企業

ダイト(4577)の評判と年収486万円|富山の原薬一貫生産メーカーの実像

コロ助

※本記事にはプロモーションを含みます。

この記事の結論

  • まず前提:4577のダイトは富山市の医薬品メーカー。ダイトロン(6885)とは無関係です
  • 年収:有報の平均年間給与は486万9,000円(第83期・単体)。2年連続の賃上げ実施
  • 業績:売上506億円は横ばい、営業利益は+38.8%。ただし利益率はピークの半分
  • 働き方:口コミは残業月13時間前後と少なめ、一方で評価・育成への不満が目立ちます

「ダイト」で検索すると、電子部品商社のダイトロン株式会社(6885)、港湾運送のダイトーコーポレーション、化学メーカーのダイトーケミックス、さらには外食の大戸屋や大東文化大学まで、まったく別の組織の情報が入り混じります。この記事が扱うのは、証券コード4577・東証プライム市場に上場する「ダイト株式会社」、富山県富山市八日町に本社を置く医薬品原薬・ジェネリック医薬品メーカー1社だけです。転職口コミサイトですら別会社のページが検索上位に混ざる社名のため、本記事ではまず会社の正体を確定させ、そのうえで有価証券報告書の実額・決算短信の業績・口コミの傾向を分けて整理します。年収486万9,000円という数字が何期のどの範囲を指すのか、営業利益が前期比+38.8%なのに「収益性は落ちている」と書かれるのはなぜか、富山の製薬会社に対する行政処分のニュースはダイトの話なのか——転職判断に直結する論点から順に確認していきましょう。

ダイト株式会社(4577)とはどんな会社か|原薬から製剤まで一貫生産する富山の医薬品メーカー

結論から言えば、ダイト株式会社は「原薬(API)と製剤の両方を自社で作れる」国内では希少なタイプの医薬品メーカーです。自社ブランドのジェネリック医薬品を売るメーカーであると同時に、他社ブランド品を請け負う受託製造(CMO/CDMO)事業者でもあり、その原料である原薬まで自前で持っています。転職検討者にとってこの構造が意味するのは、「プロセス化学(原薬合成)」と「製剤・GMP品質保証」という、通常は別会社に分かれている2つの経験を1社の中で積める可能性があるということです。

公式情報として、公式サイトの会社概要に記載されている基本プロフィールは次のとおりです。創業は1942年(昭和17年)6月、資本金は71億8,619万円(2026年5月末現在)、本社・本社工場は富山県富山市八日町326番地。代表取締役社長兼CEOは松森浩士氏(2024年8月就任)、取締役会長は大津賀保信氏です。東京証券取引所プライム市場に上場し、証券コードは4577、EDINETコードはE24187。連結売上高は約506億円規模で、医薬品セクターの中では中堅の位置づけになります。

混同されやすい「ダイト」系の別会社を先に切り分ける

この会社を調べるうえで最初にやるべきなのは、同名・類似名の企業を除外することです。検索結果や口コミサイトで見かける以下の企業は、いずれも4577のダイト株式会社とは資本関係のない別法人です。

  • ダイトロン株式会社(6885):電子部品・電子機器の商社。「年収」「評判」「就職難易度」などの求職キーワードで検索需要が大きく、最も混同されやすい会社です
  • ダイトーコーポレーション:港湾運送・物流の会社。「就職難易度」「年収」で検索されます
  • ダイトーケミックス:化学メーカー。「静岡工場」「大阪工場」「福井工場」といった拠点名で検索されます
  • ダイトウボウ:繊維系の会社。「上場廃止」というキーワードで検索されますが、4577とは無関係です
  • ダイト薬品:浄水器などを扱う別会社で、医薬品メーカーのダイトとは別法人です
  • ダイトゴム/クロダイト工業/大東建託パートナーズ/大戸屋/大東文化大学:業種そのものが異なります

実際に、大手口コミサイトでも「ダイト(医薬品)」と「ダイト(日用品)」のように別々の会社ページが並存しており、検索結果の上位に両方が表示されます。本記事で口コミを引用する際は、OpenWorkの「ダイト(医薬品)」(m_id=a0910000006HBYs)、エン カイシャの評判の企業ID 00171371424という、4577に対応するページの数値だけを使用しています。年収や評判を自分で調べる際も、必ずページ内に「富山県富山市」「医薬品」「4577」のいずれかが記載されていることを確認してください。

事業の4本柱|原薬・製剤・OTC・海外

ダイトの事業は大きく4つに分かれます。転職後に配属される可能性のある領域として、それぞれの中身を押さえておくと求人票の読み方が変わります。

  • 原薬事業:止血剤用原薬などを国内外の製薬会社に供給します。有機合成・プロセス化学の色が濃い領域で、第84期は主力の止血剤用原薬で物性トラブルと品目統合が発生し、前年同期比3億8,000万円の減収要因になりました
  • 製剤事業:自社ブランドのジェネリック医薬品(製造販売承認は約120品目)と、他社ブランド品の受託製造。第84期は自社ジェネリック・受託ともに堅調でした
  • OTC・ヘルスケア:一般用医薬品や健康食品。商品部門は商流の見直しによって減少しています
  • 海外事業:中国・安徽省合肥市の大桐製薬(中国)有限責任公司を軸に、千輝薬業(安徽)有限責任公司、安徽鼎旺医薬有限公司とグループを形成し、中国国内でも原薬から製剤までの一貫体制を構築中です

この4本柱に加え、2024年8月から第十製剤棟が商業生産を開始しています。設備投資が先行して減価償却費が利益を圧迫する局面を通過しているところで、今後は稼働率の上昇が利益のドライバーになる構造です(推定情報)。製造・生産技術・品質保証の求人が出やすい背景は、この設備投資サイクルにあると考えられます。

ダイトの公式データ一覧(有価証券報告書ベース)

本記事で扱う公式数値を一覧で確認できます。公式情報として、最新の正確な数値は公式IRページで再確認してください。なお給与・従業員データは第83期(2025年5月期)の有価証券報告書、業績データは第84期(2026年5月期)の決算短信と、対象期が1期ずれている点にご注意ください。ダイトは5月決算のため、8月末に前期分の有価証券報告書が提出される公表サイクルになっています。

項目内容
商号ダイト株式会社(Daito Pharmaceutical Co., Ltd.)
証券コード/市場4577/東京証券取引所プライム市場(医薬品)
本社所在地富山県富山市八日町326番地(本社・本社工場)
その他拠点下奥井工場(富山市下奥井二丁目3番5号)
創業/資本金1942年6月/71億8,619万円(2026年5月末現在)
代表者代表取締役社長兼CEO 松森浩士(取締役会長 大津賀保信)
平均年間給与486万9,000円(第83期・2025年5月期・提出会社単体)
平均年齢39.0歳(第83期・提出会社単体)
平均勤続年数10.8年(第83期・提出会社単体)
従業員数連結1,073名(ほか臨時42名)/単体847名(ほか臨時41名)(第83期)
売上高連結506億5,080万円(第84期・2026年5月期、前期比ほぼ横ばい)
営業利益36億3,700万円(第84期、前期比+38.8%)
経常利益/当期純利益38億1,200万円(+40.9%)/31億6,100万円(+65.7%)
営業キャッシュ・フロー93億7,000万円(第84期・過去最高)/EBITDA 80億2,000万円
自己資本比率72.2%(第84期末)
離職率・職種別年収有価証券報告書では開示されていない
出典第83期(2025年5月期)有価証券報告書「従業員の状況」/2026年5月期 決算短信(2026年7月10日)/公式サイト会社概要

ダイトの年収は486万9,000円|有報の推移と「2年連続賃上げ」で読む実額

年収の結論はシンプルです。有価証券報告書(第83期・2025年5月期)によると、ダイトの平均年間給与は486万9,000円、平均年齢39.0歳、平均勤続年数10.8年(いずれも提出会社=単体ベース)。プライム上場の製薬会社としては控えめに見える水準ですが、この数字には読み方の注意点が3つあります。順に見ていきましょう。

平均年収の推移|537万円のピークから10年で約50万円の低下

単年の数字だけでは判断を誤ります。有価証券報告書の記載値を並べると、次のような推移になっています(すべて提出会社・単体ベースの公式情報)。

決算期平均年間給与備考
2015〜2016年5月期約537万円直近10年のピーク
2018年5月期約511万円—
2021年5月期約506万円—
2022年5月期約491万円営業利益率はこの期が15.08%でピーク
2023年5月期約498万円—
2024年5月期約495万円—
2025年5月期(第83期)486万9,000円最新の提出済み有報

ピークの537万円から見ると10年で約50万円下がっており、金額としては漸減傾向です。ただしこれを「会社が給与を削ってきた」と単純に読むのは早計です。同じ期間に単体従業員数は2014年5月期の505名から2025年5月期の847名へ約1.7倍に増えており、若手の新規採用が増えれば平均値は構造的に下がります。平均年齢が過去10年おおむね37.5〜39.0歳のレンジで推移し、40歳台に上がっていかないのも、採用によって年齢構成が若く保たれてきたことの裏返しと考えられます(推定情報)。

「有報の486万円」は賃上げ前の数字である可能性が高い

転職検討者にとって最も重要なのはここです。会社は決算説明の場で、2年連続の思い切った賃上げ(前年7%、今期6%)を実施したと説明しています。有価証券報告書の平均年間給与は各期末時点で確定した支給実績にもとづくため、第83期(2025年5月期)の486万9,000円は、この賃上げの効果が完全には織り込まれていない数字ということになります。

仮に説明どおりの賃上げが平均給与にそのまま反映されるとすれば、単純計算で500万円台前半までは上振れする余地があります(推定情報。人員構成の変化や賞与水準によって実際の数値は変動します)。求人ボックスなどの二次的な年収情報サイトでは「平均年収495万円」といった、1期前の有報値をもとにした数字が掲載されていることがありますが、最新の提出済み有報の実額は486万9,000円(第83期)であり、かつ賃上げ後の数字は次期以降の有報で確認する必要がある——この時間差を理解しておくと、面接時の年収交渉でも判断を誤りにくくなります。

口コミベースの年収は471万円・438万円|有報との乖離が小さい

口コミ傾向としては、OpenWorkの「ダイト(医薬品)」ページで回答者ベースの平均年収471万円(レンジは386〜600万円、回答者の平均年齢34歳)、エン カイシャの評判では平均年収438万円(平均年齢32歳)と報告されています。

ここで注目したいのは、有報の486万9,000円(平均年齢39.0歳)と口コミの471万円(平均年齢34歳)が近接している点です。持株会社形態の企業では、有報の平均給与が本社機能の少人数を指し、現場社員の実感と大きく乖離することがよくあります。しかしダイトは持株会社ではなく、本社工場・下奥井工場という製造現場を自社で持つ事業会社であり、単体847名という母数には製造・品質管理の現場社員が含まれます。つまり有報の平均年収は、現場実態をおおむね反映していると判断できます(推定情報)。年齢差5歳分を考慮すれば、両者の数字はむしろ整合的です。

ただし注意点として、単体847名には中国子会社などの海外グループ会社(連結1,073名との差は226名)が含まれていません。海外拠点の待遇は有報の平均年間給与からは読み取れない点は押さえておきましょう。

職種別の目安と、転職時に確認すべきポイント

職種別の年収は有価証券報告書では開示されていないため、以下は公式平均値と口コミレンジ(386〜600万円)から逆算した推定情報です。断定はできませんので、必ず求人票と労働条件通知書で確認してください。

  • 製造オペレーター・設備保全(20〜30代):おおむね350〜450万円が目安。交代勤務手当の有無で幅が出ると考えられます
  • 品質管理・品質保証(QC/QA):おおむね400〜550万円が目安。GMP対応の経験年数が効きやすい領域です
  • 研究開発・製剤開発・プロセス化学:おおむね450〜600万円が目安。修士以上・合成経験者は上限寄りになる可能性があります
  • 管理職クラス:600万円超のレンジに入ると考えられますが、口コミの最高値が600万円である点から、突出した高額帯は限定的と見られます

面接・オファー面談で確認すべき項目は次の3つです。①賃上げ(前年7%・今期6%)が自分の等級・入社時提示額にどう反映されるのか、②賞与の支給実績(年2回・昇給年1回という口コミがあります)の直近3年分、③交代勤務や当直の有無と手当額。口コミで「給与等級はあるが基準が社内公開されていない」という指摘が繰り返し出ているため、昇給ルールを入社前に文書で確認しておく価値は高いといえます。

ダイトの評判・口コミ傾向|「法令順守3.7/人事評価2.5」に表れた強みと弱み

ダイトは、今回調べた医薬品セクターの中では珍しく口コミの母数が十分にある会社です。OpenWorkの「ダイト(医薬品)」は総合評価3.07(クチコミ114件)、エン カイシャの評判は総合3.3(口コミ144件・正社員26名回答)、転職会議38件、就活会議38件。数百件規模の大手には及びませんが、傾向を読むには足る件数です。

OpenWorkの項目別スコアを並べると、この会社の性格がはっきり出ます(口コミ傾向)。

評価項目スコア(5点満点)読み取れること
法令順守意識3.7GMPが効いた真面目な社風。項目中で最高評価
社員の相互尊重3.5人間関係のトラブルは相対的に少ない傾向
風通しの良さ3.2平均水準
待遇面の満足度2.9年収そのものより昇給の納得感が課題
社員の士気2.9—
人材の長期育成2.7育成の仕組みへの評価は低め
20代の成長環境2.6若手の成長機会は不足感がある
人事評価の適正感2.5項目中で最低。評価基準の不透明さが要因と見られる

評価されている点|残業13時間・福利厚生・コンプライアンス

口コミ傾向として、良い点は次のように集約されます。

  • 残業が少ない:OpenWorkの月間残業13.1時間、エン カイシャの評判でも13時間と、2つの独立した集計で近い値が出ています。有給消化率は65.5%
  • 休日・福利厚生が充実:社員寮や保養施設が格安で使えるという投稿が目立ちます。エン カイシャの評判では休日・休暇の納得度が82%と高水準
  • 生活コストが低い:富山勤務のため、同じ年収でも可処分所得の体感が首都圏とは異なるという声があります
  • コンプライアンス意識が高い:法令順守意識3.7というスコアと整合します
  • 残業代がきちんと出る:賞与年2回・昇給年1回で、サービス残業を強いられるという投稿は目立ちません

ここで一言、求職者の疑問に答えておきます。

求職者
求職者

残業13時間って、製薬メーカーの製造現場としては本当に少ないの?

月13時間は1日あたり40分程度の計算で、製造業の平均と比べても少なめの部類に入ります。ただしこれは口コミ回答者の平均値であり、部署や時期(薬事査察の対応期、新製品の立ち上げ期など)によって偏る可能性がある点は割り引いて読む必要があります(推定情報)。

不満として挙がっている点|昇給の不透明さと若手の成長機会

一方で、口コミ傾向として繰り返し指摘されている不満点は以下のとおりです。数字の裏づけがある項目とセットで見ると、どこがボトルネックなのかが見えてきます。

  • 昇給基準が社内公開されていない:給与等級は存在するものの基準が非公開で、昇給の見通しが立てにくいという指摘。人事評価の適正感2.5と直結します
  • 年功序列色が強い:成果が短期で処遇に跳ね返りにくいという声。平均勤続10.8年という定着の良さの裏面ともいえます
  • 20代の成長機会・長期育成が弱い:20代成長環境2.6、人材の長期育成2.7という低スコアと一致します
  • 女性の昇進が遅いという指摘が投稿に見られます
  • 派遣社員と正社員の業務が同じで、社員登用が進みにくいという指摘
  • GMP対応の厳格さが日常業務の負担:記録・逸脱管理・手順遵守が徹底されるぶん、書類作業の負荷は高くなります
  • 県内同業と比べて給与は「平均的」という社員自身の自己評価

編集部の見解として整理すると、ダイトの口コミは「働きやすさ(労働時間・福利厚生・コンプライアンス)は高評価、報われ方(評価・昇給・育成)は低評価」という非常にはっきりした二極構造になっています。これは「腰を据えて長く働きたい人には合うが、短期間で成果を出して処遇を上げたい人には物足りない」という適性の分岐をそのまま示していると考えられます。

口コミを読むときの最大の注意点

繰り返しになりますが、「ダイトロン」「ダイト工業」「ダイト薬品」「ダイトーコーポレーション」といった同名・類似名企業の口コミページが検索上位に混在します。特にダイトロン(6885)は年収・評判・就職難易度いずれのキーワードでも検索需要が大きく、意図せず別会社の口コミを読んでしまうリスクが高い状態です。本記事の数値はすべて4577のダイト(医薬品)に対応するページから引用しています。ご自身で調べる際も、企業ページの業種表示と所在地を必ず確認してください。

業績で読むダイト|売上506億円は横ばい、営業利益+38.8%でも利益率はピークの半分

転職先として最も気になる「会社は伸びているのか」への回答は、「利益は回復途上、ただし収益性はピークから大きく落ちたままで、まだ半分程度しか戻していない」です。良い面と厳しい面の両方を数字で確認します。

第84期(2026年5月期)の実額とセグメント動向

2026年7月10日公表の決算短信によると、第84期の連結業績は次のとおりです(公式情報)。

  • 売上高:506億5,080万円(前期比ほぼ横ばい)
  • 営業利益:36億3,700万円(前期比+38.8%)
  • 経常利益:38億1,200万円(同+40.9%)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益:31億6,100万円(同+65.7%)
  • EBITDA:80億2,000万円/営業キャッシュ・フロー:93億7,000万円(過去最高)
  • 総資産:732億9,100万円(前期比▲6.04%)/純資産:529億3,800万円(同+1.67%)

売上が横ばいで利益が大きく伸びたのは、売上構成と原価の改善が効いたためと読めます。セグメント別に見ると、原薬事業は主力の止血剤用原薬で物性トラブルと品目統合が発生し前年同期比3億8,000万円の減収、製剤・受託製造は自社ジェネリックと受託がともに堅調、商品は商流の見直しで減少、という動きでした。主力原薬でトラブルが起きても全体で増益を確保できた点は、事業ポートフォリオが分散していることの証左といえます(推定情報)。

営業利益率15.08%→5.17%→約7.2%という現実

ここが本記事で最も重要な分析です。増益率+38.8%という見出しだけを見ると絶好調に見えますが、利益率の水準で見ると評価は変わります。

決算期営業利益率局面
2022年5月期15.08%直近のピーク
2025年5月期5.17%薬価改定・原材料高で大幅に低下
2026年5月期(第84期)約7.2%回復途上。ピークの半分未満

つまり、+38.8%の増益は「落ち込んだ水準からの戻り」であって、ピーク時の稼ぐ力を取り戻したわけではありません。背景には医薬品業界共通の構造問題があります。2026年度の薬価改定は薬価ベースで約1.22%の引き下げとされ、中間年改定の在り方をめぐる議論も続いています。長期収載品の薬価適正化が進む一方、不採算品再算定のルール変更が個社の収益に大きく響く局面です。ダイトの決算説明でも「ドパコール配合錠」が不採算品再算定から3年連続で除外されたことが説明されており、薬価乖離と安定供給確保カテゴリからの除外が要因とされています。加えて、中東情勢による原油・ナフサ価格の高騰継続を会社自身がリスクとして挙げています。

転職判断への含意:賞与や昇給の原資は最終的に利益から出ます。利益率がピークの半分という状態は、大幅な処遇改善が全社一律で続く前提を置きにくいことを意味します。それでも2年連続の賃上げに踏み切っている点は、人材確保を優先する経営判断と読めますが、業績が再度悪化した場合の継続性は不確実です(推定情報)。

財務の安全性は高い|自己資本比率72.2%・営業CF過去最高

収益性とは対照的に、財務の安全性は高水準です。第84期末の自己資本比率は72.2%、営業キャッシュ・フローは93億7,000万円で過去最高、当期純利益も31億6,100万円の黒字です。ROEは約5.98%と資本効率の面では控えめですが、2026年5月13日決議で自己株式1,242,000株(16億2,600万円)を同年5月29日付で取得しており、資本効率の改善にも動いています。

継続企業の前提(ゴーイングコンサーン)については、GC注記も「継続企業の前提に関する重要事象等」の記載も確認できなかったというのが調査結果です。自己資本比率72.2%、営業CF過去最高、純利益黒字という財務内容もGC疑義とは整合しません。ただし決算短信PDF本文の該当文言を直接目視できていないため、断定は避けます。重視する方は決算短信の該当ページでご自身で最終確認してください。

人員面でも縮小の兆候は見当たりません。単体従業員数は2014年5月期の505名から2025年5月期の847名へ10年で約1.7倍に増えており、さらに公式会社概要では2026年6月1日現在で単体987名と記載されています。この増加は2025年6月に完全子会社の大和薬品工業(富山市/医療用医薬品原薬製造)を吸収合併したことによるものとみられますが、合併と単体人員増の因果関係は公表資料で明示されていないため推定です。会社公表の希望退職・早期退職募集の適時開示も、報道ベースの人員削減情報も見当たらず、人員削減は「確認できなかった」というのが本記事の結論です。

富山の製薬会社をめぐる行政処分報道とダイトの関係を切り分ける

「富山 製薬」で検索すると、2020〜2021年に相次いだジェネリック医薬品の不正製造事案が上位に出てきます。これらとダイトの関係について、事実だけを整理します。

事案会社名・所在地時期・内容ダイトとの関係
ジェネリック不正製造小林化工(福井県)2021年2月・福井県が業務停止命令資本関係のない別法人
ジェネリック不正製造日医工(富山県)2021年3月・富山県が業務停止命令資本関係のない別法人
製造管理の不備北日本製薬(富山県)2021年9月・富山県が業務停止命令資本関係のない別法人
製造管理の不備中新薬業(富山県)2022年3月・36日間の製造停止資本関係のない別法人

いずれもダイト株式会社とは別会社です。同じ富山県内、同じジェネリック医薬品という共通点から連想されやすいものの、資本関係はありません。

ダイト自身について調べた結果は次のとおりです(公式情報および公的公表資料ベース)。

  • ダイト株式会社を名宛人とする業務停止命令・業務改善命令・課徴金納付命令・措置命令は、富山県の公表資料・報道・各種データベースのいずれでも確認できなかった
  • PMDA(医薬品医療機器総合機構)の医薬品回収情報(2024年度・2025年度のクラスI/クラスII)にも、「ダイト」名義の回収は確認できなかった

ただし、ここで正確に書いておかなければならない留保があります。ダイトは受託製造(CMO)の比率が高く、受託品の回収は製造販売元(=委託元企業)の名義で公表されます。したがって、PMDAの回収リストにダイトの名前が出ていないこと自体は、「品質上の問題が一切なかった」ことの証明にはなりません。この点は誤解が生じやすいため、事実として明示しておきます。

なお、検索過程で「ムヒのこども解熱鎮痛顆粒」の自主回収(2024年6月)がダイトの案件であるかのように要約された検索結果が見られましたが、当該製品の製造販売元は池田模範堂であり、ダイトが関与したという一次情報は確認できなかったため、本記事では関連づけません。

転職判断への含意:GMP対応の厳格さを「日常業務の負担」と感じる口コミがある一方で、法令順守意識のスコアが3.7と項目中最高であることは、この業界で働くうえでの安心材料と読めます(推定情報)。品質管理・品質保証のキャリアを積む場としては、コンプライアンスの土台が効いている環境と考えられます。

医薬品セクター5社の実額比較|規模・収益性・平均年収を並べて見る

ダイトの立ち位置を把握するため、証券コードが近い医薬品セクター5社を実額で並べます。決算期が各社で異なる(ダイトのみ5月期、他4社は12月期)ため、年度を明記しています。数値はいずれも公式情報ですが、ビジネスモデルが根本的に異なる会社が混在している点に注意してください。

企業名(コード)売上高/事業収益営業利益従業員数(連結/単体)有報の平均年間給与
ダイト(4577)506億5,080万円
2026年5月期
36億3,700万円
(+38.8%)
1,073名/847名486万9,000円
2025年5月期
大塚ホールディングス(4578)2兆4,688億9,000万円
2025年12月期
4,793億8,000万円37,758名/224名約1,000万円
2025年12月期
ラクオリア創薬(4579)39億7,900万円
2025年12月期
4億8,300万円85名/64名約755万円
2025年12月期
シンバイオ製薬(4582)13億800万円
2025年12月期
営業損失44億4,000万円91名/86名約1,375万8,000円
2025年12月期
カイオム・バイオサイエンス(4583)5億9,300万円(非連結)
2025年12月期
営業損失9億8,000万円49名約767万6,000円
2025年12月期

この表から読み取れることを3点に整理します。

  • 平均年収の額面だけを比べても意味がない:大塚ホールディングスの単体224名は純粋持株会社の本社機能で、連結37,758名の大多数はこの平均給与の母数に入っていません。同じことはシンバイオ製薬(単体86名の研究開発型企業)にも当てはまります。ダイトの847名は工場を含む事業会社の母数であり、比較の性質がそもそも違います
  • 黒字で稼いでいる会社は限られる:この5社のうち営業黒字はダイト・大塚HD・ラクオリア創薬の3社で、シンバイオ製薬とカイオム・バイオサイエンスは営業損失を計上しています。とりわけシンバイオ製薬は継続企業の前提に関する注記があり、2026年6月末で債務超過となっています。研究開発型バイオベンチャーは平均年収が高く出やすい一方、事業の継続性リスクの性質がまったく異なります
  • ダイトは「規模は中堅、給与は控えめ、財務は堅い」ポジション:500億円規模の売上を製造業として回しながら、自己資本比率72.2%を維持しています。ハイリスク・ハイリターンの創薬型ではなく、安定志向のものづくり企業として評価するのが妥当です(推定情報)

ダイトの将来性|長期収載品の承継・中国事業・第十製剤棟が利益ドライバーになるか

将来性については、「受託製造の下請けから、自社で製品を持つメーカーへ」という転換点にいると整理できます。根拠となる公表事実は3つです。

1. 小野薬品からの長期収載品承継|同社初の先発品承認取得

2026年3月2日、小野薬品工業から「オパルモン錠5μg」「プロスタンディン軟膏0.003%」の資産譲渡および製造販売承認の承継が発表されました(承継は2026年11月予定、販売は科研製薬が担当)。ダイトにとって初めての先発(長期収載)品の製造販売承認取得であり、ジェネリックと受託が中心だった収益構造に、自社保有製品という新しい柱が加わることを意味します。会社は2027年5月期について、この長期収載品関連資産と新規上市品、中国での集中購買参画により「大幅な増収」を計画しています(公式情報)。

2. 中国事業の本格化|集中購買(帯量採購)への参画

安徽省合肥市の大桐製薬(中国)を軸に、千輝薬業(安徽)、安徽鼎旺医薬との資本業務提携を強化し、中国国内でも原薬から製剤までの一貫体制を構築中です。中国の集中購買(帯量採購)への参画も開始しています。ただし決算説明では中国事業が計画比で下振れしたことも示されており、集中購買への参画は初期段階です。地方の中堅メーカーとしては珍しい海外事業のポジションであり、海外志向のある人材にとってはキャリアの選択肢になり得ますが、成果が数字に表れるまでには時間がかかると見られます(推定情報)。

3. 設備投資サイクルの通過|第十製剤棟の稼働率上昇

2024年8月に商業生産を開始した第十製剤棟は、稼働当初は減価償却費が先行して利益を圧迫します。この局面を通過し、稼働率が上がってくれば利益率の改善に効いてきます。第84期の営業利益率が5.17%から約7.2%へ回復したことも、この流れと整合的です(推定情報)。

一方で、リスク側の材料も正確に押さえておく必要があります。医薬品業界の共通課題として、薬価改定は毎年の収益を確実に削る構造であり、長期収載品の再算定ルールの変更が個社に直撃します。ダイト固有のリスクとしては、①主力の止血剤用原薬で発生した物性トラブルと品目統合による減収、②受託製造への依存度が高く、委託元企業の方針変更で数量が振れる構造、③原油・ナフサ価格を含む原材料・エネルギーコストの高止まり、が挙げられます。編集部の見解としては、増収要因(長期収載品承継・新規上市品・中国)と減収リスク(薬価・受託変動)が同時に存在するため、2027年5月期の計画がどこまで実現するかを次の決算で確認してから判断するのが堅実だと考えます。

働き方と勤務地|本社工場・下奥井工場と「富山勤務」のリアル

ダイトへの転職を検討するうえで、避けて通れないのが勤務地の問題です。主要拠点はいずれも富山県富山市に集中しています。

  • 本社・本社工場:富山県富山市八日町326番地。本社機能と製造機能が同じ敷地にあります
  • 下奥井工場:富山市下奥井二丁目3番5号。「ダイト株式会社 下奥井工場」という検索が一定数あることからも、実際に応募・通勤を検討する人が調べている拠点だとわかります。公式会社概要に事業所として記載されている製造拠点ですが、生産品目の内訳までは公表資料で明示されていないため、具体的な担当領域は求人票・面接で確認するのが確実です(推定情報)
  • グループ会社:Daito Pharmaceuticals America, Inc.、大桐製薬(中国)有限責任公司、安徽鼎旺医薬有限公司、千輝薬業(安徽)有限責任公司、株式会社フェルゼンファーマ

富山勤務であることのメリットとデメリットを、口コミ傾向と公式データから整理します。メリット側は、住居費を中心とした生活コストの低さと、社員寮・保養施設が格安で利用できる福利厚生。残業月13時間前後・有給消化率65.5%という数値と組み合わせると、年収486万9,000円という額面以上に「生活の余白」は確保しやすい環境と考えられます。デメリット側は、転職市場の選択肢が首都圏に比べて限られるため、次のキャリアを考える際の可搬性です。ただし原薬合成・製剤・GMP品質保証のスキルは全国のCDMO・製薬企業で通用するため、職種によっては可搬性は高いといえます(推定情報)。

組織面で押さえておきたいのは、2025年6月の大和薬品工業の吸収合併です。「ONE Daito」を掲げた組織統合の直後にあたるため、統合に伴う制度・カルチャーの調整局面である可能性があります(推定情報)。中途入社であれば、配属予定部署が旧大和薬品工業の系統かどうか、人事制度の統合状況はどうかを面接で確認しておくと、入社後のギャップを減らせます。

また、2024年8月に社長が交代し(松森浩士氏就任)、人事部門が人事本部へ格上げされて人的資本投資が強化されたと会社が説明しています。2年連続の賃上げもこの流れの一環です。口コミで指摘されている「評価・育成の弱さ」は、会社側も課題として認識して手を打ちはじめている段階と読むこともできますが、施策の効果が現場の実感に反映されるまでには時間差があると考えられます(推定情報)。

ダイトへの転職が向いている人・向いていない人

これまでの公式情報・口コミ傾向をふまえ、適性を整理します(推定情報を含みます)。年収の絶対額ではなく「何を得たいか」で判断が分かれる会社です。

向いている人向いていない人
原薬合成と製剤・GMPの両方を1社で経験し、CDMO人材として市場価値を高めたい人短期間で成果を出し、それを即座に処遇へ反映させたい人(人事評価の適正感2.5・年功序列色が強いという指摘)
残業を抑えて生活時間を確保しながら、腰を据えて長く働きたい人(残業月13時間前後・平均勤続10.8年)20代のうちに裁量の大きい仕事で急成長したい人(20代成長環境2.6・長期育成2.7)
富山を含む北陸での生活基盤を持ちたい、または移住を前向きに考えている人勤務地の選択肢や転勤による経験の幅を重視する人(主要拠点が富山市に集中)
手順・記録・逸脱管理を厳密に運用することに納得感を持てる人(法令順守意識3.7)ルールや書類作業の多さを負担に感じる人(GMP対応の厳格さへの不満投稿あり)
財務が堅い会社で安定して働きたい人(自己資本比率72.2%・営業CF過去最高)高い平均年収そのものを最優先する人(有報486万9,000円・待遇面の満足度2.9)
長期収載品の承継や中国事業など、会社の転換点に関わりたい人創薬の上流(新薬の探索研究)に携わりたい人(ダイトの主戦場は原薬・製剤・受託)

ダイト株式会社に関するよくある質問(FAQ)

ダイトへの転職・就職を検討する人からよくある質問と回答をまとめました。社名の混同に関する質問が多いため、そこから順に整理します。

ダイト株式会社とダイトロン株式会社は同じ会社ですか?

まったく別の会社です。この記事で扱うダイト株式会社は証券コード4577、富山県富山市の医薬品原薬・ジェネリック医薬品メーカーです。ダイトロン株式会社は証券コード6885の電子部品・電子機器商社で、資本関係はありません。ダイトーコーポレーション(港湾運送)、ダイトーケミックス(化学)、ダイトウボウ、ダイト薬品なども、いずれも4577とは無関係の別法人です。口コミサイトを見る際は、企業ページの業種と所在地の表示を必ず確認してください。

ダイトの平均年収はいくらですか?

有価証券報告書(第83期・2025年5月期)によると、平均年間給与は486万9,000円です(提出会社=単体ベース、平均年齢39.0歳、平均勤続年数10.8年)。これは公式情報です。ただし会社は2年連続の賃上げ(前年7%、今期6%)を実施したと説明しており、次期以降の有報記載値は上振れする可能性があります。年収情報サイトによっては1期前の数値(495万円など)が掲載されている場合があるため、期を確認して読んでください。

ダイト株式会社の下奥井工場はどこにありますか?

富山県富山市下奥井二丁目3番5号にあります。本社・本社工場(富山市八日町326番地)とは別の製造拠点で、公式会社概要に事業所として記載されています。工場ごとの具体的な生産品目の内訳は公表資料で明示されていないため、応募先の担当領域は求人票・面接で確認することをおすすめします。

ダイトに行政処分や医薬品回収の履歴はありますか?

ダイト株式会社を名宛人とする業務停止命令・業務改善命令・課徴金納付命令・措置命令は、富山県の公表資料・報道・各種データベースのいずれでも確認できなかったというのが本記事の調査結果です。PMDAの医薬品回収情報(2024年度・2025年度のクラスI/クラスII)にも「ダイト」名義の回収は確認できなかった状況です。ただしダイトは受託製造の比率が高く、受託品の回収は製造販売元(委託元)の名義で公表されるため、リストに社名が出ないこと自体が品質上の問題が皆無であることの証明にはならない点は正確に理解しておく必要があります。なお2020〜2021年に報じられた小林化工・日医工などの不正製造事案は、いずれもダイトとは資本関係のない別会社の件です。

残業時間や有給休暇の実態はどうですか?

口コミ傾向としては、OpenWorkで月間残業13.1時間・有給消化率65.5%、エン カイシャの評判でも残業13時間・休日休暇の納得度82%と報告されており、2つの独立した集計で近い値が出ています。製造業としては残業は少なめの部類に入ると考えられますが、部署や時期(査察対応期、新製品の立ち上げ期など)による偏りは想定しておいたほうが安全です。

未経験や他業界からでも転職できますか?

職種によります。原薬合成・製剤開発・品質保証などの専門職は、化学・薬学系のバックグラウンドや前職でのGMP経験が問われる可能性が高いと考えられます(推定情報)。一方、製造オペレーターや設備保全といった職種は他業界の製造経験が評価されるケースがあります。医薬品業界特有の学習コストとしては、薬機法・GxP・薬価制度の知識が挙げられ、業界外からの転職者が最初に直面するハードルになりやすい領域です。応募前に、求人票の必須要件と歓迎要件を分けて読み込むことをおすすめします。

ダイトは人員削減をしていますか?

会社公表の希望退職・早期退職募集の適時開示も、報道ベースの人員削減情報も見当たらず、確認できなかったというのが結論です。むしろ単体従業員数は2014年5月期505名から2025年5月期847名へ10年で約1.7倍に増加し、公式会社概要では2026年6月1日現在で987名と記載されています(この増加には2025年6月の大和薬品工業の吸収合併が影響しているとみられますが、因果関係は公表資料で明示されていないため推定です)。

ダイトへの転職判断まとめ

ここまでの内容を、判断軸ごとに整理します。最終的な判断は、求人票だけでなく自分の経験・適性も含めて確認しましょう。編集部の見解としては、ダイトは「派手さはないが土台の堅い会社で、働きやすさを取りに行くなら合理的な選択肢、処遇の伸びを取りに行くなら物足りない可能性がある」というのが総合評価です。

判断軸評価
年収水準有報486万9,000円(第83期・単体)。プライム上場の製薬会社としては控えめだが、2年連続の賃上げ(7%・6%)で上振れの余地あり
年収の信頼性事業会社のため有報平均が現場実態を反映しやすい。口コミ471万円との乖離が小さい点は評価できる
働きやすさ残業月13時間前後・有給消化率65.5%・休日休暇の納得度82%と良好。福利厚生(社員寮・保養施設)への評価も高い
評価・育成人事評価の適正感2.5、20代成長環境2.6、長期育成2.7と課題が明確。昇給基準の非公開への不満が繰り返し出ている
業績・収益性売上506億円は横ばい、営業利益+38.8%と回復途上。ただし営業利益率はピーク15.08%に対し約7.2%にとどまる
財務の安全性自己資本比率72.2%、営業CF93億7,000万円で過去最高、当期純利益31億6,100万円の黒字。GC注記・重要事象等の記載は確認できなかった
雇用の安定単体従業員は10年で505名→847名(有報)、公式では987名(2026年6月現在)。人員削減の公表・報道は確認できなかった
将来性小野薬品からの長期収載品承継(2026年11月予定)、中国の集中購買参画、第十製剤棟の稼働率上昇が増益ドライバー。薬価改定と受託依存が下振れ要因
キャリアの可搬性原薬合成+製剤+GMP品質保証の複合経験は、CDMO・製薬各社で通用する。ただし勤務地は富山市に集中
コンプライアンス法令順守意識3.7と項目中最高。ダイト名義の行政処分・回収は確認できなかったが、受託品の回収は委託元名義で公表される点は留意

どのサービスを使えばいいか決められないとき

このサイトはアフィリエイトで収益を得ています。読者がサービスに登録すると当サイトに報酬が発生します。

自分の状況だとどのサービスが合うのか判断がつかない場合は、無料の相談を受け付けています。相談内容をうかがったうえで、条件に合いそうな転職サービスをご案内します。

登録や応募を急かすことはしません。 「いま動かないほうがいい」と考えた場合はそう伝えます。

→ 無料転職相談はこちら

※当サイトは職業紹介事業者ではありません。求人の紹介・あっせんは行わず、転職サービスのご案内までを行います。

本記事の出典・参考情報

本記事で参照した一次情報・口コミ情報の出典は以下の通りです。最新の正確な数値は各リンク先で確認してください。

公式情報源

口コミ・評判の参照元

免責事項:本記事の数値・評価は公式情報・口コミ集計・市場推定の3分類で示しており、口コミ傾向や推定情報は断定ではなく傾向・可能性として表現しています。最終判断は読者自身で公式IRおよび内定時の労働条件通知書で確認してください。

この記事の編集方針・情報の確認について

この記事は、公式公開情報(有価証券報告書・IR資料)、求人情報、口コミ傾向をそれぞれ分けて整理し、転職・就職判断に役立つよう編集しています。年収・平均年齢・従業員数などの中核データは有価証券報告書「従業員の状況」を一次情報として確認し、口コミ・推定情報とは明確に区別しています。また本記事では、社名が類似する別会社(ダイトロン株式会社ほか)の情報を混入させないよう、証券コード4577・富山県富山市・医薬品セクターに対応する情報源のみを参照しています。記載内容は最終更新時点の公開情報にもとづきます。最新の正確な数値は各公式IRページでご確認ください。

著者紹介
コロ助
コロ助
企業と転職サービスを、有価証券報告書などの一次情報から読んでいます。
著者紹介
記事URLをコピーしました