めぶきフィナンシャルグループの年収・評判|常陽と足利の採用条件を比較
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この記事の結論
- 応募先:めぶきFGの直接採用はなく、常陽銀行・足利銀行が選考を実施
- 年収:持株会社1,305万円と、常陽847.3万円・足利772.3万円を区別
- 仕事:地域の法人・個人営業に加え、融資の専門職やDXにも採用の入口
- 働き方:転勤範囲を選ぶF・Aコースと、配属先の勤務運用を確認したい
めぶきフィナンシャルグループの年収や評判を調べると、持株会社の高い平均年収が目に入ります。ただし、その数字から常陽銀行や足利銀行への入行後の待遇を判断することはできません。めぶきFGは持株会社で直接採用を行わず、傘下の両銀行がそれぞれ選考を実施しているためです。
働く先として検討するなら、グループの経営戦略を理解しつつ、応募銀行、職種、転勤区分を具体的に選ぶ必要があります。この記事では、2026年9月27日までの公式開示をもとに、持株会社と両銀行の給与、最新業績、経験者・第二新卒の条件、研修や福利厚生を整理します。口コミについても、投稿者の所属や時期を区別して読みます。
めぶきFGへの応募は常陽銀行・足利銀行から|両行の併願も可能
【公式情報】めぶきFGの公式採用サイトでは、新卒・キャリア採用の選考を常陽銀行と足利銀行がそれぞれ実施すると案内しています。採用FAQでも、持株会社自身の採用は行わないこと、両銀行の選考をそれぞれ受験できること、説明会や選考日程は銀行によって異なることを明示しています。
そのため、「めぶきFGの就職難易度」を一つの倍率や大学ランクで表すと、実際の応募経路が見えにくくなります。常陽銀行の法人営業経験者、足利銀行の新卒Fコース、常陽銀行のシステム専門職では、確認すべき条件が違います。最初に銀行名と採用区分を決め、必要な経験や勤務条件を読みましょう。
常陽銀行は茨城を、足利銀行は栃木を主な営業基盤としています。地域の企業や個人との接点を持ちながら、グループで金融・非金融サービスを提供する構成です。ただし、採用する銀行が決まることと、県内の特定支店で働けることは同じではありません。両行とも県外を含む拠点を持ち、職種やコースによって勤務地が広がります。
併願する場合も、志望理由を単に銀行名だけ差し替えると、自分がどの地域や仕事に関わりたいのかが曖昧になります。常陽銀行で取り組みたい法人支援、足利銀行で関わりたい顧客層など、各行の採用情報にある仕事と自分の経験をつなげて説明することが大切です。選考日程や必要書類も、各行の案内に沿って管理してください。
平均年収1,305万円の対象は出向者12人|有報で3社を読み分ける
【公式情報】2026年3月期の第10期有価証券報告書では、めぶきFG単体と両子銀行の従業員情報を同じ表で開示しています。平均年間給与は賞与と基準外賃金を含み、平均勤続年数は出向元などでの勤務年数を通算した数字です。
| 2026年3月期 | めぶきFG単体 | 常陽銀行 | 足利銀行 |
|---|---|---|---|
| 平均年間給与 | 1,305.0万円 | 847.3万円 | 772.3万円 |
| 平均年齢 | 47.5歳 | 40.6歳 | 39.4歳 |
| 平均勤続年数 | 24.4年 | 16.7年 | 15.2年 |
| 従業員数 | 12人 | 3,059人 | 2,448人 |
| 平均年間給与の前年比 | 8.5%増 | 5.2%増 | 6.1%増 |
出典:第10期有価証券報告書80ページ(PDF83ページ)。従業員数は就業人員で、嘱託・臨時従業員は別枠です。連結従業員数は5,880人、子銀行合算の平均年間給与は812.2万円と開示されています。
めぶきFG単体の従業員は常陽銀行と足利銀行からの出向者で、12人には両銀行からの兼務出向者180人を含みません。持株会社の経営管理などを担う少人数の集団と、支店・本部の幅広い職務を含む銀行の集団では、役割も年齢構成も異なります。1,305万円を全グループの一般的な給与として紹介することはできません。
常陽銀行と足利銀行の平均年間給与の差は75万円です。ただし、常陽銀行のほうが平均年齢は1.2歳、平均勤続年数は1.5年長く、職位構成なども一致しません。「同じ年齢なら必ず75万円差がある」とは読めない点に注意してください。両行を比較する際は、応募する職務と転勤条件をそろえたうえで、提示される給与を確認する必要があります。
また、前年比の増加は平均値の変化であり、全員の給与が同率で上がったという意味ではありません。昇格、年齢構成、賞与、時間外勤務などの影響が含まれます。入行初年度の年収や役職別年収を、この平均値から機械的に推計することは避けたいところです。
給与の決まり方|能力・職責と、部店・個人の評価を分けて確認
【公式情報】有価証券報告書では、両子銀行の定例給与を「資格」と「職責」に基づいて決めると説明しています。ここでいう資格は、職務遂行能力に応じた社内の資格区分です。職責に基づく部分は、仕事の難度、責任、貢献や負担の違いなどを反映する仕組みとしています。
賞与については、職責等に応じて固定的に支給する部分と、所属する部店の目標達成度や個人評価に基づく変動部分で構成するとしています。個人評価には業績への貢献だけでなく、取り組みの過程も含み、管理職では担当組織のマネジメント成果を重視する考え方を示しています。
この説明からは、年齢や勤続だけで処遇が決まる制度として読むべきではないことが分かります。一方で、職責に応じた制度があるだけで、希望する昇格時期が保証されるわけでもありません。応募者にとっては、入行時の資格区分、任される役割、評価される成果が給与条件とどう結び付くかが重要です。
中途で法人営業から専門職へ移る場合、以前の肩書がそのまま同等の職位になるとは限りません。例えば、取引先への提案実績と、融資審査や案件管理の経験は評価される内容が違います。職務経歴書では売上や取扱額だけでなく、自分が判断した範囲、リスクを管理した方法、関係者を調整した過程を示すと、任せられる役割を説明しやすくなります。
【推定情報/編集部の見解】待遇を比較するなら、年収総額とともに、基本給、賞与の固定・変動部分、時間外手当、住宅関連制度を分解すると有用です。求人票に幅がある場合は、その上限を自分の採用額と考えるのではなく、どの職責を担う人の条件なのかを確認することが、入行後の納得につながります。
初任給と勤務地コース|常陽・足利ともFとAで条件が変わる
【公式情報】常陽銀行が公表した初任給引き上げの資料では、2026年4月実施として、大学卒の総合職は隔地転勤あり28万円、隔地転勤なし26万円としています。さらに、2026年8月20日更新の2027年4月入行・第二新卒求人でも、Fコース28万円、Aコース26万円を掲載しています。
足利銀行の新卒募集要項は、2027年4月の予定額として、大卒・院卒Fコース28万円、Aコース26万円を案内しています。Aコースの短大卒は24万5,000円です。次の表は大卒相当の条件に絞って整理したもので、賞与や個別の手当を加えた年収の比較ではありません。
| 銀行・区分 | 掲載月額 | 対象・根拠 |
|---|---|---|
| 常陽銀行・Fコース | 28万円 | 2027年4月入行の第二新卒求人でも確認 |
| 常陽銀行・Aコース | 26万円 | 同求人。自宅から通勤可能な範囲で異動 |
| 足利銀行・Fコース | 28万円 | 2027年4月新卒予定、大卒・院卒 |
| 足利銀行・Aコース | 26万円 | 2027年4月新卒予定、大卒・院卒 |
足利銀行の公式採用サイトでは、Fコースは転居を伴う転勤あり、Aコースは転居を伴う転勤なしとし、Aコースは自宅から片道1時間半圏内での配属と説明しています。常陽銀行の経験者求人では、Fコースは隔地転勤あり、Aコースは転居を伴わず自宅から通勤できる範囲内での転勤ありとしています。
両行ともAコースを選べば勤務店舗が固定されるという意味ではありません。また、足利銀行の「片道1時間半」という説明を、常陽銀行にもそのまま当てはめることはできません。通勤条件が生活に影響する人は、銀行ごとのコース定義に加え、勤務地の決め方や将来の変更手続きを確かめておきましょう。
月額差は2万円ですが、住居や転居、担当する仕事の広がりも含めて選ぶ必要があります。Fコースで支援を受ける場合の自己負担、家族との同居、転居時の費用などは個別条件によります。初任給の差だけで有利不利を決めず、自分の生活とキャリアの両方から考えると、選択の理由が明確になります。
常陽銀行の中途採用|経験者・第二新卒・専門職を混同しない
常陽銀行の公式キャリア採用ページは、金融実務の経験者、第二新卒、専門人材などに入口を分けています。2025年度のキャリア採用割合は32%と公表しており、これは年間採用人数に占めるキャリア採用人数の比率です。採用倍率や、全従業員に占める中途入行者の割合ではありません。
経験者枠には金融実務・資格・運転免許の条件がある
【公式情報】確認した「経験者採用」の求人では、法人営業、個人営業、融資管理、営業企画、経営管理などの銀行業務全般を職務としています。求める人材には、銀行等の金融機関での実務経験、会員一種証券外務員資格、普通自動車運転免許を挙げています。運転免許はAT限定も対象です。
給与は応相談で、銀行の規定に基づいて処遇するとしています。応募の入口があることだけを理由に、金融未経験でもこの経験者枠の条件を満たすとはいえません。自分の経験が対象となるかは募集区分を確認し、必要な資格を持っているかも整理しましょう。
勤務地には国内本支店や海外拠点、本部、テレワークなどを掲載していますが、これを全員が海外勤務や在宅勤務を選べるという意味に読むことはできません。採用する役割や配属によって働く場所が変わります。特に営業職では、担当エリアや訪問方法、異動の範囲まで確認しておくと、生活との両立を具体的に考えられます。
第二新卒は金融実務不問、専門職は職種ごとの経験を重視
【公式情報】2027年4月入行の第二新卒求人では、大学・大学院卒業後3年以内で、金融機関の実務経験は不問としています。普通自動車運転免許は求められています。経験者枠と条件が異なるため、社会人経験が短い人は、まずこの区分に当てはまるかを確認するとよいでしょう。
一方、専門人材の求人には、プロジェクトファイナンス、不動産ファイナンス、事業承継・M&A、セキュリティ、内部監査、リスク管理、デジタルサービス企画などが並びます。銀行の窓口業務だけをイメージすると見落としやすい領域です。ただし、それぞれの募集には固有の必要経験があり、一覧に載っていることだけで応募資格を判断することはできません。
例えば、LBOファイナンス担当者の公開求人では、企業買収に関係する融資案件の稟議作成や管理、案件の組成、業務体制の構築を掲げています。必須経験は法人向け融資の担当経験で、LBOファイナンスの担当・審査経験は歓迎条件です。勤務地は都内の上野支社と示されています。地方銀行への転職でも、地域の支店営業とは異なる専門性を使う仕事があります。
専門職を希望する人は、銀行の規模や平均年収より、自分が携わる案件の種類、判断権限、育成体制を確かめることが大切です。現在の経験で担当できる業務と、入行後に学ぶ業務を分けて説明すると、双方が役割をすり合わせやすくなります。
足利銀行のキャリア採用|年収450万~1,200万円は職務別の提示幅
【公式情報】足利銀行の公式キャリア採用募集要項では、年収450万~1,200万円、月給26万800~66万7,500円と掲載し、キャリア・スキルに応じて決めるとしています。この範囲は採用情報として示した条件であり、全職員の最低・最高年収や、応募者全員に共通する提示額ではありません。
幅の大きい給与条件を読む際は、希望する求人の職務内容と対応させることが必要です。法人・個人への営業、融資、企画、専門業務では、求められる経験と任される責任が異なります。応募先銀行の平均年間給与772.3万円は参考になりますが、自分の採用時の職位と同じ集団の平均とは限りません。
選考は書類選考、適性検査・一次面接、最終面接を基本とし、応募媒体によって面接回数が変わる場合があるとしています。2025年度の中途採用比率は34%です。一定の採用実績があることは読み取れますが、この比率から合格しやすさや選考通過率を計算することはできません。
足利銀行のキャリア採用サイトでは、入行初日を含め、入行後1年以内を目安として、銀行のビジョンや文化を知り、キャリア採用者同士の交流を図る研修を複数日実施するとしています。さらに、一人ひとりの経験に応じた業務別研修を提供する考え方を示しています。中途入行者にとっては、給与だけでなく、既存の経験を銀行の業務へつなぐ支援として確認したい内容です。
【推定情報/編集部の見解】金融機関の経験者は、前職と同じ名称の業務でも、内部ルールや顧客層、審査・決裁の流れが違う可能性を踏まえるとよいでしょう。異業種から応募する人は、顧客対応や分析などの強みを示しながら、金融実務を習得する計画も説明すると、入行後の役割を共有しやすくなります。
働き方を比較|フレックスの制度と、配属先の営業日を確認する
【公式情報】常陽銀行の確認した経験者・第二新卒求人はフレックスタイム制で、標準労働時間は7時間33分です。足利銀行の新卒・キャリア募集要項もフレックスタイム制で、標準労働時間は7時間30分、コアタイムは9時から15時、または11時30分から16時30分としています。
フレックスは始業・終業時刻の調整に関する制度です。どの職場でも顧客対応を自分の都合で変更できるという意味ではありません。窓口、ローン相談、本部の専門業務では、業務が発生する時間帯やチームの連携方法が違います。制度の有無に加えて、配属先での利用方法を確かめることが重要です。
常陽銀行の経験者・第二新卒求人では、休日は土日祝日と年末年始を基本にしながら、一部に土日勤務の職場があり、その場合はローテーションによる週休2日と明記しています。「銀行だから必ず毎週土日休み」と決めつけず、応募する部署が対象かを確認してください。
足利銀行では、年1回の5営業日連続休暇、3日間のリフレッシュ休暇、ファミリーサポート休暇、記念日休暇、健康休暇などを新卒採用ページに掲載しています。キャリア採用の年次有給休暇は入行初年度6~12日とし、その後の年数に応じて増える条件です。新卒と中途では入行時期や付与の説明が違うため、初年度に使える日数を同じと考えないようにしましょう。
足利銀行の働き方紹介では、育児の場合は小学校3年生まで短時間勤務を利用できること、育児・介護中に残業をしない働き方を選ぶ制度があることを案内しています。家庭との両立を考える人には材料になりますが、対象条件、申請時期、担当業務の調整を確認すると、入行後の生活を具体的に計画できます。
これらは制度の公開情報で、実際の平均残業時間や休暇取得率を示したものではありません。残業の少なさを優先する場合は、通常月と繁忙期の違い、異動後の担当範囲、休暇時の引継ぎ体制を確認するほうが、フレックスという名称だけを比べるより有用です。
人材投資とキャリア形成|地域金融の経験をどう広げるか
【公式情報】有価証券報告書では、2025年度から2027年度までの第4次グループ中期経営計画で、3年累計30億円の人的資本投資を計画していると説明しています。2025年度には10億円を投じ、外部研修や外部トレーニー制度の拡充、社内副業制度の拡充などに取り組んだとしています。30億円すべてをすでに投資したという意味ではありません。
社内副業は、外部の企業や個人事業で自由に副収入を得られる制度と同じではありません。所属する業務とは別の社内の仕事に関わる機会として、制度の対象や運用を確認する必要があります。転職を考える際には、その制度でどんな分野を経験できるのか、現在の職務との時間配分はどうなるのかを確かめたいところです。
足利銀行では、希望・能力に応じて行内外の部署や会社に配属・派遣するポストチャレンジ制度を案内しています。過去の派遣先には、国内証券会社、都市銀行の海外支店、常陽銀行の海外駐在員事務所などを挙げています。グループ内のつながりを使って経験を広げる道はありますが、制度があるだけで全員に希望先が約束されるわけではありません。
また、足利銀行は取引先担当、ローン、与信管理、営業事務、海外支援、市場運用、システムなどの業務ごとに、必要な実践力と知識を整理する人材育成の仕組みを紹介しています。キャリアプラン面談もあり、現在の業務と将来の希望を対話する機会として位置づけています。
【推定情報/編集部の見解】地域金融で長く働きたい人は、支店業務を経験しながら、どの専門性を深めるかを考えるとよいでしょう。法人向けなら融資や事業承継、個人向けなら資産形成や相続、技術系ならシステムやデータ活用といった方向があります。制度の数より、自分の希望に必要な経験を順に積めるかが、キャリア形成の判断軸になります。
最新業績と将来性|純利益予想は1,050億円へ、利益の内訳も見る
【公式情報】有価証券報告書では、2026年3月期の連結経常収益は4,433億1,300万円、経常利益は1,156億6,800万円、親会社株主に帰属する当期純利益は841億6,300万円です。銀行グループの業績であり、経常収益を一般企業の売上高、経常利益を営業利益と置き換えずに読む必要があります。
| 連結業績 | 経常収益 | 経常利益 | 親会社株主に帰属する純利益 |
|---|---|---|---|
| 2026年3月期実績 | 4,433億1,300万円 | 1,156億6,800万円 | 841億6,300万円 |
| 2027年3月期第1四半期実績 | 1,379億300万円 | 498億5,800万円 | 345億400万円 |
| 2027年3月期通期予想 | 数値予想の掲載なし | 1,535億円 | 1,050億円 |
出典:第10期有価証券報告書、2027年3月期第1四半期決算短信。通期予想は2026年8月5日に修正された会社予想です。純利益予想は当初950億円から100億円引き上げられています。
第1四半期の純利益は前年同期比55.2%増で、通期予想に対する進捗率は32.8%です。ただし、足元の増益には本業の収益改善と有価証券関連の損益の両方が関わっています。四半期の利益を単純に4倍して通期を予測したり、増益率をそのまま職員の給与増加率として扱ったりすることはできません。
公式の決算概要では、連結の資金利益は前年同期から93億円、役務取引等利益は12億円増えています。一方、株式等関係損益は306億円の利益、その他業務利益は184億円の損失と掲載しています。銀行合算でも債券損益と株式損益の動きが大きく、金利環境による利息収入の変化と、運用資産の売却等による損益は分けて見る必要があります。
就職先としての将来性を考える際は、現在の利益額だけでなく、地域の顧客の課題に対応するサービスを増やせるかにも注目できます。有報では、企業の人手不足に対する人材紹介や外国人材の活用提案、業務のデジタル化支援など、金融以外の支援を強化する方針を説明しています。
具体例として、足利銀行はWebシステム開発会社の株式を取得し、2026年4月からウイングITソリューションズとして営業を開始しています。第1四半期短信でも同社を新たな連結対象として記載しています。地域銀行で働く仕事は融資や預金だけに限られず、顧客企業のIT活用を支える領域にも広がっています。ただし、銀行への応募がその会社への配属を保証するわけではありません。
口コミ・評判|給与への評価と部署差を、現在の条件で読み直す
【口コミ傾向】Yahoo!しごとカタログのめぶきFGの公開ページでは、2022年頃の正社員による投稿として、給与や昇進機会を前向きに捉える内容と、残業時間の部署差を指摘する内容が確認できます。いずれも個人の経験であり、2026年の両銀行全体にそのまま当てはまるものではありません。
特に給与の投稿には年齢や役職に関する個人的な見方が含まれますが、本記事ではそれを公式なモデル年収として転載していません。勤務先が持株会社か銀行か、どの職責を担っていたかをそろえなければ、有報の平均給与や現在の求人条件と比較しにくいためです。
また、確認した同ページには、銀行の仕事との対応関係を判断しにくい職種表示の投稿も含まれていました。そのような投稿を件数だけで集計し、職場全体の評判としてまとめることは避けています。OpenWorkにもグループ名のページがありますが、グループの名称で掲載されていることだけで、応募する銀行・部署の状況と一致するとは限りません。
口コミを役立てるなら、部署差という指摘を「配属予定先の業務量はどうか」という確認につなげる方法があります。残業の多さを心配する場合は、所定時間、フレックスの利用、顧客対応の時間帯、繁忙期の体制を確認します。昇進を重視する場合は、入行時の職位、評価の区切り、専門職のキャリアを聞くと、個人の投稿だけに左右されにくくなります。
【推定情報/編集部の見解】評判を見る際に重要なのは、肯定的な投稿と否定的な投稿の数を単純に比べることより、自分の希望する働き方と関係する内容を見つけることです。勤務銀行、採用区分、職務、時期を整理して読めば、面接で確かめるべき点が具体的になります。
採用大学・就職難易度|公式条件から準備する
【公式情報】足利銀行の新卒募集要項では、採用予定学部・学科は全学部全学科、採用実績校は全国の国公私立大学・大学院・短期大学としています。常陽銀行の第二新卒は大学・大学院卒業後3年以内という条件を示していますが、これは新卒採用全体の学歴条件を代わりに説明するものではありません。
採用実績校の幅広さから、特定の大学に入っていれば選考に通る、あるいは掲載校以外は通らないとは判断できません。公式に示された応募資格を満たしたうえで、地域金融への関心、顧客と向き合う力、正確な事務処理や学習への姿勢を、自分の経験から説明する準備が必要です。
常陽銀行の経験者・第二新卒・専門職の確認した求人は、書類選考、適性検査、複数回の面接を案内しています。足利銀行のキャリア選考にも適性検査と面接があります。公表されていない試験の足切り点や合格率をもとに難易度を断定することはできません。
第二新卒なら、前職で学んだことに加え、なぜ金融を選び直すのかを整理するとよいでしょう。専門職なら、案件の規模だけでなく、自分が担った判断、改善、リスク管理の内容を具体化することが役立ちます。法人営業経験者でも、売上の拡大と融資の回収可能性を評価する仕事では着眼点が異なるため、その違いを理解しておきたいところです。
地域への思いも、生活拠点の希望と仕事の志望理由に分けて説明できます。茨城や栃木で暮らしたいという希望に加え、事業承継、人手不足、デジタル化など、関心を持つ地域企業の課題を一つ挙げ、銀行がどう支援できるかを考えると、応募先を選んだ理由が伝わりやすくなります。
編集部の判断|待遇と、地域で深めたい専門性が合うか
【推定情報/編集部の見解】めぶきFGは、地域の顧客基盤を持つ銀行で経験を積みながら、金融や非金融の専門性を広げたい人にとって検討対象になります。判断の中心は持株会社の平均年収ではなく、両銀行のどの求人が自分の経験と希望に合うかです。
| 判断軸 | 検討しやすい人 | 応募前に確かめたい点 |
|---|---|---|
| 地域の顧客支援 | 茨城・栃木や周辺地域の企業と長く向き合いたい人 | 担当エリア、顧客層、営業と管理の役割分担 |
| 専門性の活用 | 融資・IT・監査などの経験を銀行で活かしたい人 | 必須経験、担当案件、配属先と判断権限 |
| 生活拠点 | F・Aコースを生活に合わせて選びたい人 | 通勤範囲、転居、住居支援、コース変更条件 |
| 処遇 | 職責とスキルに合う条件を確認して決めたい人 | 初年度給与、賞与、職位、評価方法 |
一方、銀行に入れば職種を問わず高い年収になると期待する人や、地域限定を選べば異動もなくなると考える人は、条件を読み直したほうがよいでしょう。持株会社の1,305万円、銀行の平均給与、求人の提示幅、初任給は、それぞれ別の対象を表す数字です。
転職時には、希望する仕事で使う専門性と、入行後に新たに身につける知識を分け、教育・配属の説明と照合すると判断しやすくなります。グループで事業領域が広がっていることは機会ですが、自分がその機会にどう近づけるかは、具体的な配属と育成の条件で確認する必要があります。
まとめ|応募銀行と採用区分を決めてから年収・評判を比較する
めぶきFGの平均年間給与1,305万円は、持株会社に出向する12人の平均です。常陽銀行847.3万円、足利銀行772.3万円という同年度の開示とは対象が違います。公式採用FAQでは持株会社の直接採用を行わず、両銀行への併願が可能としています。
常陽銀行は経験者・第二新卒・専門職で応募条件を分け、足利銀行はキャリア採用の待遇幅と入行後の支援を公開しています。F・Aコース、勤務場所、フレックス、休日の運用を合わせて見ると、平均年収だけでは見えない違いが分かります。
最新業績は増益基調で、2027年3月期の純利益予想は1,050億円に引き上げられています。経営の改善と自分の待遇・働き方は区別しながら、地域で深めたい専門性と実際の募集条件を照らし合わせて、応募先を選んでください。
どのサービスを使えばいいか決められないとき
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参考・出典
従業員情報は公式有価証券報告書の原本、業績は最新の公式決算資料、採用条件は公式採用ページと公式に案内された職種別求人を参照しています。将来予想と個人の口コミは、実績と区別して掲載しました。
公式情報源
- めぶきフィナンシャルグループ公式サイト
- 第10期有価証券報告書(従業員情報80ページ/PDF83ページ)
- 2027年3月期第1四半期決算短信
- 2026年度第1四半期決算概要
- めぶきFG・採用FAQ
- 常陽銀行・初任給の引き上げについて
- 常陽銀行・キャリア採用
- 常陽銀行・公式職種一覧
- 常陽銀行・経験者採用
- 常陽銀行・第二新卒採用(2027年4月入行)
- 常陽銀行・LBOファイナンス担当者
- 足利銀行・新卒募集要項
- 足利銀行・キャリア採用募集要項
- 足利銀行・働きやすさとキャリア形成支援
口コミ・評判の参照元
免責事項:本記事の数値・評価は公式情報・口コミ集計・市場推定の3分類で示しており、口コミ傾向や推定情報は断定ではなく傾向・可能性として表現しています。最終判断は読者自身で公式IRおよび内定時の労働条件通知書で確認してください。
この記事は、公式公開情報(有価証券報告書・IR)・求人情報・口コミ傾向を分けて整理し、転職・就職判断に役立つよう編集しています。最終更新時点の公開情報にもとづきます。最新の正確な数値は各公式IRでご確認ください。
編集:企業研究編集部/最終更新:2026年9月27日

