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WDIの年収と転職先の選び方|ブランド店舗・購買・ITの募集を比較

コロ助

※本記事にはプロモーションを含みます。

WDIへの転職で最初に見たいのは、有名レストランの名前と、自分を採用する法人の関係です。カプリチョーザ、ハードロックカフェ、ウルフギャング・ステーキハウスなどを知っていても、上場会社の平均年収がそのまま応募する店舗の給与を表すわけではありません。

2026年3月期の有価証券報告書では、WDI本体の平均年間給与は651.2万円、主要な国内事業会社WDI JAPANは600.3万円です。前者は従業員5人、後者は2,009人が対象となっており、まずこの違いを押さえると、検索結果に並ぶ数字を整理しやすくなります。

この記事の結論

  • 給与:本体651.2万円とWDI JAPAN600.3万円は別集計です。
  • 採用:店舗の接客に加え、購買・情報システムの専門職募集があります。
  • 働き方:確認した4求人は年間休日110日。月給には固定残業代を含みます。
  • 選び方:ブランド、担当業務、異動範囲と昇格条件を組み合わせて判断します。

WDIの年収は、本体とWDI JAPANを分けると読みやすい

有価証券報告書によると、2026年3月末の従業員情報は次のとおりです。給与の単位は原本では円であり、ここでは万円を小数第1位まで表示しました。どちらも賞与と基準外賃金を含む平均年間給与です。

項目株式会社WDI株式会社WDI JAPAN
平均年間給与651.2万円(原本6,512,416円)600.3万円(原本6,002,896円)
平均年齢41.5歳42.3歳
平均勤続年数10.7年6.5年
従業員数5人2,009人
臨時雇用者の年間平均人員・外数原本は「-」2,222人
給与の前年度比0.5%増2.5%減

従業員数は就業員数です。臨時雇用者は別枠の年間平均であり、2,009人に含めて給与平均を読み替えるものではありません。また、原本のこの表には臨時人員を1日8時間で換算したとの注記はありません。グループ全体の従業員は2,386人ですが、その全員について651.2万円という平均が示されているわけでもありません。

本体の5人という小さな集団と、店舗・本社機能を持つWDI JAPANを比較して、約51万円の差が「持株会社へ行けば得られる上乗せ」と考えるのは早計です。職務構成が違い、本体の採用機会や必要経験も別です。WDI JAPAN名義の求人を検討するなら、600.3万円を会社全体の背景として知り、実際の提示額は募集ポジションに戻って判断する順序が適しています。

平均年齢42.3歳・勤続6.5年から入社時年収は算出できない

WDI JAPANの平均には、入社直後のスタッフだけでなく、経験を重ねた人や管理的役割の人も含まれます。42.3歳の平均を20代の未経験者へ当てはめたり、勤続6.5年を「その年数で平均給与に届く」と読むことはできません。役割を増やす場合も、接客技術、調理技術、店舗の収益管理、複数店舗への支援では評価される仕事が異なります。

同様に、平均給与の2.5%減だけでは、全社員の基本給が一律に下がったとは判断できません。平均は人員構成や賞与、勤務実績でも変わります。転職時には、現在の基本給、固定残業代、賞与の算定基礎、役割に伴う支給額を確認した方が、自分の収入変化を具体的に捉えられます。

有報の人材方針では、基本給を固定報酬、賞与を業績連動報酬とし、職務や役割に基づく処遇を説明しています。勤続だけを伸ばす発想より、どの役割を引き受けると評価が変わるのかを聞く方が、この会社の制度説明に沿った確認になります。

社員の給与口コミは、店舗業績と昇格の関係を知る材料にする

個人の投稿を読むと、会社全体の平均からは分からない評価の論点が見えてきます。ただし、以下はWDI JAPANの社員による過去の経験であり、2026年の採用条件や店舗全体の代表値として使うものではありません。

エン カイシャの評判に2024年3月27日投稿の男性ホールスタッフは、カプリチョーザ所属、中途入社、在籍21年以上、回答時現職の正社員で、本人の年収を500万円と記載しています。月例給与と賞与の配分変更に触れ、評価については店の予算達成と個人の目標の両方が関わるという趣旨の経験を述べています。

2024年7月19日投稿の男性レストラン店長は、中途入社、在籍21年以上、回答時現職の正社員で、年収900万円と申告しています。給与・賞与を肯定的に捉える一方、昇給の進みにくさや事業部による昇進機会の差にも言及しています。長期在籍者の一例であり、店長候補で入れば同額になるという意味ではありません。

この2人の金額を下限・上限の給与レンジにすることはできませんが、面接で掘り下げる論点はあります。店長候補なら、売上、原価、人件費、育成などのうち、本人がどこまで責任を持ち、評価へ何が反映されるのか。専門職なら、店舗単位の実績と本社部門の成果をどう区別して評価するのか。過去の声は、こうした仕組みを聞くために使うと有用です。

特に、毎月受け取る額と年間の総額は分けて比較したいところです。月額が上がっても賞与配分が変われば、年収の増え方は違います。入社初年度の賞与は在籍期間による扱いも確認し、既存社員の通年実績と自分の初年度見込みを同じものとして扱わないようにします。

現行のキャリア採用4職種では、月給と必要な経験が異なる

公式採用サイトによると、2026年10月17日に確認した次の4募集は、WDI JAPANの店舗または本社の正社員ポジションです。飲食経験を活かす道だけでなく、調達やITの専門性を外食事業へ持ち込む道もあります。表の月給は求人の掲載額で、基本給だけの金額ではありません。

募集月給の表示固定残業代の表示主な入口
Casa Julian・ホール立ち上げ29万900~35万3,300円30時間分・5万4,000円以上資格欄は飲食店での接客経験
サラベス横浜関内・ホール店長候補31万1,200円以上30時間分・5万7,800円以上飲食経験者を優遇
本社・購買36万300円以上30時間・6万6,900円以上購買関連の実務経験3年以上、基本的なPC操作
本社・情報システム27万8,100~53万5,000円30時間分・5万1,600円以上ソフトウェア開発経験と情報工学系大学卒

求人上部の固定残業欄には「30時間/月以上」という定型表示もあります。表は詳細欄と合わせて整理したもので、採用等級による金額や対象時間は個別の条件通知で照合してください。Casa Julianとサラベスの募集本文には超過分を別途支給すると明記されています。固定残業時間は実際の平均残業時間を示すものではありません。

賞与と試用期間は、確認できた職種の条件として扱う

Casa Julianとサラベスでは賞与年2回・業績連動を掲げ、情報システムでは年2回と「2ヵ月」の表示があります。一方、購買については募集ページの給与額だけから同じ支給月数を補うことはできません。月給に一定の倍率を掛けて全職種共通の年収モデルを作ると、こうした違いを落としてしまいます。

情報システムには試用期間3カ月の記載がありますが、ほかの3求人にもそのまま当てはめることはしません。試用中の待遇差や契約期間について、今回読んだ募集本文だけでは詳細がそろっていません。正社員という区分に加え、期間の定め、試用中の給与、配属と業務の変更範囲を条件通知で確かめる必要があります。

比較するときは、現在の固定給と募集月給だけを横に並べるより、固定残業を除いた部分、追加勤務の扱い、賞与の算定基礎を同じ並びでメモにする方が分かりやすくなります。たとえば月給30万円前後でも、時間外分を別払いにする職場から移る人では、その内訳の違いが家計の見通しに響きます。

ブランド店舗では、料理の説明と運営のどちらを担うかを決める

WDIの店舗職は、ひとつの接客方式を全ブランドへそのまま当てはめる仕事とは限りません。カフェレストラン、ステーキ専門店、音楽を軸にしたレストランでは、来店目的や滞在時間、商品説明の深さも変わります。転職先を絞る際は、好きなブランド名に加えて、自分が伸ばしたい仕事を具体化することが有効です。

Casa Julianは、2027年春の新店づくりに関わる募集

2026年9月18日更新のCasa Julianのホール募集は、東京で2027年春に開業予定の店舗に向けたものです。スペイン・バスクの食文化や料理の背景を理解して伝える接客に加え、サービスの運用を整える立ち上げ業務が含まれます。開業までは既存店舗で事前研修を始められるという案内です。

この役割では、すでに完成した手順を正確に守る力に加え、何を基準に接客をそろえるかをチームで考える力が活きます。たとえば料理説明を誰でも伝えられる形へまとめた経験や、オープン時の混雑を想定して役割分担を調整した経験は、単なる接客年数より具体的に仕事との接点を示せます。これは募集内容から考えられる応募準備の方向であり、選考基準の断定ではありません。

スペイン本店の研修については、候補としての検討や、実績等に応じた将来の可能性を案内しています。入社者全員の海外研修が確約されているわけではありません。また、資格欄には接客経験が書かれる一方、末尾には未経験歓迎の表現もあります。自分の経験が今回の立ち上げ枠に合うかを具体的に照会するのが確実です。

サラベスの店長候補は、接客からスタッフ管理へ広げる入口

サラベスBASEGATE横浜関内店の募集は、案内・注文・配膳・会計に加え、スタッフ教育とシフト管理を含みます。店長候補という名称ですが、入社直後から店長権限を持つとまでは書かれていません。現場を理解した後にどの責任を任されるのかを確認することが、給与の上がり方や働く負荷を考える出発点です。

この求人は3月6日更新で、開店前の研修案内が残っています。一方、会社の9月30日発表では同店で10月からの企画を実施すると案内しており、10月時点でも未開業だと解釈するのは不適切です。応募時には、現在は立ち上げのどの段階なのか、欠員補充なのか体制増強なのか、配属前研修がどう行われるのかを改めて確認するとよいでしょう。

飲食経験者は優遇され、外国籍の応募者については日本語N2相当以上との条件があります。会社の新卒向け説明にある語学条件をこの中途求人へ置き換えないことも大切です。接客で使う日本語と、料理・文化を伝える知識は別の準備になるため、それぞれ自分の実務例を用意すると応募先とのすり合わせがしやすくなります。

新店の仕組みづくりに関心がある人にはCasa Julian、接客から教育・シフト管理へ責任を広げたい人にはサラベスの店長候補が比較対象になります。いずれも、ブランドの顧客評価が高いことと、社員に合う職場であることは別です。入店客としての印象だけでなく、忙しい時間の役割分担やマネジャーの支援を知ることで、自分との相性を判断できます。

購買と情報システムは、多業態を支える専門性が問われる

レストランで直接接客すること以外にも、WDIのブランド運営へ関わる道があります。本社の専門職は、複数の業態を一律に標準化するだけでなく、それぞれの料理や運営上の違いを理解して支える役割です。前職の実績を示す場合も、担当規模と改善の結果を、店舗側の仕事へ結び付けて説明することが有効です。

購買は、単価交渉とブランドの品質を両立させる仕事

7月2日更新の購買求人は、食材・資材の調達、取引先との条件交渉、供給ルートや物流の改善、品質・安全性に関する調整を含みます。応募条件は購買関連業務3年以上と基本的なPCスキルで、英語は歓迎事項です。英語が必須であるかのように条件を強める必要はありません。

多数の料理・価格帯を扱う会社では、同じ原価削減でも、商品価値を保ったまま実現できるかが重要になります。応募書類には、値下げ率だけでなく、欠品を減らした方法、品質条件を守った仕入先変更、物流頻度の見直しなどを具体的に書けます。募集で調達と店舗運営部門の連携が求められているため、他部署との合意形成まで説明できると、仕事の再現性が伝わります。

さらに、海外の取引先や店舗に関わる機会の案内があっても、入社直後の担当が海外中心とは限りません。担当する食材、ブランド、地域、取引先の範囲と、発注実務・戦略立案の割合を聞いておくと、経験を活かせる部分と入社後に学ぶ部分を分けられます。月給の高さだけで応募先を選ぶより、自分が持つ調達経験の専門性を照合する方が適切です。

情報システムは、開発だけでなく店舗の運用支援まで含む

7月1日更新の情報システム求人では、ソフトウェア開発経験と情報工学系の大学卒業が必須欄に並びます。仕事内容は、ネットワークやサーバー、IT機器、セキュリティ、社内システム、ヘルプデスクなどにまたがります。開発プロジェクトだけに専念する求人と同じ前提で入社すると、担当範囲に差を感じる可能性があります。

技術の説明では、作ったものの規模に加え、店舗スタッフが使える運用へ落とし込んだ経験が役立ちそうです。問い合わせが集中した際の切り分け、拠点へ機器を展開する手順、障害時に業務を継続する代替策などは、複数店舗を支える仕事との接点になります。レストランの忙しい時間帯とシステム作業の時間をどう調整するかも、確認しておきたい実務です。

月給幅は27万8,100円から53万5,000円までありますが、幅の中での位置は経験と担当範囲によって変わります。上限額だけを見て応募するより、どこまで自分で設計・判断する役割なのか、外部業者との分担はどうか、障害対応の当番や休日対応があるかを聞く方が、報酬と責任の釣り合いを考えやすくなります。

休日110日を起点に、シフトと異動、生活支援を確かめる

今回確認した4求人はいずれも年間休日110日ですが、働く時間の組み方は同一ではありません。Casa Julianは10時から23時の時間帯に対して所定1日7.75時間、サラベスはシフト・変形労働時間制で所定7.75時間と記載されています。営業や募集の時間帯全体を、毎日の労働時間と読み替えないようにします。

購買は10時~18時45分、実働7時間45分・休憩60分です。情報システムも10時~18時45分、休憩60分とされています。本社勤務という名称だけで土日祝がすべて休みと判断することはできません。購買ページにはフレックス等のタグもありますが、具体的な時間条件が分からないまま自由に出退勤できる制度と考えるのは避けたいところです。

店舗では月8~10日休みの記載があります。有給休暇は別に扱い、110日に取得予定の有休を足して会社の年間休日と呼ぶことはしません。土日を含めた休み希望の出し方、繁忙月の連休、急な欠勤時の代替要員は、入る店舗の運営体制によって確認する必要があります。休日日数が同じでも、休みの組みやすさは生活との相性を左右します。

公式採用FAQは転勤の可能性を認めつつ、本人と面談し意向や事情を考慮して決定すると説明しています。これは「転勤なし」の保証ではありません。通勤可能な範囲を重視する人は、勤務地限定の扱いがあるか、ブランド間の異動と転居を伴う異動を区別できるかを確認してください。社内公募で自ら希望する異動と、会社の配置判断による異動も分けて考えられます。

福利厚生の公式案内では、借上社宅は一部エリア、資格支援はTOEIC、日本語能力試験、ソムリエなどの例が紹介されています。家賃の固定的な補助が必要な人は、制度名だけで支援が受けられると考えず、勤務地、入居対象、本人負担、利用期間を確かめたいところです。記念日の食事券などの特典は魅力ですが、毎月の住居費や固定給とは別に家計へ反映するのが現実的です。

WDI JAPANの2026年3月期の開示では、女性管理職比率8.0%、男性の育児休業等取得率61.5%が示されています。会社単位の実績であり、特定店舗の取得しやすさを直接表すものではありません。管理職を目指しながら育児などと両立したい人は、時短から通常勤務へ戻る際の役割や、店長業務の分担事例まで確認できると、数字に具体的な意味を持たせられます。

WDIカレッジと社内公募を、次の役割へつなげられるか

公式のキャリア紹介では、人事制度をCDPと呼び、評価だけでなく人材を育てる仕組みとして説明しています。接客・調理の管理職、海外勤務、本社部門などの道が示され、社内公募の例には新店や購買、情報システムなども含まれます。ただ、制度があることと、希望するポジションへ必ず移れることは別です。

転職段階で一つの職種に絞り切れない人にとって、多様なブランドや機能があることは比較材料になります。一方、最初の店舗で十分な実務を身につける前提なのか、前職の専門性を持って本社へ直接入るのかで、必要な準備は違います。公募制度だけを理由に未経験の職へ移れると想定するより、募集要件と選考、所属部門との調整方法を聞く方が実際の計画になります。

研修制度のWDIカレッジには、入社や昇格に合わせたプログラム、自ら応募するプログラム、部署からの推薦による選抜プログラムがあります。キャリア入社者のフォローアップ、ワインやサービスに関する研修、語学などが紹介されており、参加の入口が分かれている点が特徴です。研修一覧のすべてを全員が受けるものとして捉えないことが大切です。

たとえば料理の背景を説明する接客を伸ばしたい人なら、知識の研修で学んだ内容を実際の店で使う機会があるかが重要です。店長を目指す人なら、接客の研修だけでなく、人員配置や部下の育成に必要な学習と実務を組み合わせたいところです。受講歴を増やすことより、任される仕事がどう変わるかを考えると、キャリアの目標が具体的になります。

会社は2024年度から多言語のオンデマンド学習を始めたと説明しています。国籍や言語の違う仲間が同じ内容を学べる仕組みは、店舗で説明や指導を担う側にも関わります。複数の言語を話せる人だけが活躍するという意味ではなく、分かりやすい伝え方や、理解できたか確かめる姿勢も、多様なチームを支える経験として活かせるでしょう。

また、2026年10月1日制定のカスタマーハラスメント方針は、従業員を組織として支える体制、教育、相談者への不利益な扱いの禁止などを掲げています。窓口はWDI JAPAN総務人事部です。方針の存在を「問題が起きない証明」と捉えるのではなく、現場で誰へ報告し、管理者が不在の時間にどう支援を受けるかまで理解しておくと、接客を担う際の備えになります。

将来性は、国内の収益拡大と海外事業の見直しを合わせて見る

第1四半期決算短信によると、2027年3月期の4~6月は連結売上高92億1,400万円、営業利益5億7,600万円でした。前年同期比では売上高12.8%増、営業利益124.2%増です。経常利益は6億700万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は2億1,300万円となっています。いずれも8月12日公表資料の百万円未満切捨て数値を換算しています。

国内の外部顧客向け売上高は約72億2,000万円で、連結売上高のおよそ78%です。これは短信の地域別数値からの概算です。海外ブランドを扱う印象が強いWDIですが、国内で品質と接客を維持し、店舗運営を積み重ねる仕事が業績の大きな部分を支えています。購買やITの募集も、そうした日々の運営を支える職務として理解できます。

ただし、経常利益の269.0%増を、そのまま現場の生産性の改善率と捉えることはできません。短信には前年の為替差損から当期の為替差益への変化もあります。仕事の見通しを考える際には、営業の改善と、為替等を含む損益の動きを分けて読む方が、店舗への期待や必要な改善を考えやすくなります。

海外については、8月18日の開示で北米の添好運事業の展開権を譲渡する決定を発表し、権利譲渡日を10月1日としています。同じ発表では、日本の添好運の運営・展開を継続すると明記しています。また、国内のWDI Dim Sum Japanについて、10月1日を株式取得日として持分を70%から100%にする完全子会社化を発表しています。これらは発表時の日程・方針であり、国内の同ブランドから撤退するという話ではありません。

この動きから読み取れるのは、海外の店舗数を増やすだけの方針ではなく、地域や事業を選び直していることです。海外勤務を希望する人は、過去に展開していた国名だけで将来の配属を想定せず、現在の対象ブランド、雇用法人、出向条件を確認する必要があります。国内の求人へ応募する場合も、海外志向を示すことと、最初の配属先で期待される仕事を理解することの両方が大切です。

一方で、Casa Julianの新規展開のように、料理や文化の違うブランドを新たに育てる動きもあります。転職先としての魅力は、既存店の改善と新しい体験づくりに参加できる点にありますが、新店の立ち上げには手順が固まり切っていない局面もあるでしょう。完成した環境で専門性を深めたいのか、変化する現場を整えたいのかを自分で選ぶことが、仕事内容への納得につながります。

まとめ|WDIではブランドの好みを、担いたい仕事と条件へ落とし込む

WDIの平均年収を調べるときは、本体5人の651.2万円と、WDI JAPANの600.3万円を区別することが出発点です。そのうえで、本人の経験が接客の品質、新店の運営、調達、ITのどこで役立つのかを考え、現在の求人に書かれた月給・固定残業・休日を照合すると、応募の判断が具体的になります。

ブランド店舗で働きたい人は、料理や世界観への関心に加え、教育、シフト管理、収益のどこまで担当したいかを整理してください。専門職は、経験年数だけでなく、店舗や他部署を支えた成果を説明できると仕事との接点が明確になります。海外勤務や社内公募は将来の選択肢として確認しながら、まず今回の雇用先と役割で納得できる条件を固めることが大切です。

給与の数字だけでは決めにくい場合は、同じ飲食・サービス領域で、店長候補、調理の専門職、本社職など役割をそろえて比較すると、自分が大事にしたい待遇と経験のバランスを見つけやすくなります。

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参考・出典

数値は対象年度・母集団を確認した公式資料を使用し、口コミは個人の経験として扱っています。

執筆:コロ助。最終更新:2026年10月17日。公式情報・口コミ傾向・推定情報を分けて編集しています。個別の待遇・配属・募集状況は応募先の案内と内定時の労働条件通知書で確認してください。

著者紹介
コロ助
コロ助
企業と転職サービスを、有価証券報告書などの一次情報から読んでいます。
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