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オーハシテクニカの年収646.6万円と評判|卸売業に分類される自動車部品ファブレスの実像

コロ助

※本記事にはプロモーションを含みます。

この記事の結論

  • 正体:東証分類は卸売業だが、実態は締結部品を企画開発するファブレス型メーカー
  • 平均年収:第74期有報の提出会社単体で646.6万円(45.0歳・勤続15.0年)
  • 読み方の注意:2025年4月の物流子会社合併で単体232名へ増え、前期比較は不連続
  • 収益性:売上409億円は過去最高圏だが営業利益は2016年3月期の約54%

株式会社オーハシテクニカ(証券コード7628・東京証券取引所プライム市場・本社は東京都港区虎ノ門)は、検索してもまとまった転職情報が出てきにくい企業です。理由ははっきりしていて、この会社は連結従業員721名の中堅企業でありながら、東京証券取引所の33業種分類では「卸売業」、日本経済新聞社の業種分類では「自動車部品」と、そもそも所属カテゴリが割れているためです。商社の記事にも自動車部品メーカーの記事にも、この会社は入り切りません。本記事は、第74期(2026年3月期)有価証券報告書という一次情報を軸に、「この会社は結局どんな会社なのか」「公表されている平均年収646.6万円をどう読むべきか」という2点に絞って整理します。とくに年収については、2025年4月に物流子会社を吸収合併した影響で数字の母集団そのものが変わっており、単純に前期と比べると判断を誤ります。その読み方まで含めて解説します。

オーハシテクニカとは|東証「卸売業」と日経「自動車部品」で分類が割れる会社

結論から言うと、オーハシテクニカは「自動車用の締結部品を自社で企画開発し、協力メーカーとグループ製造子会社で生産させて完成車メーカーへ供給する、ファブレス型のメーカー兼専門商社」です。工場を大量に自社保有しないため統計上は卸売業に分類されますが、やっていることは部品の設計・仕様決定・コスト設計・量産立ち上げまで踏み込んだメーカー業務に近い。この二面性が、求人票を読んだだけでは仕事像がつかめない最大の原因になっています。

創業はボルト・ナットの個人商店、いまは6地域セグメントの多国籍体制

沿革は公式情報として有価証券報告書と公式サイト会社概要で確認できます。1951年にボルト・ナット等の締結部品販売業として創業、1953年3月に大橋商事株式会社として法人化し、1987年5月に現在の株式会社オーハシテクニカへ商号変更しました。資本金は18億2,567万円、決算期は3月です。上場は2000年1月の店頭登録、2002年12月の東証二部上場、2004年9月の東証一部指定替えを経て、2022年4月の市場区分見直しでプライム市場へ移行し、2026年9月時点でもプライム市場に在籍しています。

現在の事業は、エンジン関連部品・車体組立用部品・ブレーキ関連部品に加えてEV関連部品まで自社で企画開発ラインナップに持ち、報告セグメントは日本・米州・中国・アセアン・欧州・台湾の6地域に分かれます。連結子会社は12社で、国内はオーハシ技研工業(愛知県東海市・資本金499,000千円・出資比率100%)、海外は米国2社、メキシコ1社、中国5社、タイ2社、英国1社、台湾1社という構成です。ほかに持分法適用関連会社としてテーケー(長野県・33.9%)とナカヒョウ(岐阜県・20.0%)があります。

取引先は完成車メーカーをほぼ網羅、ただし系列には属さない

有価証券報告書によると、主要取引先はトヨタ自動車、本田技研工業、日産自動車、SUBARU、三菱自動車工業、スズキ、日野自動車、いすゞ自動車ほか約300社に及びます。国内主要完成車メーカーをほぼ網羅している一方、大株主に完成車メーカーは並んでおらず、親会社も存在しません。特定系列に属さない独立系というポジションが、この会社の商流上の特徴です。

推定情報として整理すると、この立ち位置は転職者にとって二方向に働きます。複数OEMを横断して案件を持てるため経験の汎用性が高くなる一方、系列内の安定発注という後ろ盾がないため、価格競争と提案力の勝負に常時さらされる構造でもあります。有価証券報告書「事業等のリスク」にも「得意先からの値下げ要請」「海外競合との価格競争」が明示的に挙げられています。

オーハシテクニカの公式データ一覧(有価証券報告書ベース)

本記事で扱う公式数値を一覧で確認できます。公式情報として、最新の正確な数値は公式IRページで再確認してください。以下はすべて第74期(2025年4月1日〜2026年3月31日/2026年3月期、2026年6月23日提出)の有価証券報告書に基づきます。

項目内容
商号株式会社オーハシテクニカ(OHASHI TECHNICA, INC.)
証券コード/市場7628/東京証券取引所プライム市場(東証33業種は卸売業、日経分類は自動車部品)
本社所在地東京都港区虎ノ門四丁目3番13号 ヒューリック神谷町ビル10階
設立/創業1953年3月設立(創業1951年)、1987年5月に現商号へ変更
代表者代表取締役社長 廣瀬 正也
資本金18億2,567万円
平均年間給与646.6万円(6,466千円・提出会社単体・前期比+2.9%)
平均年齢45.0歳(提出会社単体)
平均勤続年数15.0年(提出会社単体)
従業員数連結721名(ほかに臨時雇用者89名)/提出会社単体232名
売上高409億円(連結・2026年3月期)
営業利益24.3億円(連結・経常利益29.7億円/当期純利益20.8億円)
連結子会社12社(国内1社・海外11社)/持分法適用関連会社2社
親会社なし(独立系。上位10位株主の合計持株比率46.47%)
出典第74期 有価証券報告書(2026年6月23日提出)/公式IR資料/公式サイト会社概要

平均年収646.6万円の正しい読み方|2025年4月の合併で母集団が変わった

年収を調べている読者に最初にお伝えしたい結論は、「646.6万円という数字は正しいが、前期の数字と並べて『上がった/下がった』を論じてはいけない期である」ということです。理由は職種構成そのものが変わったからです。

1. 公式の平均年間給与は646.6万円(第74期・提出会社単体)

有価証券報告書「従業員の状況」によると、第74期の提出会社単体の平均年間給与は6,466千円(約646.6万円)で、前期比+2.9%と有報に明記されています。これは公式情報であり、求人サイトの推定値や年収アグリゲータの数値ではありません。オーハシテクニカは持株会社ではなく事業会社であるため、提出会社単体の給与は本体社員の実態をおおむね反映していると考えられます。

2. 平均年齢45.0歳・平均勤続15.0年という母集団の性格

同じく公式情報として、平均年齢は45.0歳、平均勤続年数は15.0年です。この組み合わせは、22歳新卒入社なら勤続23年になる計算と合わないため、中途入社者と長期勤続者が混在した構成であることを示します。加えて有価証券報告書「事業等のリスク」の人材確保の項では、定年を65歳へ延長し70歳までの嘱託制度を導入済みと記載されています。つまり40代後半〜60代の在籍層が相応に厚く、その層が平均を押し上げている可能性があります。20代・30代で入社した場合の実額が646.6万円に届くとは限らない点は、必ず前提として置いてください。

3. 最重要の注記|物流子会社の吸収合併で単体が164名→232名になった

ここが本記事で最も強調したい論点です。公式情報として、2025年1月31日に連結子会社の吸収合併が開示され、2025年4月1日に株式会社オーハシロジスティクス(物流子会社)が本体へ吸収合併されました。この結果、提出会社の従業員数は前期比68名増の164名→232名へと約1.4倍になっています。

年収データを読むうえでこれが何を意味するか、整理すると次の通りです。

  • 母集団が入れ替わっている:もともと企画・営業・管理中心だった232名の内訳に、物流実務を担う人員が新たに加わった
  • 職種構成が変わった:職種ごとの賃金水準が異なる以上、平均値の変動は「昇給したかどうか」だけでは説明できない
  • それでも+2.9%だった:構成変化を吸収したうえで有報記載の前期比がプラスである点は、推定情報として見れば既存社員のベース水準が下がってはいない可能性を示す
  • 第73期以前との単純比較は不可:他媒体の「年収推移グラフ」を見る際は、2026年3月期に段差があることを前提に読む必要がある

言い換えれば、オーハシテクニカの2026年3月期の平均年収は、「昇給の結果」と「合併による人員構成の変化」が混ざった数字です。この読み方を知らずに前期比だけを追うと、判断を誤ります。

4. 連結721名のうち単体は232名|有報年収がカバーしない範囲

もう一つの注意点は、有報の平均年間給与が提出会社単体232名のみを対象にしていることです。連結従業員721名に対する単体比率は約32.2%にとどまります。つまり、オーハシ技研工業などの国内製造子会社や、米国・メキシコ・中国・タイ・英国・台湾の海外子会社に勤務する社員の待遇は、646.6万円という数値には一切含まれていません。推定情報として言えば、製造子会社の待遇は本体の企画・営業職とは別の賃金テーブルで運用されている可能性が高く、応募する法人がどこかによって条件が変わり得ます。求人票の雇用主体名は必ず確認してください。

5. 口コミ上の年収傾向|OpenWork申告平均は573万円

口コミ傾向としては、OpenWorkのユーザー申告ベースの平均年収は573万円(回答レンジ360万〜1,500万円)と掲載されています。有報の646.6万円との差は約73万円ですが、この差を「有報が実態より高い」と読むのは早計です。OpenWorkの回答者の平均年齢は33歳で、有報の平均年齢45.0歳とは母集団がまったく異なるためです。

両者を突き合わせると、推定情報として次のような姿が見えてきます。

  • 30代前半の実額は500万円台が一つの目安になる可能性がある
  • 40代後半・管理職層まで含めた全体平均が646.6万円という水準感
  • 回答レンジの上限1,500万円は役員・部長クラスや海外駐在手当を含む申告の可能性がある
  • したがって「30代で転職して即646万円」という期待値設定は避けたほうが安全

なお公式の中途採用要項では、給与は「経験・スキル等考慮の上、当社規定により決定」と記載され、金額レンジは公開されていません。固定残業手当制度を採用し、超過分は追加支給する旨が明記されています。実額は選考過程での提示と労働条件通知書で確認する以外に方法がありません。

業績推移で見る実力|3期連続増収でも営業利益は2016年3月期の約半分

転職判断で年収の次に効いてくるのが、昇給原資を生む収益力です。オーハシテクニカの業績は「トップラインは過去最高圏、利益率は往時の半分」という、評価の分かれる形をしています。

売上高は3期連続増収で、18年ぶりの過去最高更新をうかがう水準

公式情報として、連結売上高の推移は次の通りです。

決算期連結売上高連結営業利益営業利益率(算出値)
2016年3月期約400億円45.1億円約11.3%
2022年3月期—22.7億円—
2023年3月期350億円20.6億円約5.9%
2024年3月期392億円16.4億円約4.2%
2025年3月期400億円17.8億円約4.5%
2026年3月期(第74期)409億円24.3億円約5.9%
2027年3月期(会社予想)430億円25.5億円約5.9%

2023年3月期の350億円から2026年3月期の409億円まで3期連続の増収で、2027年3月期の会社予想は430億円です。過去のピークは2008年3月期の429億円ですから、達成すれば18年ぶりの過去最高更新という位置にあります。直近の第74期は経常利益29.7億円、当期純利益20.8億円で、2027年3月期の会社予想は営業利益25.5億円・純利益21億円です。

ただし同じ売上400億円でも、営業利益は45.1億円→24.3億円へ

この会社を語るうえで最も重要な数字がここです。2016年3月期は売上約400億円で営業利益45.1億円(営業利益率約11.3%)でしたが、2026年3月期は売上409億円で営業利益24.3億円(同約5.9%)。売上規模はほぼ同じか上回っているにもかかわらず、営業利益はほぼ半減しています。

有価証券報告書「事業等のリスク」から推定情報として読み取れる要因は以下です。

  • 得意先からの値下げ要請と海外競合との価格競争(リスク項目に明記)
  • 原材料・エネルギー・労務費・物流費・関税の上昇(同)
  • 海外拠点の採算:2023年5月11日に減損損失および関係会社株式評価損の計上を開示、2026年5月12日にも減損損失の計上と2026年3月期業績予想と実績値の差異を開示
  • 拠点の再編:2026年7月24日に中国連結子会社の清算を開示

つまり、売上を積み増しても利幅が戻っていない構造です。転職者の視点で言い換えると、増収ニュースをそのまま賞与・昇給の期待値に変換するのは危険ということになります。一方で、2024年3月期の16.4億円をボトムに直近2期は営業利益が回復しており、2027年3月期第1四半期は売上高115億円(前年同期比14.5%増)・営業利益8億円(同62.8%増)と伸びています。回復局面に入っている点は、公式情報として正当に評価すべき材料です。

需要変動の振れ幅は大きい

過去を遡ると、2010年3月期は売上277億円・営業利益6.5億円、2021年3月期は売上298億円・営業利益21.1億円と、外部環境によって業績が大きく振れています。直近で通期赤字を計上した期は確認されませんでしたが、完成車メーカーの生産計画と為替に業績が連動する構造は変わっていません。推定情報として、賞与の変動幅はある程度覚悟しておくべき業種特性と言えます。

連結721名のうち日本は338名|従業員700人規模の「小さな多国籍企業」

働く環境を考えるうえで、この会社の人員配置は極めて特徴的です。公式情報として、第74期有価証券報告書のセグメント別従業員数は次の通りです。

セグメント従業員数臨時雇用者数
日本338名52名
米州121名3名
中国93名10名
アセアン143名23名
欧州19名1名
台湾7名—
連結合計721名89名

日本338名に対し海外合計は383名で、連結の過半が海外拠点勤務という構成です。従業員700人規模で6地域セグメントを運営している企業は多くありません。業界文脈で言えば、大手Tier1が数万人規模で地域統括会社を置くのに対し、オーハシテクニカは一人あたりの守備範囲を広く取ることで多国籍運営を成立させている、と推定情報として整理できます。

転職者への含意は明快です。

  • 海外との接点は避けにくい:国内勤務でも米州・中国・アセアン拠点との調整業務が日常的に発生する可能性が高い
  • 職域が広くなりやすい:企画・調達・品質・物流・貿易実務の境界が薄く、一人が複数機能を見る場面が想定される
  • ポストの絶対数は限られる:単体232名という規模上、大手のような細分化された専門職ポストや潤沢な管理職ポストは望みにくい
  • キャリアの持ち運びは効きやすい:輸出入・通関・SCM・多拠点調整の経験は自動車以外のグローバル製造業でも評価されやすい

なお2025年4月にオーハシロジスティクスを吸収合併したことで、輸出入・物流機能が本体に取り込まれました。推定情報として、本体内で貿易実務・物流管理のキャリアを積む選択肢が以前より広がったと考えられます。

口コミ傾向から見える働き方|法令順守4.7と待遇満足度1.5の落差

ここからは口コミ傾向のセクションです。断定はできませんが、投稿の分布には明確な特徴があります。OpenWorkでは口コミ189件・総合評価2.78/5.0(スコア回答者33人)が掲載されています。項目別スコアは以下の通りです。

評価項目スコア(5点満点)
法令順守意識4.7
20代成長環境3.6
人材の長期育成3.0
人事評価の適正感2.4
社員の相互尊重2.4
風通しの良さ2.3
社員の士気1.9
待遇面の満足度1.5

「コンプライアンスは硬いが、待遇と士気の評価は伸びていない」という分布

最大の特徴は法令順守意識4.7と待遇面の満足度1.5の落差です。同一企業でこれだけスコアが割れる例は多くありません。口コミ傾向としては、労務管理やコンプライアンス面は評価される一方、給与水準と人事評価の納得感については厳しい投稿が集まりやすい傾向がある、と読むのが妥当です。ネガティブな断定は避けますが、ここを軽視すると入社後のギャップにつながります。

残業時間は公式値と口コミ値がほぼ一致している

働き方の実態を測るうえで信頼度が高いのが残業データです。公式の中途採用要項には時間外労働は全社平均約20時間/月と明記されており、OpenWorkのユーザー申告ベースの月間残業は22.9時間。公式値と口コミ値がほぼ一致しているため、この水準は実態に近いと考えられます。有給休暇の消化率はOpenWork上で56.8%と掲載されています。

推定情報として、自動車部品業界で月20〜23時間の時間外は重い水準ではなく、労働時間の観点だけを見ればこの会社の環境は業界内で悪い部類には入らない可能性が高いと考えられます。一方で「待遇面の満足度1.5」というスコアは、労働時間ではなく金銭的処遇と評価制度に不満が集中していることを示唆します。

口コミを読むときの母集団バイアス

重要な補足として、OpenWork回答者の平均年齢は33歳です。有報の平均年齢45.0歳・平均勤続15.0年という会社全体像に対し、口コミは若手層の声が反映されやすい母集団になっています。40代以降の処遇や役職者の実感は、この平均値には十分に表れていない可能性があります。なお、エン ライトハウス(カイシャの評判)・転職会議については、本記事の調査範囲では該当ページの件数・スコアを特定できませんでした。件数や点数を推測で書くことはしません。また、匿名掲示板の書き込みは出典として扱っていません。

求職者
求職者

結局、待遇の評価が低いのに勤続15年って矛盾していませんか?

矛盾ではなく、母集団が違うことの表れと考えられます。勤続15.0年は在籍者全体の平均であり、長く残った人ほど平均を押し上げます。一方で口コミは平均33歳の層が中心です。推定情報として、「若手のうちは処遇に不満が出やすいが、残った人は長く働く会社」という二層構造がある可能性があります。転職を検討する側としては、自分がどちらの層に入りそうかを面接で確かめる価値があります。

中途採用の実像|求められる経験・勤務地・働き方(公式求人要項ベース)

オーハシテクニカの中途採用は、公式サイト上では営業職と経理職の常設募集が確認できます。ここでは営業職の要項を公式情報として整理します。

職務内容は「技術がわかる営業」

公式採用サイトによると、営業職の職務内容は自動車部品の企画・販売です。具体的には、完成車メーカーの設計担当・購買担当への提案、顧客ニーズの調査、企画提案、コスト設定、量産立ち上げまでを担当範囲としています。単なる仕入販売の窓口ではなく、顧客の設計要求を製品仕様に翻訳し、協力メーカーの生産に落とし込む役割です。ファブレス型メーカーであることが、そのまま職務内容に表れています。

応募要件は次の通りです。

  • 必須:普通自動車免許(AT限定可)。顧客訪問は社有車を使用
  • 歓迎:金属・非鉄金属素材の自動車部品メーカーでの営業経験
  • 歓迎:金属加工の知識、図面読解のスキル

学歴要件や年齢要件は公開要項からは確認できません。歓迎要件を見る限り、推定情報として、自動車部品・金属素材の商流を理解している人材が想定ターゲットである可能性が高いと考えられます。異業種からの応募が不可というわけではありませんが、図面が読めるかどうかは選考で問われる論点になり得ます。

勤務地は完成車メーカーの拠点に張り付く配置

公式要項に記載された勤務地は、栃木県宇都宮市/東京都国立市/神奈川県伊勢原市/静岡県浜松市/愛知県高浜市/大阪府大阪市および海外拠点です。本社は東京都港区虎ノ門ですが、営業職の配置先は完成車メーカーの開発・生産拠点の近傍に分散しています。

これは推定情報として、次のような生活設計上の含意を持ちます。

  • 東京本社勤務を前提に応募すると、実際の配属とズレる可能性がある
  • 担当OEMの変更に伴う地方転勤の可能性を織り込む必要がある
  • 海外拠点が勤務地に含まれており、海外赴任の可能性は現実的な選択肢として存在する
  • 逆に、地方勤務や海外赴任を望む人にとっては機会が多い環境と考えられる

給与条件は非公開、確認は労働条件通知書で

給与は「経験・スキル等考慮の上、当社規定により決定」と記載され、レンジは公開されていません。固定残業手当制度を採用し、超過分は追加支給されると明記されています。年収の実額は、有報の646.6万円(45.0歳平均)とOpenWork申告の573万円(33歳平均)の間で、年齢・職位に応じて決まると推定情報として考えるのが現実的です。最終的には内定時の労働条件通知書で確認してください。

業界環境と将来性|EV化・米国関税・中国再編のなかでの立ち位置

「締結部品の会社はEV化で消えるのではないか」という懸念は、この業界を検討する人が最初に持つ疑問です。結論としては、2025〜2026年時点でその図式は単純には成立していません。

EV一直線シナリオは修正され、HV需要が想定を上回った

2023〜2024年に想定されたEV一直線のシナリオは修正され、2025〜2026年は北米・欧州でEV販売の伸びが鈍化し、ハイブリッド(HV・PHEV)需要が想定を上回って推移しました。日本の四輪車生産は2024年に823万5千台(前年比8.5%減)と一度大きく落ち込んだものの、その後はHV主体の受注で持ち直す局面が続いています。エンジン関連部品や車体組立用の締結部品は、当初懸念されたほど急速には需要が消えておらず、同時にEV向けバッテリーケース周辺や軽量化部品といった新しい締結ニーズも立ち上がっています。オーハシテクニカもEV関連部品を企画開発ラインナップに加えています。推定情報として、内燃機関系と電動化系の両方を扱える企画・開発・営業の経験は、むしろ市場価値になりやすい局面と考えられます。

米国関税とサプライチェーンの地産地消化

2025年に米国が自動車・自動車部品への追加関税措置を導入し、日米合意を経て日本からの自動車・部品に対する税率は当初の水準から引き下げられた形で運用されています。これにより完成車メーカーは北米での現地調達比率をさらに高める方向に動き、部品側も「どの国で作り、どの国から供給するか」という調達地の再設計を迫られています。オーハシテクニカは米国2社・メキシコ1社の拠点を持ち、6地域セグメントで管理しているため、地域別の需要変動と関税・為替を同時に読む体制が必要です。有価証券報告書の「事業等のリスク」にも関税上昇が明記されています。推定情報として、関税・原産地規則・輸出入実務を理解した調達/貿易/海外拠点マネジメント人材の社内需要は高まりやすいと考えられ、この領域は業界内外を問わず持ち運べるスキルです。

中国・アセアンの競争構造変化と拠点再編

中国では現地EVメーカーの台頭と価格競争が続き、日系完成車メーカーの中国事業は生産能力の見直しや再編が進みました。アセアンではタイの自動車ローン審査厳格化などを背景に市場が調整局面に入っています。オーハシテクニカも中国5社・タイ2社・台湾1社・英国1社を含む12社の連結子会社を持ち、地域セグメント別の濃淡が業績に直結する構造です。実際、公式情報として2026年7月24日に中国連結子会社の清算が開示されており、拠点ポートフォリオの組み替えが進行中です。推定情報として、海外駐在を志望する転職者にとっては配置先の中身が変わりつつある局面であり、面接時に「どの地域を伸ばすのか」を確認する価値があります。

中期経営計画「Mission2025」

公式IRでは「中期経営計画 〜Mission2025〜」が公開され、2025年11月にアップデート版が出ています。ただし具体的な数値目標はPDF資料に収録されており、本記事の調査範囲ではウェブ本文から数値を確認できませんでした。数値目標については公式IRページで直接ご確認ください。

東証「卸売業」に分類される上場企業との比較

オーハシテクニカの位置づけを理解するには、同じ東証33業種「卸売業」に分類されながら事業モデルが異なる企業と並べるのが有効です。以下は各社の最新有価証券報告書に基づく公式情報ですが、決算期がそれぞれ異なるため、期と年度を併記しています。単純な優劣比較ではなく、構造の違いを見るための表としてご覧ください。

企業名(証券コード)対象期有報の平均年間給与単体/連結従業員数連結売上高連結営業利益(利益率)
オーハシテクニカ(7628)2026年3月期(第74期)646.6万円232名/721名(単体比率32.2%)409億円24.3億円(約5.9%)
進和(7607)2025年8月期(第75期)731.8万円577名/925名(同62.4%)861億4,600万円45億3,600万円(約5.3%)
田中商事(7619)2026年3月期(第65期)534.7万円437名/455名(同96.0%)440億4,821万円13億5,120万円(約3.1%)
NaITO(7624)2026年2月期(第75期)581.9万円297名/309名(同96.1%)435億18百万円4億3百万円(約0.9%)

この表から読み取れること

  • 「卸売業」でも収益構造はまったく違う:営業利益率はオーハシテクニカ約5.9%からNaITO約0.9%まで約6倍の開きがあります。業種分類は事業実態を表していません
  • オーハシテクニカの単体比率32.2%は突出して低い:4社中で最も低く、有報年収がカバーする範囲が狭いことを意味します。田中商事やNaITOは単体比率96%台で、有報年収がほぼ会社全体を表します
  • 年収水準は中位:4社の中では進和の731.8万円が最も高く、オーハシテクニカ646.6万円が続きます。ただし平均年齢が異なるため(オーハシテクニカ45.0歳)、同一年齢での比較ではありません
  • 売上規模と年収は比例していない:売上861億円の進和と409億円のオーハシテクニカで年収差は約85万円にとどまります

締結部品という土俵で見た場合、日東精工(5957・東証プライム)やサンコーテクノ(3435・東証スタンダード)といった専門メーカーが比較検討先になり得ます。また「商社機能とメーカー機能を併せ持つ」モデルという意味では岡谷鋼機(7485・名証プレミア)、完成車メーカーへの部品供給という顧客構造ではユニプレス(5949・東証プライム)が近い位置にあります。これらの各社の年収・従業員数については本記事では一次情報を確認していないため、数値の記載は行いません。応募を検討する場合は各社の有価証券報告書でご確認ください。

株主構成と資本政策|独立系・買収防衛策継続・PBR1倍割れ

中堅企業への転職では、資本関係の安定性が数年後の職場環境を左右します。オーハシテクニカの株主構成は公式情報として第74期有価証券報告書「大株主の状況」(2026年3月31日現在)で確認できます。

順位株主名持株比率
1オーハシテクニカ取引先持株会9.04%
2日本マスタートラスト信託銀行(信託口)8.48%
3日本生命保険相互会社5.15%
4SINOPACSEC5.00%
5みずほ銀行4.82%
6いちごトラスト・ピーティーイー・リミテッド4.32%
7明治安田生命保険相互会社2.65%
8佐賀鉄工所2.46%
9阪村産業2.42%
10日新2.10%

上位10位の合計は46.47%で、親会社は存在しません(独立系)。取引先持株会が筆頭で、生命保険会社・銀行が並ぶ持ち合い色の濃い構成である一方、いちごアセットマネジメント系(Ichigo Asset Management International, Pte.Ltd 名義で6.81%の大量保有報告あり)や台湾のJINN HER ENTERPRISE(5.00%)といった投資家も入っています。自己株式7.44%の大量保有報告も提出済みです。

買収防衛策の継続と、株主還元の強化が同時進行

適時開示から公式情報として確認できる動きは次の通りです。

  • 2024年5月14日:買収への対応方針(いわゆる買収防衛策)の継続を開示
  • 2026年3月27日:同方針に関する特別委員会の委員構成変更を開示
  • 2025年11月11日:株式分割・配当予想の修正・株主優待制度の取扱いを開示
  • 2025年11月28日:「資本コストや株価を意識した経営」のアップデートを開示

買収防衛策の継続と株主還元強化・資本効率改善が並行しているのが現状です。なお、TOB(株式公開買付)や非公開化に向けた具体的な動きは、本記事の調査範囲では確認できませんでした。「買収防衛策を継続している」という事実にとどめ、将来の資本異動を予想するものではありません。PBRは2026年9月時点で0.73倍と1倍割れが続いています。

推定情報として転職者への含意を述べると、独立系で親会社を持たないことは意思決定の自由度という点でプラスに働き得る一方、機関投資家からの資本効率改善圧力が続く局面では、事業ポートフォリオの見直し(前述の中国子会社清算など)が今後も起こり得ます。応募前に、志望するセグメントが投資対象なのか整理対象なのかを確認する価値があります。

コンプライアンス・不祥事に関する確認状況

行政処分・重大な訴訟・品質不正等については、有価証券報告書「事業等のリスク」および適時開示一覧の範囲では該当する記載は見当たりませんでした。ただし報道横断での網羅的な確認は本記事の調査範囲では実施できていないため、「不祥事は存在しない」と断定するものではありません。最新の状況は公式IRおよび公表資料でご確認ください。なお、OpenWorkの法令順守意識スコアが4.7と高い点は口コミ傾向として付記しておきます。

オーハシテクニカへの転職が向いている人・向いていない人

ここまでの公式情報・口コミ傾向をふまえ、適性を整理します(推定情報を含みます)。

向いている人向いていない人
金属素材・締結部品の商流を理解しており、図面を読みながら顧客と仕様を詰められる人営業=仕入販売の窓口業務と考えており、技術的な仕様検討に関わりたくない人
企画・調達・品質・物流・貿易実務まで守備範囲を広げたい人大手Tier1のように職務が明確に切り分けられた環境で専門性を深めたい人
海外拠点との調整や海外赴任を前向きに捉えられる人勤務地を東京本社に固定したい人、転勤の可能性を受け入れられない人
月20〜23時間程度の時間外という労働時間の安定を重視する人短期間で大幅な年収上昇を実現したい人(給与レンジは非公開・実額は選考時提示)
従業員700名規模で経営との距離が近い環境を望む人豊富な管理職ポストや体系的な研修制度を重視する人
複数OEMを横断した経験を将来の転職資産にしたい人特定系列の安定発注に守られた環境を望む人

オーハシテクニカへの転職|編集部の見解

編集部の見解として、オーハシテクニカは「わかりやすい会社」ではありませんが、読み解けば判断材料の揃っている会社です。ポイントは3つに集約されます。

第一に、職務のミスマッチが起きやすい構造です。東証分類の卸売業だけを見て応募すると、実際には仕様検討・コスト設計・量産立ち上げまで踏み込む仕事に就くことになります。逆に、この職域の広さを求めて応募するなら期待とのズレは小さいでしょう。ファブレス型メーカーであることを理解したうえで選考に臨めるかどうかが、最初の分岐点です。

第二に、年収は「悪くないが、伸びしろの説明が必要」な水準です。有報単体646.6万円は東証プライム上場の中堅企業として妥当な水準ですが、平均年齢45.0歳という前提を外して読むことはできません。加えて営業利益率が2016年3月期の約11.3%から約5.9%へ低下している以上、昇給原資の拡大には収益性の回復が前提になります。直近2期で営業利益が16.4億円→24.3億円へ回復し、2027年3月期第1四半期も増益で進んでいる点はポジティブな材料ですが、面接では「どの領域で利益率を戻すのか」を必ず確認したいところです。

第三に、労働時間と処遇の評価が乖離している点をどう捉えるかです。公式値・口コミ値ともに月20〜23時間程度の時間外で一致する一方、OpenWorkの待遇面の満足度は1.5、人事評価の適正感は2.4です。時間ではなく処遇と評価に不満が集中しているタイプの会社である可能性が高く、時間的余裕を重視する人には合いやすく、短期の年収最大化を狙う人には合いにくい、という整理になります。

総合すると、自動車部品・金属素材の商流経験があり、職域の広さと海外接点を評価軸に置ける人にはおすすめできる会社です。一方で、給与レンジが非公開である以上、内定時の労働条件通知書を見るまで年収面の判断を確定させないことを強くおすすめします。

オーハシテクニカに関するよくある質問

検索されている疑問のうち、有価証券報告書・公式採用要項・口コミデータで回答できるものに絞って回答します。

オーハシテクニカは商社ですか、メーカーですか

どちらの要素も持ちます。東京証券取引所の33業種分類では「卸売業」ですが、日本経済新聞社の業種分類では「自動車部品」に区分されています(いずれも公式情報)。実態は、自動車用の締結部品などを自社で企画開発し、協力メーカーおよびグループ製造子会社(オーハシ技研工業など)で生産して完成車メーカーへ供給するファブレス型のモデルです。加えて輸出入・物流業務も自社で担っており、2025年4月には物流子会社を吸収合併して機能を本体に取り込みました。求人上の職種名は営業でも、業務内容は企画・仕様検討・コスト設計を含みます。

平均年収646.6万円と口コミの573万円は、どちらが実態に近いですか

どちらも正しく、母集団が違います。646.6万円は第74期有価証券報告書「従業員の状況」に記載された提出会社単体232名の平均で、平均年齢45.0歳・平均勤続15.0年の集団の値です(公式情報)。573万円はOpenWorkのユーザー申告ベースで、回答者の平均年齢は33歳です(口コミ傾向)。推定情報として、30代前半の実額は500万円台が目安となる可能性があり、年齢・職位が上がるにつれて有報平均に近づいていくと考えるのが自然です。

2026年3月期の平均年収を前期と比較してもよいですか

単純比較は避けてください。2025年4月に物流子会社の株式会社オーハシロジスティクスを吸収合併した影響で、提出会社の従業員数が164名から232名へ68名増えており、職種構成が変わっています(公式情報)。有価証券報告書には前期比+2.9%と記載されていますが、この変動には昇給要因と人員構成の変化が混在しています。第73期以前の年収推移グラフを見る際は、2026年3月期に段差があることを前提に読んでください。

海外赴任や転勤の可能性はどの程度ありますか

可能性は相応にあると考えられます(推定情報)。根拠は2点です。第一に、連結従業員721名のうち日本は338名で、米州121名・中国93名・アセアン143名・欧州19名・台湾7名と海外が過半を占めます(公式情報)。第二に、公式の中途採用要項で勤務地として栃木県宇都宮市・東京都国立市・神奈川県伊勢原市・静岡県浜松市・愛知県高浜市・大阪府大阪市および海外拠点が明示されています。国内勤務であっても海外拠点との調整業務は発生しやすい環境です。

業績は安定していますか

売上は3期連続増収で2026年3月期は409億円、2027年3月期の会社予想は430億円と過去最高圏に向かっています。一方で営業利益は24.3億円で、同程度の売上だった2016年3月期の45.1億円に比べると約54%の水準です(いずれも公式情報)。また2023年5月と2026年5月に減損損失の計上を開示し、2026年7月には中国連結子会社の清算を開示しており、海外拠点の採算が課題となっています。過去には2010年3月期に売上277億円・営業利益6.5億円まで落ち込んだ期もあり、完成車メーカーの生産計画や為替に業績が振れやすい構造です。

オーハシテクニカへの転職判断まとめ

ここまでの内容を、判断軸ごとに整理します。最終的な判断は、求人票だけでなく自分の経験・適性も含めて確認しましょう。

判断軸評価
年収水準有報単体646.6万円(45.0歳・勤続15.0年)。東証プライム中堅として妥当な水準だが、平均年齢が高い点を割り引いて読む必要がある
年収データの信頼性連結721名に対し単体232名(32.2%)と対象範囲が狭く、2025年4月の合併で母集団も変化。前期比較は不連続
労働時間公式要項の全社平均約20時間/月と口コミ申告22.9時間がほぼ一致。業界内で重い水準とは考えにくい
処遇の満足度OpenWorkの待遇面の満足度1.5・人事評価の適正感2.4と低め。時間ではなく処遇への不満が集中する傾向
収益性・昇給原資営業利益率は約11.3%(2016年3月期)から約5.9%へ低下。直近2期は回復傾向だが往時の水準には戻っていない
将来性EV一直線シナリオの修正でHV需要が下支え。EV関連部品も企画ラインナップに追加済み。ただし海外拠点は再編局面
キャリアの持ち運びやすさ複数OEM横断の折衝経験、貿易実務・多拠点調整の経験は業界内外で評価されやすい
資本の安定性親会社なしの独立系。取引先・金融機関の持ち合い色が濃い一方、機関投資家も入り資本効率改善が進行中
勤務地の柔軟性宇都宮・国立・伊勢原・浜松・高浜・大阪+海外拠点。東京本社固定を望む人には合いにくい

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本記事の出典・参考情報

本記事で参照した一次情報・口コミ情報の出典は以下の通りです。最新の正確な数値は各リンク先で確認してください。

公式情報源

本記事の中核数値は、第74期有価証券報告書(対象期間2025年4月1日〜2026年3月31日、2026年6月23日提出)の「従業員の状況」「事業の内容」「関係会社の状況」「大株主の状況」「事業等のリスク」「沿革」に基づいています。

口コミ・評判の参照元

免責事項:本記事の数値・評価は公式情報・口コミ傾向・推定情報の3分類で示しており、口コミ傾向や推定情報は断定ではなく傾向・可能性として表現しています。株価・配当・株主優待に関する投資判断については本記事では扱いません。最終判断は読者自身で公式IRおよび内定時の労働条件通知書で確認してください。

この記事の編集方針・情報の確認について

この記事は、公式公開情報(有価証券報告書・IR資料)、求人情報、口コミ傾向をそれぞれ分けて整理し、転職・就職判断に役立つよう編集しています。年収・平均年齢・平均勤続年数・従業員数などの中核データは第74期有価証券報告書「従業員の状況」を一次情報として確認し、口コミ傾向・推定情報とは明確に区別しています。件数やスコアを特定できなかった口コミサイトについては、推測での数値記載を行っていません。記載内容は最終更新時点の公開情報にもとづきます。最新の正確な数値は各公式IRページでご確認ください。

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コロ助
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企業と転職サービスを、有価証券報告書などの一次情報から読んでいます。
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