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朝日ラバーの平均勤続16.5年|経常利益は5期に1度赤字

朝日ラバーの5期の売上高と経常利益(第55期のみ赤字)の動きの差を示したアイキャッチ画像
コロ助

※本記事にはプロモーションを含みます。

朝日ラバーの第56期(2026年3月期)の有価証券報告書には、平均年間給与5,736,000円、従業員数335人、平均勤続年数16.5年と記載されています。

同じ報告書の5期の推移を見ると、別のことが起きています。経常利益は5期のうち4期が黒字ですが、第55期だけ△31,891千円の赤字です。黒字の期だけでも98,413千円から240,614千円まで開きがあります(編集部の算出)。売上高はほぼ横ばいなのに、利益は赤字の期を含めて年ごとに大きく動いている会社です。

結論|人は増え、勤続は長い。振れているのは利益だけ

確認項目 結果 根拠
平均年間給与 5,736,000円 第56期有価証券報告書「従業員の状況」の提出会社の欄
平均勤続年数 16.5年(平均年齢42.7歳) 同上
その数字の母集団 335人。会社情報ページの正社員数と一致 有価証券報告書/会社情報ページ(2026年3月31日現在)
5期の売上高 6,396,726千円 → 6,768,865千円(+5.8%) 主要な経営指標等の推移(編集部の算出)
5期の経常利益 5期のうち4期が黒字。第55期のみ△31,891千円の赤字 同上。黒字の期の開きは98,413千円〜240,614千円(編集部の算出)
5期の従業員数 315人 → 335人(+20人) 同上
純資産額 4,050,800千円 → 3,874,815千円(△175,985千円) 同上(編集部の算出)
自己資本比率 45.7%。5期とも45〜50%の範囲 同上
離職率・残業時間・有給取得率 記載なし 有価証券報告書・会社の公表ページとも

向いている人:ゴム・樹脂の加工技術を長く積むつもりの人。福島県・埼玉県の拠点での勤務を選択肢に入れられる人。

慎重に考えたい人:賞与の額を年ごとに安定させたい人。経常利益が赤字になる年もある会社では、業績連動の部分がどう決まるのかを先に確かめる価値があります。

この記事の調査条件

現在この会社について検索すると、「全社平均で約500万〜650万円」といった推定レンジが並びます。当サイトは、その形を採りません。有価証券報告書に1円単位の実額が載っているためです。

  • 主軸:第56期(2025年4月1日〜2026年3月31日)有価証券報告書。書類管理番号 S100YKQB、2026年6月25日提出
  • 抽出箇所:同報告書40ページ目「第5 従業員の状況」の提出会社の状況と、「主要な経営指標等の推移」の提出会社(単体)5期分
  • 併用:会社情報のページ(商号・創業・設立・資本金・所在地・代表者・事業内容・従業員数・上場市場・証券コード・国内拠点・グループ会社)
  • 有価証券報告書の数値は、編集部が2026年9月21日にEDINETから取得した原本(PDF)の該当ページから抽出しました
  • 会社のページは、編集部が2026年9月22日に開いて確認しています
  • 決算期は3月です。有価証券報告書の提出は毎年6月下旬

口コミサイトの投稿と、そこから作られた推定年収は根拠に使っていません。集計の方法が公表されておらず、こちらで検算できないためです。

この記事は、会社を投資の対象としては評価しません。当サイトは転職メディアであり、その分野の専門性も登録も持っていないためです。ここで言う「将来性」は、働く場所として続くかどうかの意味に限ります。

年ごとに利益が動く会社の見方は、利益の振れ幅と人員の増減を別々に見るにまとめています。

朝日ラバーの5期の売上高と経常利益(第55期のみ赤字)の動きの差を示したアイキャッチ画像

335人の平均年間給与5,736,000円は、会社全体の数字として読める

有価証券報告書の「従業員の状況」から、提出会社の欄を出します。

項目 第56期(2026年3月期)
従業員数 335人
平均年齢 42.7歳
平均勤続年数 16.5年
平均年間給与 5,736,000円

会社情報のページの記載と並べます。

項目 記載
商号 株式会社朝日ラバー(ASAHI RUBBER INC.)
創業 1970年5月
設立 1976年6月
資本金 516,870,000円(2026年3月31日現在)
所在地 埼玉県さいたま市大宮区土手町二丁目7番2
代表者 代表取締役社長 渡邉 陽一郎
事業内容 工業用ゴム製品の製造・販売
従業員数 正社員335名(2026年3月31日現在)
上場市場 東証スタンダード市場
証券コード 5162

有価証券報告書の335人と、会社情報ページの正社員335名が一致しています。

この一致は、当たり前ではありません。有価証券報告書を提出しているのが持株会社である場合、提出会社の従業員が数十人しかおらず、グループで働く人の数と大きく食い違うことがあります。当サイトが確認してきた中には、提出会社11人に対してグループ2,681名という会社もありました。

朝日ラバーではその分岐が起きません。したがって平均年間給与5,736,000円は、この会社の335人の平均として読めます。有価証券報告書の平均年間給与は賞与と基準外賃金を含んだ額なので、基本給が573万円という意味ではありません。

もう1つ、平均年齢42.7歳から平均勤続年数16.5年を引くと26.2歳になります(差の算出は編集部)。いまいる335人が、平均して20代半ばでこの会社に入っている計算です。ただし、この差し引きで言えるのはそこまでで、新卒採用の比率も中途採用の定着状況も開示されていません。

同じ部品メーカーで年収の決め方まで有価証券報告書に書いていた会社もあります。部品メーカーで年収の決まり方が有報に書かれていた例と読み比べると、開示の粒度の違いが分かります。朝日ラバーの有価証券報告書には、当サイトの抽出範囲で同種の記載を確認できませんでした。

5期の推移|売上は動かず、利益だけが動く

提出会社(単体)の5期分です。

期 第52期 第53期 第54期 第55期 第56期
決算年月 2022年3月 2023年3月 2024年3月 2025年3月 2026年3月
売上高 6,396,726 6,404,997 6,316,681 6,650,656 6,768,865
経常利益 240,614 98,413 132,975 △31,891 180,837
当期純利益 175,271 121,527 91,887 △253,166 175,974
純資産額 4,050,800 4,098,496 4,133,127 3,797,376 3,874,815
総資産額 8,942,590 8,466,561 8,346,928 8,054,537 8,481,408
自己資本比率 45.3% 48.4% 49.5% 47.1% 45.7%
従業員数 315人 320人 317人 319人 335人

※単位は千円(従業員数・自己資本比率を除く)。提出会社(単体)の数字です。

売上高は5期でほぼ動いていない

6,396,726 → 6,404,997 → 6,316,681 → 6,650,656 → 6,768,865千円。5期で+372,139千円、率にして+5.8%です(増減は編集部の算出)。年あたりに直せば1%台の動きで、伸びている会社とも縮んでいる会社とも言いにくい形です。

経常利益は第55期だけ赤字

同じ5期で、経常利益は240,614 → 98,413 → 132,975 → △31,891 → 180,837千円です。5期のうち第55期だけが赤字で、残る4期はすべて黒字です。

黒字の期だけを見ても、最小の第53期(98,413千円)と最大の第52期(240,614千円)には2.4倍の開きがあります(比の算出は編集部)。売上高に対する比率に直すと次のようになります。

期 経常利益率(編集部の算出)
第52期 3.76%
第53期 1.54%
第54期 2.11%
第55期 △0.48%
第56期 2.67%

第55期は△0.48%です。売上高66億円に対して経常利益が△3,189万円ですから、赤字に転落した期が、直近5期の中にあるということになります。翌第56期には2.67%の黒字へ戻りました。

振れの理由は、本記事が用いた抽出範囲(従業員の状況と主要な経営指標等の推移)からは確認していません。原材料価格・為替・特定顧客の増減など、考えられる要因はありますが、有価証券報告書が説明している内容を確認していない以上、推測を書きません。

第55期は、当期純利益の赤字が経常利益の赤字より大きい

もう1つ、表の中で目を引くところがあります。第55期は経常利益△31,891千円に対して、当期純利益は△253,166千円の赤字です。当期純利益の赤字のほうが221,275千円大きくなっています(差の算出は編集部)。

一般に、当期純利益が経常利益より大きく悪化するのは、特別損失が計上されたときや税金費用の調整があったときです。ただし、この期に何があったかは抽出範囲では確認していません。中身を推測しません。

純資産は5期で減っている

純資産額は4,050,800千円から3,874,815千円へ、5期で175,985千円減っています(△4.3%。いずれも編集部の算出)。

一方、5期の当期純利益を合計すると(第55期の赤字を差し引いて)311,493千円の黒字になります(合計は編集部の算出)。利益の合計はプラスなのに純資産は減っているという形です。差の理由は、本記事が用いた資料からは特定できませんでした。社外への流出の内訳に踏み込むと投資判断の領域に入るため、ここでは事実の指摘までにとどめます。

自己資本比率は45.3% → 48.4% → 49.5% → 47.1% → 45.7%で、5期とも45〜50%の範囲に収まっています。

従業員数が5期で20人増えている

ここは、この会社を働く場所として見るときの重要な材料です。

315 → 320 → 317 → 319 → 335人。5期で+20人(+6.3%)、直近1年だけで+16人です(増減は編集部の算出)。

当サイトがこれまで有価証券報告書で確認してきた会社では、提出会社の従業員数が横ばいか減少している例のほうが多くありました。その中で、直近1年で16人増やしている会社は、人を採れている側に入ります。

ただし、増えた理由は開示から特定できません。新卒採用を増やしたのか、中途で採ったのか、出向者の扱いが変わったのか。そこは推測しません。面談で「この1年で増えた16人は、どの職種ですか」と聞けば、採用の方向が分かります。

経常利益7.5倍の開きと、20人増えた従業員数|将来性をどう読むか

材料1:何を作っているか。会社情報ページの事業内容は「工業用ゴム製品の製造・販売」です。具体的な製品分野の内訳は、このページには記載がありませんでした。

材料2:どこに拠点があるか。会社情報ページに載っている国内拠点は次のとおりです。

区分 拠点
本社 埼玉県さいたま市大宮区
営業所 大宮営業所/大阪営業所/名古屋営業所
工場 福島工場/第二福島工場/白河工場/白河第二工場

工場は4つとも福島県にあります。製造の職種で応募する場合、勤務地は福島県内になる可能性が高いと読めます(この読みは編集部のものです)。入口で確認すべき点です。

材料3:グループの広がり。会社情報ページに載っているグループ会社は6社です。

会社名 所在
株式会社朝日FR研究所 国内
株式会社朝日フロントメディック 国内
Asahi Crosslink Corporation 米国
朝日橡膠(香港)有限公司 香港
東莞朝日精密橡膠制品有限公司 中国
朝日科技(上海)有限公司 中国

6社のうち4社が海外(米国・香港・中国)です。各社の従業員数と事業内容の詳細は、このページには記載がありませんでした。

材料4:財務。自己資本比率は5期とも45〜50%の範囲で、大きく崩れていません。ただし純資産は5期で減っています。

材料5:人の増減。5期で+20人、直近1年で+16人。この会社で最も明確に上を向いている数字がここです。

そのうえでの編集部の読みです。創業1970年、工場4か所、海外4社、平均勤続16.5年、従業員は増加。働く場所として短期に消える形ではありません。

一方で、利益の水準は年によって大きく変わり、直近5期には経常利益率△0.48%(赤字)の期がありました。賞与や昇給が業績とどう連動するのかを確認しないまま入ると、入社年によって手取りの印象が変わる可能性があります。この会社の有価証券報告書に賞与の算定方法の記載を確認できていないため、ここは面談で埋めるしかありません。

事業の構成から将来性を読む進め方は、同じゴム製品の会社を事業構成から見た記事でも扱っています。

朝日ラバーの国内拠点とグループ会社の構成を示した模式図

有価証券報告書にも会社情報ページにも無いもの

次の項目は、本記事が確認した資料のどこにも記載がありませんでした。

  • 離職率(3年以内離職率を含む)
  • 月平均の残業時間
  • 年次有給休暇の取得率
  • 年齢別・職種別・役職別の年収
  • 初任給の額
  • 賞与だけの金額と、その算定方法
  • 退職金の支給額と算定式
  • グループ会社6社ごとの従業員数・平均年収
  • 製品分野ごとの売上構成

この9項目について、当サイトは推定値を書きません。現在この会社について検索すると「製造現場500万〜600万円」「技術開発550万〜700万円」といった職種別のレンジが出てきますが、これらは集計の方法が示されていない推計です。有価証券報告書に1円単位の実額が載っている項目について、検算できない数字を並べることはしません。

なお、「継続企業の前提に関する注記」については、編集部は確認していません。有価証券報告書の全ページを走査した際に注記の見出しを見つけられませんでしたが、見つけられなかったことと、存在しないことは別です。

利益の振れ幅を、私は面接でこう聞く

私はゴム製品の業界にいたことはありません。その前提で、採用する側として面接を担当してきた立場から、この会社に応募するなら押さえたい点を書きます。

利益が年ごとに大きく動く会社では、「悪い年に何が起きたか」を聞くのが最短です。

良い年の話は、会社側から進んで出てきます。出てこないのは悪い年のほうです。この会社なら、経常利益が△31,891千円の赤字に落ちた第55期(2025年3月期)がそれにあたります。

聞き方としては、「前々期は経常利益が赤字でしたが、そのとき現場の働き方や人員の計画はどう変わりましたか」が情報量が多いと考えています。採用を止めたのか、賞与で調整したのか、何も変えなかったのか。答えは3通りのどれかになり、どれであっても入社後の見通しが具体的になります。

そして、この会社についてはもう1つ材料があります。その翌期に、従業員を16人増やしていることです。利益が落ちた翌年に人を増やしている会社という事実は、面接での質問を組み立てるときの足がかりになります。

福島県4工場と経常利益7.5倍の開き|応募の前に、ここだけは確かめたい

すすめられる人

  • 長く勤めることを前提に会社を選ぶ人。平均勤続年数は16.5年、創業は1970年です
  • 人を採っている会社を選びたい人。従業員数は5期で315人から335人へ、直近1年で16人増えています
  • 福島県・埼玉県での勤務を選択肢に入れられる人。工場は4つとも福島県にあります
  • 開示された実額で判断したい人。有価証券報告書の335人と会社情報ページの正社員335名が一致しており、平均年間給与5,736,000円をそのまま335人の平均として読めます

先に確認が要る人

  • 賞与の額を年ごとに安定させたい人。 経常利益は5期のうち1期(第55期)が赤字で、経常利益率△0.48%まで落ちた期があります(いずれも編集部の算出)
  • 勤務地を首都圏に限定したい人。製造の拠点は福島県に集中しています
  • 残業時間・有給取得率・離職率の実績値で比較したい人。 開示がありません
  • 年収の伸び方を過去の推移で確認したい人。本記事は最新期の平均年間給与のみを扱っており、過去5期の平均年間給与は取得していません

編集部の結論です。この会社は、人の側の数字と利益の側の数字が違う向きを向いています。勤続16.5年・従業員+20人という定着と増員の形がある一方、利益は年ごとに大きく振れている。どちらかだけを見て判断すると像がゆがみます。

働く場所として続くかという問いには、短期に消える形ではないと答えます。そのうえで、入社年によって業績の景色が変わりうる会社であることを前提に、賞与と昇給の決まり方を面談で確認してください。

その前に、まず自分の市場価値を測っておくことをおすすめします。573万円が自分にとって高いのか低いのかは、相場を知らないと判断できません。

よくある質問

朝日ラバーの将来性はどうですか

「働く場所として続くか」で見ると、短期に消える形ではありません。創業1970年、工場4か所、海外を含むグループ会社6社、平均勤続年数16.5年、従業員数は5期で315人から335人へ増加しています。一方、経常利益は5期のうち4期が黒字ですが、第55期は△31,891千円の赤字(経常利益率△0.48%)でした。黒字の期だけでも98,413千円〜240,614千円の開きがあります(いずれも編集部の算出)。投資の対象としての評価は、当サイトでは行いません。

朝日ラバーの平均年収はいくらですか

第56期(2026年3月期)の有価証券報告書によると、提出会社の平均年間給与は5,736,000円です。従業員335人・平均年齢42.7歳・平均勤続年数16.5年の平均で、賞与と基準外賃金を含みます。会社情報ページの正社員数も335名(2026年3月31日現在)で一致しているため、この金額は会社全体の平均として読めます。

朝日ラバーの勤務地はどこですか

会社情報ページによると、本社は埼玉県さいたま市大宮区、営業所は大宮・大阪・名古屋の3か所、工場は福島工場・第二福島工場・白河工場・白河第二工場の4か所です。工場は4つとも福島県にあります。製造の職種で応募する場合の勤務地は、この4工場のいずれかになる可能性が高いと編集部は読んでいます。

朝日ラバーの業績は安定していますか

売上高は安定していますが、利益は安定していません。5期の売上高は6,396,726千円から6,768,865千円へ+5.8%の動きにとどまる一方、経常利益は240,614→98,413→132,975→△31,891→180,837千円と、第55期だけ赤字を挟みながら大きく振れています(増減率は編集部の算出)。振れの理由は、本記事の抽出範囲では確認できませんでした。

朝日ラバーの離職率や残業時間はどれくらいですか

有価証券報告書にも会社の公表ページにも記載がありませんでした。当サイトは推定値を書きません。開示から分かるのは、平均勤続年数が16.5年であること、従業員数が5期で20人増えていることまでです。勤続年数が長いことと、離職率が低いことは、数字としては別の話です。

朝日ラバーはどんな製品を作っているのですか

会社情報ページの事業内容の記載は「工業用ゴム製品の製造・販売」です。製品分野ごとの内訳は、このページには記載がありませんでした。当サイトは、確認できていない製品構成を推測で書きません。グループ会社には株式会社朝日FR研究所・株式会社朝日フロントメディックのほか、米国・香港・中国の4社があります。

朝日ラバーは上場していますか

東証スタンダード市場に上場しています。証券コードは5162です(会社情報のページ)。決算期は3月で、有価証券報告書の提出は毎年6月下旬です。当サイトは会社を投資の対象としては評価しないため、株式に関する記述はここまでです。

まとめ

  • 第56期の平均年間給与は5,736,000円。従業員335人・平均年齢42.7歳・平均勤続年数16.5年の平均で、賞与込み
  • 有価証券報告書の335人と、会社情報ページの正社員335名が一致。会社全体の平均として読める
  • 平均年齢から勤続年数を引くと26.2歳(編集部の算出)
  • 5期の売上高:6,396,726千円 → 6,768,865千円(+5.8%。編集部の算出)。ほぼ横ばい
  • 5期の経常利益:5期のうち4期が黒字、第55期のみ△31,891千円の赤字。黒字の期だけで98,413千円〜240,614千円の開き(編集部の算出)
  • 経常利益率は第52期3.76%、第55期△0.48%、第56期2.67%(いずれも編集部の算出)
  • 第55期は経常利益△31,891千円・当期純利益△253,166千円と、いずれも赤字。当期純利益の赤字のほうが221,275千円大きい(編集部の算出)。理由は確認していない
  • 純資産額は5期で△175,985千円(△4.3%)。同期間の当期純利益の合計は311,493千円の黒字(第55期の赤字を差し引いた額。編集部の算出)。差の理由は特定できていない
  • 自己資本比率は5期とも45〜50%の範囲(直近45.7%)
  • 従業員数は315→320→317→319→335人。5期で+20人、直近1年で+16人(編集部の算出)
  • 工場は4つとも福島県(福島工場・第二福島工場・白河工場・白河第二工場)
  • グループ会社は6社で、うち4社が海外(米国・香港・中国)
  • 離職率・残業時間・有給取得率・初任給・賞与額・退職金・製品分野別の売上は開示がない。当サイトは推定値を書かない
  • この記事の「将来性」は、働く場所として続くかの意味。会社を投資の対象として評価してはいない

この会社を検討するなら、経常利益が3,000万円台まで落ちた期に何が起きたかを面談の論点に持っていくのが一番情報量があると考えます。その前に、まず自分の市場価値を測っておいてください。

※本記事の数値は、2026年9月21日に取得した第56期有価証券報告書と、2026年9月22日に確認した会社の公表ページに基づきます。最新の情報は必ず公式のIR資料と採用情報でご確認ください。
※法令に関する記述は一般的な情報です。個別の労働条件の適否については、労働基準監督署・都道府県労働局・社会保険労務士などの専門家・公的機関にご確認ください。

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訂正履歴

  • 2026年9月22日|(年収に関する記述全般):「本記事執筆時点では公式資料で確認できなかった」としたうえで「全社平均で約500万〜650万円」などの推定レンジを掲載していましたが誤りでした。第56期有価証券報告書に平均年間給与5,736,000円(従業員335人・平均年齢42.7歳・平均勤続年数16.5年)の記載があるため、この実額に改めました。理由:公式資料(有価証券報告書)に平均年間給与が開示されているにもかかわらず「確認できなかった」と記載し、集計方法を確認できない推定レンジを主たる数値として提示していたため。
  • 2026年9月22日|(h1・リード文・5期の推移・経常利益と当期純利益):h1を「経常利益は5期で7.5倍の開き」とし、本文でも「経常利益が第55期の31,891千円から第52期の240,614千円まで7.5倍の開きで振れている」「第55期は経常利益31,891千円に対して当期純利益が253,166千円」としていましたが誤りでした。h1を「経常利益は5期に1度赤字」に改め、本文は「経常利益は5期のうち第55期(△31,891千円)だけが赤字」「第55期の当期純利益は△253,166千円の赤字で、経常利益の赤字より大きい」に改めました。理由:根拠データの抽出処理が、有価証券報告書の「△」と数字の間の空白に対応しておらず、赤字を黒字として配っていました。実際は第55期に経常利益・当期純利益とも赤字であり、黒字どうしの比較として「7.5倍」「当期純利益のほうが多い」と書いていた前提そのものが誤りでした。5期合計の当期純利益(赤字反映後311,493千円)など関連する算出値もあわせて改めました。

参考・出典

  • 株式会社朝日ラバー 第56期(2025年4月1日〜2026年3月31日)有価証券報告書(2026年6月25日提出/EDINET書類管理番号 S100YKQB/EDINETコード E01115)。本記事が用いたのは40ページ目「第5 従業員の状況」および「主要な経営指標等の推移」(提出会社):https://disclosure2dl.edinet-fsa.go.jp/searchdocument/pdf/S100YKQB.pdf
  • 株式会社朝日ラバー「会社情報」(2026年9月22日に編集部が確認。商号・創業・設立・資本金・所在地・代表者・事業内容・従業員数・上場市場・証券コード・国内拠点・グループ会社の出典):https://www.asahi-rubber.co.jp/about/overview
  • 金融庁 EDINET(有価証券報告書等の電子開示システム):https://disclosure2.edinet-fsa.go.jp/

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コロ助
コロ助
企業と転職サービスを、有価証券報告書などの一次情報から読んでいます。
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