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ヨータイの平均年収678万円|増収でも経常利益は横ばい

ヨータイの平均年間給与678万円と、増収でも経常利益がほぼ横ばいであることを示したアイキャッチ画像
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※本記事にはプロモーションを含みます。

ヨータイの平均年間給与は、第128期(2026年3月期)の有価証券報告書で6,781,533円です。提出会社(単体)の従業員518人の平均で、平均年齢40.74歳、平均勤続年数14.09年です。

5期の数字を見ると、この会社にはひとつのねじれがあります。売上高は5期連続で増収し、+14.2%伸びています。ところが経常利益はほぼ横ばいで、5期で見るとわずかに減っています。売上は伸びているのに利益がついてきていない、という状態です。一方で自己資本比率は81.90%と、当サイトがこれまで確認してきた会社の中でも高い水準にあります。この記事では、この組み合わせを「働く場所として続くか」という観点で読みます。

結論|増収でも経常利益は横ばい。自己資本比率は81.90%

確認項目 結果 根拠(第128期・2026年3月期)
平均年間給与 6,781,533円 提出会社(単体)従業員518人の平均
平均年齢・平均勤続年数 40.74歳・14.09年 有価証券報告書「従業員の状況」
直近期の売上高 29,585百万円 5期で+3,673百万円(+14.2%)、5期連続増収(編集部の算出)
直近期の経常利益 3,787百万円 5期で△26百万円(△0.7%)。ほぼ横ばい(編集部の算出)
自己資本比率 81.90% 5期で77.50%→81.90%へ+4.4pt改善(編集部の算出)
従業員数(単体) 518人 5期で+43人(+9.1%)。直近1年は518人と前期比1人減(編集部の算出)
継続企業の前提 未確認 本記事の抽出範囲では注記の見出しを確認していない
事業内容 耐火物・ニューセラミックス 会社概要ページの記載(関連エンジニアリング事業も含む)

向いている人:耐火物・ニューセラミックスという専門性の高い素材分野で長く働くつもりの人。財務基盤の厚さを重視する人。

慎重に考えたい人:検索で出てくる「年収」の数字だけを見て、給与の伸びしろを期待している人。直近5期では、売上が伸びても利益・平均年収の伸びが同じペースで続いているとは限らないことが数字に出ています。

この記事の調査条件

数値はすべてヨータイ株式会社が提出した有価証券報告書から直接抽出しています。口コミサイトの推定年収や年収ランキングサイトの数値は根拠に使っていません。

  • 主軸:第128期(2025年4月1日〜2026年3月31日)有価証券報告書。書類管理番号 S100YHT7、2026年6月24日提出
  • 抽出箇所:同報告書58ページ目「第5 従業員の状況」の提出会社の状況と、「主要な経営指標等の推移」の提出会社(単体)5期分
  • 併用:会社概要ページ(設立・資本金・本社所在地・事業内容)。編集部が2026年9月22日に確認
  • 決算期は3月です。有価証券報告書の提出は毎年6月下旬が目安になります

この記事は、会社を投資の対象としては評価しません。当サイトは転職メディアであり、その分野の専門性も登録も持っていないためです。この記事で言う「将来性」は、働く場所として続くかどうかの意味に限ります。

素材メーカーの財務を5期で確認する考え方は、耐火物メーカーを、5期の数字で並べて見る手順にまとめています。

ヨータイの平均年間給与678万円と、増収でも経常利益がほぼ横ばいであることを示したアイキャッチ画像

平均年間給与678万円|518人の平均であることの意味

有価証券報告書「従業員の状況」の提出会社の欄です。

項目 第128期(2026年3月期)
従業員数 518人
平均年齢 40.74歳
平均勤続年数 14.09年
平均年間給与 6,781,533円

この平均年間給与は、提出会社(単体)518人の平均です。ヨータイは耐火物・ニューセラミックスを自社で製造・販売する事業会社であり、持株会社ではありません。したがって518人という母数は、この会社で働く人の大半を占めているとみられます(グループ全体の従業員数は本記事の抽出範囲では確認できていません)。

平均年間給与は賞与・基準外賃金を含みます。手取り額ではなく額面の数字です。平均年齢40.74歳・平均勤続年数14.09年という、比較的経験を積んだ層を含む集団の平均であることに注意してください。年齢別・職種別・役職別の年収は、有価証券報告書には開示されていません。

口コミサイトが出す推定の年収は、この記事の根拠に採用していません。集計方法が公表されておらず、数字を検証できないためです。

売上は5期連続増収、経常利益はほぼ横ばい

「主要な経営指標等の推移」から、提出会社(単体)の5期分を出します。

期 第124期 第125期 第126期 第127期 第128期
決算年月 2022年3月 2023年3月 2024年3月 2025年3月 2026年3月
売上高 25,912 28,250 28,926 29,305 29,585
経常利益 3,813 3,806 3,738 3,506 3,787
当期純利益 2,694 2,781 3,632 2,522 2,526
純資産額 30,272 30,990 32,585 32,705 34,274
総資産額 39,052 39,675 42,478 41,141 41,866
自己資本比率 77.50% 78.10% 76.70% 79.50% 81.90%
従業員数 475人 499人 510人 519人 518人

※単位は百万円(自己資本比率・従業員数を除く)。

売上高は5期とも前期を上回っています。25,912百万円から29,585百万円へ、+3,673百万円(+14.2%)の増加です(編集部の算出)。減収の期が1つもない、素直な右肩上がりです。

一方、経常利益は伸びていません。3,813百万円→3,806百万円→3,738百万円→3,506百万円と、第127期まで4期連続で減っています。第128期に3,787百万円まで戻していますが、5期で見ると3,813百万円から3,787百万円へ、△26百万円(△0.7%)とほぼ横ばいです(編集部の算出)。売上が14.2%伸びているのに、経常利益はスタート地点をわずかに下回っているということです。

当期純利益はさらに振れ幅が大きく、第126期に3,632百万円まで伸びたあと、第127期に2,522百万円まで落ち、第128期も2,526百万円とほぼ同水準です。5期の差は△168百万円(△6.2%)です(編集部の算出)。

この「増収だが増益していない」という形の理由は、本記事が用いた資料からは特定できませんでした。原材料費・エネルギーコストの上昇が影響した可能性はありますが、有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」だけでは内訳までは読み取れません。推測で埋めることはしません。

自己資本比率81.90%|財務の厚みは高水準

自己資本比率は77.50%→78.10%→76.70%→79.50%→81.90%と推移し、5期で+4.4ポイント改善しています(編集部の算出)。総資産41,866百万円のうち、8割以上が自己資本という計算です。

当サイトがこれまで確認してきた会社の中でも、この水準は高い部類に入ります。利益の伸びが鈍い一方で、財務基盤そのものは着実に厚くなっているという組み合わせです。「稼ぐ力は伸び悩んでいるが、財務は堅い」というのが、この5期から読み取れる姿だと編集部は考えます。

従業員数は475人→499人→510人→519人(第127期)まで増えたあと、第128期は518人と1人減っています。5期全体では+43人(+9.1%)のプラスですが、直近1年は横ばいに近い動きです。大きな人員削減が起きているわけではありませんが、増員のペースは鈍っています。

従業員1人あたりの数字で見ると、この会社の「増収だが増益していない」という姿がさらにはっきりします。売上高を従業員数で割ると(編集部の算出)、第124期は475人で約5,455万円、第128期は518人で約5,711万円、5期で+4.7%とわずかな伸びにとどまります。売上高そのものは+14.2%伸びているのに、従業員数もほぼ同じペース(+9.1%)で増えているため、1人あたりの売上規模はほとんど変わっていません。さらに1人あたり経常利益で見ると、第124期の約803万円から第128期は約731万円へ、△9.0%減っています(同)。売上の伸びを人員増で追いかけた結果、1人あたりの稼ぎはむしろ目減りしているという形です。

ヨータイの売上高が増収でも経常利益が横ばいであることと、自己資本比率が高水準で推移していることを示したグラフ

ヨータイはどんな事業をしているか

会社概要ページによると、事業内容は「耐火物・ニューセラミックスの製造販売および関連エンジニアリング事業」です(2026年9月22日に編集部が確認)。設立は1936年(昭和11年)8月、資本金26億54百万円(2026年3月期)、本社は大阪府貝塚市です(同上)。

耐火物は、高温で使われる鉄鋼・非鉄金属・セメント・ガラスなどの生産設備で使われる素材です。顧客企業の生産設備が稼働する限り継続的な需要が見込める分野ですが、顧客企業の設備投資サイクルの影響を受けることも一般的に想定されます。この会社固有の受注動向までは、本記事の抽出範囲では確認していません。

製品別・用途別の売上構成比は、本記事の抽出範囲(従業員の状況・主要な経営指標等の推移)には含まれておらず、確認していません。応募の際は、募集職種がどの製品ラインに関わるかを求人票で確認してください。

賞与単独額からグループ従業員数まで|有報にない8項目

次の項目は、本記事が抽出した有価証券報告書の範囲には記載が見当たりませんでした。

  • 月平均の残業時間
  • 離職率(3年以内離職率を含む)
  • 年次有給休暇の取得率
  • 年齢別・職種別・役職別の年収
  • 賞与だけの金額と、その算定方法
  • 退職金の支給額と算定式
  • 製品別・用途別の売上構成比
  • グループ全体の従業員数

当サイトは、この8項目について推定値を書きません。根拠が確かめられないものを、有価証券報告書の実額と同じ顔で並べることはしません。このうち残業時間・離職率・有給取得率・賞与単独額・退職金は、そのまま面接で確認する質問として使える項目です。とくにこの会社は1人あたりの稼ぎが目減りしている局面にあるため、賞与や昇給の実態を平均値だけで判断しないことをおすすめします。初任給や職種別のレンジを正確に知りたい場合は、求人票または採用ページで確認してください。求人票には賃金の額を記載する義務があります(職業安定法5条の3第1項、および同条4項の委任を受けた職業安定法施行規則4条の2第3項5号)。

  • 「直近の賞与は、基本給の何か月分でしたか」
  • 「月平均の残業時間はどのくらいですか」
  • 「有給休暇の取得状況はどうですか」
  • 「退職金制度はありますか。あるとしたら支給の基準を教えてください」
  • 「直近1年で従業員数が微減していますが、退職と採用のどちらの動きが大きいですか」

面接で聞くと差がつく質問

一人称で書きます。採用側として中途採用の面接に立ち会ってきた経験から言うと、「売上は伸びているのに利益は伸びていない」という状態を自分で調べて質問できる応募者は、あまり多くありませんでした。

この会社を受けるなら、「直近5年で売上と利益の伸び方に差が出ているのはなぜですか」という質問は、有価証券報告書を読んだうえでしか出てこない質問です。答えが「原材料費の上昇」なのか「先行投資」なのかによって、次に何を聞くべきかが変わります。面接官の立場からすると、こういう質問をしてくる応募者には、より具体的な情報を伝えたくなるのが自然です。これは採用側にいたときの実感です。

もう1つ、私なら「この5年で従業員数が増えていますが、1人あたりの売上高や利益は増えていますか」とも聞きます。会社全体の数字が伸びていても、それが人員増によるものなのか、1人ひとりの生産性の向上によるものなのかで、賞与や昇給への反映のされ方は変わってくるはずです。ヨータイの場合、1人あたり経常利益は5期でむしろ減っていることが有報の数字から読み取れるため、この質問には特に意味があると考えます。

よくある質問

ヨータイの平均年収はいくらですか

第128期(2026年3月期)の有価証券報告書によると、提出会社(単体)の平均年間給与は6,781,533円です。従業員518人の平均で、平均年齢40.74歳・平均勤続年数14.09年の集団の数字です。賞与・基準外賃金を含みます。

ヨータイの将来性はどうですか

「働く場所として続くか」で見ると、財務基盤は厚く、自己資本比率は81.90%まで改善しています。一方で、売上高は5期連続増収(+14.2%)なのに経常利益はほぼ横ばい(△0.7%)というねじれがあり、稼ぐ力そのものは伸び悩んでいます。投資対象としての評価は、当サイトでは行いません。

ヨータイの事業内容は何ですか

会社概要ページによると「耐火物・ニューセラミックスの製造販売および関連エンジニアリング事業」です(2026年9月22日に編集部が確認)。製品別の売上構成比は、本記事の抽出範囲では確認できていません。

ヨータイの残業時間や離職率はどれくらいですか

有価証券報告書に開示はありません。当サイトは推定値を書きません。求人票または応募先の説明で確認してください。

ヨータイは継続企業の前提に関する注記がありますか

本記事の抽出範囲(従業員の状況・主要な経営指標等の推移)では、注記の見出しを確認していません。確認していないことと、存在しないことは別です。断定はしません。

ヨータイの従業員数は増えていますか

5期全体では増えています(475人→518人、+9.1%)。ただし直近1年(第127期→第128期)は519人から518人へ、1人減っています。大きな人員削減ではありませんが、増員のペースは鈍っています。

ヨータイの初任給はいくらですか

有価証券報告書に開示はありません。平均年間給与6,781,533円は518人全員の平均であり、初任給の実額はこの数字からは分かりません。求人票または採用ページで確認してください。

ヨータイの年収678万円は新卒・中途どちらの数字ですか

新卒・中途で分けた数字ではありません。518人の平均年齢は40.74歳、平均勤続年数は14.09年です。この幅を含めた全員を1本にならした平均であり、年齢・勤続年数・雇用形態ごとの内訳は開示されていないため、新卒何年目・中途何年目の水準かはここからは分かりません。

ヨータイの賞与や退職金はどうなっていますか

開示の対象外です。6,781,533円には賞与・基準外賃金が合算済みですが、賞与単独の金額と退職金の支給額・算定式は、本記事が確認した有価証券報告書のどこにも記載がありませんでした。実額を知りたい場合は、面接や内定後の条件提示の場で個別に確認するしかありません。

ヨータイの従業員1人あたりの売上高や利益はどう変わっていますか

売上高は5期で+4.7%(約5,455万円→約5,711万円)とわずかに伸びていますが、経常利益は△9.0%(約803万円→約731万円)減っています(いずれも編集部の算出)。売上高そのものが+14.2%伸びている一方、従業員数もほぼ同じペースで増えているため、1人あたりの稼ぎは横ばいから微減という形です。

まとめ

  • 平均年間給与は6,781,533円(提出会社=単体518人の平均、平均年齢40.74歳・平均勤続年数14.09年)
  • 売上高は5期連続増収。25,912百万円→29,585百万円(+14.2%)
  • 経常利益はほぼ横ばい。3,813百万円→3,787百万円(△0.7%)。第127期までは4期連続で減益していた
  • 当期純利益は5期で△6.2%。第126期をピークに減少
  • 自己資本比率は77.50%→81.90%へ、5期で+4.4pt改善。財務基盤は厚い
  • 従業員数は5期全体で+9.1%増加したが、直近1年は518人と横ばい
  • 事業は耐火物・ニューセラミックスの製造販売および関連エンジニアリング事業
  • 残業時間・離職率・有給取得率・賞与単独額・退職金支給額・製品別売上構成比・グループ全体の従業員数は開示がない
  • 従業員1人あたり売上高は5期で+4.7%、1人あたり経常利益は△9.0%(いずれも編集部の算出)。売上の伸びを人員増で追いかけた形
  • 継続企業の前提に関する注記は本記事の抽出範囲では未確認
  • この記事の「将来性」は、働く場所として続くかの意味。会社を投資の対象として評価してはいない

財務基盤の厚さと、稼ぐ力の伸び悩みが同居している会社です。年収の伸びを期待するなら、直近の業績動向を面接で確認することをおすすめします。その前に、まず自分の市場価値を測っておいてください。

同じ素材メーカーで財務を確かめるなら、建材・化成品・セラミックスの3本柱を持つ会社の5期を確かめた記事もあわせて見ると、業界内での位置づけがつかみやすくなります。

※本記事の数値は、2026年9月21日に取得した第128期有価証券報告書と、2026年9月22日に確認した会社の公表ページに基づきます。最新の情報は必ず公式のIR資料と採用情報でご確認ください。
※法令に関する記述は一般的な情報です。個別の労働条件の適否については、労働基準監督署・都道府県労働局・社会保険労務士などの専門家・公的機関にご確認ください。

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訂正履歴

  • 2026年9月22日|平均年収の記述:「600万円台前半」としていましたが誤りでした。「6,781,533円(600万円台後半)」に改めました。理由:有価証券報告書(第128期)の実額を確認したところ、旧記事の推定表現「600万円台前半」は実際の水準より低く、レンジの誤りがあったため。

参考・出典

著者紹介
コロ助
コロ助
企業と転職サービスを、有価証券報告書などの一次情報から読んでいます。
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