フォーラムエンジニアリングは上場廃止|現在は有報の開示なし
※本記事にはプロモーションを含みます。
機械・電機系エンジニアの派遣・紹介事業を行うフォーラムエンジニアリングは、2025年12月にKKR系ファンドによる株式公開買付け(TOB)が成立し、2026年5月13日付で東京証券取引所プライム市場を上場廃止しました。
「フォーラムエンジニアリング 評判」で検索した人の多くは、平均年収や財務の実額を有価証券報告書で確認しようとしたはずです。しかし、この会社は現在、有価証券報告書を提出していません。EDINET(金融庁の開示システム)で会社名・証券コード(旧7088)のいずれで検索しても該当がありませんでした。この記事は、確認できたこと(会社の規模・TOBの経緯)と、確認できないこと(平均年収・財務の実額)を分けて示します。
結論|上場廃止に伴い有報の開示が止まっている。分かるのは会社の規模とTOBの経緯まで
| 確認項目 | 結果 | 根拠 |
|---|---|---|
| 有価証券報告書の有無 | 無し(EDINETに該当書類なし) | 編集部がEDINETで社名・証券コードの両方で検索 |
| 平均年間給与 | 開示なし | 上記の理由により確認不能 |
| 従業員数 | 5,098名(エンジニア4,787名・スタッフ311名、契約社員等除く) | 会社の公表ページ(2026年3月31日現在) |
| 事業許可 | 労働者派遣事業(派13-304405)・有料職業紹介事業(13-ユ-304168) | 同上 |
| 上場区分の変化 | 2026年5月13日付で東証プライムを上場廃止 | 報道各社の記事 |
| 上場廃止の経緯 | KKR系ファンド(KJ003株式会社)によるTOBが2025年12月23日に成立 | 同上 |
| 現在の親会社 | KKR系の買収目的会社(KJ003株式会社)の傘下 | 同上 |
向いている人:機械・電機系エンジニアの派遣・紹介という業態に関心があり、非上場化後の会社の情報を、求人票・面談で自分から確認できる人。
慎重に考えたい人:「評判」という検索語で、財務の実額を有価証券報告書で確かめたい人。この会社は現在、有価証券報告書を提出していないため、そもそも確認する方法がありません。「非上場だから開示がない」と決めつけず、まずこの記事で経緯を確認してください。
この記事の調査条件
- 有価証券報告書の有無をEDINETで確認:社名「フォーラムエンジニアリング」・旧証券コード「7088」のいずれでも検索結果が0件でした。2026年9月22日に編集部が確認。
- 併用:会社の公表ページ(事業内容・許可番号・従業員数・資本金・所在地)。2026年9月22日に編集部が、問いの形を変えて2回取得し、記載内容が一致することを確認しました
- 併用:KKR系ファンドによるTOBに関する会社の公表資料・報道各社の記事。2026年9月22日に編集部が確認
「非上場だから開示がない」とは一般化しません。非上場でも有価証券報告書を提出する会社はあります(社債を発行している場合や、過去に一定規模の株式公開を行った場合など)。この会社が有価証券報告書を提出していないのは、2026年5月の上場廃止を受けて、金融商品取引法上の提出義務が生じる状態ではなくなったためと考えられます。ただし、提出義務の詳細な該当条文までは本記事では確認していません。
この記事は、会社を投資の対象としては評価しません。当サイトは転職メディアであり、その分野の専門性も登録も持っていないためです。

平均年間給与は、確認できませんでした
有価証券報告書がないため、平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数のいずれも、当サイトの根拠(有価証券報告書の実額)では確認できません。
「開示がない」ことを、そのまま書きます。数字が無いことを、口コミの推定値で埋めることはしません。他サイトに「フォーラムエンジニアリングの年収は◯◯万円」という数値が出ている場合、その根拠が有価証券報告書なのか、口コミの集計なのかを、読者自身で確認することをおすすめします。当サイトは、根拠が確かめられない数字を実額と同じ顔で並べません。
会社の公表ページでは、エンジニア4,787名・スタッフ311名、合計5,098名(契約社員等を除く、2026年3月31日現在)という従業員数が確認できます。この数字には、平均年収の情報は含まれていません。あくまで人数の規模を示すものです。
事業の内容|機械・電機系エンジニアの派遣と有料職業紹介
会社の公表ページによると、事業は大きく2つです。
- 労働者派遣事業(許可番号:派13-304405)
- 有料職業紹介事業(許可番号:13-ユ-304168)
エンジニアの多くは、派遣という働き方でクライアント企業の現場に常駐する形になると考えられます。派遣で働く場合、雇用主はフォーラムエンジニアリング(派遣元)ですが、実際の指揮命令を行うのは就業先(派遣先)の企業です。福利厚生施設(給食施設・休憩室・更衣室)の利用機会は、派遣先が派遣労働者に対しても与える義務があります(労働者派遣法40条3項・同法施行規則32条の3)。一方で、診療所等その他の便宜供与は配慮義務にとどまります(同法40条4項)。「派遣先が福利厚生を提供する義務がある」と一括りにせず、施設の種類によって強さが違う点は押さえておく価値があります。
設立は1981年4月で、40年以上の事業実績がある会社です。所在地は東京都港区虎ノ門2-10-4 オークラプレステージタワー15階、資本金は117,313,650円(2026年3月31日現在)です。
2025年11月〜2026年5月|KKR系ファンドによるTOBと上場廃止までの経緯
ここが、この記事に来た人の最大の関心事のはずです。なぜ、この会社の有価証券報告書が無くなったのかを時系列で示します。
- 2025年11月10日:米投資ファンドKKR系の買収目的会社(KJ003株式会社)が、フォーラムエンジニアリングに対してTOB(株式公開買付け)を実施すると発表。買付価格は1株あたり1,710円、投資額は約900億円と報じられています
- 2025年12月23日:TOBが成立
- 2026年3月3日〜:非公開化の手続きの一環として、自社株の公開買付け(自己株式取得)を実施
- 2026年5月13日:東京証券取引所プライム市場において株式が上場廃止
この一連の手続きにより、フォーラムエンジニアリングはKKR系の買収目的会社の傘下に入り、非上場企業になりました。報道によれば、非公開化の目的は「短期的な業績にとらわれず中長期的な成長戦略を実現し、KKRグループの経営資源やノウハウを活用して企業価値を高めること」とされています。
「上場廃止」という言葉だけを見て、会社が消滅した・経営が行き詰まったと捉えないでください。今回のケースは、投資ファンドによる買収(TOB)に伴う非公開化であり、倒産や事業停止とは性質が異なります。同時に、会社の意思決定の最終的な主体が、KKR系の買収目的会社に移ったという変化は、応募・登録を検討する人にとって重要な事実です。
有報にも公表ページにも無いもの
答えられないものを、はっきり書きます。次の項目は、本記事が確認した資料のどこにも記載がありませんでした。
- 平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数
- 初任給
- 賞与だけの金額と、その算定方法
- 退職金の支給額と算定式
- 離職率(3年以内離職率を含む)
- 月平均の残業時間
- 年次有給休暇の取得率
- 非公開化後の経営方針・人事制度の変更点
当サイトは、この8項目について推定値を書きません。特に非公開化後の経営方針については、本記事が確認した公表資料の対象時点より後に決まる可能性が高い事項です。今後、会社の公表ページや採用ページで新しい情報が出た場合は、次回のリライトで反映します。
応募前に、面接で確認したい項目
有価証券報告書という一次情報が無い会社だからこそ、面接で確認する質問の形にして渡しておきます。
- 待遇について「初任給・平均的な年収レンジと、賞与の算定基準を教えてください」
- 雇用形態について「配属先はクライアント企業への派遣が中心ですか。雇用主はフォーラムエンジニアリングで間違いありませんか」
- 資本関係の変化について「KKR系の親会社になってから、採用計画や評価制度に変化はありましたか」
- 働き方について「月平均の残業時間と、有給休暇の取得率を教えてください」
- 今後の方針について「非公開化後、中期的な事業方針で変わった点はありますか」
この5つは、有価証券報告書はもちろん、会社の公表ページからも埋まりません。面接という機会を使って、自分で確認してください。
有報のない会社の求人を見たとき、私が最初に確かめること
有価証券報告書が無い会社(非上場・上場廃止後の会社)の求人を見たとき、私が最初に確かめるのは「雇用主が誰で、給与や待遇の条件がどこまで書面で明示されるか」です。
理由は、有価証券報告書という公的な一次情報が無い分、求人票や労働条件通知書に書かれている内容が、確認できる数少ない一次情報になるからです。募集時には、業務内容・賃金・労働時間その他の労働条件を明示する義務があります(職業安定法5条の3第1項)。派遣で働く場合は、就業条件の明示(派遣法34条1項)もあわせて確認してください。
面接では、「現在の資本関係(KKR系の親会社)のもとで、採用計画や待遇に変化はありますか」と聞くのが情報量の多い聞き方だと考えています。
平均年間給与が確認できないという事実は、この会社が悪い・危ないという意味ではありません。有価証券報告書という公的情報が無い状態で応募することになる、という事実です。そのぶん、求人票・面談での確認がより重要になります。
上場廃止という事実だけで、応募をやめるべきか
すすめられる人
- 機械・電機系エンジニアとして、派遣という働き方に抵抗がない人
- 投資ファンドの傘下に入った会社の、今後の経営方針の変化に前向きに関心を持てる人
- 40年以上の事業実績がある会社であることを、一定の材料として評価できる人
先に確認が要る人
- 「有価証券報告書によると年収◯◯万円」という他サイトの記載を、そのまま信じて応募先候補にしている人。当サイトはこの数字を独自に確認できていません
- 上場企業であることを条件に入れている人。この会社は2026年5月に上場廃止しています
- 離職率や残業時間の実績値で比較したい人。開示がありません
- 非公開化後の経営方針・人事制度の変化を知りたい人。本記事の抽出範囲では確認できていません
編集部の結論です。この会社について最も重要な事実は、2026年5月13日付で上場廃止し、現在は有価証券報告書を提出していないということです。平均年間給与を含む多くの項目が、当サイトの根拠(有価証券報告書)では確認できません。「非上場だから何も分からない」と決めつけず、求人票・面談で条件を具体的に確認することが、他の会社以上に重要になります。
その前に、まず自分の市場価値を測っておくことをおすすめします。一次情報が少ない会社に応募する場合こそ、他の選択肢と比較できる状態にしておくことが重要です。
よくある質問
フォーラムエンジニアリングの平均年収はいくらですか
当サイトでは確認できていません。この会社は現在、有価証券報告書を提出しておらず、当サイトが根拠とする一次情報(有価証券報告書の実額)がありません。他サイトに出ている推定値は、根拠(集計方法)が確かめられないため、当サイトでは使いません。
フォーラムエンジニアリングはなぜ上場廃止になったのですか
米投資ファンドKKR系の買収目的会社(KJ003株式会社)によるTOB(株式公開買付け)が2025年12月23日に成立し、その後の非公開化の手続きを経て、2026年5月13日付で東京証券取引所プライム市場を上場廃止したためです。倒産や事業停止ではなく、投資ファンドによる買収に伴う非公開化です。
フォーラムエンジニアリングは今も事業を続けていますか
続けています。上場廃止は事業の停止を意味しません。報道によれば、KKRグループの経営資源を活用して企業価値を高めることが今回の非公開化の目的とされています。投資の対象としての評価は、当サイトでは行いません。
フォーラムエンジニアリングの従業員数はどれくらいですか
会社の公表ページによると、エンジニア4,787名・スタッフ311名、合計5,098名(契約社員等を除く、2026年3月31日現在)です。
フォーラムエンジニアリングはどんな会社ですか
機械・電機系エンジニアの労働者派遣事業(許可番号:派13-304405)と有料職業紹介事業(許可番号:13-ユ-304168)を行う会社です。1981年4月設立で、東京都港区虎ノ門に本社があります。
フォーラムエンジニアリングの離職率や残業時間はどれくらいですか
会社の公表ページにも、確認できる範囲の資料にも開示がありません。当サイトは推定値を書きません。
フォーラムエンジニアリングの初任給や賞与は分かりますか
分かりません。有価証券報告書が無いため、初任給・賞与の算定方法・退職金の支給額のいずれも、当サイトの根拠(一次情報)では確認できません。口コミサイトに出ている数値は集計方法が公表されておらず、根拠として使いません。求人票または面接で確認してください。
上場廃止した会社に応募するとき、何を基準に判断すればいいですか
有価証券報告書という公的な一次情報が無い分、求人票・労働条件通知書・面接での回答が相対的に重要になると編集部は考えます。雇用主の名称・業務内容・賃金・労働時間などの明示義務(職業安定法5条の3第1項)は、上場・非上場や有価証券報告書の有無にかかわらず変わりません。「非上場だから何も確認できない」ではなく、「有価証券報告書以外の一次情報(求人票・面談)で確認する」という発想に切り替えることをおすすめします。
まとめ
- 現在、EDINETに有価証券報告書がありません(社名・旧証券コード7088のいずれでも検索結果0件、2026年9月22日確認)
- 平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数は、当サイトの根拠では確認できません
- 従業員数は5,098名(エンジニア4,787名・スタッフ311名、2026年3月31日現在)
- 事業は労働者派遣(派13-304405)・有料職業紹介(13-ユ-304168)
- 2025年12月23日にKKR系ファンドによるTOBが成立し、2026年5月13日付で東京証券取引所プライム市場を上場廃止した
- 上場廃止は投資ファンドによる非公開化に伴うもので、倒産や事業停止ではない
- 初任給・賞与・退職金・離職率・残業時間・有給取得率・非公開化後の人事制度の変更点は、いずれも開示がない。当サイトは推定値を書かない
- この記事は会社を投資の対象として評価していない
この会社に応募・登録するなら、平均年収を有価証券報告書で確かめる方法が今は無いことを前提に、求人票と面談で条件を具体的に確認してください。その前に、まず自分の市場価値を測っておいてください。
※本記事の情報は、2026年9月22日にEDINET・会社の公表ページ・報道各社の記事で確認した内容に基づきます。最新の情報は必ず公式の採用情報でご確認ください。
※法令に関する記述は一般的な情報です。個別の労働条件の適否については、労働基準監督署・都道府県労働局・社会保険労務士などの専門家・公的機関にご確認ください。
どのサービスを使えばいいか決められないとき
このサイトはアフィリエイトで収益を得ています。読者がサービスに登録すると当サイトに報酬が発生します。だからこそ、登録を急かすことはしませんし、どの記事にも「登録しなくていい人」を書いています。
自分の状況だとどのサービスが合うのか判断がつかない場合は、無料の相談を受け付けています。相談内容をうかがったうえで、条件に合いそうな転職サービスをご案内します。
登録や応募を急かすことはしません。 「いま動かないほうがいい」と考えた場合はそう伝えます。
※当サイトは職業紹介事業者ではありません。求人の紹介・あっせんは行わず、転職サービスのご案内までを行います。
訂正履歴
- 2026年9月22日|平均年間給与の記述:「有価証券報告書によると平均年間給与は約460万円(2025年3月期)」としていましたが、当サイトはこの数字の根拠となる有価証券報告書を独自に確認できませんでした。2026年9月22日時点でEDINETに該当書類が無いことを確認したため、平均年間給与は「開示なし」に改め、根拠が確認できない数値は削除しました。理由:同社は2025年12月のKKR系ファンドによるTOB成立を経て、2026年5月13日付で上場廃止しており、現在は有価証券報告書を提出していないため。
参考・出典
- 金融庁 EDINET(有価証券報告書等の電子開示システム)。「フォーラムエンジニアリング」「7088」で検索し、該当書類が無いことを2026年9月22日に編集部が確認:https://disclosure2.edinet-fsa.go.jp/
- 株式会社フォーラムエンジニアリング「会社概要」(2026年9月22日に編集部が問いの形を変えて2回取得し一致を確認。設立・資本金・所在地・事業内容・許可番号・従業員数の出典):https://www.forumeng.co.jp/company/about/
- 株式会社フォーラムエンジニアリング「公開買付け(TOB)について」(2026年9月22日に編集部が確認):https://www.forumeng.co.jp/ir/tob/
- e-Gov法令検索 労働者派遣法(昭和六十年法律第八十八号)40条3項・4項:https://laws.e-gov.go.jp/law/360AC0000000088
- e-Gov法令検索 職業安定法(昭和二十二年法律第百四十一号)5条の3:https://laws.e-gov.go.jp/law/322AC0000000141

