ロイヤルホテルの評判|上場廃止は誤解・再生中のリーガロイヤルと年収460万円の実像
この記事の結論
- 上場廃止?:誤解。東証スタンダードに上場継続中。2023年の再編は土地建物譲渡+増資
- 年収:有報平均460万円(2026年3月期)。前期436万円から改善、口コミ回答者平均は320万円
- 働き方:残業月19.5時間・人間関係満足78%と環境は良好傾向。待遇満足度2.3が弱点
- 編集部の見解:一流の接遇と名門再生の局面を経験したい人に好適。給与最優先なら慎重に
「ロイヤルホテル」と検索すると「上場廃止」「買収」という不穏な候補が並び、不安になった人も多いはずです。先に整理すると、この記事で扱うのは大阪・中之島のリーガロイヤルホテルを運営する株式会社ロイヤルホテル(証券コード9713)です。指宿ロイヤルホテル・池袋ロイヤルホテル・奈良ロイヤルホテル・有馬ロイヤルホテル・ダイワロイヤルホテルなど「○○ロイヤルホテル」を名乗る施設はすべて別会社なので混同しないでください。本記事では、リーガロイヤルホテルの評判・年収・働き方を公式情報(有価証券報告書)・口コミ傾向・推定情報の3分類で整理し、検索候補に出る「上場廃止・買収」の真相と、外資出資後の再生ストーリーまで、転職・就職判断に必要な情報をまとめます。
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ロイヤルホテルはどんな会社?1935年開業「西の迎賓館」の運営会社
株式会社ロイヤルホテルは、1932年(昭和7年)2月設立、1935年(昭和10年)1月に前身の「新大阪ホテル」を開業した、関西で最も歴史あるホテル企業のひとつです。旗艦のリーガロイヤルホテル(大阪)は大阪・中之島に立地し、国賓級の要人を迎えてきたことから「西の迎賓館」と呼ばれます。2019年のG20大阪サミットでも会場周辺の中核ホテルとして機能した、大阪を代表する格式のホテルです。
事業はホテル事業が中心で、部門は宿泊(客室)・料飲(レストラン)・宴会の3本柱。リーガロイヤルホテルズとして東京・京都・広島・小倉など国内外約17ホテルを直営・受託運営しています。2025年度には東京の宿泊主体型ホテル「芝パークホテル」を子会社化し、宴会依存型から宿泊へポートフォリオを広げつつあります。
株主構成に表れる「名門」の性格
大株主にはアサヒビール12.74%・森トラスト12.69%・サントリーホールディングス6.67%(2026年3月時点)と、関西財界とゆかりの深い名門企業が並びます。ここに2023年の資本再編で加わったのが、筆頭株主のBlossoms Holding HK Limited(23.59%)です。この「外資系ファンド+関西財界名門」という株主構成こそ、次章で解説する「上場廃止?買収?」検索の出どころになっています。
ロイヤルホテルは上場廃止?買収された?2023年資本再編の事実を整理
結論から言うと、株式会社ロイヤルホテルは上場廃止になっていません。2026年7月17日時点でも東証スタンダード市場に上場したまま株価900円で取引されており、2025年5月14日には「上場維持基準への適合に関するお知らせ」を自ら開示しています(公式情報)。また、株式公開買付け(TOB)によって丸ごと買収されたという事実もありません。検索候補の「上場廃止」「買収」は、2023年に実施された資本・事業再編が不正確に伝わったものと考えられます。

「ロイヤルホテル 上場廃止」って検索候補に出てきて不安です。応募しても大丈夫な会社なんでしょうか?
2023年1月に実際に起きたこと(日付・スキーム・比率)
2023年1月20日、ロイヤルホテルはカナダ系不動産投資会社ベントール・グリーンオーク(BGO)グループとの資本・事業再編を発表しました。中身は次の2つです(公式情報)。
- 資産の譲渡:旗艦リーガロイヤルホテル(大阪)の土地・建物をBGOグループへ売却。運営は引き続きロイヤルホテルが担う
- 第三者割当増資:BGO系のBlossoms Holding HK Limitedが増資を引き受け、当初約33%を保有する筆頭株主に(取締役2名の指名権付き)。2026年3月時点の保有比率は23.59%
つまり「株式を買い占めて非公開化するTOB」ではなく、不動産の売却と増資による資本提携です。株式は市場に残り、一般株主も取引を続けられています。2024年6月には「非上場の親会社等の決算に関するお知らせ」を開示しており、Blossomsは有報上の親会社等の位置づけですが、上場会社としての開示体制は維持されています。
再編の財務効果——約320億円の有利子負債を返済
この再編の実利は財務再建でした。土地建物の売却資金などにより約320億円あった有利子負債を返済し、2026年3月期の自己資本比率は60.6%まで改善しています(公式情報)。コロナ禍の2021年3月期・2022年3月期に大幅赤字を計上した同社にとって、資産を手放してでも財務を立て直す選択だったと言えます。転職検討者の目線では、「経営破綻に向かう会社」ではなく「バランスシートを整理して再出発した会社」というのが事実に即した理解です。なお、外資が筆頭株主になったことへの評価は分かれ得るため、メリット・リスクの両面は将来性の章で推定情報として扱います。
BGOの135億円改装からヴィニェット・コレクション加盟へ——名門再生の現在地
再編後のロイヤルホテルは、縮小ではなく攻めの再生フェーズに入っています。新しいオーナーとなったBGOは総額135億円を投じた大規模改装を実施し、リーガロイヤルホテル(大阪)は2025年4月、IHGホテルズ&リゾーツのラグジュアリーブランド「Vignette Collection(ヴィニェット・コレクション)」に国内で初めて加盟したホテルとして改装開業しました(客室は1,039室から1,001室へ再構成。公式情報)。IHGの世界的な送客ネットワークと会員基盤に接続したことで、インバウンド需要の取り込み力が構造的に強化されています。
再生の成果は業績にも表れています。コロナ禍で2期連続の大幅赤字に沈んだ後、2023年3月期に黒字転換。2026年3月期は連結売上高292億7,300万円(前期比+16.3%)、営業利益11億6,200万円(同+27.4%)まで回復しました。客室部門は約3割の増収となり、大阪・関西万博では迎賓館の運営業務を受託——「西の迎賓館」の看板が国家イベントで再び活きた形です。芝パークホテルの子会社化もフル寄与しており、単なる復旧ではなく事業構成の再設計が進んでいます(公式情報)。
ロイヤルホテルの公式データ一覧(有価証券報告書ベース)
本記事で扱う公式数値を一覧で確認できます。公式情報として、最新の正確な数値は公式IRページで再確認してください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商号 | 株式会社ロイヤルホテル(東証スタンダード・9713) |
| 本社 | 大阪府大阪市北区中之島5丁目3番68号 |
| 設立/創業 | 1932年2月設立/1935年1月「新大阪ホテル」開業 |
| 代表者 | 代表取締役社長 植田文一 |
| 平均年間給与 | 約460万円(前期436万円) |
| 平均年齢 | 41.7歳 |
| 平均勤続年数 | 15.8年(前期16.9年) |
| 従業員数 | 1,141名(単体・2026年3月31日現在、前期比+45名) |
| 売上高 | 連結292億7,300万円(2026年3月期、前期比+16.3%) |
| 営業利益 | 連結11億6,200万円(2026年3月期、前期比+27.4%) |
| 出典 | 第100期(2026年3月期)有価証券報告書「従業員の状況」/公式IR資料 |
リーガロイヤルホテルの平均年収460万円の中身——口コミとの乖離まで解説
有価証券報告書(第100期・2026年3月期)によると、ロイヤルホテルの平均年間給与は約460万円です(公式情報)。前期の436万円から+24万円の改善で、業界全体の賃上げ局面を反映した動きと言えます。平均年齢は41.7歳、平均勤続年数は15.8年。勤続15年超は上場ホテル企業の中でも長い部類で、「定着は長いが給与は業界水準」という同社の性格がこの2つの数字に凝縮されています。なお「ロイヤルホテル」の検索結果には、コロナ禍当時の給与水準を扱った経済メディアのランキング記事も表示されますが、直近の有報実額は上記の通り回復傾向にあります。

平均460万円なら悪くない気がしますが、口コミサイトだともっと低い年収を見かけます。どちらが本当ですか?
口コミ回答者の平均は320万円——460万円とずれる理由
OpenWorkの回答者ベースの平均年収は約320万円(36人回答、レンジ200〜780万円)と、有報の460万円より大幅に低くなっています(口コミ傾向)。この乖離は矛盾ではなく構造です。有報の460万円は管理職・本社部門・長期勤続者を含む正社員全体の平均であるのに対し、口コミ投稿者は20〜30代の現場職(サービス・調理など)に偏りやすいためです。一部の口コミでは「年収380万円(基本給252万円+残業代36万円+賞与15万円)」といった内訳の投稿も見られ、若手現場職の実感値は300万円台とみられます。転職時は「自分が入る職種・等級のレンジ」を求人票と面接で必ず確認してください。
年齢別・職種別の目安とボーナスの傾向
職種別・年齢別の給与は有価証券報告書では開示されていないため、以下は口コミと業界水準からの推定情報です。20代の現場職は280〜350万円、30代で320〜420万円、主任・支配人クラスや本社営業・管理部門で450〜600万円程度が目安と考えられます。賞与については、先の口コミ内訳のように年間賞与が小さかった時期の投稿が見られる一方(口コミ傾向)、業績はコロナ期赤字から営業利益11.6億円まで回復しており、賞与原資の環境は当時より改善している可能性があります(推定情報)。面接では直近の賞与実績(月数)を具体的に質問するのが確実です。
働き方の実態——残業月19.5時間・有給48.2%と「人間関係78%満足」
労働時間のデータは、名門ホテルのイメージに反して抑制的です。OpenWorkでは月間残業19.5時間・有給消化率48.2%と報告されており、ホテル業界としては残業が少ない部類です(口コミ傾向)。エン カイシャの評判(92名・701件)では「職場の人間関係」への満足が78%、「休日・休暇」も73%と高く、職場環境そのものへの評価は良好な傾向があります。OpenWork の項目別でも「法令順守意識4.0」「社員の相互尊重3.9」が高く、コンプライアンスと接遇文化が根づいた組織であることがうかがえます。
一方で明確な弱点もあります。同じOpenWorkで「待遇面の満足度」は2.3と突出して低く、「人材の長期育成2.4」「人事評価の適正感2.5」「20代成長環境2.6」も低め。エンでも「年収・給与」への納得度は46%にとどまります(口コミ傾向)。つまり「人間関係と働きやすさは良いが、給与と評価に不満が集中する」のがこの会社の口コミの構図です。またホテル業ゆえに土日祝・年末年始が繁忙期のシフト勤務が基本で、早朝・深夜帯の勤務もあります。家族や友人と休みを合わせたい人は、配属部門のシフト実態を選考段階で確認しておきましょう。
ロイヤルホテルの仕事はきつい?「やばい」と言われる理由を分解
検索候補や口コミには「きつい」「やばい」といった言葉が並ぶことがありますが、結論から言うと、ロイヤルホテルがやばい企業と断定できる根拠はありません。不安要素の正体は主に3つに分解できます。第一に、前章の通り「上場廃止・買収」という検索ワードの誤解——実際は上場継続中の資本再編です。第二に、給与水準への不満——「労力の割に給料が低い」「給料が低く辞める人が多い」という口コミが実際に見られます(口コミ傾向)。第三に、コロナ禍の2期連続赤字という業績不安の記憶——これは2023年3月期に黒字転換し、直近は増収増益で解消に向かっています(公式情報)。一方で、名門ホテルらしい接遇教育、従業員食堂などの福利厚生、人間関係の良さを評価する声も多くあります。ネット上の断片的な評判だけで判断せず、年収・働き方・再生の進捗・転職後のキャリアまで含めて確認することが重要です。
リーガロイヤルホテルの就職難易度・転職難易度——採用・求人の実像
リーガロイヤルホテルの採用は新卒・中途の両方で門戸が開かれており、難易度は職種によって差があります(推定情報)。ホテル業界全体が深刻な人手不足で、正社員不足を訴える企業が6割超という調査もあるなか、経験者にとっては売り手市場に近い環境です。ここでは新卒・中途・面接の3つに分けて整理します。
新卒採用——マイナビ掲載・接遇の名門で学べる環境
ロイヤルホテルの新卒採用はマイナビ2027に採用データが掲載されており、継続的に新卒を受け入れているとみられます(公式採用サイト・就職情報サイトベース)。「西の迎賓館」の接遇教育を新卒から受けられる環境は、ホテリエとしてのキャリアの土台づくりという点で価値があります。就職難易度は最大手の帝国ホテルなどと比べれば挑戦しやすい水準と考えられますが、格式あるホテルだけに接遇適性・立ち居振る舞いは丁寧に見られる傾向があります(推定情報)。
中途採用・求人の傾向——万博後も続く採用ニーズ
中途はdodaなど転職サイトに求人が掲載されており、宿泊(フロント・レベニュー管理)、料飲・宴会サービス、調理、営業、管理部門などが主な受け皿です。改装開業した旗艦ホテルの稼働拡大、芝パークホテルの子会社化と、人員需要が生まれる局面が続いています。ホテル経験者はもちろん、接客・法人営業経験者にも可能性がある一方、ラグジュアリー領域へ転換中のため語学力・上質な接客経験があると評価されやすいと考えられます(推定情報)。
面接で見られるポイント
面接では、スキル以上に「リーガロイヤルの看板を背負える人物か」が問われると考えられます(推定情報)。具体的には、ホスピタリティの原体験を自分の言葉で語れるか、シフト勤務・立ち仕事への理解と覚悟があるか、そして再生フェーズの会社で変化を前向きに受け止められるか。志望動機では「歴史ある名門だから」で止めず、「Vignette Collection加盟後の新しいリーガロイヤルで何をしたいか」まで踏み込むと、事業の現在地を理解している応募者として差別化できます。
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ロイヤルホテルと同業他社の比較表——名門ホテル・宴会場4社の有報データ
同じ上場ホテル・宴会企業3社と、有価証券報告書ベースの年収・従業員数を並べて比較します(公式情報に基づく数値と推定情報の評価を含みます)。
| 企業名 | 平均年収(有報) | 働きやすさ | 将来性 | 転職難易度 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|---|
| ロイヤルホテル(9713) | 約460万円(2026年3月期・単体1,141名) | 残業月19.5h・人間関係の評価が高い | 外資出資×IHG提携で再生進行中 | 標準的 | 名門の接遇と再生局面を経験したい人 |
| 帝国ホテル(9708) | 約582万円(2026年3月期・単体1,823名) | 残業月14.7h・福利厚生は業界屈指 | 京都開業・本館建替と投資続く | 高め | 最高級ブランドで長く勤めたい人 |
| 東京會舘(9701) | 約495万円(2026年3月期・480名) | 宴会集中型で繁閑差が大きい傾向 | 宴会・婚礼特化で回復基調 | 標準的 | 宴会・調理の専門性を磨きたい人 |
| アゴーラHG(9704) | 約838万円(2025年12月期・提出会社13名) | 運営子会社ごとに差が大きい傾向 | ホテル再生型でV字回復中 | 比較的入りやすい | 再生・立ち上げに関わりたい人 |
注意点として、アゴーラ ホスピタリティー グループの838万円は従業員わずか13名の持株会社(本社管理部門のみ)の数値であり、ホテル現場(連結529名)の給与実態を示すものではありません。現場水準の比較では、ロイヤルホテル460万円・東京會舘495万円・帝国ホテル582万円が実態に近い比較軸です。ロイヤルホテルは4社の中で有報年収は低めですが、単体1,141名の現場従業員を含んだ実額であること、直近で+24万円改善していることは評価材料です(推定情報)。
将来性——「運営特化モデル」への転換は何を意味するか
ロイヤルホテルの将来性を考える鍵は、2023年再編で選んだ「所有と運営の分離」です。土地建物をファンドが持ち、ホテル会社は運営に特化する——欧米では標準的なこのモデルが、国内名門にも波及した象徴的な事例です。追い風となる業界環境もあります。訪日外国人客数は2025年上半期に約2,152万人と過去最速ペースで推移し、全国平均の客室単価(ADR)は2026年5月に32,340円と過去最高を更新。ウォルドーフ・アストリア大阪など外資ラグジュアリーの進出が続くなか、IHGブランドを得たリーガロイヤルはこの高単価競争に参戦できる立場になりました。
ここからは推定情報として両面を整理します。ポジティブ面では、有利子負債返済で財務が軽くなり(自己資本比率60.6%)、改装投資はオーナー側が負担、IHGの送客網で集客力が強化——運営力で稼ぐ体制が整いました。運営受託・ホテル再生の経験は業界内で汎用性の高いキャリア資産にもなります。一方リスク面では、不動産という資産の裏付けを手放したため、賃借・受託モデルでの収益変動に業績が左右されやすくなること、筆頭株主であるファンドの投資方針次第で資本構成が再び動く可能性があること、そして現在の好業績がインバウンド需要に依存しており外部環境の急変に弱いことが挙げられます。「安定した資産持ちの名門」ではなく「身軽になって運営力で勝負する再生企業」として見るのが、転職判断として正確です。
ロイヤルホテルへの転職|編集部の見解・おすすめ度
編集部の見解として、ロイヤルホテルは「キャリアの物語性」を重視する人にはおすすめできる、いま面白い局面の名門だと考えます。理由は3つあります。第一に、事実関係がネガティブ検索ほど悪くないこと。「上場廃止・買収」は誤解で、実際に起きたのは財務再建を伴う資本再編であり、その後は135億円改装・IHG国内初加盟・万博迎賓館受託・黒字回復と、再生の実績が積み上がっています。第二に、働く環境の口コミが構造的に読み解きやすいこと。人間関係78%満足・残業19.5時間と職場環境は良好傾向な一方、不満は待遇(満足度2.3)にほぼ一点集中しており、「何を我慢するのか」が入社前から明確です。第三に、経験の市場価値。ラグジュアリー転換・外資オーナー・運営受託という現在の経験は、外資系ホテルやホテル再生企業への転職でも通用する、業界でいま最も需要のあるスキルセットに重なります。
一方で、給与を最優先する人には現時点では積極的におすすめしません。有報平均460万円は改善傾向とはいえ帝国ホテル(582万円)とは差があり、若手現場職の口コミ実感値は300万円台です(口コミ傾向)。年収の伸びは会社の賃上げ継続と本人の昇進速度に依存するため、確実性を求めるなら他業界の営業職なども並行検討すべきです。総合すると「接遇の名門で再生の当事者になる経験を取りに行く転職」としては十分に魅力があり、「年収を上げる転職」としては条件交渉と職種選びを慎重にすべき会社、というのが編集部の結論です。
ロイヤルホテルへの転職が向いている人・向いていない人
これまでの公式情報・口コミ傾向をふまえ、適性を整理します(推定情報を含みます)。
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| 一流の接遇・ホスピタリティを名門で身につけたい人 | 給与水準を最優先で転職先を選びたい人 |
| ホテル再生・ラグジュアリー転換の当事者になりたい人 | 変化の少ない安定環境で働き続けたい人 |
| 人間関係の良い職場でチームで働きたい人 | 個人の成果が即座に給与へ反映されることを求める人 |
| インバウンド・語学力を活かしたい人 | 土日祝・年末年始のシフト勤務を避けたい人 |
| 将来は外資系ホテルや運営受託企業も視野に入れたい人 | 若手のうちから高年収と早い昇進を重視する人 |
ロイヤルホテルに関するよくある質問(FAQ)
ロイヤルホテルへの転職・就職を検討する人からよくある質問と回答をまとめました。
ロイヤルホテルは上場廃止になったのですか?
いいえ。東証スタンダード市場に上場を継続しており、2025年5月には上場維持基準への適合を自ら開示しています(公式情報)。2023年の発表は土地建物の譲渡と第三者割当増資による資本・事業再編で、株式の上場廃止を伴うものではありません。
ロイヤルホテルはどこかに買収されたのですか?
株式公開買付け(TOB)による買収はありません。2023年1月にカナダ系のBGOグループがリーガロイヤルホテル(大阪)の土地建物を取得し、同グループ系のBlossoms Holding HKが増資引受で筆頭株主(現23.59%)になりました(公式情報)。会社の運営主体は引き続き株式会社ロイヤルホテルです。
リーガロイヤルホテルの平均年収はいくらですか?
有価証券報告書によると、第100期(2026年3月期)の平均年間給与は約460万円です(公式情報)。前期の436万円から改善しています。ただし口コミ回答者の平均は320万円程度で、若手現場職の実感値は公式平均より低い傾向があります(口コミ傾向)。
リーガロイヤルホテルのボーナスはどのくらいですか?
賞与額は有価証券報告書では開示されていません。口コミには賞与が少額だった時期の投稿が見られますが(口コミ傾向)、業績はコロナ期から回復しており当時と環境が異なる可能性があります。面接で直近の支給実績(月数)を確認するのが確実です。
ロイヤルホテルの新卒採用はありますか?
マイナビ2027に採用データが掲載されており、新卒採用を継続しているとみられます。宿泊・料飲・宴会などの現場職からスタートし、支配人・本社部門へ進むキャリアパスが一般的です(推定情報)。
リーガロイヤルホテルの面接ではどんな点を見られますか?
接遇適性・ホスピタリティの原体験・シフト勤務への理解に加え、再生フェーズにある会社の変化を前向きに捉えられるかが問われると考えられます(推定情報)。Vignette Collection加盟など事業の現在地を踏まえた志望動機を準備しましょう。
指宿・池袋・奈良などの「○○ロイヤルホテル」も同じ会社ですか?
別会社です。株式会社ロイヤルホテル(9713)が運営するのはリーガロイヤルホテルズ(大阪・東京・京都・広島・小倉など約17ホテル)で、指宿ロイヤルホテル・池袋ロイヤルホテル・奈良ロイヤルホテル・ダイワロイヤルホテルなどとは資本関係のない別企業です。求人応募の際は運営会社名を必ず確認してください。
ロイヤルホテルへの転職判断まとめ
ここまでの内容を、判断軸ごとに整理します。最終的な判断は、求人票だけでなく自分の経験・適性も含めて確認しましょう。
| 判断軸 | 評価 |
|---|---|
| 年収を重視する人 | 慎重に検討(有報平均460万円・若手実感は300万円台) |
| 安定性を重視する人 | 職種次第(財務は再建済みだがインバウンド依存あり) |
| 成長環境を重視する人 | 相性が良い(ラグジュアリー転換・再生の実務を経験できる) |
| ワークライフバランスを重視する人 | 相性が良い(残業月19.5h。ただしシフト勤務前提) |
| 未経験転職を狙う人 | 経験次第(接客経験があれば挑戦しやすい) |
| 専門性を高めたい人 | おすすめしやすい(名門の接遇+IHG基準の運営経験) |
▼ 名門ホテルか、他の道か。迷いを整理したいあなたへ
ここまでお読みいただきありがとうございました。記事だけでは判断しきれない「自分のケース」「具体的な選択肢比較」「面接対策」などは、当社の無料相談でじっくり整理できます。当社はユーザーから費用を取らず、客観的な視点で最適なエージェント・企業・キャリアパスを案内する中立サービスです。元転職エージェントが、あなたのキャリアを丁寧にサポートします。
本記事の出典・参考情報
本記事で参照した一次情報・口コミ情報の出典は以下の通りです。最新の正確な数値は各リンク先で確認してください。
公式情報源
口コミ・評判の参照元
免責事項:本記事の数値・評価は公式情報・口コミ集計・市場推定の3分類で示しており、口コミ傾向や推定情報は断定ではなく傾向・可能性として表現しています。最終判断は読者自身で公式IRおよび内定時の労働条件通知書で確認してください。
この記事の編集方針・情報の確認について
この記事は、公式公開情報(有価証券報告書・IR資料)、求人情報、口コミ傾向をそれぞれ分けて整理し、転職・就職判断に役立つよう編集しています。年収・平均年齢・従業員数などの中核データは有価証券報告書「従業員の状況」を一次情報として確認し、口コミ・推定情報とは明確に区別しています。記載内容は最終更新時点の公開情報にもとづきます。最新の正確な数値は各公式IRページでご確認ください。
