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巴コーポレーションの年収・評判|小山工場と全国施工の働き方を比較

コロ助

※本記事にはプロモーションを含みます。

巴コーポレーションの平均年収は、2026年3月期の有価証券報告書で703.2万円です。ただし、同社の求人を比較するときは、年収に加えて「工場で製作する仕事か、各地の現場へ出張する仕事か」を押さえる必要があります。小山工場の名前が載る求人でも、鉄構・橋梁の現場管理者は全国の施工現場が仕事場になります。独自の鋼構造を設計・製作・施工まで扱う会社だからこそ、職種を絞ることで待遇と生活の見通しが立てやすくなります。

この記事の結論

  • 平均年収:単体703.2万円、平均年齢40.8歳・勤続13.6年。
  • 小山の求人:工場職と全国出張の現場管理職を分けて選ぶ。
  • 現場待遇:2023年10月に手当を改定。支給条件の確認が必要。
  • 働き方:非管理職平均12.2時間と施工職の繁忙期は別の数字。

巴コーポレーションの年収703.2万円を、年齢・勤続と一緒に読む

公式平均は、株式会社巴コーポレーション本体の給与水準を知る基準です。小山工場の特定職種の平均でも、中途入社時に提示される給与でもありません。まず母集団を確かめ、その後に社員の投稿と自分が応募する募集条件を照合します。

平均年齢40.8歳・勤続13.6年の提出会社データ

第94期有価証券報告書の「提出会社の状況」によると、2026年3月末の単体従業員数は390人、平均年間給与は7,032,404円です。賞与と基準外賃金を含むため、703.2万円を12で割った額が月例の基本給になるわけではありません。

公式情報の項目2026年3月期・期末の内容
平均年間給与7,032,404円、約703.2万円。提出会社単体
平均年齢40.8歳
平均勤続年数13.6年
従業員数単体390人、連結518人
連結売上高349億5,100万円
連結営業利益47億5,900万円
主な事業鉄構建設事業、不動産事業
出典第94期有価証券報告書、2026年3月期決算短信

単体の従業員数は、社外への出向者を除き、社外からの出向者を含む就業人員です。臨時従業員は総数が従業員の10%未満であるため人数を省略しています。連結518人の給与平均として703.2万円を使ったり、札幌巴コーポレーションや東北巴コーポレーションの入社条件に置き換えたりすることはできません。

前期の2025年3月期は、平均年収684.9万円、平均年齢41.3歳、平均勤続13.7年、単体399人でした。平均給与は約18.3万円増えていますが、人数や年齢構成も変化しています。この差額が全社員に一律に加算されたという意味ではなく、残業・賞与・職位構成などを合わせた平均の変化です。

40歳前後の経験者は、自分が担当してきた工事の規模や役割まで揃えて比較すると実用的です。一方、20代で別分野から入る場合は、勤続13.6年という既存社員の経験の蓄積が含まれている点を踏まえます。年齢だけを合わせた平均への到達予測は避け、入社等級と担当業務を基準に考えましょう。

社員の給与投稿では、賞与と昇格の受け止め方に差がある

口コミ情報として、エン「カイシャの評判」の2025年5月8日投稿では、新卒入社・在籍3年未満・現職の男性構造設計社員が、本人年収を450万円と申告しています。賞与には変動があり、入社後の年数によって支給の段階が違うという説明と、実力によって早く昇格した人もいるという感想がありました。これは一人の当時の経験であり、若手全員の標準額を示すものではありません。

一方、2024年2月26日投稿の新卒入社・在籍11~15年・現職の男性設計社員も本人年収450万円を申告し、賞与はあるものの基本給の伸びに不満があり、年功的な評価と感じる旨を述べています。同じ設計に近い仕事でも、給与と評価の見え方は一致していません。二つの投稿を結び付けて「何年勤めても450万円」と判断することはできません。

公式有報では、給与を複数の考課者が査定し、業務遂行能力と貢献度を重視して決定すると説明しています。制度上の方針と本人の納得感を確かめるには、昇格で必要な資格、設計・工事の担当範囲、評価面談で示される項目を具体的に聞くのが有効です。転職者には、以前の経験がどの等級へ反映されるかも大切になります。

公式の新卒採用向け会社紹介には、2025年度の賞与実績として6.6カ月分が掲載されています。ただし、個人の支給対象額、在籍期間、評価によって受取額は変わります。中途入社初年度に同じ月数を満額受け取れるという案内ではなく、基本給の何を基礎に計算するか、初回賞与の算定期間はどうなるかを確認するための材料です。

現場管理職の年収モデルと、手当改定の読み方

2026年10月12日に確認した公式の現場管理者募集では、月給21万~65万円に加えて年齢別の給与例が掲載されています。建設部門の例は、31~40歳で年収600万~950万円、41~50歳で750万~1,000万円です。これは募集上のモデルで、年齢が該当すれば下限以上を保証する制度や、社内全員の給与分布ではありません。モデルの基準年度と手当の内訳も一律には示されていません。

巴コーポレーションは2023年10月から、現場勤務手当・所長手当・遠距離現場手当などを改定し、副所長手当などを新設したと説明しています。年収で約100万円の改善という会社側の説明もありますが、すべての応募者の従前年収に100万円を加える約束ではありません。どの現場にどの役割で入るかによって、該当する手当が変わります。

注意したいのは、橋梁・鉄構部門の募集に、基本給欄の月給21万~65万円と、補足の「月給には各種手当を含む」という説明が併存する点です。表示月給に現場手当をすべて足して年収を計算すると、二重計上になるおそれがあります。固定残業代は「なし」と明記されていますが、それだけで各手当の内訳まで確定するわけではありません。

提示を受けたら、基本給、役職に伴う手当、現場にいる間の手当、時間外勤務による支給、賞与を分けて確認します。特に遠距離現場から本社や工場へ戻ったときの収入を把握しておくと、出張の多さに依存した金額なのか、平常月も続く金額なのかを判断できます。

「小山工場の求人」は、工場勤務と全国施工に分けて選ぶ

巴コーポレーションの小山工場は、栃木県小山市犬塚にある鉄構製品の生産拠点です。ただし、公式求人の所属先・住所が小山になっていても、働く場所が工場内に限られるとは限りません。製品を作る役割と、完成した部材を現場で組み立てる管理役を区別することが、応募後の行き違いを減らします。

工場で積み上げる、工作図・生産管理・加工技能の仕事

公式の中途採用ページでは、送電用鉄塔の工作図・現寸、生産管理、鉄骨製品の工作図、生産管理、CADシステム管理などを募集しています。技能職には、加工・組立、溶接、検査、電気保守、機械保守が挙げられています。単に「鉄を扱った経験」だけでなく、図面を製作工程へ落とすのか、接合や検査の技能を担うのかで応募先が変わる構成です。

技術・技能職は実務経験3年以上と必要な資格を条件とし、給与は応相談、待遇は正社員です。工場の勤務時間は8時30分~17時、本社は9時~17時30分と案内されています。構造設計・設備・橋梁企画・営業など、勤務地欄に指定された職種は東京・勝どきが対象です。職種名と勤務地の対応を確認してから、自分の経験を伝えましょう。

たとえば工作図の経験者なら、設計図を読めることに加え、加工・組立の段階で問題になりやすい納まりをどう調整してきたかが説明材料になります。生産管理なら、部材の手配、工程の順序、納期変更への対応など、工場と現場の間で担った役割を整理します。これは採用合格の保証ではなく、公式募集の職域へ経験を結び付けるための準備です。

また、「巴コーポレーションの工場内」という勤務地だけで雇用主を判断しないことも必要です。本体の工場採用、グループ会社の採用、工場内で作業する別会社の募集は別契約です。小山で長く働くことを優先するなら、雇用主に加え、異動範囲、応援出張、交替勤務の有無まで、応募する職種の条件として確認してください。

小山所属の鉄構施工は、部材の品質を全国の現場へつなぐ

公式の鉄構部門求人は、小山工場所属で全国の建設現場を担当すると明記しています。「転勤なし」という説明もありますが、現場単位の出張はあります。さらに就労場所の変更範囲には限定なしとの記載があるため、小山に毎日通勤できる求人と受け取らず、配属拠点と現場滞在を分けて確認する必要があります。

仕事内容は、自社グループの工場で作った部材を建設現場で施工する際の管理です。鉄構計画部と施工計画を作り、工事手順書、人員や資材の手配、ゼネコン・協力会社との調整、進捗・原価の管理を担います。精度確認、高力ボルトの締め付け確認、溶接管理などの報告書も挙げられています。

通常のクレーンによる組立だけでなく、現場条件によってスライドやリフトアップなどの工法を使う点に、同社の施工職らしさがあります。決まった作業を繰り返すより、製作段階の条件と現場の制約を擦り合わせる仕事です。図面・実物・計測記録をつなげて説明できる人には経験を活かす余地があります。

必須条件は現場管理経験で、建築施工管理技士、WESの溶接管理技術者、鉄骨工事管理責任者などは歓迎条件です。専門資格がない段階で応募できる範囲と、入社後に担当できる責任範囲は同じではありません。前職で鉄骨工事の一部分を管理していた人は、全体の施工計画や製作部門との調整へどこまで広げられるかを確認するとよいでしょう。

橋梁施工は土木経験を活かせるが、資格の条件が異なる

小山を拠点とする橋梁部門も、全国の橋梁現場への出張を前提にしています。こちらは1級または2級土木施工管理技士と、各種土木現場の管理経験を必須とする募集です。橋梁経験は歓迎条件で、道路・河川・トンネルなど他の土木分野の経験者にも入口があります。

業務は、工場で製作・防錆加工した橋桁を現場条件に合わせて架設するための計画、発注者との打ち合わせ、資材・人員の手配、進捗・原価の管理などです。公共工事が中心のため、出来形や品質に関する書類と現場の状況を一致させる経験も接続しやすいでしょう。一方、橋桁の輸送・架設や工場製作との調整は、新たに学ぶ領域になり得ます。

公式募集では、設計・工場・現場が参加する橋梁ユニットの定例会を紹介しています。別分野から入る人にとっては、自分で全工程を抱え込むかどうかより、分からないことをどの部署に相談し、どの段階で承認を得るかを知ることが重要です。応募時には、最初の案件に付く先輩、架設計画の担当分担、発注者対応を引き継ぐ時期を確認すると学習の道筋が見えます。

残業12.2時間・有給91.77%は、施工現場の繁忙期とは分けて見る

働き方を比較する材料は比較的多いものの、数字の対象が揃っていません。有報の本体・非管理職の実績、職種別求人の目安、社員が経験した繁忙期を一つにまとめると、入社後の予定を誤って立ててしまいます。

有報の実績と、職種別求人に書かれた勤務時間

2026年3月期有報によると、巴コーポレーション単体の非管理職従業員は、平均残業が月12.2時間、有給休暇取得率が91.77%でした。会社は、グループ会社と労働条件が異なるため、この指標を本体のみで記載すると説明しています。管理職、子会社、施工職だけの平均へ拡張できない数字です。

これに対し、公式Airワークの建設・鉄構・橋梁の現場管理者募集では、残業は月平均20時間程度、繁忙期は30~45時間程度と案内されています。平均の集計年度は明示されていないため、有報の12.2時間から増えた、または減ったといった比較はできません。ただし、施工職では繁忙期の負荷を別に想定していることは読み取れます。

資料と対象残業の記載休暇・勤務の読み方
2026年3月期有報、本体の非管理職月12.2時間の年度実績有給取得率91.77%。各部署の実績ではない
公式の現場管理者募集月20時間程度、繁忙期30~45時間程度完全週休2日、年間休日123日程度。出張条件を別途確認
現行dodaの仙台建築施工管理月30時間前後東北全域を担当し、泊まりがけの出張あり

勤務時間にも募集ごとの違いがあります。公式の現場管理者募集は8時~17時15分、休憩合計90分、週の総労働時間38時間45分と記載されています。一方、仙台の個別募集は同じ始終業時刻でも休憩75分、所定労働8時間です。見出しの時刻だけを合わせて同一条件とせず、勤務カレンダーと休憩の取り方を応募先で確かめます。

公式の建設部門求人では、工事終了後に有給・振替休日を組み合わせて休めるよう調整する取り組みや、単身赴任者が週末に帰宅するための交通費支給・業務調整を紹介しています。年間の休日数だけでなく、工事の途中で休みたい人と、竣工後にまとまった休みを取りたい人とでは、使いやすさが異なる制度です。

設計と現場の口コミを、改革前後の時間差も含めて確認

エンの2025年5月8日投稿では、現職の男性構造設計社員が有給の取りやすさを評価する一方、管理職は帰りにくそうだという印象も述べています。本人の所属部署と見聞きした範囲の感想ですが、非管理職の平均残業だけでは管理職になった後の働き方が分からない、という確認点につながります。

現場については、2023年4月25日投稿の新卒入社・在籍3年未満・現職の男性現場員が、稼働中の休みは所長に左右され、竣工後にまとめて消化する傾向を挙げています。転職会議の2023年5月26日投稿でも、2023年頃に在籍した20代前半の男性施工管理社員が、内勤と現場の休日に差を感じたと記しています。

これらは2023年10月の現場手当改定や、その後に発信されている働き方改善より前の投稿です。古い不満を現在の全現場へそのまま当てはめることも、制度が変わったため解消済みと決めることも避けたいところです。直近に竣工した同種案件で、休日出勤を何日振り替えられたか、引き継ぎ要員がいたかを聞けば、制度の運用を確認できます。

なお、2026年に投稿された口コミでも、在籍時期が2018年頃というものがあります。投稿が新しいだけで現在の職場状況を表しているとは限りません。勤務地・部署・役職と在籍時期を揃えて読むことで、強い表現の一件に過度に引っ張られずに済みます。

独自の大空間構造を、設計・製作・現場の三つの立場から支える

巴コーポレーションの仕事の魅力は、独自の構造技術を実際の建物へつなげられる点にあります。完成した建物の知名度だけでなく、どの工程を自分の専門にしたいかを考えると、同社を選ぶ理由が具体的になります。

ダイヤモンドトラスで求められる、構造と製作の接点

ダイヤモンドトラスは、同社が1932年に開発した立体構造です。公式の技術紹介では、山形鋼・CT鋼などのトラス梁を三角形や菱形の網目として組み合わせ、曲面を構成すると説明しています。体育館などの大空間をつくるため、一般的な建物の図面を処理する仕事とは異なる構造的な検討が生まれます。

構造設計を志望する人には、意匠側が求める空間と、部材・接合部の条件を成立させる面白さがあります。製作側には、立体的な部材配置を図面や加工へ正しく落とし込む役割があります。現場側には、組み立ての順序や仮設計画、精度の管理を通じて、設計どおりの形へ仕上げる役割があります。同じ製品でも、三つの職種が学ぶ内容は違います。

志望理由では「有名建築に携わりたい」で止めず、設計変更に対して製作側と調整した経験、鉄骨の精度不良を早い段階で見つけた経験、施工順序を工夫した経験などを示すと、仕事とのつながりが伝わります。自分が直接担当していない技術を経験済みとせず、既存の経験と今後学びたい部分を分けることが大切です。

資格の取得と、部門をまたぐ技術継承

同社は有報で、工学博士号、技術士、一級建築士などの取得を積極的に推進すると説明しています。公式の現場管理者募集では、資格取得にかかる受験料負担や報奨金を紹介し、合格を条件に一級建築士20万円、1級施工管理技士10万円などの例を掲載しています。これは毎月の資格手当と同じものではありません。

資格取得の支援が合うかどうかは、費用に加えて、受験に必要な実務を経験できるかで決まります。橋梁への転向なら、土木の経験を持つ人が鋼橋の架設をどのように学ぶか。鉄構なら、溶接やボルト接合の知識を誰から教わり、どの記録を自分が作成するか。所属予定の部門で教育の順序を確認する方が、研修メニューの多さだけで選ぶより確実です。

2025年5月公表の修正版中期経営計画でも、橋梁・鉄塔などで組織横断のユニットによる連携を進め、設計技術を活用する方針が示されています。すでに取得している資格だけで仕事を閉じるより、工場や他の技術部門と協議しながら判断の幅を広げたい人と相性がよい方向性です。ただし、希望者全員が特定の研究・設計へ異動できるという保証ではありません。

転職先の安定性は、鉄構建設と不動産の利益を分けて確かめる

会社全体の営業利益が増えていても、自分が入る事業の仕事量や採算が同じ方向とは限りません。巴コーポレーションでは、不動産が利益を支える規模にあるため、鉄構建設の数字も別に見ることで、採用の背景をつかみやすくなります。

2026年3月期は全社増益でも、鉄構建設は減収減益

2026年3月期の連結売上高は349.51億円、営業利益は47.59億円でした。営業利益は前期比21.0%増ですが、内訳は一様ではありません。鉄構建設事業の売上高は279.38億円、営業利益は19.04億円で、前期からどちらも減少しています。一方、不動産事業は売上高70.13億円、営業利益28.54億円でした。

つまり、同社の安定性を評価するときは、鉄構技術による受注基盤と、不動産から得る利益の両方が材料になります。しかし、不動産の利益が厚いことから、工場や施工の一人ひとりの負荷が軽い、あるいは技術部門の給与が自動的に上がるとまでは言えません。人材の配置と報酬は別に確認すべき論点です。

また、親会社株主に帰属する当期純利益は62.27億円で、前期の148.49億円から減っています。前期には子会社化に伴う段階取得差益や負ののれん発生益などが含まれていたため、この純利益の落ち方だけで本業が急激に悪化したと読むのは不適切です。施工の採算を見るなら、まず鉄構建設事業の売上・営業利益を追う方が仕事内容に近い判断になります。

2027年3月期の第1四半期は増益だが、受注と通期予想も見る

2026年8月7日公表の第1四半期では、連結売上高68.19億円、営業利益10.15億円で、前年同期から増収増益となりました。鉄構建設の営業利益も前年同期を上回っています。一方、受注高は34.68億円で、前年同期の73.57億円より少なくなっています。

四半期の受注は大型案件の契約時期に左右されるため、この一期間だけで長期の仕事不足を断定できません。ただし、増益だけを取り上げて「受注も好調」と説明することもできません。会社の通期予想は売上高320億円、営業利益28億円で、前期より低い計画を据え置いています。

転職者が確認したいのは、全社予想の上振れ・下振れを当てることより、応募部門に今ある工事と次の工事のつながりです。たとえば、鉄構職なら大型の特殊構造案件と一般鉄骨案件の担当比率、橋梁職なら新設とその他の工事の役割、工場職なら必要な技能の継承計画を聞くと、採用後に期待される仕事が分かります。求人にある増員・次世代育成という目的を、配属先の具体的な案件で確かめる考え方です。

応募経路ごとの資格・給与・選考条件を揃えて比較する

公式中途ページ、公式の現場管理者募集、地域を指定した外部求人では、対象にしている職種と条件が違います。資格必須か歓迎か、工場勤務か現場管理かを混ぜず、自分が申し込む募集一件を基準に準備してください。

経験者採用の入口と、資格がない場合の範囲

公式中途ページの技術・技能職は、実務3年以上と必要資格を前提にしています。一方、建設部門・鉄構部門の個別現場求人は、現場管理経験を必須とし、施工管理技士などを歓迎条件としています。橋梁の個別募集は土木施工管理技士が必須です。会社の採用ページに複数の入口がある以上、一つの資格要件を全職種へ広げることはできません。

現場管理者向け採用サイトには、経験があり、まだ資格を取得していない人も対象とする説明があります。その場合は入社後に仕事と並行して資格取得を目指すことが条件です。ただし、橋梁のように個別求人に資格必須とある募集では、その明記された条件を先に確かめます。「同じ会社だから未資格でどの部門でもよい」とはならない点に注意しましょう。

採用実績としては、公式中途ページに2025年度の正規雇用労働者の中途採用比率25%が掲載されています。これはその年度に採用した人のうち中途が占める割合で、在籍社員の4分の1が中途という数字ではありません。現場職のページにも構成比の紹介がありますが、採用年度別の数値と在籍構成を直接比較して、採用されやすさを判断するのは避けます。

仙台の個別募集は、年収450万~900万円と東北の出張条件を確認

2026年9月28日~12月20日掲載予定のdoda仙台・建築施工管理求人では、予定年収450万~900万円、基本給月28万~55万円と案内しています。必須は建築施工管理経験で、1級・2級建築施工管理技士は歓迎条件です。上限額は選考での評価によるため、公式平均703.2万円から自分の内定額を逆算することはできません。

同求人は、物流倉庫や学校などの新築・改修を東北全域で担当し、宿泊を伴う出張があると説明しています。転勤は当面なしという記載ですが、制度上はあります。仙台に拠点を置くことと、日々仙台へ帰宅できることは分けて考える必要があります。正社員・期間の定めなしで、試用期間は12カ月、期間中の労働条件は同一です。

同じ年収でも、家族と同居して現場へ通える場合と、長期間別の地域に滞在する場合では、生活への影響が変わります。出張の日数、帰省できる頻度、宿泊先の手配と費用、現場間の移動の扱いを確認し、収入だけでなく自分が続けられる勤務の形として比べましょう。

カジュアル面談では、所属・役割・提示給与を具体化する

公式Airワークの現場管理者募集は、応募後のカジュアル面談、部門面接、人事部面接と適性検査・筆記試験、社長面接という流れを案内しています。一次面接以降は原則本社での対面を想定し、難しい場合は相談する形式です。一般の中途採用ページはまず職種や経験年数を確認してから書類を送る案内なので、応募先の手順に従います。

最初の面談では、希望年収を伝えるだけでなく、次のような対応関係を明らかにしておくと、双方が判断しやすくなります。

  • 小山の製作・検査を希望するのか、全国の鉄構・橋梁現場を希望するのか。
  • 今まで扱った工種・規模と、自分が責任を持って判断した範囲はどこか。
  • 入社直後は補助担当か、現場代理人・所長候補か。支援する担当者は誰か。
  • 提示給与のうち、配属現場や役職が変わると増減する項目はどれか。
  • 12カ月の試用期間中に、いつ何を基準として業務習得を確認するか。

鉄構の技術を深めたいという希望が明確でも、全国出張が生活条件に合わない場合は、工場の技術・技能職と比較する余地があります。逆に、工場内で技能を磨いてきた人が施工側へ広げたいなら、必要資格や現場経験の条件を先に照合します。採用枠の空きだけでなく、次の経験につながる入口かを確かめることが、同社の幅広い職種を活かした選び方です。

まとめ:巴コーポレーションは、鉄構の専門性と勤務エリアをセットで選ぶ

巴コーポレーションの平均年収は703.2万円で、平均年齢40.8歳・勤続13.6年という社員構成を含む単体の実績です。現場管理者には年齢別の給与例や手当改定の説明がありますが、応募職種の基本給、現場手当、残業、賞与を分けて、自分に適用される条件を確認する必要があります。

同社を選ぶ理由になるのは、独自の鋼構造を設計から製作、施工までつなぐ仕事です。その中で、小山工場の製作・生産管理を担うのか、小山所属で全国の鉄構・橋梁工事へ出るのか、関東・東北の建設現場を管理するのかによって、生活と身に付く経験が変わります。

非管理職の残業12.2時間・有給取得率91.77%という実績を参考にしつつ、配属部門の繁忙期と休暇運用を確かめましょう。扱いたい技術、移動できる範囲、任されたい役割の三つが合えば、待遇の比較だけでは見えない転職先としての価値を判断しやすくなります。

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参考・出典

数値は対象年度・母集団を確認した公式資料を使用し、口コミは個人の経験として扱っています。

執筆:コロ助。最終更新:2026年10月12日。公式情報・口コミ傾向・推定情報を分けて編集しています。個別の待遇・配属・募集状況は応募先の案内と内定時の労働条件通知書で確認してください。

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企業と転職サービスを、有価証券報告書などの一次情報から読んでいます。
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