クレステックとは?社員の8割が海外にいる浜松の会社|年収511万円の実態と評判
※本記事にはプロモーションを含みます。
この記事の結論
- 正体:証券コード7812・浜松発のマニュアル制作+多言語ローカライズ企業
- 年収:有報の平均511万5,000円は単体300名の数値で連結1,364名の実態ではない
- 働き方:口コミは残業17.5時間・有給85.8%が高評価、待遇と評価制度は2.2と低評価
- 勤務地:中途の主戦場は浜松本社と長野・松本で首都圏勤務前提ではない
「クレステック」で検索すると、株価・IR・浜松事業所の所在地、さらには砥石やフローリングといった無関係な情報まで混ざって出てきます。転職検討者が本当に知りたい「この会社は何をしていて、入社したらどんな働き方と年収になるのか」は、意外なほど整理されていません。この記事では、2025年6月期の有価証券報告書と2026年6月期の決算数値という公式情報を軸に、まず会社の正体を確定させ、そのうえで年収・勤務地・職種・業績・口コミを転職判断に使える形に組み立て直します。特に強調したいのは、連結従業員1,364名に対し日本の単体従業員はわずか300名という、この会社にしかない構造です。ここを理解しないまま「クレステックの平均年収は511万円」という数字だけを持ち帰ると、判断を誤ります。
クレステックとは?証券コード7812・浜松発のマニュアル制作会社
最初に会社の輪郭をはっきりさせます。株式会社クレステック(CRESTEC INC.)は、取扱説明書・マニュアルの制作を中核とするテクニカルドキュメント/ローカライズ企業です。1984年9月に静岡県浜松市で資本金1,000万円で創業し、2015年7月に東証JASDAQへ上場、2019年7月に東証市場第二部へ市場変更、2022年4月の市場区分再編を経て現在は東証スタンダード市場(証券コード7812)に上場しています。東証の業種分類は「その他製品」、本社は静岡県浜松市中央区東三方町、資本金は2億1,540万円です。2024年に創業40周年を迎えました。
この会社の事業が他の制作会社と決定的に違うのは、工程の担当範囲です。公式サイトによると、クレステックは「制作(テクニカルライティング・DTP・イラスト)→ 多言語翻訳・ローカライズ → 印刷 → パッケージ設計・梱包・在庫管理・配送」までを一気通貫で担います。つまり、文章を書く会社でも、翻訳だけをする会社でも、印刷だけをする会社でもなく、その全部をつないで「製品に同梱される取扱説明書が世界各国のユーザーの手元に届くまで」を引き受ける会社です。翻訳実績は105言語(2024年12月現在)、取引先は累計2,080社以上、取扱品目は約170品目。国内は9都市15拠点(2026年4月現在)、海外は10カ国19拠点(2025年6月現在)を構えています。
転職検討者にとっての意味を先に言うと、「マニュアル制作会社」という言葉から想像する規模感より、実態はかなりグローバルで製造業寄りだということです。顧客は家電・自動車・産業機器などのメーカーで、納品物は「紙とデータ」であると同時に「梱包された物流品」でもあります。デザイン制作会社の感覚で入ると、品質保証や梱包設計といった製造業的な職種が同居していることに驚くかもしれません。
「北川グレステック」「クレステック 砥石」などは無関係|混同しやすい名前を先に切り分ける
検索サジェストには、クレステックとまったく関係のないキーワードが多数混ざります。転職検討者が誤情報をつかまないよう、先に切り分けておきます。
- 北川グレステック:「クレステック」ではなく「グレステック」で、別の企業・別の文脈です。検索ボリュームはこちらの方が大きい場合もあり、混同しやすい筆頭です。
- クレステック フローリング/クレステック 砥石/クレステック 研磨・工具:建材・研磨材の商品名文脈で、本記事の株式会社クレステック(7812)とは別対象です。
- 大野印刷 クレステック:大野印刷は2017年7月にクレステックが子会社化した会社で、こちらはグループ関係にあります。ただし検索意図としては印刷会社情報を探すケースが多く、上場企業クレステック本体の情報とは分けて考える必要があります。
- クレスティア等の類似社名:音が近いだけの別企業が検索結果に混入します。企業情報を見るときは、必ず証券コード7812・静岡県浜松市で照合してください。
OpenWorkの業種ラベル「システム運用」は実態とずれている
口コミを読むときに知っておくべき注意点がもう一つあります。OpenWorkでは、クレステックの企業ページが「クレステック(システム運用)」という業種ラベルで登録されています。実態はマニュアル制作・翻訳ローカライズの会社であり、システム運用会社ではありません。この表記を見て「SIer・インフラ運用の会社だ」と誤解したまま口コミを読むと、投稿内容と業種イメージが噛み合わず混乱します。口コミ傾向を読む前に、まず業種の前提を正しく置き換えてから読み進めてください。
クレステックの公式データ一覧(有価証券報告書ベース)
本記事で扱う公式数値を一覧で確認できます。公式情報として、最新の正確な数値は公式IRページで再確認してください。なお給与・従業員データは2025年6月期の有価証券報告書、業績は2026年6月期の決算数値です。期数(第◯期)の表記は一次資料で特定に至らなかったため、本記事では年度表記に統一しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商号 | 株式会社クレステック(CRESTEC INC.) |
| 証券コード/市場 | 7812/東証スタンダード市場(業種分類:その他製品) |
| 本社 | 静岡県浜松市中央区東三方町69 |
| 設立 | 1984年9月17日(創業者:上野正視氏) |
| 代表者 | 栗沢威臣 代表取締役 社長執行役員(2025年7月就任) |
| 資本金 | 2億1,540万円 |
| 平均年間給与 | 511万5,000円(5,115千円/2025年6月期・提出会社単体) |
| 平均年齢 | 44.9歳(2025年6月期・提出会社単体) |
| 平均勤続年数 | 15.3年(2025年6月期・提出会社単体) |
| 従業員数 | 連結1,364名(臨時716名)/提出会社単体300名(臨時48名)※2025年6月30日現在 |
| 売上高 | 182億7,300万円(2026年6月期・連結/前期比2.7%減) |
| 営業利益 | 13億4,200万円(2026年6月期・連結/営業利益率7.3%) |
| 経常利益 | 15億2,400万円(2026年6月期・連結/前期比31.5%増) |
| 当期純利益 | 9億8,225万円(2026年6月期・連結) |
| 自己資本比率 | 48.0%(2026年6月期) |
| 拠点 | 国内9都市15拠点(2026年4月現在)/海外10カ国19拠点(2025年6月現在) |
| 年間休日 | 120日・完全週休2日制(公式採用サイト) |
| 出典 | 2025年6月期 有価証券報告書「従業員の状況」/2026年6月期 決算短信/公式IR・公式採用サイト |
なお、セグメント別売上高の内訳・新卒初任給の具体額・離職率・女性管理職比率・育休取得率は、有価証券報告書および公開IR資料では開示されていません。これらを断定的に記載している情報源があれば、出典の裏取りをしたうえで扱うことをおすすめします。
社員の約8割が海外にいる|連結1,364名と単体300名という特異な構造
この記事で最も伝えたい事実がここです。結論から言うと、クレステックは「浜松の会社」でありながら、従業員の約8割が日本国外・グループ会社側に所属しているという、国内の制作会社としてはきわめて珍しい構造を持っています。
有価証券報告書によると、2025年6月30日現在の従業員数は連結1,364名(臨時従業員716名)に対し、提出会社単体は300名(臨時従業員48名)です。連結と単体の差である約1,064名は、中国・東南アジア・欧米の現地法人および国内グループ会社に所属しています。海外現地法人の設立史をたどると、1984年12月に米国ロサンゼルス、1988年4月にベルギー・ブリュッセル、1991年1月に香港、1995年11月にタイ・バンコク、1999年1月に中国・上海、2000年9月に米国ニュージャージー、2002年10月にマレーシア、2018年9月にインド・チェンナイと、創業とほぼ同時に海外へ出ています。「国内で成功してから海外へ」ではなく「最初から海外込み」で組み立てられた会社だということです。
会社開示では、売上の約7割が海外(中国・東南アジア・欧米)由来とされています。さらに、翻訳実績105言語、CSA Research社の世界翻訳企業ランキング40位(2025年度)という指標を持っており、これは国内のマニュアル制作会社としては突出したグローバル指標です。「日本語で書いた説明書を英語に訳す」レベルではなく、多言語同時展開のオペレーションを常時回している会社だと理解してください。
この構造は、転職判断に3つの具体的な影響を与えます(推定情報を含みます)。
- 日本側の組織はコンパクト:単体300名。大企業型の細分化された職務ではなく、一人が複数工程に関わる可能性が高い環境です。口コミにも「小さな会社なので裁量を持って働ける」「小回りが利く」という声が出ています。
- 海外拠点との連携が日常業務に入り込む:制作は日本、翻訳・DTP・印刷は現地という分業が成立している以上、時差・言語・品質基準のすり合わせは避けられません。英語や中国語のビジネス利用機会は、同規模の国内制作会社より多いと考えられます。
- 有報の平均年収が「全社の実態」を示さない:これは次章で詳述します。511万5,000円はあくまで単体300名の数値です。
クレステックの平均年収511万5,000円をどう読むか
結論を先に言います。クレステックの有報平均年収511万5,000円は「浜松本社ほか国内300名の平均」であり、そのまま鵜呑みにできる数字ではありません。しかし同時に、日本で採用される中途社員にとっては最も実態に近い公式ベンチマークでもあります。この二面性を理解して使うのが正解です。
公式平均年収と、平均年齢44.9歳・勤続15.3年が示すもの
有価証券報告書によると、2025年6月期の提出会社の平均年間給与は5,115千円(511万5,000円)です。この数値の母集団は提出会社単体の従業員300名(臨時従業員48名を除く)であり、連結1,364名の平均ではありません。クレステックは純粋持株会社ではなく事業会社ですが、海外現地法人・国内グループ会社に従業員の約8割が所属しているため、実質的には持株会社と同種の注意が必要になります。
同じ読み方の落とし穴は、印刷・クリエイティブ業界の持株会社でも起こります。たとえばグループ会社に従業員が集中する日本創発グループのようなケースでは、有価証券報告書の平均年収は持株会社の少人数の数値であり、実際に働く事業会社の給与水準とは別物です。単体と連結の従業員数が大きく乖離している会社では、有報の平均年収を「全社の平均」と読んではいけない——これは業界横断で使える読み方です。
年収の数字は、母集団の年齢構成とセットで見ないと誤読します。同じ有価証券報告書によると、平均年齢は44.9歳、平均勤続年数は15.3年。10年前の2015年6月期は39.5歳・9.3年でしたから、10年で平均年齢が約5歳、勤続年数が6年伸びたことになります。ポジティブに読めば定着率が高く長く働ける環境で、離職が常態化している組織では成立しない数字です。年間休日120日・完全週休2日制、時差出勤・在宅勤務・短時間勤務制度、副業OK、マイカー通勤OK、確定拠出年金・退職金制度という公式情報ベースの制度面も、地方中堅としては整備されています。
一方で慎重に読むなら、新規採用の絞り込みと組織の高年齢化が同時に進んでいる可能性を示します。連結従業員数は2019年6月期の1,606名から、1,617→1,557→1,536→1,428→1,383→1,364名と6年連続で減少傾向にあり、6年で約15%減りました。20代・30代前半で検討する場合、同世代の同僚が何名いるか、直近3年の中途・新卒の採用実績は何名かを面接で確認したい項目です。
年収推移|2023年6月期をピークに一段下がって足踏み
単年の数字より、推移のほうが転職判断には効きます。有価証券報告書ベースの平均年間給与の推移は以下のとおりです(いずれも提出会社単体)。
| 対象期 | 平均年間給与 | 備考 |
|---|---|---|
| 2022年6月期 | 約549万円 | 545〜551万円帯 |
| 2023年6月期 | 約551万円 | 直近のピーク・売上も213億円でピーク |
| 2024年6月期 | 約511万円 | 前期から約40万円の低下 |
| 2025年6月期 | 511万5,000円 | 横ばい・最新の有報値 |
2019年から2023年にかけては545〜551万円の帯で推移していましたが、2024年6月期に一段下がり、その水準で足踏みしています。「直近2期は上がっていない」というのは、有報から確認できる事実です。ただし、その原因が賞与の設計変更なのか、人員構成の入れ替わりなのか、業績連動なのかは、開示資料からは特定できません。したがって本記事では、原因については断定しません。面接や条件提示の場で、賞与の算定根拠と昇給の実績レンジを直接確認するのが確実です。
参考として、2026年6月期の連結業績は減収ながら経常利益が31.5%増、期中に経常利益予想を11.8億円→14.8億円へ25%上方修正し、年間配当も前期比6円増の1株82円へ増額されています。利益と株主還元は改善しているが、単体の平均給与は直近2期横ばいという並びになっている点は、事実として押さえておく価値があります(今後の反映可能性については推定情報の域を出ません)。
口コミの年収レンジと、転職時に確認すべきポイント
口コミ傾向としては、キャリコネ系のサイトでクレステックの年収レンジが180〜480万円として提示されています。有報の平均511万5,000円との差は大きく見えますが、これは母集団の違いによるものと考えられます(推定情報)。口コミの投稿者は若手〜中堅層・非管理職・地方拠点勤務に偏りやすく、一方の有報値は平均年齢44.9歳・勤続15.3年の300名の平均です。入社直後の実額は口コミレンジ寄り、長期在籍後の到達点は有報値寄り、と幅を持って捉えるのが実務的です。
公式採用サイトでは中途採用の給与が「経験・能力等を考慮し弊社規程により決定」と記載されており、具体額は公開されていません。したがって、以下は選考過程で必ず自分で確認してください。
- 賞与の算定方式:固定月数か業績連動か。連結業績と単体業績のどちらに連動するのか。
- 昇給の実績レンジ:直近3年の定期昇給の実績幅。平均給与が2期横ばいである背景と整合するか。
- みなし残業の有無と時間数:口コミでは残業代の支給は評価されていますが、提示額に固定残業が含まれるかは別問題です。
- 等級・役職と年収の対応表:勤続15.3年という組織で、何年目にどの等級に到達するのが標準か。
- 転勤・拠点異動の可能性:後述のとおり勤務地が年収以上に重要な論点になります。
クレステックの評判|「時間と休暇」と「給与と評価」で綺麗に割れている
クレステックの口コミは、珍しいほど評価が二分しています。結論を先に言うと、労働時間・休暇・人間関係は高く評価され、給与水準・人事評価制度・若手の成長環境は低く評価されるという構図です。「総合的にブラックかホワイトか」という問いより、「自分が何を優先するか」で答えが変わるタイプの会社だと考えたほうが実像に近づきます。
前提として、口コミの母数と偏りを明示しておきます。OpenWorkの総合評価は2.92(回答12名)で、件数が少なく、回答者は退職済み・中途入社・勤続3〜5年層に偏っています。総合スコアだけを見て判断するには母数が不足しています。一方、転職会議には123件の口コミがあり、エン カイシャの評判・キャリコネ・就活会議・Yahoo!しごとカタログにも複数件の投稿があるため、口コミ総量としては中堅企業として十分です。以下はこれらを横断して読める傾向であり、断定ではなく口コミ傾向として扱ってください。
高く評価されている点|残業17.5時間・有給消化85.8%という実測値
プラス評価は労働時間と休暇に集中しています。OpenWorkの集計では、月間残業時間17.5時間・有給休暇消化率85.8%という数字が出ています。制作系・印刷系の業界では納期直前の残業や休日出勤が話題になりやすいことを踏まえると、この2つの数字は業界平均より良好な部類です。
- 残業代の支給が明確:転職会議には「残業代はしっかり出る」「労働基準法の超過ラインが近づくと上司から連絡が来る」といった、残業管理が仕組みとして動いていることを示す投稿があります。サービス残業前提の運用ではない、という趣旨の声です。
- 社員の相互尊重が最高スコア:OpenWorkの項目別では「社員の相互尊重」が4.1で最高評価です。総合2.92の中でこの項目だけが突出しており、人間関係のストレスは相対的に小さいと読めます。
- 女性が働きやすい環境という声:女性管理職が多いこと、育児休業や有給が取りやすいことを挙げる投稿が複数あります。制度が就業規則上あるだけでなく、実際に使われているという趣旨の内容です。
- 裁量と小回り:「小さな会社なので裁量を持って働ける」という声も出ています。単体300名という規模の裏返しです。
低く評価されている点|待遇2.2・人事評価の適正感2.2
逆に、マイナス評価は給与と評価制度に集中しています。OpenWorkの項目別スコアは以下のとおりです。
| 評価項目 | スコア | 読み取れること |
|---|---|---|
| 社員の相互尊重 | 4.1 | 最高評価。人間関係・職場の雰囲気は強み |
| 社員の士気 | 2.7 | 低位。目標設定や成長実感の弱さと関連する可能性 |
| 20代成長環境 | 2.6 | 低位。若手のキャリア形成に不満が出やすい |
| 人材の長期育成 | 2.4 | 低位。体系的な育成プログラムへの評価は低い |
| 待遇面の満足度 | 2.2 | 最低水準。給与への不満が明確 |
| 人事評価の適正感 | 2.2 | 最低水準。評価基準の納得感が課題 |
| 総合評価 | 2.92 | 回答12名・退職済/中途/勤続3〜5年層に偏る |
注目すべきは、待遇面2.2と人事評価の適正感2.2が同率で最低という点です。給与額そのものへの不満と、「どう評価されて給与が決まるのかが納得できない」という不満が、セットで出ていると読めます。前章で見た「平均年間給与が2期横ばい」という有報の事実と、この2つのスコアは整合的です。
キャリコネ系では「ブラックではないがホワイトとも言い切れない」という中庸評が典型として現れます。この評価は、上で見た二分構造をそのまま言い換えたものと考えられます。時間を守ってくれる会社だが、給与の伸びと評価の納得感は期待しにくい——それが口コミから読み取れる最大公約数です(推定情報を含みます)。

残業が少なくて有給も取れるなら、待遇2.2はそこまで気にしなくていいのでは?
短期的にはそのとおりです。ただし勤続15.3年という組織で長く働く前提に立つと、「昇給カーブの傾き」は生涯年収に効いてきます。有報の平均年間給与が2期横ばいであることと、待遇・評価スコアの低さが同じ方向を向いている以上、入社時の提示額から大きく伸びる前提では設計しないほうが安全です。ワークライフバランスを最優先し、年収は現状維持〜微増で許容できる人には噛み合います。
勤務地は浜松と長野・松本が中心|首都圏転職者にとっての最大の論点
年収より先に判断が必要な論点があります。クレステックの中途採用は、勤務地が地方拠点に集中しています。ここを曖昧にしたまま選考を進めると、内定段階で判断がひっくり返ります。
公式採用サイトの中途採用募集要項では、募集職種は品質保証室・梱包設計士・営業職・テクニカルライター(浜松/松本)・編集業務(松本)といった構成で、テクニカルライターと編集業務は浜松本社と長野県松本の2拠点が中心です。検索の実測でも、この会社に関する地名キーワードは浜松(本社・浜松事業所)が圧倒的に多く、次いで八王子、その後に大阪・東京・福岡が小さく続きます。国内は9都市15拠点ありますが、採用の主戦場は首都圏ではないという事実は、求人票を見る前に知っておくべきです。
これは「地方だから不利」という単純な話ではありません。判断材料として整理します(推定情報を含みます)。
- 生活コストとの相殺:有報の平均年間給与511万5,000円は全国平均で見れば突出した水準ではありませんが、浜松・松本の住居費水準を前提にすると、可処分所得の体感は首都圏の同額より高くなる可能性があります。マイカー通勤OKという条件も、地方勤務前提の制度設計です。
- 移住のコストは自分で負担する領域:家族の転職・子どもの転校・持ち家の扱いといった要素は、年収差では埋まりません。単身なら選択肢に入りやすく、家族帯同なら難易度が上がります。
- 在宅勤務制度と時差出勤制度がある:公式採用サイトでは在宅勤務制度・時差出勤制度・短時間勤務制度が明記されています。ただし職種別の適用範囲・週何日まで可能かといった運用実態は公開資料には記載がないため、面接での確認事項になります。
- 次のキャリアの選択肢が地域に依存する:浜松は輸送用機器・楽器・光電子など製造業の集積地で、マニュアル制作・技術文書の需要そのものは地域内に存在します。一方、松本は拠点数が限られるため、その土地で転職を重ねる想定なら選択肢の広さは事前に調べておくべきです。
逆に言えば、「浜松・静岡・長野で腰を据えて働ける上場企業を探している」人にとっては、この会社の希少性は高いと言えます。地方在住のまま上場企業のグローバル案件に関われるポジションは、それほど多くありません。
職種解説|テクニカルライター・翻訳ローカライズ・DTPとは何をする仕事か
クレステックの求人職種は、業界外の人には仕事内容が想像しにくいものが並びます。転職判断の前提として、職種そのものを整理します。
テクニカルライター|「取扱説明書を書く人」ではなく「情報を設計する人」
テクニカルライターは、製品の仕様書・設計資料・実機検証をもとに、ユーザーが操作を誤らないための文章と図版の構成を設計する職種です。文章力だけでなく、製品を理解する力・情報を構造化する力・法規や安全表記の知識が求められます。クレステックの場合、書いた原稿がそのまま多言語へ展開されるため、「翻訳しやすい日本語で書く(ライティング規約の遵守)」というスキルが実務上の重要度を持ちます。
市場相場としては、テクニカルライターの年収は250〜450万円台の情報が転職メディア上で流通しており、決して高給職として認知されている職種ではありません(推定情報)。この点で、有報の平均511万5,000円という水準は、職種相場に対して不利な数字ではないと読めます。未経験からの参入は、編集・制作・技術営業・設計補助などの隣接経験があると現実的です。
翻訳・ローカライズ|105言語を回すオペレーションの中核
翻訳・ローカライズ職は、自分で全文を訳す職種というより、翻訳者・現地法人・DTPをつなぎ、用語集と品質基準を管理して多言語版を同時に仕上げる職種という色が強くなります。クレステックは翻訳実績105言語、CSA Research社の世界翻訳企業ランキング40位(2025年度)という指標を持ち、海外10カ国19拠点を抱えているため、この職種の実務規模は国内制作会社の中でも大きい部類です。
キャリアの観点では、翻訳会社専業(翻訳センターなど)に移る道、事業会社のローカライズ担当に移る道、翻訳支援ツール・機械翻訳の導入運用側に移る道が現実的な選択肢になります。「言語ができる人」ではなく「多言語プロジェクトを管理できる人」としての経験を積めるかが、この職種で入る場合の見極めポイントです。
DTP・梱包設計士・品質保証|「制作の下流」に見えて代替されにくい領域
DTPは制作データを印刷・出力可能な形に組み上げる工程で、多言語では言語ごとの文字組み・改行規則・フォント選定が問題になります。加えてクレステックには梱包設計士や品質保証室という、制作会社らしからぬ職種が存在します。これは説明書の印刷・梱包・在庫管理・配送まで自社で担うという事業構造の直接の帰結です。
印刷・クリエイティブ業界全体では、デザインのラフ生成やDTP・面付けの自動化が進み、単純オペレーション比率の高い職種は生成AI・自動化の影響を受けやすいと指摘されています。一方で、多言語の組版ルール・印刷適性・物流を含む品質保証のように、現物と規格が絡む領域は自動化されにくい部分が残ります。この会社で働く場合も、オペレーションだけに留まらず、顧客折衝・工程設計・自動化を使う側に回れるかが中期的なキャリア安定性を左右すると考えられます(推定情報)。
業績は3期連続減収でも増益|紙マニュアル電子化という構造的逆風の中身
将来性を判断するうえで、業績の形をそのまま示します。結論から言うと、売上は3期連続で縮小しているが、利益は改善しており財務は健全という、いわゆる減収増益の局面にあります。
| 対象期 | 連結売上高 | 連結営業利益 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2022年6月期 | 約186億円 | 約12.4億円 | — |
| 2023年6月期 | 約213億円 | 約16.2億円 | 売上・営業利益ともピーク |
| 2024年6月期 | 約191億円 | 約11.8億円 | 減収減益 |
| 2025年6月期 | 約187億8,500万円 | 約13億1,877万円 | 減収増益 |
| 2026年6月期 | 182億7,300万円 | 13億4,200万円 | 減収増益・経常は31.5%増 |
2023年6月期の213億円をピークに、191億円→187.8億円→182.7億円と3期連続で減収しています。背景として業界共通で語られるのは、紙マニュアルの電子化と製品同梱の削減という構造的な逆風です。メーカーが取扱説明書をWebや二次元コード経由の提供に切り替えれば、印刷・梱包・配送の売上は物理的に減ります。国内の印刷産業全体でも、製品出荷額は2003年の約7.4兆円から2022年に約5兆円へ縮小し、従業者数も約39万人から約25万人へ減っています。クレステックのトップライン縮小は、この業界構造の中に位置づけて読むべき現象です。
一方で、利益面は明確に改善しています。2026年6月期の連結営業利益は13億4,200万円(営業利益率7.3%)で前期から微増、経常利益は15億2,400万円で前期比31.5%増、親会社株主に帰属する当期純利益は9億8,225万円です。期中には経常利益予想を11億8,000万円→14億8,000万円へ25%上方修正し、年間配当も前期比6円増の1株82円へ増額しています。自己資本比率は48.0%、直近10期は営業黒字を継続しており、赤字期はありません。「売上が縮んでいる会社」ではあっても「体力が乏しい会社」ではないというのが、数字から読める姿です。
成長の打ち手としては、M&Aによる領域拡張が継続しています。2012年12月のパセイジ、2017年7月の大野印刷、2020年1月のナビ、2021年7月のマインズに続き、2026年2月27日開示・同年4月1日取得で、デザイン・イラスト制作のドゥルック(大阪市)と関西ドゥルックを完全子会社化しました。ドゥルックの2025年7月期は売上2億8,900万円・営業利益522万円、関西ドゥルックは売上1,200万円・営業利益494万円と規模自体は大きくありませんが、マニュアル制作の「川上」にあたるグラフィックデザイン領域へ手を伸ばした形です。また2025年7月には完全子会社アルファ・ティーを吸収合併しており、グループ再編も並行しています。
転職判断に落とすとこうなります(推定情報)。紙の印刷・梱包工程を主戦場とする職種は、市場そのものの縮小と向き合うことになります。一方、多言語ローカライズ・ドキュメントDX・デザイン領域は、会社が資源を振り向けている方向です。応募する職種が「縮んでいる側」か「投資されている側」かは、面接で売上構成と直近の増員実績を確認して見極めるのが確実です。なお、行政処分・重大な訴訟・会計不正といった不祥事は、適時開示・報道を検索した範囲では見当たりませんでした(有価証券報告書「事業等のリスク」の原文全文までは参照していないため、断定はしません)。
従業員持株会が筆頭株主|親会社を持たない独立系という資本構成
この会社を評価するうえで見落とされがちなのが、資本構成です。結論から言うと、クレステックは親会社を持たない独立系で、しかも筆頭株主が従業員持株会という珍しい構造を持っています。
2025年12月基準の大株主は以下のとおりです(公式情報/有価証券報告書・IR開示ベース)。
| 順位 | 株主 | 持株比率 |
|---|---|---|
| 1 | クレステック従業員持株会 | 11.48% |
| 2 | 名古屋中小企業投資育成 | 10.11% |
| 3 | 髙林彰(前代表取締役社長) | 7.73% |
| 4 | 日本生命保険 | 5.36% |
| 5 | 鈴木一隆 | 5.28% |
| 6 | 日本カストディ銀行(信託口) | 4.94% |
| 7 | 豊橋印刷社 | 4.12% |
| 8 | 冨永尚志 | 3.30% |
| 9 | 内藤征吾 | 1.75% |
| 10 | 栗沢威臣(現代表取締役社長) | 1.45% |
転職検討者にとっての含意は3点です。
- 親会社の方針転換に振り回されるリスクが低い:印刷・クリエイティブ業界では、持株会社傘下への編入や買収による制度統合で、入社後に給与テーブルや評価基準が変わるケースが起こり得ます。クレステックは親会社を持たず、安定株主比率が高い構成です。TOB・非公開化の観測も見当たりませんでした。
- 従業員持株会が筆頭株主=制度として社員が株主になっている:公式採用サイトの福利厚生にも従業員持株会が明記されています。給与の伸びが評価されにくい一方で、業績改善と増配の恩恵を株主として受け取る経路が用意されている点は、待遇を考えるうえで加味してよい要素です(加入は任意であり、株価変動リスクは自己負担です)。
- 経営体制は移行期にある:2025年7月に社長が交代し、2011年6月就任の髙林彰氏から栗沢威臣氏(代表取締役 社長執行役員)へバトンが渡りました。前社長は7.73%を保有する第3位株主として残っており、創業から続く旧経営陣の影響力は一定程度残っていると考えられます(推定情報)。新体制の中期方針が人事制度や評価制度にどう反映されるかは、入社前に質問しておく価値がある論点です。
クレステックと同業他社の比較表
比較対象は「マニュアル制作×多言語」という事業モデルの近さと、転職時に実際に併願されやすいかで選びました。推定情報を含むため、最新の正確な数値は各社の公式IRで再確認してください。
| 企業名 | 平均年収(推定) | 働きやすさ | 将来性 | 事業モデルの近さ | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|---|
| クレステック(7812・東証スタンダード) | 511万5,000円(有報・単体300名) | 残業17.5時間・有給85.8%と良好/待遇と評価の納得感は低評価 | 3期連続減収も減収増益・自己資本比率48.0% | — | 浜松・松本で腰を据えたい人/多言語案件に関わりたい人 |
| シイエム・シイ(2185・東証スタンダード/名証) | 公式IRで要確認 | 公開情報が限られるため要確認 | 自動車系マニュアルの需要動向に連動 | 最も近い直接競合(マニュアル×多言語) | 自動車業界の技術文書に深く関わりたい人 |
| 翻訳センター(2483・東証スタンダード) | 公式IRで要確認 | 公開情報が限られるため要確認 | 翻訳・ローカライズ専業国内最大手 | 翻訳・ローカライズ職として最も比較されやすい | 言語・翻訳管理を専門領域として突き詰めたい人 |
| TOPPANホールディングス(7911・東証プライム) | 公式IRで要確認(大手水準) | 大企業型の制度・研修が整備 | エレクトロニクス等へポートフォリオ転換中 | マニュアル・多言語・印刷・パッケージを内製 | 規模と年収水準を優先する人/首都圏勤務を望む人 |
| 共同印刷(7914・東証スタンダード) | 公式IRで要確認 | 製造拠点の職種は働き方が分かれる | 商業印刷+パッケージの構成 | 印刷・梱包設計職の比較対象 | 印刷・パッケージ製造の専門性を積みたい人 |
他社の年収欄を「公式IRで要確認」としたのは、本記事が一次資料で個別に確認した数値のみを載せる方針だからです。推定値を並べて比較した気になるより、応募先の有報を自分で開くほうが確実です。そのうえでクレステックの立ち位置を言語化すると、「規模と年収では大手印刷に及ばないが、多言語ローカライズの実務規模と海外拠点網では中堅として突出しており、しかも地方拠点で働ける」というポジションになります。年収の絶対額を最優先するならTOPPANホールディングスのような大手が有利ですが、多言語プロジェクトの当事者として動ける密度は、単体300名の組織のほうが高い可能性があります。
クレステックへの転職が向いている人・向いていない人
これまでの公式情報・口コミ傾向をふまえ、適性を整理します(推定情報を含みます)。
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| 浜松・静岡・長野(松本)で腰を据えて働きたい人。上場企業でこの立地の選択肢は貴重 | 首都圏勤務が譲れない人。中途採用の主要職種は浜松・松本が中心 |
| 残業月17.5時間・有給消化85.8%という働き方を最優先する人 | 短期間で年収を大きく上げたい人。有報の平均給与は直近2期横ばい |
| 多言語・海外拠点と連携する実務に関心がある人(105言語・10カ国19拠点) | 成果に応じた明快な評価と昇給を求める人。人事評価の適正感は2.2と低評価 |
| 長く同じ組織で専門性を積み上げたい人(平均勤続15.3年) | 20代で体系的な育成プログラムを期待する人(20代成長環境2.6・長期育成2.4) |
| 単体300名の規模で裁量と小回りを求める人 | 成長市場のトップラインに乗りたい人。売上は3期連続減収 |
| 製造業の技術文書・品質保証・梱包設計に興味がある人 | 華やかなクリエイティブ職をイメージしている人。実務は規格と品質の世界 |
クレステックに関するよくある質問(FAQ)
クレステックへの転職を検討する人から実際に検索されている疑問に、公開情報の範囲で答えます。
クレステックの平均年収511万円は、全社員の平均ですか?
いいえ。有価証券報告書によると、511万5,000円は提出会社単体の従業員300名の平均年間給与です(2025年6月期)。連結従業員は1,364名で、差分の約1,064名は海外現地法人・国内グループ会社に所属しています。したがってこの数字は、日本の本体で採用される場合のベンチマークとしては有効ですが、グループ全体の実態を示すものではありません。
クレステックは上場企業ですか?株価やIRはどこで確認できますか?
はい。東京証券取引所スタンダード市場に上場しており、証券コードは7812です。2015年7月に東証JASDAQへ上場し、2019年7月に東証市場第二部へ市場変更、2022年4月の市場区分再編を経て現在に至ります。株価・決算短信・有価証券報告書は公式サイトのIRページおよびEDINETで確認できます。
未経験からテクニカルライターとして入社できますか?
公式採用サイトの中途募集ではテクニカルライター(浜松/松本)が掲載されていますが、応募資格の詳細と給与額は「経験・能力等を考慮し弊社規程により決定」とされ、具体的な要件は公開されていません。一般論として、テクニカルライターは編集・制作・技術営業・設計補助などの隣接経験があると参入しやすい職種です(推定情報)。実際の未経験可否は、求人票の応募資格欄と面接で直接確認してください。
勤務地は選べますか?八王子や大阪でも働けますか?
国内は9都市15拠点(2026年4月現在)があり、八王子・大阪・東京・福岡などの拠点も存在します。ただし公式採用サイトの中途募集で勤務地として明示されているのは浜松本社と長野・松本が中心で、拠点があること=その拠点で募集があることではありません。希望勤務地は応募前に求人票で確認し、将来の異動可能性も含めて面接で聞くのが確実です。
残業は多いですか?休みは取れますか?
口コミ傾向としては、OpenWorkの集計で月間残業17.5時間・有給消化率85.8%と、労働時間・休暇の面では良好な数字が出ています。転職会議にも「残業代はしっかり出る」「労基超過が近づくと上司から連絡が来る」といった投稿があります。公式情報としては年間休日120日・完全週休2日制、時差出勤・在宅勤務・短時間勤務制度が公式採用サイトに明記されています。ただし部署・繁忙期による差までは公開資料では分かりません。
会社の将来性はどう見ればよいですか?
売上は2023年6月期の213億円をピークに3期連続で減収(2026年6月期182億7,300万円)ですが、営業利益13億4,200万円・経常利益15億2,400万円(31.5%増)と利益は改善し、自己資本比率は48.0%、直近10期は営業黒字を継続しています。紙マニュアルの電子化という構造的逆風がある一方、多言語ローカライズ・ドキュメントDX・M&Aによるデザイン領域拡張という打ち手も進行中です。「市場は縮むが会社の財務は健全で、転換の打ち手は動いている」という読み方が実態に近いと考えられます(推定情報)。
編集部の見解とクレステックへの転職判断まとめ
編集部の見解として、クレステックは「年収の伸びを取りに行く会社」ではなく、「働き方と地方立地と多言語という条件が噛み合う人にとって希少性の高い会社」だと考えられます。評価が分かれる根本は、「守り」の指標が強く「攻め」の指標が弱いという一貫した構造にあります。労働時間・休暇・人間関係・定着率・財務健全性は軒並み良好で、売上成長・給与の伸び・評価の納得感・若手の育成は軒並み弱い。この2つは矛盾ではなく、同じ経営の裏表として現れていると読むのが自然です。
したがって条件つきで整理すると、ワークライフバランスと地方定住を優先軸に置ける人には、上場企業でグローバル案件に関われる選択肢としておすすめできます。逆に、30代前半までに年収を大きく引き上げたい人、明快な成果主義の評価を求める人、首都圏勤務が前提の人には、他の選択肢と併願したうえで比較することをおすすめします。以下に判断軸ごとの整理を示します。
| 判断軸 | 評価 |
|---|---|
| 年収水準(絶対額) | △〜○:有報511万5,000円(単体300名)。テクニカルライター職の市場相場に対しては不利ではないが、大手印刷には及ばない |
| 年収の伸びしろ | △:2023年6月期551万円から一段下がり、直近2期は横ばい。待遇満足度2.2・人事評価の適正感2.2 |
| 働き方・休暇 | ◎:残業月17.5時間・有給消化85.8%、年間休日120日・完全週休2日制、在宅/時差出勤/短時間勤務/副業OK |
| 人間関係・定着 | ○〜◎:社員の相互尊重4.1が最高スコア、平均勤続15.3年 |
| 若手の成長環境 | △:20代成長環境2.6・人材の長期育成2.4。平均年齢44.9歳で高年齢化が進行 |
| 事業の成長性 | △〜○:売上は3期連続減収だが減収増益。経常31.5%増・上方修正・増配・自己資本比率48.0% |
| グローバル経験 | ◎:翻訳実績105言語・海外10カ国19拠点・海外売上比率約7割・CSA Research世界40位(2025年度) |
| 勤務地の柔軟性 | △:中途の主要職種は浜松本社と長野・松本が中心。首都圏勤務前提の人には不利 |
| 安定性・資本構成 | ○:親会社なしの独立系、筆頭株主は従業員持株会11.48%、直近10期営業黒字継続 |
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本記事の出典・参考情報
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免責事項:本記事の数値・評価は公式情報・口コミ集計・市場推定の3分類で示しており、口コミ傾向や推定情報は断定ではなく傾向・可能性として表現しています。最終判断は読者自身で公式IRおよび内定時の労働条件通知書で確認してください。
この記事の編集方針・情報の確認について
この記事は、公式公開情報(有価証券報告書・IR資料)、求人情報、口コミ傾向をそれぞれ分けて整理し、転職・就職判断に役立つよう編集しています。年収・平均年齢・従業員数などの中核データは2025年6月期の有価証券報告書「従業員の状況」を一次情報として参照し、口コミ・推定情報とは明確に区別しています。期数(第◯期)の表記は一次資料で特定に至らなかったため、本記事では年度表記に統一しました。記載内容は最終更新時点の公開情報にもとづきます。最新の正確な数値は各公式IRページでご確認ください。
