DCMの求人・年収を比較|店舗職の異動範囲とIT職の採用条件
※本記事にはプロモーションを含みます。
この記事の結論
- 店舗職:現行募集の年収は400万~600万円。店長例は勤務地などの条件付きです。
- 異動範囲:中途募集は全国・エリアの2区分。地域限定の制度と分けて読みます。
- IT職:別法人の専門採用があり、開発メンバーは想定年収400万~800万円です。
- 公式平均:HDは従業員がおらず年収等を非記載。店舗社員の平均に置き換えません。
DCMの求人を探すと、ホームセンターの店舗運営、本社の専門業務、システム開発など、仕事内容の異なる募集が見つかります。「DCMで働く」という言葉だけでは、勤務先や必要経験、転勤の範囲を一つに決められません。店舗職は生活用品を販売するだけでなく、商品を使う場面まで理解して提案する仕事です。一方、IT職では店舗の課題を社内で使うシステムに変える開発経験が求められています。
本記事では2026年10月17日に確認した公式採用情報を中心に、応募先の法人、給与、異動区分、商品知識の習得方法を整理します。有価証券報告書にない平均年収は作らず、募集条件と本人の給与投稿を区別して扱います。年間休日の日数だけで店舗職と本社職を同じ働き方と判断しないことも、応募前の大切なポイントです。
DCMの求人は店舗運営とIT専門職から応募先を分ける
上場会社はDCMホールディングスですが、ホームセンターのキャリア採用を掲載しているのはDCM株式会社の公式サイトです。さらに、システム職の案内先にはDCMアドバンスド・テクノロジーズ株式会社の採用ページがあります。グループ名や窓口の連絡先が共通していても、採用法人と募集要項まで同じとは限りません。
| 確認する募集 | 主な仕事内容 | 現行の給与表示 | 応募時に分ける点 |
|---|---|---|---|
| DCM株式会社・店舗運営職 | 接客、売場づくり、補充、従業員の教育・指導、店舗管理 | 年収400万~600万円、経験に応じる | 入社時の役割、異動区分、最初の配属地域 |
| DCMアドバンスド・テクノロジーズ・開発メンバー | 社内業務を支えるシステムの設計・開発 | 想定年収400万~800万円 | 言語・Web・データベースの開発経験 |
| 同社・開発チームリーダー | 要件定義、開発チーム管理、ベンダー調整 | 想定年収600万~1,000万円 | 技術経験に加えたプロジェクト管理能力 |
店舗運営職は、売場担当か店舗全体のマネジメントを担う管理者である副店長としてのスタートを案内しています。経験者全員が副店長で入るという募集ではありません。過去の販売経験を評価されても、担当部門の知識や人員管理の範囲によって初任の役割が変わるため、年収と配属役職をセットで確認する必要があります。
店頭での接客経験を活かしたい人には、扱っていた商品とDCMの商品群の接点が応募理由になります。園芸、工具、住宅設備、自転車などでは、商品の置き場所を案内する力と、使い方や交換の条件を説明する力は異なります。どの分野をすでに担当でき、どの分野を入社後に学ぶかを切り分けると、販売経験を単なる勤続年数で終わらせずに伝えられます。
一方、システム職は「小売業に興味がある」だけで応募できる店舗職と違い、職種ごとの技術要件があります。店舗経験から本社への将来のキャリアを目指す経路と、開発経験を持ってIT専門職へ応募する経路を混同しないことが、求人を絞る第一歩です。
DCMの年収は持株会社の平均ではなく募集条件から読む
平均年収を調べる際に注意したいのが、DCMホールディングスの従業員欄です。最新の第20期有価証券報告書は、2026年2月期を対象に2026年5月27日に提出されています。原本では、純粋持株会社で従業員がいないため、提出会社の従業員の状況を省略すると説明されています。
| 項目 | DCMホールディングス単体 | 読み方 |
|---|---|---|
| 平均年間給与 | 記載なし | 店舗勤務者の平均給与が公表されたものではありません |
| 平均年齢 | 記載なし | 年齢がゼロという意味ではありません |
| 平均勤続年数 | 記載なし | 子会社の勤続年数を代入できません |
| 従業員 | 従業員なしと記載 | グループの店舗に従業員がいないという意味ではありません |
| 連結の従業者数 | 4,982人。これとは別に臨時雇用者12,521人を掲載 | |
連結の人数は2026年2月28日現在の就業人員で、臨時雇用者は年間平均です。ホームセンター事業が4,840人、エクスプライス事業が138人、その他が4人という内訳になっています。原本のこの注記にない労働時間換算を加えたり、臨時雇用者を足した人数をそのまま正社員数と呼んだりすることはできません。
年齢や勤続年数も同じ母集団で考えます。別の公式人的資本ページには、DCM株式会社の2025年度の勤続年数として21.69年が掲載されています。しかし、これはHD単体の平均勤続ではなく、今回入社する人の定着年数を予測する数値でもありません。新しい採用条件と在籍者全体の履歴は、別の情報として読む必要があります。
本人の給与投稿は勤務地や異動区分が不明な個別例
エン カイシャの評判の2026年3月1日投稿では、男性の販売員・店舗チーフ、新卒入社、在籍6~10年、回答時現職の正社員が年収400万円と回答しています。公開部分には、昇格試験へのエントリー時期に触れる記述があります。これはその人の経験であり、現在の中途入社者に同じ年収や昇格時期が保証されるものではありません。
2026年1月29日投稿の男性の販売部チーフも、新卒入社、在籍6~10年、回答時現職の正社員で、年収400万円を申告しています。こちらは公開部分でチーフ以上の役職手当に言及しています。ただし、両者の異動区分や勤務地域は確認できません。投稿の月給・賞与欄を組み直して会社の給与体系を推計することも避けます。
この2件から分かるのは、チーフという役職名が同じでも、公式求人の役職別モデルを無条件に当てはめることはできない点です。個人の投稿に対して「公式例より低いから募集が誤り」と決めるのではなく、モデルに付く勤務地と異動区分、適用時期を先に照合すると判断しやすくなります。
チーフ・副店長・店長のモデルには条件が付く
DCM株式会社の現行キャリア採用は、店舗運営職の年収を400万~600万円、経験に応じるとしています。その下に掲載されるチーフ460万~560万円、副店長490万~590万円、店長620万~830万円は、エリアフリーかつ関東圏勤務の場合の例です。全地域・全勤務区分の役職別平均ではありません。
賞与は年2回に加えて業績連動賞与、手当は勤務地区分、時間外勤務、通勤、公的資格などを案内しています。通勤手当の掲載上限は月5万円です。入社時の提示を見るときは、年収の総額だけでなく、どの勤務区分の手当が含まれ、業績に連動する部分がどこかを確認すると、勤務地変更後の生活設計にもつながります。
なお、この共通募集ページだけでは、基本給の月額内訳、固定残業代の有無と内訳、試用期間、雇用契約の期間までは確定できません。時間外勤務手当の掲載があることと、給与計算の全条件が分かることは別です。内定時には月給・賞与の算定方法、初年度の賞与対象期間、試用中の扱いを、実際の雇用先が発行する条件で確認してください。
マイシティを選べても同じ店舗に固定されるわけではない
DCMの店舗職を検討するうえで、給与と同程度に重要なのが異動区分です。現行のキャリア採用ページは、入社時にエリアフリー社員かエリア社員を選ぶ仕組みを示しています。自分が拠点としたい市町村をマイシティとして選ぶことと、その市町村の店舗だけで働くことは同義ではありません。
| 現行中途募集の区分 | 範囲 | 生活面で確かめたいこと |
|---|---|---|
| エリアフリー | 全エリアでの勤務が可能 | 最初の配属、遠隔地勤務時の支援、将来の帰郷希望の伝え方 |
| エリア | マイシティを含むエリア内 | そのエリアの広さ、転居を伴う異動の可能性 |
エリアは北北海道、東北海道、南北海道、北東北、南東北、関東甲信、東海、北陸、近畿、四国、中国、九州の12区分です。例えば関東甲信や九州を選ぶ場合、「県内勤務」「自宅から通勤できる店舗だけ」と読み替えることはできません。家族の事情があるなら、希望する市町村だけでなく、転居可能な県や通勤時間まで具体化しておく方が、区分選択の意味を確かめやすくなります。
会社全体の3区分と中途採用の入口を区別する
公式人的資本ページには、全国のエリアフリー、一定範囲のエリア、居住地から通勤可能な範囲の地域という3区分が説明されています。一方、現在の中途募集要項で入口として明示されるのは2区分です。この違いを無視して「応募時から必ず地域限定を選べる」と判断するのは早計です。
採用ページは入社後に異動区分を何度でも変更できると案内しています。ただし、希望した時点で即日変更できるのか、配属や役割、勤務地区分手当がどう変わるのかまでは、同ページだけでは判断できません。地域区分への変更を将来の前提とするなら、申請時期と適用条件まで採用担当者に確認する必要があります。
看病・介護や育児など特別な理由で転居転勤が難しくなった場合の勤務地一時限定制度もあります。公式説明では、認定期間中は認定前の処遇を維持する仕組みです。通常の異動区分変更と、事情を認められた場合の一時的な制度は別のため、恒久的な勤務地固定の代わりとして考えない方が実態に合います。
マイシティと社宅の価値は転居条件まで見て判断する
マイシティ制度は2024年度から導入され、本人が拠点としたい場所を考慮した人事異動や、拠点から離れた勤務先で生活・帰郷を支援する手当につながっています。本人の希望を人事が把握する仕組みであり、常に希望市町村へ配属する約束とは異なります。
店舗職の福利厚生には社宅制度も掲載されていますが、利用できる住宅や本人負担、家族帯同時の扱いは共通募集ページに十分な説明がありません。エリアフリーの役職モデルと自宅通勤の現職年収を比較するなら、額面の差に加えて社宅条件、引っ越し、帰省、家族の通勤・通学への影響まで合わせることで、実際の選択に近づきます。
店舗運営は商品補充から住まいの提案へ経験を広げる仕事
DCMの店舗職は、接客応対と商品陳列・補充に加えて、売場レイアウトの変更や従業員の教育・指導を担います。採用要件は、小売業の販売経験がある人だけでなく、未経験でも小売業やサービス業に興味がある人を対象にしています。そのうえで、今後のキャリア形成を考え40歳前後までと明記しています。普通自動車運転免許は、同ページでは保有が望ましいという表現です。
売場担当で入る場合も、接客だけを一日中行う職種として考えるとずれが生じます。商品が動く時間帯に補充を進める、売場の分かりやすさを変える、経験の浅いスタッフに説明するなど、複数の作業をつなぐ役割だからです。前職で在庫切れを減らした経験や、売場変更後の反応を見て修正した経験は、DCMで担当する具体的な業務に結び付けやすい材料になります。
DIYの社外資格とDCM独自の認定は目的が異なる
公式人的資本ページでは、2026年2月現在のDIYアドバイザー認定者を1,446人としています。これは商品を使う人への助言に関わる資格です。一方、DCMアドバイザーは基礎の商品知識などを確認する独自の社内認定で、パートナー社員を含む従業員が対象です。2025年度の延べ認定者約10,600人という数字を、そのまま資格保有社員の実人数と読むことはできません。
両制度に加え、商品知識の動画や体験型の講習が案内されています。扱う商品の幅が広いため、未経験者は自分の生活で使ったことのある商品だけでは説明できない場面が出てきます。学習の仕組みがある点は応募材料ですが、認定を受ければ直ちに管理職になれる制度とまでは説明されていません。担当予定売場に必要な知識と、資格の優先順位を結び付けて考えるのが現実的です。
リフォーム分野では見積もり・施工管理まで学ぶ
DCMが強化するリフォーム分野では、商品知識に加えて、要望の聞き取り、提案、現地調査、見積もり、施工管理へと教育の対象が広がっています。習熟に応じて法令・安全管理や工程・原価・品質管理も学ぶ体系です。単に設備の型番を紹介する接客と、住まい全体の条件を見て工事を提案する仕事には違いがあります。
例えば住宅設備に関わった人なら、販売件数だけでなく、顧客の希望と設置条件をどう整理したか、工事部門との連絡をどう行ったかを説明すると経験が伝わります。逆に、接客経験はあっても施工知識がない人は、店舗運営の応募と専門担当への配属を同じものとせず、どの段階から同行や実務研修に入れるのかを確かめるとよいでしょう。
会社はリフォームスタイリストや建築施工管理技士などの対象資格について、テキスト・試験費用の補助を案内しています。ただし、資格ごとに必須・推奨・会社指名などの優先度があるため、希望した資格が一律に同条件で補助されるとは限りません。学びたい分野が明確な人ほど、応募部署でその資格をどう活かすかまで話すと、研修制度と仕事内容を結び付けられます。
店長への昇進と本社の専門職では示す実績も変わる
採用ページが挙げる将来の経路は、店長、ゾーンマネジャー、本社の営業系・商品系・管理系専門職です。売場担当から経験を積める経路がある一方、入社すれば希望する本社部門へ自動的に移るという説明ではありません。店舗全体を管理したいのか、商品や業務の専門性を深めたいのかで、評価してほしい経験を整理すると応募の軸が定まります。
経営人材向けには選抜型の育成プログラムもあります。自薦・他薦の応募から審査する仕組みで、2024~2025年度の第1期は67人が修了しました。こうした制度は挑戦先の一つですが、全員参加の初期研修とは別です。まず店舗で担当する仕事を覚え、改善や育成の実績をどのように記録して次の役割へつなぐかを考える方が、制度名だけを応募動機にするより具体的になります。
年間休日122日と有給休暇、勤務地限定制度を読み分ける
店舗運営職の現行要項は年間休日122日、連続休暇の取得が可能で、別途有給休暇と特別休暇があるとしています。勤務時間の例は9時から18時で実働8時間、休憩60分、シフト勤務です。あくまで時間帯の例のため、応募店舗の開店・閉店に合わせた実際のシフトも確認が必要です。
122日という年間日数から、毎週土日が休み、連休を好きな時期に確保できる、とまでは言えません。店舗では売場の営業と従業員の配置を合わせる必要があります。週末の休みを重視する人は、日数の多寡より、希望休の申請方法、繁忙期の連休、担当者が休む日の売場引き継ぎを具体的に確かめた方が働き方を把握しやすくなります。
公式人的資本ページが公表するDCM株式会社の2025年度の有給休暇平均取得日数は9.09日です。これは年間休日122日に置き換える数字でも、全社員が同じ日数を取得したことを示す数字でもありません。制度上の付与と実際の取得を区別し、自分の配属先で長期休暇を取る場合の調整を知るための入口として使うのが適切です。
同ページでは、2025年度に配偶者が出産した男性従業員40人全員が、育児休業または会社独自の育児休暇を取得したと説明されています。この100%を、全員が同じ期間の育児休業を取ったと読むことはできません。利用する制度の種類と期間、復帰後の勤務区分や時短勤務を分けて確認すると、家族計画に照らした判断につながります。
2026年度には、正社員と同等の職務を担いながら勤務地を固定する準社員区分を新設したことも公表されています。ただし、その説明は社内からの登用に関するものです。現在の外部中途募集で、誰でも最初から同区分を選べるという根拠にはなりません。転居ができないことが応募の絶対条件なら、この制度があるだけで応募可能と決めず、自分の応募枠で利用できるかを先に確かめるべきです。
福利厚生では確定拠出年金、共済会、持株会、財形貯蓄、育児・介護の休業や時短勤務などが案内されています。株式付与ESOP信託については、管理職への自社株インセンティブ制度という対象が付いています。全従業員に同じ株式付与があるとして待遇に上乗せせず、採用時の役割に適用される制度から比較してください。
IT求人は内製開発と店舗の業務理解を両方求めている
DCMアドバンスド・テクノロジーズの採用では、従来ベンダーに任せてきた開発・運用を踏まえ、変化に速く対応するための内製開発を推進すると説明しています。東京・大森の勤務地を示す専門職採用であり、店舗運営職の全国・エリア区分やシフト条件をそのまま適用することはできません。
| 専門職 | 想定年収 | 募集の中心となる役割 |
|---|---|---|
| 開発チームメンバー | 400万~800万円 | 4~6人のチームで設計・開発を担う |
| 開発チームリーダー | 600万~1,000万円 | 要件定義から開発までの推進とチーム管理 |
| 開発基盤・標準化 | 600万~1,000万円 | 技術整理、開発工程の改善、全体設計 |
| DX推進 | 450万~1,200万円 | 店舗経験者と協働する業務改革 |
| データ分析基盤 | 450万~1,000万円 | データ設計・構築と業務部門の利用促進 |
| システムインフラ基盤 | 450万~1,200万円 | サーバー、ネットワーク、クラウドの企画・構築 |
これらは職種別の想定範囲であり、入社した人の平均でも上限の支給保証でもありません。下限と上限の幅が大きい職種では、設計・開発を自分で担うのか、関係者をまとめるのか、技術選定や全体構造まで責任を持つのかによって、評価される役割が変わります。職務経歴書では技術名だけでなく、自分が決めた事項と他者の判断を支えた部分を分けると、募集との対応が見えます。
ローコード未経験と開発未経験は違う
開発ではOutSystemsによるローコード技術を採用し、専門研修とOJTを案内しています。ただし、開発メンバーの要件にはJava、C#、Pythonなどの言語を使った設計・開発、Webアプリケーション、RDBMSを用いる開発スキルが挙げられています。特定ツールを入社後に学べることを、IT実務経験がなくても同じ採用枠に入れるという意味に広げることはできません。
小売向けシステムを作った経験がなくても、業務部門の要望を整理して画面やデータの設計へ落とした経験は説明材料になります。反対に、特定言語の実装だけを担当してきた人は、募集される設計範囲をどこまで経験したかを確認すべきです。未経験の製品名を無理に経験済みと見せるより、既存の開発経験から何を移せるかを示す方が、研修制度のある募集にも合います。
DXでは店舗経験者に業務を任せきりにしない
DX推進職は、原則として店舗経験を持つメンバーとチームを組み、中途採用者が主にデジタル技術領域を担うとしています。その一方で、プロジェクトを通じて早期に業務知識を学ぶことも求めています。技術側と店舗側が分担するからといって、売場の運用や利用者の事情を理解しなくてよい職種ではありません。
この募集で伝えやすいのは、利用部門の要望をそのまま実装した経験だけでなく、運用上の制約を確認して仕様を変えた経験です。データ基盤なら、必要なデータを用意するだけでなく、業務部門が使える状態まで整えたことが関連します。DCMのIT採用を選ぶ際には、技術への関心と、現場との対話を続けることの両方が自分に合うかを考えてください。
同社の基本採用情報は9時から18時、休憩1時間、残業あり、年間休日122日以上で土日・祝日・年末年始を挙げています。店舗職の年間122日とは勤務の組み方が違います。年収の月額内訳、固定残業代、契約期間、試用中の条件はこの公開ページだけでは判断できないため、採用法人と併せて個別の提示で確認します。
最新業績と10月の開示から、現場と本社に必要な仕事を考える
2026年9月29日発表の2027年2月期中間決算では、連結の営業収益は3,043億4,800万円で前年同期比8.6%増、営業利益は211億4,900万円で1.5%増でした。一方、親会社株主に帰属する中間純利益は115億9,800万円で4.4%減です。増収という一つの数字だけで、全事業の利益や採用条件が一律に改善したと判断することはできません。
会社は原材料価格や物流コストの上昇に触れる一方、DCMブランド商品の開発・販売促進で売上高構成比を高めたと説明しています。現場では商品を置くだけでなく、選ばれる理由を説明することが必要になります。価格を重視する顧客に、用途や機能、交換の手間まで含めて提案できる販売経験は、こうした事業の方向とも接点があります。
中間期末の店舗数は918店で、期間中の新規出店と退店はそれぞれ2店でした。また、エクスプライスとマクスゼンは決算期変更によって2026年2月から8月の7カ月間を連結対象としており、会社はその影響を軽微としています。グループ全体の成長率をそのまま個々の既存店舗の成長率や人員増加率として読むことは避けるべきです。
2026年10月13日には、子会社マイボフェローズが運営する会員サービスで不正アクセスによる情報漏えいを確認したと公表しています。発表時点の対象は419人分で、会社はマイボアプリの停止、調査、再発防止対応を説明しています。これは会員情報に関する事案で、従業員情報の漏えいと発表されたものではありません。また、その時点でDCMアプリへの被害は確認されていないとしています。
IT職を検討する人にとっては、サービスを作る仕事に加えて、権限管理や運用、障害・事故時の連携も事業を支える仕事であることを考える材料です。ただし、この事案を理由に採用が増えた、現在の募集職種が直接対応する、とまでは確認できません。応募部門の役割と運用責任を具体的に理解するために、最新の会社開示も読むという位置付けが適切です。
まとめ:DCMへの応募は仕事・異動区分・提示年収を一組で決める
DCMの店舗運営職は、現行募集の年収400万~600万円、年間休日122日という条件に加えて、商品知識を学び、売場づくりや人材育成へ仕事を広げられる点が特徴です。店長などの給与モデルはエリアフリーかつ関東圏勤務の例であり、異動区分を変えれば同じ条件が続くとは限りません。
転居の制約がある人は、マイシティ、エリア区分、地域区分、準社員制度の違いを整理してから応募すると、希望と制度のずれを減らせます。IT経験者は、店舗運営からのキャリアとは別に、DCMアドバンスド・テクノロジーズの専門職で技術と業務理解を活かす道を比較できます。
持株会社の平均給与が公表されていない以上、架空の平均値から有利不利を決める必要はありません。自分が応募する法人と役割、勤務範囲を絞り、月給内訳・賞与・試用条件まで確かめた提示と現職を比べることが、DCMへの転職を具体的に判断する方法です。
どのサービスを使えばいいか決められないとき
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参考・出典
数値は対象年度・母集団を確認した公式資料を使用し、口コミは個人の経験として扱っています。
- 第20期有価証券報告書(2026年2月期・従業員の状況)
- DCM株式会社・公式キャリア採用情報
- DCMアドバンスド・テクノロジーズ・公式採用情報
- 公式人的資本経営・DCM株式会社の教育、異動区分、制度と実績
- エン カイシャの評判・販売員/チーフの給与回答(2026年3月1日)
- エン カイシャの評判・販売部/チーフの給与回答(2026年1月29日)
- 2027年2月期中間決算短信(2026年9月29日)
- 会員サービスの不正アクセスに関する公式発表(2026年10月13日)
執筆:コロ助。最終更新:2026年10月17日。公式情報・口コミ傾向・推定情報を分けて編集しています。個別の待遇・配属・募集状況は応募先の案内と内定時の労働条件通知書で確認してください。

