ショーボンドホールディングスの年収|建設会社との違い・勤務コースと補修の仕事
※本記事にはプロモーションを含みます。
この記事の結論
- 年収:2026年6月期はHD単体1,114.3万円、ショーボンド建設964.5万円です。
- 待遇:工事職はコースで給与と転勤範囲が変わり、エリア限定でも長期出張はあります。
- 仕事:既設の橋梁などを直すため、現場調査と設計変更への対応が強みになります。
- 応募:建設の中途募集は施工管理と設計。学科条件・橋梁設計経験を職種別に照合します。
ショーボンドホールディングスの年収を検索すると、1,000万円を超える数値が複数見つかります。しかし、持株会社とショーボンド建設、2025年と2026年、全社員の平均と特定職種の給与水準では、それぞれ意味が異なります。高い数値を見つけることより、自分が応募する法人と勤務コースに対応する条件を選ぶことが大切です。
本記事では、2026年9月提出の有価証券報告書と訂正報告書、10月8日時点の公式採用ページ、社員口コミを照合しています。橋梁・トンネルなどの補修に携わりたい人に向けて、給与の読み方、転勤と出張、施工管理・設計の採用条件、直近の受注動向を整理します。
ショーボンドホールディングスの年収は、HDと建設会社で異なる
有価証券報告書では、提出会社のショーボンドホールディングスに加え、グループで最も従業員の多いショーボンド建設の給与も開示されています。2026年6月期の数値を並べることで、会社名の取り違えを避けられます。
| 項目 | ショーボンドHD単体 | ショーボンド建設 |
|---|---|---|
| 平均年間給与 | 1,114.3万円 | 964.5万円 |
| 平均年齢 | 43.2歳 | 41.9歳 |
| 平均勤続年数 | 11.7年 | 13.2年 |
| 従業員数 | 23人 | 782人 |
| 給与の前年増減率 | 8.1%減 | 9.7%減 |
| 人数・期間の範囲 | 2026年6月末の提出会社の就業人員 | 同時点の最大人員会社の就業人員 |
公式情報:第19期有価証券報告書によると、両社の平均年間給与は当該従業員に事業年度中に支払われた賃金で、賞与と基準外賃金を含みます。HDにはショーボンド建設からの出向者が含まれ、平均勤続年数はグループでの勤続を通算しています。建設の人数は同社から他社への出向者を除き、他社からの出向者を含む就業人員です。連結全体の従業員数は1,068人で、上表のいずれの給与母集団とも同じではありません。
持株会社の平均1,114.3万円を施工管理の入社年収にしない
ショーボンドホールディングスは純粋持株会社として、グループの経営戦略や子会社の管理を担います。一方、公式採用サイトで施工管理・設計などの募集を出しているのはショーボンド建設です。同じ所在地やブランド名であっても、労働契約を結ぶ会社と、給与資料の会社をそろえなければ待遇比較はできません。
HDの平均は23人という小規模な集団の数値です。人数や職務の構成が異なる以上、建設会社の782人との平均差を「同じ仕事をするとHDのほうが約150万円高い」と解釈することもできません。実際に技術職への応募を考えるなら、建設会社の給与開示と職種別の募集条件を併せて読むほうが、自分の選択に近い情報になります。
なお、建設会社の平均964.5万円も、全員の最低年収ではありません。管理職と若手、勤務コース、手当の対象となる働き方が混在した平均です。転職時には、提示される等級と基本給、賞与の算定基準、時間外勤務や赴任の手当を確認し、平均との距離だけで採否や待遇の良しあしを判断しないようにしましょう。
採用サイトの1,068万円は2025年のデータ
公式の「数字で見るショーボンド」には、平均年収1,068万円と掲載されていますが、その基準日は2025年6月30日です。2026年6月期の最新有報で示された964.5万円とは対象年度が違います。どちらかを無条件に誤りとするのではなく、年収を比較するときに資料の日付をそろえる必要があります。
最新有報では給与平均の前年比も公表されていますが、その変化だけで全社員が同じ割合の減給を受けたと断定することはできません。平均年齢や人数などの構成も変わり、給与には賞与や基準外賃金が含まれます。基本給、賞与、残業、社員構成のうち何がどれだけ影響したかは、この平均表だけで切り分けられないためです。
2026年9月30日には有報の訂正報告書も提出されています。今回の訂正対象は人的資本の指標における女性の定期採用比率で、給与・年齢・勤続年数・人数の表は訂正対象ではありません。本記事の主要データは、訂正の有無まで確認したうえで最新の有報を採用しています。
工事職の給与は、勤務コースと手当を合わせて読む
ショーボンド建設のキャリア採用では、工事職の年代別給与水準と勤務コースによる違いが説明されています。全社平均とは別の資料ですが、転勤を受け入れる範囲と報酬を比較するうえで実用的です。
30代前半約1,000万円は「工事職・標準コース」の平均
公式情報:公式採用サイトでは、工事職の標準コースについて30代前半の平均年収を約1,000万円、40代前半を約1,250万円と案内しています。各種手当を含む数値で、勤務地・経験・年齢などを考慮して処遇を決める説明です。設計職や管理部門を含む全職種の年代別平均ではありません。
ここで注意したいのは、年齢を満たせばその金額が提示されるという条件ではないことです。現在の社員の給与水準と、入社直後に担当できる工事の範囲や等級は別に確認します。現場代理人や監理技術者としての経験、補修工事での役割、管理する規模など、処遇の評価につながる経験を職務経歴書で具体化しましょう。
公式ページは、エリア限定コースの給与水準を標準コースの9割程度と説明しています。ただし、標準コースの平均を単純に0.9倍した金額が本人の確定年収になるわけではありません。勤務地や手当の条件が変わるため、採用側から自分の経歴に対する両コースの条件を出してもらうと、生活設計に使える比較になります。
賞与11.2か月の掲載実績を、毎年の固定給として見積もらない
キャリア採用ページの賞与は年2回で、業績に応じた業績賞与を支給する場合があり、前年度実績として計11.2か月と記載されています。昇給は年1回です。実績の大きさは報酬面の魅力ですが、翌年の支給月数や中途入社の初年度支給まで保証する説明ではありません。
現職との比較では、月給12か月分と通常の賞与、変動する業績賞与、時間外勤務や赴任の手当を分けて整理します。入社時期によって賞与の算定期間が短くなる場合の扱いも確認したい点です。現職の固定報酬と、転職先の変動分を最大限に含めた年収を比べると、期待する生活水準を読み違えるおそれがあります。
評価制度の公式説明では、目標の達成度を見る業績評価を賞与へ反映し、等級に求められる能力や姿勢などを見る等級評価を昇降格の判断に使うとしています。高収入の数値だけでなく、自分に求められる等級の役割、入社後最初の評価期間、工事成果と安全・品質の評価の関係を確認すると、収入を伸ばす道筋を理解しやすくなります。
エリア限定コースでも長期出張がある。転勤と分けて検討する
同社の給与を検討する際、避けて通れないのが勤務範囲です。標準とエリア限定の違いは、単に「全国勤務か自宅から通える勤務か」という二択ではありません。
| 比較点 | 標準コース | エリア限定コース |
|---|---|---|
| 転居を伴う転勤 | 可能性あり。業務・組織の状況に応じる | 公式募集では転居を伴う転勤なし |
| 長期出張 | 可能性あり | 期間を区切った長期出張の可能性あり。原則エリア内 |
| 給与の考え方 | 工事職の掲載給与水準の基準 | 標準コースの9割程度と説明 |
| 希望勤務地 | 相談可能だが希望どおりとは限らない | 希望拠点の事情によって受け入れが難しい場合あり |
| コースの変更 | キャリア採用ページでは年1回の受付期間を設けると説明 | |
県内限定とエリア限定は同じではない
公式採用ページでは、全国を北日本、首都圏北陸、中部、近畿圏、西日本の五つのエリアに分け、エリア限定でも長期出張の可能性を示しています。県を一つに限った働き方ができるとは案内していません。自宅を移さなくてよいことと、日々自宅から通勤できることは区別が必要です。
たとえば育児や介護で平日の夜に帰宅する必要がある人は、転勤なしという条件だけでは判断し切れません。希望拠点から担当する現場の範囲、長期出張の通常の期間、工事の途中での交代、出張を予定する時期の伝達方法などを確認すると、家庭側の予定と合わせて考えられます。
設計職の掲載勤務地は宮城、東京、愛知、大阪、広島の支社に限られ、施工管理の支社・支店・営業所という範囲とは異なります。地元に営業所があるから設計職で働けると判断することもできません。希望する仕事と勤務地の組み合わせを、選考に入る前に確かめておくのが効率的です。
社宅・赴任手当・帰省旅費を生活費と時間の両方で見る
公式情報:標準コースの説明では、単身赴任や長期出張時の社宅手配、単身赴任手当、週1回分の帰省交通費の実費支給が案内されています。福利厚生の項目には借上社宅、企業年金、退職金なども掲載されています。住居費や帰省費用の支援があることは、遠方の現場に携わる際の検討材料です。
ただし、費用を支援する制度があることと、移動時間の負担が小さいことは別です。片道の移動に時間がかかる場所では、帰省できても自宅で過ごせる時間が限られます。本人が負担する住居費、二重生活で増える支出、家族と過ごす時間を合わせて、給与差に納得できるかを考えたいところです。
住宅支援を実質的な待遇として比べるなら、適用期間、家賃の上限、自己都合で選ぶ住居の扱い、家族帯同の場合の条件を確認します。口コミに書かれた自己負担額を現在の全応募者に適用される規則として使わず、今回の内定条件に含まれる制度で比較することが大切です。
施工管理と設計は、補修ならではの判断力を使う仕事
ショーボンド建設の特徴は、橋やトンネルなど既存の構造物を補修・補強して長く使うことにあります。新しい構造物を設計図どおりにつくる仕事との違いを理解すると、転職後に生かせる経験が見えます。
施工管理は、既設構造物の状態に合わせて工程を組み直す
公式のキャリア採用募集では、施工管理はメンテナンス工事現場の計画、工程、品質、原価、安全を含む全体管理を担います。募集要件は高専以上で土木工学系、建築工学系、都市工学系、環境工学系のいずれかの学科を卒業した人で、1級土木施工管理技士は尚可とされています。資格が必須であるかのように読み替えない一方、学科条件を省略して誰でも応募できるとするのも不正確です。
補修工事では、事前資料だけでは損傷の状態を完全には把握できないことがあります。公式の早瀬大橋の事例でも、足場を設けて近くから見ると想定以上の腐食が分かり、設計変更や部材手配が必要になった経緯が説明されています。施工管理には、変更を見つけた後、設計・発注者・協力会社へ情報を渡し、工期と品質を調整する仕事が含まれます。
経験者が応募するなら、担当した工事の金額や期間だけでなく、計画との差異にどう対応したかを示すと仕事との接点が明確になります。現場条件の変更を受けて工程を修正した経験、追加工事の数量や原価を整理した経験、複数の協力会社へ安全上の注意点を共有した経験などです。補修の経験が少ない場合は、既存施設を使いながら進めた工事での制約条件を整理することも役立ちます。
設計は橋梁設計の経験が入口。図面と現場をつなぐ力が重要
設計職の必須条件は、橋梁メーカーまたは建設コンサルタントでの橋梁設計経験です。仕事内容には補修・補強の設計、製作図面、設計計算書の確認、必要に応じた現地調査などが含まれます。CADを使えることだけで要件を満たすと判断するのではなく、橋梁の設計業務でどの部分を担当したかを確認します。
同社の早瀬大橋の事例では、既設図面と現地の状態の違いを確認し、施工側と協議しながら補強部材や足場を検討しています。設計部門が図面を渡したら業務を終えるというイメージより、施工性と維持管理を考えながら現場へつなげる仕事として理解するほうが近いでしょう。
職務経歴書には鋼橋・コンクリート橋などの対象、計算・照査・図面作成の担当範囲、現地調査や発注者協議の経験を具体的に書きます。新設橋中心の経験なら、既存部材の状態や施工制約に対する学習課題も整理しておくと、補修設計に移る理由を説明しやすくなります。会社が何を教え、何を即戦力として期待するかを面接で合わせましょう。
早瀬大橋の事例から見える、営業・設計・施工の連携
公式情報:採用サイトの早瀬大橋補修・耐震補強工事の紹介では、複数企業による共同企業体での対応、設計図書と現地の相違、関係者との協議などが取り上げられています。交通規制についても地域の通勤への影響を考慮した調整が説明されています。これは会社が選んだ取材事例であり、すべての現場が同じ体制という意味ではありません。
この事例から読み取れるのは、補修を技術だけで完結させられないことです。構造物の状態、使っている人の生活、発注者の判断、施工の都合を合わせて実現する必要があります。図面や計算に強い人にも、現場で人を動かしてきた人にも、部門を越えて説明する力を使う場面がありそうです。
推定情報:設計と施工の両方に関心があり、机上の検討を現場で確かめたい人には、経験を広げる余地があると考えられます。一方、決められた範囲だけを独立して担当したい人は、変更対応や部門間調整の量を確認したほうがよいでしょう。大きな案件に関われることと、自分が担当できる役割や支援体制は別に見ておく必要があります。
評判と働き方は、公式制度と社員の体験を重ねて判断する
年収の高さと働きやすさは、同じ指標では測れません。休日制度、現場期間の勤務時間、住居の支援などを具体的に確認し、自分の生活や働き方に合うかを考えます。
工事現場とそれ以外で勤務時間が違う
キャリア採用ページでは、工事現場に従事する期間は8時から17時で休憩90分、それ以外は9時から17時30分で休憩60分とされています。休日は完全週休2日、祝日、年末年始8日、創立記念日などです。始終業の設定が異なるため、本社の仕事の時間帯を現場へそのまま当てはめないようにします。
補修する施設の使用状況によっては、実際の作業可能時間や交通規制などの条件が付くことがあります。自分が担当する現場の種類、現場への移動、工事期間中の休日取得、繁忙期の応援体制を面接で確認すると、募集要項にある時間と実生活の関係を理解できます。休日制度から全現場で残業や休日対応がないと結論づけることはできません。
公式の「数字で見るショーボンド」には有給取得日数12.7日、年間休日120日以上などが掲載されています。ただし同ページには2025年の基準日を付した情報もあり、すべてを2026年の最新実績として紹介するのは避けたいところです。掲載値は制度や利用の状況を知る入口として使い、希望部署の直近の取得状況と合わせて確認します。
住宅支援を評価する口コミはあるが、適用条件までそろえる
口コミ傾向:エン カイシャの評判では、2025年4月の営業職・中途入社社員の公開投稿に、住居費の支援や通勤面を評価する内容があります。同じ投稿では、支店の執務環境が更新されていることにも触れています。長く在籍する社員の体験として、制度が生活上のメリットにつながった例を知ることができます。
ただし、この投稿はショーボンド建設に在籍した一人の経験です。HD社員の評判として扱ったり、投稿中の住居費を自分にも必ず適用される額として使ったりすることはできません。入社年数、転居の理由、勤務コースや家族の状況によって条件が異なる可能性を踏まえ、公式募集にある借上社宅の詳細を尋ねる材料にしましょう。
また、エン カイシャの評判の年収集計は、社員が回答した時点のデータです。有報の当期平均や採用ページの工事職の給与水準と、回答者の年齢・人数・年度がそろっていません。口コミ集計が公式平均より低いとしても、それだけで公式の数字が実態と違うとは言えません。どちらが正しいかという比較より、自分に近い職務と在籍時期の体験を探すほうが有用です。
定着率や研修の数字を、本人への支援内容に置き換える
公式採用サイトには離職率2.3%や入社後1年間の研修といった情報も掲載されています。ただし、集団の定着率だけで配属先との相性を保証することはできず、研修の説明も新卒の案内との関係を確認する必要があります。経験者に同じ1年間の研修がそのまま適用されると考えず、中途入社向けの導入と現場配属の順序を尋ねましょう。
有価証券報告書では、補修・補強で経験が重要であることを踏まえ、OJTを主体にし、若い時期から責任のある仕事を任せる方針を示しています。裁量を得やすいことには成長の機会がありますが、未経験の工法や判断に出会った際に誰へ相談できるかも同じくらい大切です。
具体的には、初めて担当する工法の事前教育、現場の計画を確認する上司や技術部の役割、資格取得に使える支援を確認します。自分で課題を見つける力を求める会社だからこそ、任せる範囲と相談の仕組みを理解すると、入社後の学び方を描きやすくなります。
将来性は、補修需要の強さと直近の受注減を両方見る
社会インフラの老朽化が仕事の背景にあることと、毎年の売上や受注が増えることは同じではありません。最新の有報は、2026年6月期の減収と利益の維持、発注動向の影響を説明しています。
2026年6月期は減収・営業微増益。古い連続増収の説明を更新する
公式情報:有価証券報告書によると、2026年6月期の連結売上高は892億4百万円で前年同期比1.7%減、営業利益は208億31百万円で0.2%増でした。親会社株主に帰属する当期純利益は154億39百万円で2.5%増です。材料の販売は増えた一方、国や高速道路会社の工事売上が低調だったことが説明されています。
採用サイトに過去の成長を示す表現があっても、現在の業績判断では最新年度を使います。2026年6月期は売上の減少を利益率の維持が補った形であり、仕事量が一様に増え続けたという読み方はできません。他方、売上が減ったから利益も大きく悪化したという状況でもありません。
国内建設が大きな柱ですが、補修用材料などの製造・販売もグループの事業です。施工だけでなく材料や工法に関する知識が企業の強みにつながっている点は、一般的な新設工事を中心とする会社との比較材料になります。新しい構造物を多数手がける経験を優先するのか、既存構造物の損傷と対策を深く学ぶのかで、応募先への期待は変わります。
受注残の減少と次期予想は、配属計画を聞く材料にする
2026年6月期の受注高は800億4百万円で2.7%減、期末受注残は724億98百万円で11.3%減でした。会社は高速道路会社の発注量の低迷などを挙げています。インフラを直す必要性があっても、発注のタイミングによって個別年度の受注が動くことを示す数字です。
2027年6月期の会社予想は売上高900億円、営業利益210億円です。中期経営計画で掲げた売上高1,000億円、営業利益220億円の達成は厳しい状況と説明しつつ、次期は受注高950億円を見込んでいます。これらは会社の見通しで、確定した受注実績ではありません。
推定情報:転職者にとっては、受注残の増減から雇用や給与を直接予測するより、今後どの地域・工法で人材を配置する計画かを確認するほうが実務的です。希望勤務地の工事の種類、入社後の配属予定、案件の終了後に次の現場へどう移るかを聞くと、事業の変動と働き方を結び付けて判断できます。
採用大学の名前より、応募区分ごとの条件を確認する
「ショーボンドホールディングスの採用大学」を調べる人もいますが、学校名だけでは中途・新卒の応募可能性を判断できません。実際の募集を出す会社と、職種・卒業年度・経験要件を分けて読むことが重要です。
キャリア採用は、施工管理と設計で入口が異なる
施工管理では所定の学科と高専以上という学歴条件、設計では橋梁メーカーや建設コンサルタントでの橋梁設計経験が示されています。採用実績校に自分の学校があるかどうかより、この条件と担当業務の接点を確認するのが先です。公開資料だけから学歴による選考の足切りや採用倍率を断定する根拠はありません。
キャリア採用の公式説明では、約半数がキャリア採用で入社し、管理職などでも活躍しているとしています。ただし、これは今回の募集枠の半分が中途向けという意味ではなく、採用される確率でもありません。経験のある分野と補修・補強に必要な知識の差を、自分で整理して説明することが大切です。
選考の案内は書類、一次面接、SPI、最終面接の順で、状況により回数や順序が変わる場合があります。順調に進む場合の目安は約1か月とされています。在職中の面接や入社時期の相談にも対応する説明があるため、現職の工事の引き継ぎを含め、無理のない日程をすり合わせたいところです。
新卒募集は2028年卒向け。学科条件と初任給を中途へ流用しない
2026年10月8日に確認した公式新卒ページは、2028年3月卒業・修了見込みの人を対象としています。募集職種は施工管理、設計、営業です。土木・建築系の学科に加え、それ以外でも補修ビジネスに関心を持つ人に向けた説明があり、キャリア採用の施工管理の学科条件とは案内の範囲が違います。
基本給の掲載額は高専卒27万5,000円、大学卒30万4,000円、大学院了32万7,000円で、時間外勤務・通勤・技能などの手当を含みません。これらは新卒の掲載条件で、中途採用の下限や経験者の提示額として使用する数字ではありません。新卒の1年目は研修期間のため標準コースとなる説明もあります。
新卒では採用大学の一覧だけを材料にするより、構造物の維持管理を学びたい理由と、現場や設計でどんな役割を担いたいかを言葉にしたいところです。公式ページには社員と話すイベントも案内されています。補修の仕事を十分に知らない場合は、実際の事例や説明会から、新設と異なる面白さや難しさを確認すると志望理由が具体的になります。
ショーボンドへの転職でよくある質問
最後に、年収と勤務コースについて、応募前に誤解しやすい点を整理します。
ショーボンドHDとショーボンド建設は同じ会社ですか
別法人です。HDはグループを管理する持株会社で、施工管理や設計などを募集するショーボンド建設とは役割が異なります。2026年6月期の給与平均もHD1,114.3万円、建設964.5万円とそれぞれ開示されています。求人や内定通知の法人名を基準に、該当する制度を確認してください。
エリア限定を選べば長期の不在は避けられますか
エリア限定コースでも、期間を区切った長期出張の可能性があります。転居を伴う転勤がないことと、自宅から毎日通えることは異なります。家族の事情がある場合は、出張可能な期間や範囲を伝え、希望拠点で実際に担当する仕事との整合性を確認しましょう。
施工管理で30代なら年収1,000万円が保証されますか
保証する条件ではありません。公式の約1,000万円は工事職・標準コースの30代前半の平均で、各種手当を含みます。本人の処遇は経験や勤務地などを踏まえて決まります。採用提示では、等級、基本給、通常賞与、業績賞与や赴任手当を分けて比較することが必要です。
まとめ:年収の対象をそろえ、補修の仕事と勤務範囲への納得で選ぶ
ショーボンドの給与を見るときは、HDと建設会社、年度、職種、勤務コースを区別することが重要です。最新有報では建設会社の平均年間給与は964.5万円で、公式採用では工事職の標準コースに関する給与水準も示されています。平均だけで入社後の額を決めつけず、自分への等級と手当の説明で判断しましょう。
既設構造物の損傷を調べ、設計と現場を調整しながら直す仕事に関心がある人には、専門性を深める材料があります。一方、エリア限定でも長期出張の可能性があり、業績も発注時期の影響を受けます。補修に携わる意義、給与の内訳、担当できる地域と役割の三つに納得できるかを、応募先の具体的な説明で確かめてください。
どのサービスを使えばいいか決められないとき
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参考・出典
数値は対象年度・母集団を確認した公式資料を使用し、口コミは個人の経験として扱っています。
- 第19期有価証券報告書(2026年6月期・HDと最大人員会社の給与、最新業績)
- 2026年9月30日 第19期有価証券報告書の訂正報告書
- ショーボンド建設公式 キャリア採用・勤務コース・給与水準
- ショーボンド建設公式 数字で見るショーボンド(2025年基準の給与等)
- ショーボンド建設公式 早瀬大橋補修・耐震補強工事の事例
- ショーボンド建設公式 2028年卒向け新卒採用
- エン カイシャの評判 ショーボンド建設 社員口コミ
執筆:コロ助。最終更新:2026年10月8日。公式情報・口コミ傾向・推定情報を分けて編集しています。個別の待遇・配属・募集状況は応募先の案内と内定時の労働条件通知書で確認してください。

