24日)

出典レベルについて正直に補足します。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数の4項目は、EDINETに提出された有価証券報告書のXBRLデータを、IRBANKと日本経済新聞NKDの2媒体で照合し、数値が一致することを確認したものです。有報PDF本体の該当ページ原文までは直接閲覧していないため、本記事では「有報XBRLベース(IRBANK・日経で確認)」という位置づけで扱います。正確を期す場合はEDINETで原本をご確認ください。

プリントネットの平均年収426万円の中身|5年で約73万円上昇した理由

年収を見るときに最も大事なのは、金額そのものより「その平均が誰の平均か」です。プリントネットはこの点で読み解きやすい会社です。順を追って整理します。

有報の平均年間給与は426万円(第40期・単体256名)

有価証券報告書によると、第40期(2024年9月1日〜2025年8月31日)時点の平均年間給与は426万円、平均年齢38.0歳、平均勤続年数8.4年、従業員数256名です(公式情報)。

ここで重要なのが、同社が子会社を持たない単体事業会社だという点です。持株会社や連結子会社を多数抱えるグループでは、有報に載る「提出会社」の平均年収が本社スタッフだけの数字になり、現場社員の実感と大きくずれることがあります。プリントネットの場合はその構造がありません。426万円という数字には、本社スタッフ・カスタマーセンター・鹿児島と山梨の工場現場までが同じ母集団に含まれています。つまり、求人票で提示される条件との乖離が比較的小さい、貴重なケースだと言えます。

5年間の推移|353.1万円→426万円、勤続5.3年→8.4年

単年の数字より、推移のほうが会社の方向性を教えてくれます。有報ベースで5年前と比較すると次のようになります(公式情報)。

項目2020年10月期第40期(2025年8月期)変化
平均年間給与353.1万円426万円約73万円の増加
平均年齢34.6歳38.0歳3.4歳の上昇
平均勤続年数5.3年8.4年3.1年の伸長
従業員数279名256名23名の減少

この4つの数字はセットで読むと意味が見えてきます。従業員数を23名減らしながら、平均給与を約73万円引き上げているという構図です。会社は決算説明資料で工場の自働化・省人化を進めている旨を明言しており、人手を減らして生産性を上げ、その原資を賃金に回す方向で動いていると読めます(推定情報:配分の意図そのものは開示されていないため、数字からの解釈です)。平均勤続年数が5.3年から8.4年へ伸びている点も見逃せません。新規採用を絞れば自動的に勤続年数は伸びるため単純には評価できませんが、少なくとも「入っても数年で全員が入れ替わる」という状態ではないことを統計値は示しています。

口コミの平均年収349万円との差は「母集団の違い」で読む

口コミ傾向として、エン カイシャの評判では平均年収349万円(回答者の平均年齢33歳ベース)という数字が掲載されています。有報の426万円と約77万円の開きがありますが、これはどちらかが間違っているという話ではありません。

  • 有報の426万円:2025年8月31日現在の在籍者256名全員の平均(平均年齢38.0歳)
  • 口コミの349万円:回答した一部の社員・元社員の自己申告値(平均年齢33歳)

母集団の年齢が5歳違えば、年功的な要素が残る企業では数十万円の差が出ておかしくありません。加えて口コミ回答者は在籍年数の短い層や退職者に偏りやすい傾向があります。年収を判断するときは、有報の426万円を基準線に置き、口コミの349万円は「20代〜30代前半の実感値の目安」として重ねて見るのが実務的です(推定情報)。

手当・賞与については、口コミ傾向として賞与年2回・昇給年1回のほか、勤続給、資格手当、通勤手当、住宅手当、禁煙手当といった項目に言及があります。日本経済新聞NKDには初任給185,000円という掲載がありますが、基準年度が明示されていないため、応募時には必ず求人票と労働条件通知書で最新条件を確認してください。なお絶対水準としては、印刷業界の大手企業と比べると下回る可能性が高いと考えられます(推定情報)。一方で、鹿児島県・山梨県という勤務地の生活コストを踏まえた実質的な可処分所得で見ると、印象は変わり得ます。

そしてこの5年の賃上げは偶然ではなく、会社が計画として掲げているものでもあります。2025年10月24日公表の中期経営計画(2026年8月期〜2030年8月期)では、4本柱の一つに「人材育成投資」が置かれ、その内容として若手採用の促進、賃金アップと労働環境改善による離職率の低減、ベテラン社員の技術継承が明記されています(公式情報)。会社自身が離職を課題として認識し、対策を経営計画に書き込んでいる点は、後述する口コミの傾向と照らすと「課題が指摘されており、会社もそれを認めて手を打っている途中」という段階にあると整理できます。この施策が実際に処遇へ反映されているかを面接で具体的に確認するのが有効です。

勤務地は鹿児島市・姶良市加治木・山梨県上野原市|求人の実像とローカル転職の視点

プリントネットの求人を考えるうえで、年収以上に決定的なのが勤務地です。全国どこでも応募できる会社ではありません。ここを理解しないまま応募すると、選考の途中で条件が合わないことに気づくことになります。

拠点は実質2エリア|鹿児島県と山梨県上野原市

公式IRによると、拠点構成は次のとおりです(公式情報)。

  • 本社・カスタマーセンター:鹿児島県鹿児島市(2022年9月に城南町へ移転)
  • 九州工場:鹿児島県姶良市(最寄りエリアが加治木。検索サジェストに「プリントネット 加治木」が出るのはこのため)
  • 東京西第一工場・東京西第二工場:山梨県上野原市
  • 九州第二工場(仮称):鹿児島県姶良市に建設中。投資総額35億円、2026年の操業開始予定

ここで誤解しやすいのが「東京西工場」という名称です。名前に東京が入っていますが、所在地は山梨県上野原市です。上野原市は中央本線・中央自動車道で東京都心方面と結ばれた立地ですが、勤務地としては山梨県であり、東京都内への通勤圏として考えるかどうかは通勤時間の実測が必要です。求人検索で「東京西工場」を東京都内の勤務地だと思い込まないよう注意してください。

採用の母集団は小さい|全国区の求人ではないという事実

従業員数256名(ほかにパート等55名)という規模から分かるとおり、採用枠は決して大きくありません。中途採用の公開求人も、時期によってはカスタマーサービスセンター(鹿児島)と社内SE(山梨)といった数職種にとどまることがあります(推定情報:求人の公開状況は時期により変動するため、最新は公式採用ページで確認してください)。

この「母集団が小さい」という事実は、転職検討者にとって両面の意味を持ちます。

  • ネガティブ面:常時大量に募集している会社ではないため、希望職種の枠が開いていない時期には応募機会そのものがない。転職活動の軸をこの1社に置くのはリスクが高い
  • ポジティブ面:鹿児島県内で東証・名証に上場している企業という選択肢自体が限られるため、地元でのキャリア形成を望む人には希少性の高い受け皿になり得る

実際、「プリントネット 鹿児島」「プリントネット 上野原」「プリントネット 加治木」といった地名との複合検索が一定量存在し、地域内での認知が採用の入口になっている構造がうかがえます。全国から人を集める前提の会社ではありません。

職種ごとに求められるものが大きく違う

同社は「Web受注」と「自社工場での製造」という性格の異なる機能を1社で抱えているため、職種によって仕事の内容と身につくスキルが大きく分かれます(推定情報:公開求人と事業構造からの整理です)。

  • 製造・印刷オペレーター/後加工:オフセット枚葉印刷機の運転、断裁・製本・梱包発送。交代勤務や繁忙期の稼働、紙の運搬といった身体的負荷は業界共通の論点
  • 生産管理・工程管理:機械の稼働率を上げることが原価優位に直結するため、数字で語れる人材が評価されやすい
  • カスタマーセンター(鹿児島):顧客の約7割が印刷会社・デザイン会社であるため、データ不備や仕上がりに関する技術的なやり取りが中心
  • 社内SE・情報システム(山梨):受注処理・データチェック・面付の自動化が競争力の源泉であり、印刷現場の知識とITを橋渡しできる人材の希少性が高い

業界全体として、印刷の現場知識とシステム・データ・自動化の知見を併せ持つ人材は不足しています。同社で「工場の自働化を進める側」に回れるポジションを取れれば、社外でも通用する専門性になり得ます(推定情報)。逆に、前工程(企画・デザイン・提案営業)の経験を積みたい人にとっては、そもそもその機能を持たない会社である点が制約になります。

業績の読み方|売上92.1億円は減収でも営業利益は25.5%増

プリントネットの直近決算は、一見すると「減収」です。しかし中身を見ると、売上を意図的に手放して利益率を取りに行った結果であることが分かります。この読み違えは企業の安定性評価を大きく歪めるので、丁寧に見ていきます。

減収の中身|大口得意先を5.7億円減らし、非大口を4.7億円積み増した

決算説明資料によると、2025年8月期(第40期)の実績は次のとおりです(公式情報)。

  • 売上高:92億1,300万円(前期比1.0%減)
  • 営業利益:5億6,300万円(前期比25.5%増、期初計画比9.0%増)
  • 経常利益:5億6,500万円(同24.0%増)
  • 当期純利益:4億3,300万円(同105.7%増。特別利益に保険解約返戻金1億500万円を含む)
  • 売上総利益率:22.7%(前期比1.4ポイント改善)/EBITDA:10億4,900万円(同9.1%増)

減収の内訳が明快です。代理店契約先である大口得意先向けの印刷売上は26億4,600万円で前期から5億6,900万円減少した一方、大口以外の顧客向けは64億1,900万円で4億7,200万円増加しています。会社は「売上より利益率重視」への方針転換を明言しており、採算の薄い大口取引を絞って、粗利の取れる顧客を積み増した構図です。その結果が粗利率1.4ポイント改善と営業利益25.5%増につながっています。

プリントネットの減収は、方針転換の効果が数字で追える珍しいケースです。売上高は2023年8月期96億2,900万円、2024年8月期93億600万円、2025年8月期92億1,300万円と3期にわたり微減が続いていますが、この間に利益は改善している、というのが正しい理解です。転職検討者にとっては、経営が価格競争から距離を取ろうとしているシグナルとして読めます。

過去にはコロナ禍で2期連続の経常赤字を計上している

好材料だけを見るのは危険なので、赤字期も明記します。2019年10月期と2020年10月期は、経常段階でそれぞれ39百万円・58百万円の赤字を計上しています(公式情報)。コロナ禍でイベント・販促需要が消失した局面であり、チラシ・ポスター・パンフレットといった商材を主力とする印刷ECにとって直撃となる環境でした。

この事実は、同社の事業が販促需要という景気敏感な需要に紐づいていることを示しています。現在は自己資本比率55.6%、フリーキャッシュフロー12億7,300万円と財務は安定していますが、需要が急減する局面での耐性は過去に一度試されている、という前提で見るのが公平でしょう。

35億円の九州第二工場投資と、東証スタンダード上場維持基準

今後を見るうえで、押さえるべき論点が2つあります(いずれも公式情報)。

1つ目は九州第二工場への35億円投資です。2026年の操業開始予定で、九州の生産キャパシティを約20億円規模から約40億円規模へ倍増させる計画です。中期経営計画(2026年8月期〜2030年8月期)では2030年8月期に売上高122.5億円・営業利益10.56億円・営業利益率8.6%(営業利益CAGR13%)を掲げ、2026年8月期の通期予想も売上98億6,700万円(7.1%増)・営業利益6億2,000万円(10.2%増)と拡大局面への転換を打ち出しています。一方で、純資産41.7億円という自己資本規模に対して35億円という投資額は小さくなく、需要が計画どおり伸びなければ減価償却負担が利益を圧迫する構造である点は推定情報としてリスク要因に数えるべきです。なお2026年8月期第3四半期累計の売上は68億9,600万円(前年同期比0.3%減)で、通期計画に対しては下期偏重の進捗です。

2つ目は上場維持基準です。東証スタンダード市場は流通株式時価総額10億円以上を求めていますが、同社は2023年8月末に10.19億円、2024年8月末には9.12億円と基準を下回っていました。適合計画に基づく取り組みの結果、2025年8月末には12.55億円へ回復し全4項目に適合したことを会社が開示しています。2025年8月の名証メイン市場への重複上場も、流動性向上の文脈で理解できる動きです。時価総額数十億円規模の小型株であるため、株価次第で再び基準に接近する可能性はゼロではありません(推定情報)。「上場企業だから絶対に安泰」ではない、という前提は持っておくべきでしょう。

プリントネットの評判・口コミ傾向|母数の少なさを前提に読む

口コミを読む前に、必ず押さえてほしい事実があります。プリントネットの社員口コミは、そもそも件数が非常に少ないということです。

まず「口コミの件数が少ない」という事実を直視する

主要サイトの掲載件数は、転職会議が38件、エン カイシャの評判が15件(正社員回答)、OpenWorkは項目により5〜14名の回答、就活会議の退職理由・離職率カテゴリは4件程度です。従業員256名の企業としては妥当な水準ですが、統計として扱うには小さすぎる母数であり、1件の強い投稿がスコアや印象を大きく動かします。特定の職種・時期・上司との関係で書かれた1件が、あたかも会社全体の傾向であるかのように見えてしまうのです。以下は、この前提を踏まえた口コミ傾向として読んでください。

スコアと定量指標|労働時間・有給は悪くない

OpenWorkの総合スコアは3.02(業界内で上位39%)です。内訳は待遇面の満足度3.2、風通しの良さ3.2、社員の相互尊重3.0、20代成長環境3.1で、極端に低い項目がない代わりに突出して高い項目もない、という分布です。定量指標では月間残業24.7時間、有給消化率84.4%、女性労働者比率19%が示されています。

エン カイシャの評判では総合2.9点で、休日・休暇満足度78%、職場人間関係満足度68%、勤務時間納得度67%、年収納得度50%、月間残業34時間という数字が並びます。項目別で最も低いのが「経営陣の手腕」2.5点と「実力主義」2.7点、最も高いのが「20代成長環境」3.2点です。2サイトで残業時間に開きがあるのは(24.7時間と34時間)、母数の小ささと回答者の職種構成の違いによるものと考えられます(推定情報)。共通して言えるのは、有給の取得しやすさが相対的に評価されている一方、経営に対する納得感が低めに出ているという傾向です。

評価されている点と、課題として挙がっている点

両面を並べます(いずれも口コミ傾向であり、断定ではありません)。

評価されている点課題として挙がっている点
有給が取りやすく、休日・休暇の満足度が高いという声ワンマン経営で、経営陣と社員の間に距離を感じるという声
産後復帰の支援があり、女性が働き続けやすいという声離職率が高いという指摘(勤続の長い社員の退職に言及するものも)
工場勤務は技術が身につけば自分のペースで働けるという声評価制度が不透明で、正当な評価が得られにくいという声
賞与年2回・昇給年1回、勤続給・資格手当・住宅手当などの制度キャリア開発の仕組みが十分でないという声
20代の成長環境は2サイトとも相対的に高いスコア納期に間に合わせるため、残業なしでは回りにくい時期があるという声

ここで押さえたい重要な整合ポイントが2つあります。

1つは「ワンマン経営」という指摘と資本構成の整合です。有価証券報告書によると、筆頭株主はPNコーポレーション(2025年2月28日現在41.36%、2025年8月時点では従業員株式交付信託向けの自己株式処分もあり約39.3%)、第2位が代表取締役会長兼社長の小田原洋一氏で約14.5%、上位10株主の持株比率合計は70.44%です。創業家による保有比率が高く、意思決定が経営トップに集中しやすい株主構成であること自体は、開示から確認できる事実です。口コミの体感と資本構成は、少なくとも矛盾しません。ただしこれは「良い・悪い」の話ではなく、意思決定が速い会社である可能性と、現場の声が通りにくいと感じる可能性の両方を含みます(推定情報)。

もう1つは離職率が高いという声と、勤続年数8.4年という統計値のズレです。有報上の平均勤続年数は5年前の5.3年から8.4年へ大きく伸びています。この食い違いは、口コミの投稿者が退職者や在籍期間の短い層に偏りやすいという構造的バイアスで説明できる可能性があります(推定情報)。同時に、会社自身が中期経営計画で「賃金アップと労働環境改善による離職率低減」を掲げていることも事実です。課題として現に存在し、会社も認めて対策を打っているという理解が、最もフェアな読み方だと考えられます。

ネット印刷通販業界の中での立ち位置と将来性

「印刷業界は斜陽」という一言でまとめると、判断を誤ります。縮む市場の中で、印刷ECだけは伸びているというのがこの業界の実像だからです。

市場は縮小、しかし印刷ECは逆行して成長している

国内印刷産業の出荷額は2003年の約7.4兆円から2024年には約4.98兆円へ、事業所数は約3.5万から約1.28万へ、従業者数も約39万人から約23.5万人へと長期縮小が続いています。一方でネット印刷通販は逆行して伸びており、2025年時点でラクスル(印刷事業約471億円)とプリントパック(約422億円)の2社だけで1,000億円を超え、グラフィックやプリントネットを加えると1,500億円規模とされます。

つまり、市場全体が縮むなかでWeb受注・自動化・工場集約に振り切った少数のプレイヤーへ需要が集中する構図です。プリントネットの成長戦略の中核が「中小印刷会社のファブレス化支援」であることは、この構造に対応しています。転職先としての将来性を評価する際は、「印刷業界だから不安」ではなく「この会社が集中を受ける側にいるかどうか」で見るべきでしょう(推定情報)。

ただし逆風もあります。用紙・インキ・版材・エネルギー・物流費・労務費が同時に上昇しており、日本印刷産業連合会は2026年1月に発注者向けの文書を出すほどの状況です。にもかかわらず印刷ECは価格を比較されやすく、プリントパックは2025年10月に大幅な値下げを実施しました。コスト高と価格競争の板挟みは業界共通の懸念であり、プリントネットが売上を捨てて利益率を取りに行ったのは、この板挟みへの一つの解答と読めます。

主要プレイヤーとの比較|モデルの違いが働き方の違いになる

読者が実際に比較検討しそうな印刷EC各社を、転職の観点で整理します。平均年間給与は非上場企業では有価証券報告書による開示がないため、横並びの比較はできません。ここではビジネスモデルと開示状況の違いを軸にします(推定情報を含みます)。

企業名上場区分ビジネスモデル平均年間給与の開示転職時に見るべき観点
プリントネット(7805)東証スタンダード/名証メイン鹿児島・山梨の自社工場で刷る一貫型。約7割がBtoB受託有報で開示(第40期426万円)製造・生産管理・カスタマーセンター中心。勤務地が2エリアに限定される
ラクスル(4384)東証グロース自社工場を持たないシェアリングプラットフォーム型。提携印刷会社の空き時間を活用有報で開示(本記事では未検証のため数値を記載せず)IT・プロダクト・マーケティング色が強い。プリントネットとはモデルが正反対
プリントパック(京都・非上場)非上場自社工場型・低価格路線。印刷通販国内最大手クラス非上場のため有価証券報告書での開示なしプリントネットと最も直接競合。2025年10月に大幅値下げを実施
グラフィック(京都・非上場)非上場品質・商品バリエーション重視の路線非上場のため有価証券報告書での開示なしオリコン顧客満足度調査2026で2年連続4度目の総合1位
東京カラー印刷(大阪・非上場)非上場中小事業者向けに価格・納期を訴求非上場のため有価証券報告書での開示なしオリコン顧客満足度調査2026で総合3位

この表で最も重要なのは、ラクスルとプリントネットはビジネスモデルが正反対だという点です。ラクスルは自社工場を持たず、提携印刷会社のネットワークを最適配分するプラットフォーム企業。対してプリントネットは自社工場で刷り切る一貫型です。「ネット印刷に転職したい」という漠然とした志望動機だと、この違いを説明できずに面接で詰まります。IT・プロダクト側に行きたいのか、製造・オペレーション側で専門性を積みたいのかを先に決めることが、この業界での企業選びの分岐点です。

なお印刷・グッズEC群という括りでは、オリジナルグッズのプリントECを手がける株式会社イメージ・マジック(7793)も比較対象になり得ます。オンデマンドの小ロット・グッズ領域が主戦場で、プリントネットが2024年7月に立ち上げた「プリントネットウェア」と重なります。オフセット主体の紙媒体印刷とオンデマンド主体のグッズ印刷では身につく設備知識が異なるため、併せて検討する価値があります。

プリントネットへの転職が向いている人・向いていない人

ここまでの公式情報・口コミ傾向をふまえ、適性を整理します(推定情報を含みます)。年収426万円という水準と、鹿児島・山梨という勤務地、そして「後工程特化の製造業」という実態の3点が、適性を分ける主な軸になります。

向いている人向いていない人
鹿児島県または山梨県上野原市エリアで、腰を据えて働く前提がある人首都圏・関西圏での勤務や、全国転勤によるキャリア形成を望む人
製造業の現場・生産管理・工程改善に価値を感じ、稼働率や歩留まりを数字で語れる人企画・デザイン・校正といった前工程や、提案型の法人営業の経験を積みたい人
印刷の現場知識とIT・自動化を橋渡しするポジションを狙いたい人Web系・IT企業的な働き方やプロダクト開発を期待している人
有給の取りやすさなど、労働時間面の安定を重視する人成果に応じた大幅な昇給や、明確な実力主義の評価制度を求める人
意思決定の速いオーナー系企業の環境を許容できる人ボトムアップの合意形成や、経営との距離の近さより制度の透明性を重視する人
上場企業としての開示の透明性を重視しつつ、地方で働きたい人大手印刷会社水準の年収レンジを最優先条件にしている人

編集部の見解として整理すると、プリントネットは「地方に軸足を置いたまま、上場企業の開示水準と製造業の専門性の両方を取りにいける会社」という位置づけになると考えられます。年収426万円という水準は突出したものではありませんが、5年で約73万円上昇した実績と、中期経営計画に賃上げが明記されている点は、他の中小型上場メーカーと比べても具体性があります。一方で評価制度の透明性やキャリア開発については口コミで課題が挙がっており、面接段階で「等級制度はあるか」「評価のフィードバックはどう行われるか」を確認したいところです。勤務地が限定される以上、入社後に環境が合わなかったときの選択肢が地域内で限られる点も、あらかじめ織り込んでおくべきでしょう。

プリントネットに関するよくある質問(FAQ)

プリントネットへの転職・就職を検討する人からよくある質問と回答をまとめました。検索されている疑問のうち、転職判断に関係するものに絞っています。

プリントネットの勤務地はどこですか?希望は出せますか?

公式IRによると、拠点は本社・カスタマーセンター(鹿児島県鹿児島市)、九州工場(鹿児島県姶良市・加治木エリア)、東京西第一工場・東京西第二工場(山梨県上野原市)です。2026年操業開始予定の九州第二工場も姶良市に建設中です。実質的に鹿児島県と山梨県上野原市の2エリアに集約されており、募集は原則として職種ごとに勤務地が固定されていると考えられます(推定情報)。拠点間異動の有無や条件は求人票に明記されないことが多いため、面接時に確認してください。

「東京西工場」は東京都内にあるのですか?

いいえ、名称に「東京西」と付いていますが、所在地は山梨県上野原市です(公式情報)。上野原市は中央本線・中央自動車道沿線ですが、東京都心からの通勤を前提に考える場合は実際の通勤時間を必ず確認してください。求人サイトの検索結果で東京都内の勤務地だと誤認しないよう注意が必要です。

平均年収426万円には工場勤務の社員も含まれていますか?

含まれています。有価証券報告書によると、第40期(2025年8月期)の平均年間給与426万円は、従業員256名を母集団とした数値です(公式情報)。同社は子会社を持たない単体事業会社のため、持株会社のように「本社スタッフだけの平均」になる構造がなく、本社・カスタマーセンター・工場現場が同じ母集団に含まれます。そのぶん現場実態との乖離は小さいと考えられます。なおエン カイシャの評判に掲載されている平均年収349万円は回答者の平均年齢が33歳と若く、母集団が異なる点に注意してください(口コミ傾向)。

コンビニの「ネットプリント」やプリントパックと関係がありますか?

いずれも関係ありません。セブン‐イレブンなどの「ネットプリント」はコンビニのマルチコピー機向け印刷サービスです。「プリントパック」は京都府の非上場企業で、同じ印刷通販業界の競合ではあるもののまったくの別会社であり、2017年の死亡労災事故とその後の労働組合との係争(2019年に和解)はプリントパックの事案です。「ネットプリントジャパン」も別法人です。口コミサイトを見る際は、証券コード7805・本社が鹿児島県鹿児島市であることを確認してください。

未経験から印刷オペレーターに転職できますか?

求人の募集要件は時期により変動するため、公式採用ページで最新情報を確認してください。一般論として、印刷ECの工場は受注から面付までを自動化して機械の稼働率を上げる設計になっており、オペレーターに求められるのは属人的な職人技よりも設備を安定稼働させる運用力である傾向があります(推定情報)。口コミ傾向としても「技術が身につけば自分のペースで働ける」という声があり、未経験からの入口が完全に閉じているわけではないと考えられます。ただし交代勤務や繁忙期の稼働、紙の運搬といった身体的負荷は業界共通の論点であるため、勤務シフトの実態は面接で必ず確認してください。

プリントネットへの転職判断まとめ

ここまでの内容を、判断軸ごとに整理します。最終的な判断は、求人票だけでなく自分の経験・適性も含めて確認しましょう。

判断軸評価
年収水準有報ベース426万円(第40期)。5年で約73万円上昇し、中期経営計画にも賃上げを明記。大手印刷会社の水準は下回る可能性(推定情報)
数字の信頼性単体事業会社のため平均年収の母集団が全社。持株会社型のような乖離がなく、実態を読みやすい
勤務地鹿児島県(鹿児島市・姶良市)と山梨県上野原市に限定。全国区の求人ではなく、地域内転職の色が強い
働き方有給消化率84.4%、月間残業24.7時間(OpenWork)と労働時間面は相対的に良好。繁忙期の残業に関する声はある(口コミ傾向)
評価・キャリア評価制度の不透明さ、キャリア開発の弱さを指摘する声(口コミ傾向)。ただし口コミ母数は38件程度と小さい
業績・安定性3期微減収だが利益率は改善。自己資本比率55.6%。過去にコロナ禍で2期連続経常赤字、2024年8月末に上場維持基準未達の時期あり
将来性縮小する印刷市場のなかで印刷ECは成長領域。35億円投資と5カ年中計で拡大局面。一方で価格競争とコスト高の板挟みは業界共通の構造
身につく専門性製造・生産管理・自動化運用・印刷技術。前工程(企画・デザイン・提案営業)の経験は積みにくい

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本記事の出典・参考情報

本記事で参照した一次情報・口コミ情報の出典は以下の通りです。最新の正確な数値は各リンク先で確認してください。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数は、EDINET提出の有価証券報告書に由来するXBRLデータをIRBANKと日本経済新聞NKDの2媒体で照合して確認したものであり、有報PDF原本の該当ページを直接閲覧したものではありません。

公式情報源

口コミ・評判の参照元

業績・業界データの参照元

  • プリントネット株式会社「決算説明並びに中期経営計画資料 2025年8月期」(2025年10月24日公表)
  • 名古屋証券取引所「新規上場会社概要」(2025年8月21日)
  • IRBANK(EDINETコード E34363・第40期有価証券報告書XBRL)/日本経済新聞 NKD(証券コード7805)
  • 印刷市場規模・事業所数の推移は経済産業省統計およびJAGAT印刷白書等の公表値に基づく業界共通データ
  • オリコン顧客満足度調査2026(ネット印刷通販部門)

免責事項:本記事の数値・評価は公式情報・口コミ集計・市場推定の3分類で示しており、口コミ傾向や推定情報は断定ではなく傾向・可能性として表現しています。最終判断は読者自身で公式IRおよび内定時の労働条件通知書で確認してください。

この記事の編集方針・情報の確認について

この記事は、公式公開情報(有価証券報告書・IR資料)、求人情報、口コミ傾向をそれぞれ分けて整理し、転職・就職判断に役立つよう編集しています。年収・平均年齢・従業員数などの中核データは有価証券報告書「従業員の状況」を一次情報として確認し、口コミ・推定情報とは明確に区別しています。また本記事では、社名が類似する別会社・別サービス(コンビニのネットプリント、プリントパック、ネットプリントジャパン)との混同を避けるため、該当箇所で明示的に切り分けています。記載内容は最終更新時点の公開情報にもとづきます。最新の正確な数値は各公式IRページでご確認ください。

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コロ助
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企業と転職サービスを、有価証券報告書などの一次情報から読んでいます。
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