りそなホールディングスの年収と採用|出向者の平均と信託・DXの仕事
※本記事にはプロモーションを含みます。
りそなホールディングスの2026年3月期の平均年間給与は906.9万円です。ただし、持株会社の従業員は全員がグループ各社からの出向者であり、りそな銀行に入社する人の年収をそのまま表す数字ではありません。実際の採用では、第二新卒の法人営業、信託の専門職、持株会社へ出向する決済サービス開発など、入口によって求める経験と待遇が異なります。
りそなの特徴は、個人や中堅・中小企業に近い営業基盤と、信託・不動産などの機能を組み合わせられることです。年収だけで応募先を決めるより、顧客の相談を幅広く受ける仕事と、特定分野を深める仕事のどちらで自分の経験を生かすかを考えると、求人を選びやすくなります。
この記事の結論
- 年収:持株会社906.9万円、りそな銀行741.3万円で対象が違う
- 仕事:法人営業から信託・不動産・決済開発まで職域が広い
- 採用:未経験歓迎の求人でも社会人経験などの条件はある
- 勤務地:本拠エリア制度には期間限定のエリア外勤務もある
本記事は2026年9月27日時点の有価証券報告書、統合報告書、採用情報を確認しています。公式情報、公開範囲の口コミ傾向、編集部による推定情報・分析を区別し、入社先と配属先の違いまで整理します。
りそなホールディングスの年収906.9万円は「出向者の平均」
【公式情報】2026年3月期有価証券報告書によると、持株会社の従業員は2,105人、平均年齢45.1歳、平均勤続年数14.4年、平均年間給与906.9万円です。グループの主要銀行についても、同じ資料に給与が掲載されています。
| 対象法人 | 平均年間給与 | 平均年齢 | 平均勤続 | 従業員数 |
|---|---|---|---|---|
| りそなホールディングス | 906.9万円 | 45.1歳 | 14.4年 | 2,105人 |
| りそな銀行 | 741.3万円 | 41.1歳 | 16.5年 | 8,374人 |
| 埼玉りそな銀行 | 738.0万円 | 40.1歳 | 15.5年 | 3,247人 |
| 関西みらい銀行 | 701.6万円 | 41.0歳 | 16.4年 | 3,208人 |
| みなと銀行 | 669.5万円 | 40.3歳 | 14.6年 | 1,833人 |
出典は同有報の従業員情報で、2026年3月31日時点です。臨時従業員の年間平均は上の人数と別に、持株会社18人、りそな銀行3,432人、埼玉りそな銀行1,885人、関西みらい銀行846人、みなと銀行498人と記載されています。期末人数と年間平均を混ぜないことが必要です。
持株会社の従業員は、上記4銀行とその他のグループ会社からの出向者です。平均勤続年数は出向元など各社での勤続を通算し、給与は期末の従業員に各社で支給された年間給与の合計を基に算出しています。時間外手当も含むため、月例の基本給だけを比較する数字ではありません。
したがって「持株会社で働けば、同じ経験でも銀行より約166万円高い」と断定することはできません。持株会社にはグループ全体の企画や専門機能を担う人材が集まり、年齢・役割の構成も銀行全体とは異なります。新たに採用される人の提示条件は、担当する職務と会社の給与基準で決まります。
有報では平均年間給与の前期比増加率を、持株会社2.0%、りそな銀行1.9%、埼玉りそな銀行2.0%としています。会社は、賃上げ、業績連動賞与、人員構成、異動・出向による構成変化などが影響すると説明しています。平均の伸びを、すべての社員の昇給率や若手の年収モデルへ置き換えないようにしましょう。
りそならしい仕事は、融資に信託・不動産・決済を組み合わせること
りそなグループは、首都圏と関西圏を中心に個人・法人の顧客基盤を持つ金融グループです。公式採用サイトの事業紹介では、地域に密着した営業基盤と、信託機能をまとめて提供できることを特徴として挙げています。
法人営業の仕事を融資商品の販売だけで捉えると、実際の役割との差が出ます。企業の資金調達に加え、後継者問題、不動産の活用、企業年金、経営者個人の資産承継などが相談の対象になります。営業担当は、最初の相談から課題を整理し、必要に応じて本部の専門部署やグループ会社へつなぐ役割を担います。
たとえば事業承継の相談でも、事業そのものを誰へ引き継ぐか、会社の不動産をどう保有するか、経営者の個人財産をどう扱うかでは論点が違います。一人ですべての専門判断をするという意味ではなく、相談を分け、適した専門家と組んで進められることが仕事の広がりになります。
【推定情報・編集部の分析】営業経験者には、顧客の話を聞いて課題を発見する力と、金融の基礎を継続して学ぶ姿勢の両方が必要です。一方、不動産やIT分野から入る人には、自分の専門知識を銀行の顧客基盤や業務へどう結び付けるかが問われます。職域の広さは魅力ですが、商品や組織が多い中で関係者と調整する仕事を望むかどうかも相性を分けます。
第二新卒の法人営業は、金融未経験から入る具体的な入口
【公式情報】りそな銀行の第二新卒向け法人営業求人では、業界・職種を問わず、社会人経験2年以上がある人を対象としています。金融機関の営業や融資経験は歓迎条件ですが、必須条件として金融業界経験を求める書き方ではありません。
確認時点の募集は2027年1月1日の入社を想定し、入社日を1月・7月の各1日と定めています。採用月の前々月末までに内定と退職日の決定が必要とされ、選考の進み方によって次の入社日になる場合があります。一般のキャリア採用FAQに「入社時期は相談可能」とあっても、この求人のように研修に合わせた日程がある場合は個別の条件を優先して読む必要があります。
入社後は約2カ月の研修で銀行の基礎や融資・法人向け提案を学びます。支店への配属後に融資業務を経験してから法人営業へ進む可能性もあり、入社直後から単独で企業を担当するという説明ではありません。研修は居住地に応じて東京または大阪が基本ですが、反対の地域で数日研修を受ける場合も示されています。
月給の掲載範囲は27万4,100円~32万4,300円です。経験や前職年収、銀行の基準等を考慮して決め、選考を通じて変動する可能性があると説明されています。これを12倍しただけで賞与・手当込みの年収を作ったり、持株会社の平均906.9万円を初年度の見込みにしたりすることはできません。
業務は中堅・中小企業への融資、事業承継、M&A、海外進出などの提案です。異業界の経験を示す際は、以前扱った商品名だけでなく、相手の課題を把握した過程、提案後の関係継続、数字や契約を正確に扱った経験を整理すると接点が明確になります。銀行実務の不足を研修で補うとしても、顧客と約束を守り、責任を持って学ぶ姿勢は必要になるでしょう。
求人の残業目安は月30時間で、原則19時退社としつつ配属拠点で変動するとしています。これを全行員の平均と解釈してはいけません。配属先は居住地、希望、適性などを考慮して決めるため、通勤時間と研修期間を含めて生活を組み立てることが大切です。
不動産信託と決済開発では、経験要件も業務の変わり方も違う
専門職では、業界経験の有無よりも、特定の業務をすでに担当したかが重要になる求人があります。同じりそな銀行の採用でも、信託とデジタル決済では次のような違いがあります。
| 公開求人 | 必須条件の中心 | 掲載月給 | 求人に記載された働き方 |
|---|---|---|---|
| 不動産信託の受託・管理 | 不動産信託関連の実務経験と宅地建物取引士資格 | 26万6,000円~46万5,700円 | 月平均残業25時間、東京の本部 |
| FlexPayのプロダクト開発・運用 | 事業・プロダクト開発経験とBtoB SaaSのマーケティング戦略・実行経験 | 27万4,100円~47万9,700円 | 残業月40時間程度、在宅週2日程度との記載 |
出典は各求人の公開情報です。月額は経験等を踏まえた目安であり、上限での採用や在宅日数を保証するものではありません。残業時間も同じ集計条件の全社統計ではなく、応募職種の説明として比較しています。
不動産信託は、宅建資格だけで応募条件を満たすわけではない
不動産信託受託・管理業務の求人では、信託銀行や不動産AM・PM会社等での信託関連業務の経験と、宅地建物取引士資格の両方を求めています。信託契約の文書作成や信託銀行への業務指図などが経験の例です。不動産の販売経験や資格取得だけで、必要な実務経験があると扱われるかは別の問題です。
主な仕事は、私募ファンドやREITなどの投資対象不動産を信託する際の契約文書、信託期間中の指図への対応、決算事務などです。顧客や関係者との折衝に加え、受託後の管理を正確に続ける力が求められます。不動産に携わりたいという関心を、契約・管理のどの実務へつなげるかが応募の焦点になります。
業務変更の範囲は原則変更なしで、本人同意がある場合を除くとの記載です。一方、勤務地は東京だけに永久固定されるわけではなく、大阪・名古屋・福岡などや他部署への異動もあり得るとしています。業務範囲の限定と勤務地の限定を同じ条件として読まないようにしましょう。
FlexPayは銀行雇用で持株会社へ出向し、法人決済を開発する
FlexPayのプロダクト開発・運用求人は、りそな銀行の採用で、りそなホールディングスのDX法人部へ出向する形を示しています。配属部署は銀行のDX・決済部門との兼務で、銀行の顧客業務とグループの開発機能がつながる仕事です。
FlexPayは、経理クラウドと銀行の決済機能をつなぎ、請求書の確認から支払い、その後の照合までを進められるようにする法人向けサービスです。求人では2026年5月に提供を開始したと説明し、追加機能、使い勝手の改善、販売戦略などを担当業務として挙げています。銀行のシステムを保守するだけでなく、顧客の経理業務とプロダクトの改善を結び付ける役割です。
必須条件には、業界不問の事業開発・プロダクト開発経験と、法人向けSaaSでマーケティング戦略から実行まで担った経験が並んでいます。OCRやAIを使う効率化への関心・知見は歓迎条件です。技術への関心だけでなく、誰のどの業務を改善し、導入や利用をどう広げたかを説明できる経験が重要になると考えられます。
この求人は裁量労働制を選択した場合の手当にも触れ、適用基準により職務給の20~40%相当を支給するとしています。全員の掲載月給へ必ず加算される手当ではありません。適用する勤務制度、評価する成果、関係者との調整範囲まで聞いた上で、提示される条件を比較したい求人です。
新卒は12の応募コース。専門職でも最初に支店へ配属する場合がある
新卒採用のコース紹介には、ソリューション、カスタマーサービス、IT企画、資産運用、信託財産運用、DX、不動産、データサイエンス、クオンツ、アクチュアリー、マーケット、グローバルの12コースが掲載されています。コース名だけでなく、専門部署へ入る時期にも違いがあります。
| コースの例 | 公式に示された初期配属・異動 |
|---|---|
| ソリューション、カスタマーサービス | 当初は原則として支店 |
| IT企画、DX、データサイエンス、クオンツ、グローバル | 当初は原則として支店、最初の異動で当該業務を担う本部部署へ配属 |
| 不動産、信託財産運用、アクチュアリー、マーケット | 当初から原則として該当業務の本部部署 |
| アセットマネジメント | 初期配属でりそなアセットマネジメントへ在籍出向 |
たとえばデータサイエンスコースを選んでも、初日から分析部門に固定される制度ではありません。銀行の現場を経験した後に専門部署へ進む道が示されています。専門技術を早く使いたい人は、その間に何を学び、最初の異動をどう進めるかを確認すると、期待とのずれを減らせます。
公式FAQでは、合同採用の対象として持株会社、りそな銀行、埼玉りそな銀行、りそなアセットマネジメントを挙げ、関西みらい銀行とみなと銀行は別採用としています。入社先や就業場所はコースで異なり、採用コースはキャリアの軸という位置付けです。選択した分野以外の仕事を一切しないという保証ではありません。
採用大学を調べる前に、学部条件とコースで示す専門性を確認する
公式FAQは、出身学部・学科は採用選考と関係がなく、銀行業務に必要な知識は研修や実務で学ぶと説明しています。これは文系・理系を問わず検討できるという案内であり、特定大学の合格率や学歴別の選考基準を示したものではありません。大学名だけから有利・不利を数値化することはできません。
研究や授業で学んだ内容を生かしたい場合は、例えば数理を年金制度へつなぐアクチュアリー、金融商品の評価モデルに関わるクオンツなど、仕事の目的を理解して話せるかが準備の軸になります。専門名が似ていても、分析する対象と顧客へ提供する価値が違うためです。学部の名称だけでなく、取り組んだ課題を応募コースの業務へ結び付けましょう。
22コースの人事制度と2026年度の見直しは、採用後の成長に関わる
【公式情報】統合報告書2026は、22コースからなる複線型の人事制度を紹介しています。新卒の12応募コースとは別の仕組みで、専門分野ごとの成長やキャリア形成を支えるものです。2026年度には、従来のりそな銀行・埼玉りそな銀行等に加えて、関西みらい銀行とみなと銀行にも対象を広げています。
コースには、融資・審査、事業再生、プライベートバンカー、不動産、信託・年金、データサイエンティスト、ITスペシャリストなどが含まれます。営業店で顧客の相談を受ける経験を積んだ後に、その中の特定課題を専門とする道を考えられる点は、入社時だけでは判断しにくい職域の広がりです。
2026年度の制度見直しでは、職務価値に応じた処遇と、多様な働く価値観への対応を掲げています。ゼネラリストとスペシャリストの双方を対象に、キャリアや働き方の選択肢を広げるという説明です。年次だけで昇進・給与が決まると考えるより、どのコースで、どの職務や能力が評価されるかを面談で確かめる必要があります。
研修投資の2025年度実績は44億円とされていますが、これは実際の支出に加え、研修を受ける時間の人件費を含む数字です。社員一人ひとりへ現金で支給する研修予算ではありません。制度の規模だけでなく、担当業務と両立しながら受講できるか、必要な専門資格をどのように支援するかが利用者にとっての判断材料になります。
同報告書の社内公募合格者数2,595人は2025年度までの累計です。2026年度からは公募への応募経験を持つ人の割合へ指標を見直すとしています。合格者数、応募者数、制度を知るためのイベント参加者数は別の数字なので、どれかを「希望部署へ異動できた人数」として一括りにはできません。
【推定情報・編集部の分析】応募者にとっては、将来の選択肢と最初に果たす役割の両方に納得できるかが重要です。不動産信託の実務を深めたいのか、法人営業を通じて承継や再生支援へ進みたいのかによって、求める研修も変わります。異動制度があることを応募理由にする場合も、入社した職種で何を身に付け、どう貢献するかを具体化しておきたいところです。
本拠エリア制度と休暇は、個別求人の条件まで確認する
本拠エリア制度は、生活の基盤にしたい地域を関東または関西から選び、原則としてそのエリア内で働く仕組みです。公式FAQでは入社後一定期間を経て選ぶとし、本人の希望やキャリア形成、業務上の必要により期間限定でエリア外に勤務する場合も説明しています。転居を伴う異動が一切ない制度ではありません。
第二新卒の法人営業求人では、エリア外の異動について原則最長4年という期間を示しています。家族の看病や介護などの事情も踏まえるとの説明がありますが、すべての求人や配属先の詳細を同じ条件で決めつけることはできません。入社時の勤務地、将来の本拠、専門職としての異動先を分けて確認すると、長期の生活を考えやすくなります。
キャリア採用の共通要項によると、契約期間は定めなし、試用期間は6カ月、通常勤務は8時40分~17時25分で、実働7時間45分の変形労働時間制です。年間休日は122日で原則土日祝・年末年始となっています。実際の募集が正社員か、勤務制度に個別の指定があるかは求人票で照合しましょう。
有給休暇は初年度最大16日、2年目以降20日と案内しています。第二新卒の個別求人では、初年度は入社月により1~16日と説明しています。中途入社した初日から全員に16日が付与されると読むのではなく、予定入社月と合わせて確認することが必要です。
統合報告書2026の主要4銀行の2025年度データでは、平均有給休暇取得率は86.9%、そのうち社員の平均は83.9%です。集計対象により値が異なることが明示されています。取得率が高いことは参考になりますが、月末や決算期などの繁忙時期に希望日を調整できるかは、配属先の仕事の進め方とともに確認したい部分です。
福利厚生では社宅、住宅関連の支援、企業年金、育児・介護制度等を案内しています。第二新卒求人の住居手当は扶養の有無、職務等級、地域で決めるとされ、社宅も利用できる場合があるという説明です。手当を受けられる前提で生活費を計算するより、提示条件で自分の対象範囲を確かめる方が確実です。
口コミにある調整の多さを、現在の仕事と制度に照らす
【口コミ傾向】転職会議のりそなホールディングスの公開ページには、2024年2月8日付のシステム関連職の投稿で、関係部署やグループ会社が多く意思決定に時間がかかるという不満が見られます。一方、同日公開された仕事のやりがいに関する投稿では、さまざまな人材との接点から刺激を得る面も示されています。
これは特定時点の個人の評価で、全社の意思決定が同じ速さという意味ではありません。ただ、グループ横断の仕事では、専門知識だけでなく異なる立場の人へ説明する力も必要になることを考える材料になります。FlexPayの求人のように銀行と持株会社の部署が関わる仕事を希望するなら、企画を決める会議、開発の優先順位、現場の意見を取り込む方法を聞くと、仕事の進め方を具体化できます。
同サイトの確認時点の公開集計は、残業月24.2時間、有給消化率75.1%です。これらは投稿データによる値で、会社が主要4銀行を対象に開示した有給取得率86.9%とは母集団も時期も異なります。差だけをもって会社の開示が実態と違うと判断することはできません。
また、2026年度には人事制度の見直しが行われています。数年前の評価制度に関する投稿を、現在の待遇の決まり方としてそのまま採用することも避けたいところです。口コミの良し悪しを平均点で決めるより、自分の候補部署に近い仕事の論点を拾い、現行の制度と配属先の運用を質問するために使いましょう。
育児・介護を支える制度と、キャリア採用者の活躍を分けて見る
2026年度は、産後パパ育休の有給部分を14日から28日へ拡大すると説明しています。主要4銀行の2025年度の男性育児休業取得率は100.2%ですが、これはその年度に休業を開始した人と子どもが生まれた人を基に計算するため、年度のずれにより100%を超えることがある数字です。
さらに、育児・介護・病気等で休業や短時間勤務をする人を業務面で支える周囲の社員へ、業績賞与等に加算する「ハートフルファンド」を2026年度から導入しています。休む本人だけでなく、仕事を引き受ける周囲も支える制度として示されています。実際に利用する場合は、休業前の分担、復帰後の担当業務、短時間勤務と評価の関係まで確かめると判断しやすくなります。
キャリア採用については、統合報告書2026の主要4銀行のデータで2025年度586人の採用実績を示しています。人的戦略のページではキャリア採用管理職比率を14.4%としていますが、これはその年の中途採用比率ではありません。「経験者採用が何人いるか」「採用全体にどれだけ占めるか」「管理職の中にどれだけいるか」は別の指標です。
【推定情報・編集部の分析】経験者を採用していることに加え、その後にどの役割を担っているかを見ると、長期の働き方を考えやすくなります。専門知識を持つ人が本部で活躍する道、支店で顧客と関係を築きながら管理や指導へ進む道など、自分の希望と近い事例を面談で聞くのが有効です。数字だけで中途入社者の昇進を保証することはできません。
最新業績と採用は、銀行の収益と自分の担当業務をつなげて考える
りそなホールディングスの2026年3月期連結業績は、経常収益1兆3,572億1,800万円、経常利益3,909億200万円、親会社株主に帰属する当期純利益2,587億1,700万円でした。経常収益を一般企業の売上高へ、経常利益を営業利益へ名称だけ置き換えると、業態の違いが分からなくなるため、本記事では公式の項目を使っています。
2027年3月期第1四半期決算短信によると、2026年4~6月の経常収益は3,599億8,200万円、経常利益は1,162億300万円、純利益は805億2,600万円で、前年同期比では20.0%、19.3%、14.2%の増加です。7月31日時点では通期の純利益目標を3,300億円へ修正しています。
会社は将来の不確実性を踏まえ、業績予想に代えて「業績目標」を開示すると説明しています。目標と実績は区別が必要です。また、増益が続くことと、すべての職種で賞与や採用人数が同じ割合で増えることは別の話です。応募職種の募集背景や、どの課題に人材を必要としているかを優先して確認しましょう。
今回確認した求人では、第二新卒の法人営業は提案体制の強化、不動産信託は受託・管理の拡大と高度化、FlexPayは提供開始後の改善と利用拡大を目的としています。こうした背景を読むと、同じグループでも「既存の顧客関係を深める」「専門実務の質を高める」「新しいサービスを育てる」という役割の違いが分かります。業績の数字を、自分が担いたい仕事に結び付けるための手掛かりです。
まとめ:年収、入社先、配属と学び方を一組で比較する
りそなホールディングスの平均年収906.9万円は、グループ各社からの出向者を対象とする数字です。実際の応募では、りそな銀行など雇用主の条件と、自分が担当する職務の経験要件・給与・勤務地を照合することが出発点になります。
金融未経験から法人営業を学ぶ道と、信託・不動産やデジタル決済の専門経験を持って入る道では、必要な準備が異なります。新卒では12の応募コースの初期配属、入社後は22コースの人事制度とキャリア支援、本拠エリア制度の例外まで確認すると、長く働く姿を考えやすくなります。
キャリア採用の共通選考は、エントリー、書類選考、2~3回の面接と適性検査、オファー面談という流れです。業務内容は職場との面談で、報酬や勤務制度はオファー面談で具体化し、平均値や制度の名称だけでなく、自分に適用される条件で応募先を判断しましょう。
どのサービスを使えばいいか決められないとき
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出典・参考情報
- 2026年3月期有価証券報告書
- 公式採用サイトの事業紹介
- りそな銀行の第二新卒向け法人営業求人
- 不動産信託受託・管理業務
- FlexPayのプロダクト開発・運用求人
- 新卒採用のコース紹介
- 公式FAQ
- 統合報告書2026
- キャリア採用の共通要項
- 転職会議のりそなホールディングスの公開ページ
- 2027年3月期第1四半期決算短信
編集方針・最終更新:2026年9月27日確認。給与・人数は有価証券報告書原本、業績は公式決算資料、募集条件と制度は企業の採用情報で確認しました。公式情報と個人の口コミを区別し、職種との相性や応募準備は編集部の分析として記載しています。募集の継続と最終的な労働条件は応募先の最新案内をご確認ください。

