インターネットインフィニティーの評判は誤解だらけ?介護×ITで年収556万円・成長市場の実態
この記事の結論
- 株式会社インターネットインフィニティーは「介護会社=労働集約できつい」という先入観とは異なり、売上の約7割がケアマネジャー向けSaaS「ケアマネジメント・オンライン(CMO)」や介護レセプト点検などのITストック事業です。東証グロース上場(コード6545)の介護×IT企業と捉えるのが実態に近いと考えられます。
- 有価証券報告書(2025年3月期)によると平均年間給与は約556万円(提出会社単体)。ネット上で見かける「約394万円」は過年度の旧数値のため、最新値で判断するのが安全です。
- 2026年3月期は売上高58.9億円(前年比+14.2%)・営業利益5.36億円(+33.8%)と増収増益。背景に2040年問題(介護需要の構造的拡大)があり、中期経営計画では2028年3月期に売上73.9億円を目標に掲げています。
- 口コミ傾向では社会貢献性・市場成長性への評価と、給与水準や組織体制を発展途上とする声が両面で見られます。SaaS系か、通所介護「レコードブック」の現場系かで働き方・評価の見え方が変わる点に注意して、自分が関わる事業を見極めることが転職判断の鍵です。
「インターネットインフィニティー」と検索すると、関連ワードに「評判」「年収」「やばい」「離職率」などが並び、不安を感じている方も多いのではないでしょうか。介護に関わる会社というだけで「労働集約型できつそう」「年収が低そう」というイメージを持たれがちです。しかし同社の事業構成を見ると、その先入観は実態とずれている可能性があります。本記事では、有価証券報告書・決算短信・公式IRなどの一次情報(公式情報)と、OpenWorkや転職会議などの口コミ傾向、そして編集部の推定情報を明確に分けながら、転職検討者が本当に知りたい「年収・働き方・将来性・向き不向き」を必要十分に整理します。読み終えたとき、求人票や口コミの断片だけでは見えなかった「自分にとってこの会社はどうか」の判断軸が持てる状態を目指します。
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インターネットインフィニティーとはどんな会社か(介護×ITの正体)
まず結論として、株式会社インターネットインフィニティーは「介護現場の会社」ではなく、介護とITを掛け合わせたヘルスケアSaaS・サービス企業と理解すると実態に近づきます。読者にとってのメリットは、ここを正しく押さえることで「介護会社=低賃金・重労働」という先入観に引きずられずに、年収や働き方を冷静に評価できる点です。同社は2001年設立、2017年に株式上場し、現在は東証グロース市場(証券コード6545)に上場しています。本社は東京都千代田区二番町、代表は別宮圭一氏、決算期は3月です。公式サイトは https://iif.jp/ で確認できます。
社名に「インターネット」とある通り、創業の出自はWeb・インターネットサービスにあります。そこから介護領域に特化し、ケアマネジャー(介護支援専門員)向けの情報プラットフォームや、介護報酬請求(レセプト)の点検サービス、運動特化型の通所介護(デイサービス)などへ事業を広げてきました。つまり「介護」という社会課題に対して、ITとリアル拠点の両面からアプローチしているのが特徴です。求職者目線で言えば、Webサービス・SaaSのスキルを介護という成長市場で活かせる珍しいポジションの会社だと言えます。
事業の2本柱:ヘルスケアソリューションと在宅サービス
同社の事業は大きく2つに分かれます。求人を見るときは「自分が応募する職種がどちらの事業に属するか」を最初に確認することをおすすめします。働き方や評価のされ方が事業によって異なるためです。
- ヘルスケアソリューション事業(売上構成 約68.9%):ケアマネジャー向けポータル「ケアマネジメント・オンライン(CMO)」、介護レセプト点検サービス、介護コンシェルジュ(介護施設・サービスの紹介)、各種DX/システム開発など。会員基盤や継続課金を軸としたITストック型のビジネスが中心です。
- 在宅サービス事業(売上構成 約31.1%):運動特化型(リハビリ型)通所介護「レコードブック」のフランチャイズ(FC)展開および直営運営。公式情報として、レコードブックは2025年6月末時点で236店舗・月間利用者21,000人超の規模に達しています。
このように、売上の約7割を占める主力は「介護×IT」のソリューション事業です。介護会社という言葉から連想される現場介護そのものよりも、ケアマネジャーや事業者を支える基盤・サービスを提供する立ち位置である点が、同業の在宅介護大手とは異なる個性だと考えられます。
ケアマネジメント・オンライン(CMO)とレセプト点検という強み
同社を語るうえで欠かせないのが、ケアマネジャー向けの会員制ポータル「CMO」です。ケアマネジャーは介護保険サービスの要となる専門職であり、その人たちが日常的に使う情報インフラを押さえていることは、介護事業者・メーカー・自治体に対する強い接点になります。読者にとっての意味は、これが単発の売上ではなく継続的な関係(ストック)を生む資産だという点です。景気や単年度の案件量に左右されにくいビジネス構造は、転職先の安定性を測るうえでプラス材料になり得ます。
もう一つの柱が介護レセプト(介護報酬請求)の点検サービスです。介護事業者は毎月、複雑な制度に沿って請求業務を行いますが、ここには返戻(差し戻し)や請求漏れのリスクが常にあります。同社はこの点検を支援することで事業者の収益を守り、自社も継続的な手数料収入を得ています。制度が複雑であるほど専門サービスの価値が高まるため、介護報酬制度という参入障壁が、そのまま同社の堀(競争優位)になっていると推定されます。こうしたストック型・専門特化型の事業が、後述する高めの利益率や成長計画の土台になっています。
インターネットインフィニティーの公式データ一覧(有価証券報告書ベース)
本記事で扱う公式数値を一覧で確認できます。以下は公式情報(有価証券報告書・決算短信・公式IR)に基づく数値です。最新の正確な数値は公式IRページで再確認してください。なお年収・年齢・勤続年数は提出会社(単体)の「従業員の状況」、業績は連結ベースである点に注意してください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 約556万円(5,557,505円・提出会社単体) |
| 平均年齢 | 36.6歳(提出会社単体) |
| 平均勤続年数 | 5.3年(提出会社単体) |
| 従業員数 | 連結353名(臨時107名)/単体54名(臨時12名) |
| 売上高 | 58.9億円(2026年3月期・連結/前年比+14.2%) |
| 営業利益 | 5.36億円(2026年3月期・連結/前年比+33.8%) |
| 経常利益/純利益 | 経常5.89億円/純利益3.19億円(2026年3月期・連結) |
| 上場区分・コード | 東証グロース・6545(2017年上場) |
| 出典 | 第20期(2025年3月期)有価証券報告書「従業員の状況」/2026年3月期 決算短信・公式IR |
表内の年収・年齢・勤続年数は提出会社(単体)の数値であり、レコードブックを含む連結全体の平均ではない点に留意してください。連結では現場スタッフを含むため、職種構成によって体感値は変わり得ます(推定情報)。
インターネットインフィニティーの年収・給与の実態
結論から言えば、同社の公式平均年間給与は約556万円で、国内給与の水準と比べても見劣りしない水準です。転職検討者にとって重要なのは、「介護関連だから低い」という思い込みを一次情報で検証することです。ここでは公式平均→平均年齢・勤続年数→口コミ傾向→職種別の推定レンジ→確認ポイントの順に、誤解のないよう段階的に整理します。
公式の平均年間給与は約556万円(最新値で見る)
有価証券報告書(2025年3月期)によると、提出会社(単体)の平均年間給与は約556万円(5,557,505円)です。ここで強く注意したいのが、インターネット上には「平均年収約394万円」という数字も流通している点です。これは過年度の旧数値であり、最新の実態とは異なります。年収を判断材料にする際は、必ず「有価証券報告書(2025年3月期)によると平均年間給与は約556万円」と期を明示した最新値を基準にしてください。古い数値だけを見て「思ったより低い」と早合点すると、判断を誤る可能性があります。
この556万円という水準は、東証グロースの新興IT・ヘルスケア企業として標準的〜やや高めのレンジに位置すると考えられます(推定情報)。介護という言葉のイメージだけで賃金を低く見積もるのは適切ではない、というのが一次情報から読み取れる事実です。
平均年齢36.6歳・平均勤続年数5.3年が示すもの
公式情報として、提出会社単体の平均年齢は36.6歳、平均勤続年数は5.3年です。この2つの数字からは、いくつかの示唆が得られます。第一に、平均年齢が30代半ばであることは、若手〜中堅が中心の活気ある組織であることを示唆します。第二に、勤続年数5.3年は、2017年上場・2001年設立という社歴を踏まえると極端に短いわけではなく、一定の定着がある水準と読めます。新興企業では勤続年数が2〜3年台にとどまるケースも珍しくないため、5年超は相対的に落ち着いた数値です。
ただし、これはあくまで単体(本社中心の人員)の数値です。FC・直営のレコードブックを含む連結の現場では、業界特性上、入れ替わりがこれより大きい可能性があります(推定情報)。年収・定着を見るときは「どの母集団の数字か」を切り分けることが重要です。
口コミ傾向に見る給与水準への評価
口コミ傾向としては、OpenWorkや転職会議などで給与に関する評価は分かれています。投稿傾向としては、社会貢献性や事業の将来性を評価する一方で、給与水準や賞与・昇給の仕組みについては「発展途上」「これからに期待」とする声も一部に見られます。転職会議では同社の口コミが207件規模で蓄積されており、母数が比較的多いぶん、評価の幅も広く出ている印象です。「最悪」「やばい」といったネガティブなキーワードでの検索も見られますが、これらは特定の部署・時期・個人の経験に基づくものが含まれるため、断定はできません。あくまで一部にそうした口コミも見られるという距離感で受け止めるのが適切です。
口コミは匿名かつ主観的であり、退職者の声が相対的に多くなりやすい性質があります。給与の体感は配属事業(SaaS系か現場系か)や入社時期によっても変わるため、口コミの一語一句を鵜呑みにせず、公式平均556万円という事実と突き合わせて読むことをおすすめします。
職種・役職別の推定年収レンジ
以下は公式平均(約556万円)を起点に、一般的な職種構成と新興IT・ヘルスケア企業の相場から編集部が試算した推定情報です。実際の金額は個人の経験・等級・業績で変動するため、目安としてご覧ください。断定的な数値ではありません。
- 営業・カスタマーサクセス(CMO・レセプト点検等):おおむね400万〜650万円程度が目安と推定されます。インセンティブの有無で上下する可能性があります。
- エンジニア・SaaS開発/ディレクター:450万〜750万円程度のレンジが考えられます。スキルや役割により幅が出ます。
- コーポレート・企画・マーケティング:400万〜700万円程度が目安と推定されます。
- レコードブック現場スタッフ・店舗運営:介護業界の相場を踏まえ、300万〜450万円程度が中心レンジと考えられます。
- 管理職・マネージャー層:700万円以上に到達する可能性があり、役職と成果次第でさらに上振れも考えられます。
このレンジはあくまで推定であり、公式平均556万円から大きく乖離させないよう設計しています。提示額は必ず内定時の労働条件通知書で確認してください。
転職時に年収で確認すべきポイント
年収で後悔しないために、選考・内定段階で次の点を確認することをおすすめします。これらは口コミでは分からない「自分のケース」を明確にするためのチェック項目です。
- 提示年収の内訳(基本給・固定残業代・賞与・インセンティブの比率)。固定残業時間が何時間分含まれるか。
- 配属がヘルスケアソリューション事業か在宅サービス事業か。事業によって給与体系・評価が異なる可能性。
- 昇給・賞与の決定ロジック(業績連動か、個人評価か、その比率)。
- ストックオプションや株式報酬制度の有無(グロース上場企業では設計されている場合がある・推定情報)。
- みなし残業を超過した場合の追加支給の運用実態。
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働き方・残業・休日・福利厚生
結論として、同社の働き方は「本社中心のSaaS・コーポレート系」と「店舗運営の現場系」で性格が分かれます。読者メリットは、自分が応募するポジションに合った働き方を事前にイメージできる点です。一般に、IT・SaaS系の職種は企画・開発・営業が中心で、デスクワークと顧客対応が主になります。一方、レコードブックの店舗運営に関わる職種は、利用者対応や運動指導など現場業務が中心となり、勤務形態や繁忙の波が異なります。
休日・福利厚生については、上場企業として社会保険・各種規程が整備されているのが一般的です(推定情報)。年間休日数や在宅勤務の可否、研修制度の詳細は、職種・事業ごとに差があるため、公式採用サイトや面接で具体的に確認することをおすすめします。本社移転による固定費の見直しが2026年3月期の増益要因の一つに挙げられており、オフィス環境やコスト構造の改善が進んでいる点は、働く環境という観点でも前向きな材料と考えられます。
残業・繁忙の傾向(口コミベース・ヘッジ)
残業について断定的なことは言えませんが、口コミ傾向としては、SaaS・新規事業に関わる職種では業務量に波がある時期もあるとの声が一部に見られます。投稿傾向としては「裁量があり自分で進められる」という肯定的な見方と、「立ち上げ期ゆえに業務範囲が広い」という負荷面の指摘が併存しています。これは成長フェーズの企業に共通する特徴であり、同社固有の問題というより新興IT企業全般に見られる傾向と捉えるのが妥当です。離職率の高さを示す公式データは確認できておらず、定着については前述の勤続年数5.3年(単体)も併せて判断するのが適切です。
レセプト点検など制度に紐づく業務は、介護報酬請求のサイクル(月次)に応じて繁忙の波が生じる可能性があります(推定情報)。月初・月末の業務集中の有無は、面接時に確認しておくと入社後のギャップを防げます。
福利厚生・キャリア支援の傾向
福利厚生は上場企業の標準的な水準が整っていると考えられます(推定情報)。具体的には社会保険完備、交通費、各種休暇制度などが想定されますが、住宅手当や資格取得支援などの詳細は職種により異なる可能性があります。介護関連の専門性を扱う会社であるため、ケアマネジャーや介護関連の知識・資格を活かせる環境がある点は、福祉・医療業界からの転職者にとって魅力になり得ます。一方で、待遇の細部は求人票だけでは見えにくいため、OpenWorkや就活会議などの口コミと公式情報を併用して立体的に把握することをおすすめします。
社風・評価制度・キャリアパス
結論として、同社の社風は「社会課題(介護・2040年問題)への貢献」と「新規事業を自ら作る裁量」を重視する傾向があると考えられます。読者にとっての意味は、安定したルーティンよりも、変化と成長に前向きな人がフィットしやすいという点です。口コミ傾向としても、事業の意義・ミッションへの共感を語る声が一定数見られます。一方で、評価制度や組織体制については「整備の途上」とする見方も一部にあり、仕組みが完成された大企業とは異なる環境であることは理解しておく必要があります。
キャリアパスは事業構造を反映して多様です。ヘルスケアソリューション事業では、営業・カスタマーサクセスからマーケティングや事業企画へ、あるいはエンジニア・ディレクターとしてプロダクトを深めていく道が考えられます。在宅サービス事業では、店舗運営からエリアマネジメント、FC支援・本部機能へとステップアップする道筋が想定されます。介護ドメインの知識とIT・事業開発のスキルを掛け合わせられることは、同社ならではのキャリア資産になり得ます。
どんな人が活躍しているか(推定)
推定情報として、同社で活躍しやすいのは次のようなタイプだと考えられます。これは公式の事業内容と口コミ傾向から論理的に導いたもので、断定ではありません。
- 介護・医療・福祉という社会課題に当事者意識を持って取り組める人
- 仕組みが完全に整っていない環境でも、自ら手順を作り前に進められる人
- SaaS・Webサービスの企画/開発/営業の経験を、成長市場で活かしたい人
- 数字(会員数・継続率・店舗指標)に基づいて改善を回せる人
採用・選考フローと面接対策
結論として、選考対策の軸は「なぜ介護×ITなのか」「自分のスキルが同社のどの事業で活きるか」を言語化することです。読者メリットは、汎用的な志望動機ではなく、同社の事業理解に基づいた説得力のある準備ができる点にあります。一般的な中途採用フローは、書類選考→複数回の面接→(職種により)適性検査やワークサンプル→内定、という流れが想定されます(推定情報)。最新の募集要項・選考ステップは公式採用サイトで確認してください。
面接では、同社が2040年問題という社会的背景に対してITとリアル拠点で挑んでいる点を理解したうえで、自分の経験をどう接続できるかを語ることが重要です。たとえばSaaS営業経験者なら「ケアマネジャーという専門職向けプロダクトの価値訴求」、エンジニアなら「介護データ・レセプト業務の課題をどう仕組みで解くか」といった、事業に踏み込んだ視点が評価につながると考えられます。
面接で伝えると効果的な観点
以下は、同社の事業特性を踏まえて準備しておくと差がつくと考えられる観点です(推定情報)。
- 事業ドメインへの理解:CMO・レセプト点検・レコードブックそれぞれの役割を自分の言葉で説明できるか。
- ストック型ビジネスへの適性:継続率・会員基盤を伸ばす発想を持っているか。
- 成長市場でのキャリア観:2040年に向けて介護需要が増える文脈で、自分がどう貢献したいか。
- 変化耐性:仕組みづくりや新規事業に前向きに関われるか。
インターネットインフィニティーと同業他社の比較表
同業他社との比較を、年収・働きやすさ・将来性・転職難易度・向いている人の5観点で整理します。年収には推定情報を含むため、最新の正確な数値は各社の公式IRで再確認してください。比較対象は、介護×ITの最大手や、AI・在宅介護の主要企業を選びました。
| 企業名 | 平均年収(推定/公式) | 働きやすさ | 将来性 | 転職難易度 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|---|
| インターネットインフィニティー(6545) | 約556万円(公式・単体) | 事業により差/裁量大 | 高(2040年問題の追い風) | 中 | 介護×ITに当事者意識を持てる人 |
| エス・エム・エス(2175) | 約650万〜700万円(推定) | 制度整備が進む | 高(介護×IT最大手) | やや高 | 大手基盤で介護DXを担いたい人 |
| エクサウィザーズ(4259) | 約600万〜750万円(推定) | 研究開発志向 | 高(介護AI領域) | 高 | AI技術で課題解決したい人 |
| ウェルモ(非上場) | 約400万〜600万円(推定) | スタートアップ型 | 中〜高(AIケアプラン) | 中 | 立ち上げ期の事業に挑みたい人 |
| ツクイホールディングス(在宅介護大手) | 約400万〜500万円(推定) | 現場中心・全国展開 | 中(需要は底堅い) | 低〜中 | 現場の介護サービスで貢献したい人 |
この比較から見えるのは、インターネットインフィニティーが「介護×IT」の成長文脈に位置しつつ、最大手より小回りの利く規模だという立ち位置です。大手の安定基盤を求めるならエス・エム・エス、AI技術志向ならエクサウィザーズ、現場介護で貢献したいなら在宅介護大手、というように、志向で選択肢を整理すると判断しやすくなります。
将来性・成長性と中期経営計画(2040年問題の追い風)
結論として、同社の将来性は2040年問題という構造的な需要拡大に支えられており、転職市場の観点でも前向きに評価できる材料が多いと考えられます。読者メリットは、目先の口コミの良し悪しだけでなく、中長期で伸びる市場にいるかどうかという「土台の強さ」で会社を見られる点です。2040年問題とは、高齢者人口がピークに近づき、介護・医療の需要が一段と増大する一方で、支え手(生産年齢人口)が減少するという日本社会の構造課題を指します。これは介護に関わる事業者にとって、需要面の大きな追い風になります。
業績面でも成長は数字に表れています。2026年3月期(第21期)の連結業績は、売上高58.9億円(前年比+14.2%)、営業利益5.36億円(同+33.8%)と増収増益でした。増益の背景には、セントワークスの子会社化、既存事業の堅調、本社移転による固定費削減があると説明されています。決算短信によると、利益の伸びが売上の伸びを上回っており、収益性の改善が進んでいる点は注目に値します。
中期経営計画が示す成長の絵姿
公式情報として、2024年に策定された中期経営計画(2028年3月期目標)では、次の目標が掲げられています。これらは会社が描く成長の方向性を示すもので、転職後に自分が乗る「船の航路」を理解するうえで有用です。
- 連結売上高:73.9億円
- 営業利益:9.8億円(営業利益率13.3%)
- 純利益:5.7億円
- ROE(自己資本利益率):22%
営業利益率13.3%・ROE22%という目標は、ストック型のヘルスケアソリューション事業を伸ばすことで効率の高い成長を狙う姿勢の表れと考えられます。計画はあくまで目標であり達成が保証されたものではありませんが、2040年問題という需要の裏付けがある点で、絵に描いた餅とは言いにくい現実味があると評価できます(編集部の見解)。
株価・配当の状況(転職判断に必要な範囲で)
転職判断に必要な範囲で、株式市場からの評価も簡潔に触れます。2026年6月時点の参考指標として、PER約8.8倍、PBR約2.1倍、配当利回り約3.5%、時価総額約38億円程度とされています(出典:IRバンク等/一部推定情報)。PERが市場平均より低めである点は、成長期待が株価に十分織り込まれていない可能性、あるいは新興小型株ゆえの評価という両面の解釈ができます。配当利回り約3.5%は、成長企業としては相対的に株主還元にも配慮している水準と読めます。これらは投資指標であり、転職の意思決定では「会社が利益を出し還元できる体力があるか」を測る補助材料として参照するのが適切です。
▼ 成長市場かどうかも含め、キャリアの方向性を相談したい方へ
「この会社の将来性は自分のキャリアに合うか」「もっと成長できる選択肢はないか」など、業界・企業の見極めは一人では難しいものです。当社はユーザーから一切収益を得ない中立ポジションで、元転職エージェントが客観的にあなたに合う企業・キャリア戦略をご提案します。
リスク・懸念点(口コミベース・ヘッジ表現)
公平な判断のために、懸念点も整理します。結論として、主なリスクは「新興・成長企業ゆえの未整備さ」と「事業による働き方の差」に集約されると考えられます。これらは致命的な欠点というより、成長フェーズの企業に共通する特性であり、許容できるかどうかは個人の志向によります。以下はいずれも口コミ傾向や推定情報に基づくもので、断定ではありません。
- 制度・評価の整備途上:口コミでは、評価や昇給の仕組みが発展途上とする声が一部に見られます。明確なルールを重視する人には物足りない可能性があります。
- 事業間の働き方の差:SaaS系と現場系で業務内容・繁忙が異なり、配属次第でイメージとのギャップが生じる可能性があります。
- 小型株ゆえの変動:時価総額が小さく、業績や市況の影響を受けやすい面があります(推定情報)。
- ネガティブ検索ワードの存在:「やばい」「最悪」等の検索も見られますが、これらは個別の経験に基づくものが含まれ、会社全体の評価とは限りません。一部にそうした口コミも見られる、という距離感で受け止めるのが適切です。
重要なのは、これらの懸念を「自分にとって許容できるか」という観点で吟味することです。たとえば「整備された大企業で安定して働きたい」人にはミスマッチが生じ得ますが、「裁量を持って成長したい」人にはむしろ魅力になり得ます。離職率の水準を裏づける公式データは確認できておらず、退職理由も人それぞれであるため、口コミの一面的な解釈は避けるべきです。
編集部の見解・おすすめ度
ここからは、これまで整理した公式情報・口コミ傾向・業界文脈をもとにした編集部の独自見解です。事実そのものではなく、転職判断を助けるための解釈・意見として(推定情報に準じる位置づけで)お読みください。総合すると、インターネットインフィニティーは「介護会社=きつい・低賃金」という先入観で敬遠するのはもったいない、介護×ITの成長企業だと考えられます。おすすめ度は、志向が合う人にとっては高い、合わない人には慎重な検討を要する、という条件つきの評価になります。
編集部の見解として、まず評価できるのは事業構造の筋の良さです。売上の約7割を占めるヘルスケアソリューション事業は、ケアマネジャー向けポータルやレセプト点検といったストック型・専門特化型のビジネスで、介護報酬制度という参入障壁に守られています。単発の受託や景気依存の事業に比べ、継続的に積み上がる収益は会社の安定性に寄与します。さらに2040年問題という需要の裏付けがあり、中期経営計画では営業利益率13.3%・ROE22%という効率的な成長を掲げています。これらは「伸びる市場で、利益を出せる構造を持つ会社」という前向きな評価につながります。実際、2026年3月期は営業利益が前年比+33.8%と、収益性の改善も数字で確認できます。
年収面でも、公式平均約556万円は介護のイメージで連想されがちな水準を上回っており、「介護関連だから低い」という思い込みは一次情報で覆ると言えます。古い394万円という数字が独り歩きしている点には注意が必要で、ここを最新値で捉え直せるかどうかが、この会社を正しく評価できるかの分かれ目だと考えます。
一方で、慎重に検討すべき点もあります。第一に、評価・昇給の仕組みや組織体制が「発展途上」とする口コミが一部にある点です。完成された制度の下で安心して働きたい人には、物足りなさやストレスになる可能性があります。第二に、SaaS系と現場系(レコードブック)で働き方が大きく異なるため、配属事業の見極めを誤ると入社後のギャップが生じやすい点です。第三に、時価総額が小さく業績変動の影響を受けやすい新興小型株である点も、安定志向の人には気になる材料でしょう。
これらを踏まえると、編集部としては次のように考えます。「成長市場で裁量を持ち、介護という社会課題にITで貢献したい人」にはおすすめできる会社です。逆に「大企業の整った制度・明確なキャリアラダー・安定した賞与を最優先する人」には、現時点では慎重な検討を促したい、というのが両面を踏まえた結論です。いずれにせよ、口コミの断片や古い年収データだけで判断するのではなく、公式の最新数値と、自分が関わる事業の実態を確認したうえで決めることを強くおすすめします。
インターネットインフィニティーに向いている人・向かない人
結論として、向き不向きは「成長フェーズの裁量と社会課題への共感を、どう評価するか」で分かれます。読者メリットは、自分がどちらに当てはまるかを照らし合わせることで、応募判断を一歩進められる点です。以下は公式情報・口コミ傾向・編集部の見解を統合した整理です(推定を含みます)。
向いている人
- 介護・医療・福祉の社会課題に当事者意識を持ち、2040年問題に前向きに取り組みたい人
- SaaS・Webサービスの企画/開発/営業/CSの経験を、成長市場で活かしたい人
- 仕組みが完全でない環境でも、自ら手順を作り改善を回せる人
- 会員数・継続率・店舗指標などの数字で事業を伸ばす面白さを感じられる人
- 大企業より小回りの利く規模で裁量を持ちたい人
向かない人
- 完成された評価制度・明確なキャリアラダーの下で働きたい人
- 安定した高額賞与や手厚い手当を最優先する人
- 業務範囲が固定されたルーティン中心の働き方を望む人
- 小型株ゆえの業績変動や組織変化にストレスを感じやすい人
もし「向いている人」と「向かない人」の両方に当てはまり迷う場合は、配属予定の事業や具体的な評価制度を面接で確認し、自分の優先順位と突き合わせて判断するのがおすすめです。
インターネットインフィニティーに関するよくある質問(FAQ)
転職検討者から多く寄せられる疑問を、公式情報・口コミ傾向・推定情報を区別しながらQ&A形式でまとめます。最終判断は公式IRや労働条件通知書で必ず確認してください。
インターネットインフィニティーは「やばい」「最悪」という評判は本当ですか?
結論として、「やばい」「最悪」と断定できる根拠は確認できていません。これらは検索サジェストに出やすいワードですが、口コミ傾向を見ると、社会貢献性・市場成長性を評価する声と、給与・制度面を発展途上とする声の両面があり、評価は分かれています。ネガティブな口コミは特定の部署・時期・個人の経験に基づくものが含まれ、退職者の声が相対的に多くなりやすい性質もあります。したがって、一部にそうした口コミも見られるという距離感で受け止め、公式の業績(増収増益)や平均年収556万円といった事実と併せて、立体的に判断することをおすすめします。会社全体を一語で断ずるのは適切ではありません。
平均年収は本当に556万円ですか?394万円という情報も見ました。
公式情報として、有価証券報告書(2025年3月期)によると提出会社(単体)の平均年間給与は約556万円(5,557,505円)です。インターネット上で見かける「約394万円」は過年度の旧数値であり、最新の実態とは異なります。年収を判断材料にする際は、必ず最新の有価証券報告書に基づく556万円を基準にしてください。ただし、この数値は本社中心の単体の平均であり、レコードブックを含む連結全体の現場スタッフまで含めた平均ではない点には留意が必要です。職種・等級・業績によって個人の金額は変動するため、実際の提示額は内定時の労働条件通知書で確認してください。
介護の会社なのに、なぜIT企業と言われるのですか?
公式情報として、同社の売上構成は約68.9%がヘルスケアソリューション事業(ケアマネジャー向けポータルCMO、介護レセプト点検、システム開発など)で占められています。つまり主力は介護現場の運営そのものではなく、介護を支えるITサービス・基盤です。残り約31.1%が運動特化型通所介護「レコードブック」の在宅サービス事業です。このため「介護×IT企業」「ヘルスケアSaaS企業」と表現するのが実態に近いと言えます。社名に「インターネット」とあるのも、創業の出自がWeb・インターネットサービスにあるためです。求職者目線では、ITスキルを介護という成長市場で活かせる会社、と理解すると分かりやすいでしょう。
離職率は高いのでしょうか?
離職率の高さを示す公式データは確認できていません。公式情報として、提出会社単体の平均勤続年数は5.3年であり、2001年設立・2017年上場という社歴を踏まえると、新興企業としては極端に短いわけではない水準です。ただしこれは本社中心の単体の数値で、FC・直営のレコードブック現場を含む連結では、業界特性上、入れ替わりがこれより大きい可能性があります(推定情報)。退職理由は人それぞれであり、キャリアアップ・家庭事情・ミスマッチなど多様です。口コミの一面的な解釈は避け、配属事業ごとの実態を面接で確認することをおすすめします。
将来性はありますか?成長は続くのでしょうか?
将来性については前向きな材料が多いと考えられます。背景にあるのが2040年問題で、高齢者人口の増大により介護・医療の需要が構造的に拡大します。これは同社の事業にとって追い風です。業績面でも、2026年3月期は売上高58.9億円(前年比+14.2%)・営業利益5.36億円(同+33.8%)と増収増益を達成しました。中期経営計画では2028年3月期に売上73.9億円・営業利益率13.3%・ROE22%を目標に掲げています。計画は目標であり達成が保証されたものではありませんが、需要の裏付けがある点で現実味があると評価できます(編集部の見解)。ストック型事業を軸とした効率的な成長が、今後の鍵になると考えられます。
未経験から転職できますか?どんなスキルが評価されますか?
推定情報として、職種により未経験可の募集がある可能性はありますが、最新の募集要項は公式採用サイトで確認してください。評価されやすいのは、SaaS・Webサービスの企画/開発/営業/カスタマーサクセスの経験、データに基づく改善力、そして介護・医療・福祉という社会課題への当事者意識だと考えられます。介護業界からの転職者であれば、現場理解やケアマネジャー・介護事業者の課題感を語れることが強みになります。逆にIT業界出身者であれば、専門職向けプロダクトの価値訴求や、複雑な制度業務を仕組みで解く視点が評価につながり得ます。「なぜ介護×ITなのか」を自分の言葉で語れるよう準備することをおすすめします。
同業他社(エス・エム・エスなど)と比べてどうですか?
編集部の見解として、インターネットインフィニティーは「介護×IT」の成長文脈にありつつ、最大手より小回りの利く規模という立ち位置です。介護×ITの最大手であるエス・エム・エス(2175)は大手の安定基盤が魅力で、AI技術志向ならエクサウィザーズ(4259)、現場の介護サービスで貢献したいなら在宅介護大手という選び方ができます。同社の魅力は、ストック型のヘルスケアソリューション事業とリアル拠点(レコードブック)の両面を持ち、裁量を持って事業に関われる点です。規模の安定を最優先するか、成長フェーズの裁量を取るかで、最適な選択は変わります。複数社を比較しながら、自分の優先順位に合う1社を見極めることをおすすめします。
▼ 最後に:転職判断の壁打ちは無料で可能です
ここまでお読みいただきありがとうございました。記事だけでは判断しきれない「自分のケース」「具体的な選択肢比較」「面接対策」などは、当社の無料相談でじっくり整理できます。当社はユーザーから費用を取らず、客観的な視点で最適なエージェント・企業・キャリアパスを案内する中立サービスです。元転職エージェントが、あなたのキャリアを丁寧にサポートします。
本記事の出典・参考情報
本記事で参照した一次情報・口コミ情報の出典は以下の通りです。公式情報・口コミ傾向・推定情報の3分類で記載しており、最新の正確な数値は各リンク先で確認してください。
公式情報源
- 株式会社インターネットインフィニティー 公式サイト
- インターネットインフィニティー IRページ(決算短信・中期経営計画)
- インターネットインフィニティー 採用情報
- EDINET(金融庁・有価証券報告書検索)
口コミ・評判の参照元
免責事項:本記事の数値・評価は公式情報・口コミ傾向・推定情報の3分類で示しており、口コミ傾向や推定情報は断定ではなく傾向・可能性として表現しています。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数は提出会社(単体)ベース、業績は連結ベースです。最終判断は読者自身で公式IRおよび内定時の労働条件通知書で確認してください。

