アイビスの評判|「ibisPaint開発元」の実態は?年収461万と受託・SESの働き方
この記事の結論
- 「ibisPaintの会社」だが主力人員は受託・SES。連結従業員356名のうち272名がソリューション事業(受託開発・SES)で、世界的アプリを作る少数精鋭のモバイル事業(48名)とは働き方が分かれます(公式情報)。
- 平均年間給与は約461万円(有価証券報告書 第27期・単体)。平均年齢33.8歳と若く、IT業界の中では標準的な水準です(公式情報)。
- 自社アプリで営業利益率約24%の高収益。売上50.05億円・営業利益12.02億円(連結・第27期)と、規模は中堅ながら利益率の高い体質が特徴です(公式情報)。
- 年休124〜125日・残業月12〜14h・リモート可と働きやすさの口コミ傾向は良好。一方で「SIer・東京都」として口コミが蓄積されており、配属事業による差を理解して選ぶのが鍵です(口コミ傾向)。
「アイビス(ibisPaint開発元・東証グロース9343)への転職、実際どうなの?」と検索したあなたへ。本記事は、世界累計5億ダウンロードを超えるペイントアプリibisPaint(アイビスペイント)を開発する株式会社アイビスを、転職検討者の目線で掘り下げます。結論を先に言えば、アイビスは「有名アプリの会社」というイメージと、「実際の働き方は受託開発・SESが主力」という実態に大きなギャップがある会社です。この記事では、有価証券報告書の一次データと口コミ傾向を分けて整理し、年収・働き方・キャリアの判断材料を提供します。なお、福祉系のIBIS東海・アイビスホールディングス、広告制作のアイビス(大阪)とは別会社です。本記事の対象は東証グロース上場・証券コード9343の株式会社アイビスに限定します。
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株式会社アイビスとはどんな会社か(ibisPaint開発元の基本情報)
まず押さえるべき結論は、アイビスは「世界的アプリを持つが、人員の主力は受託・SES」という二面性のある会社だということです。転職検討者にとって最も重要なのは、この二面性を理解したうえで「自分はどの事業に関わるのか」を見極めることです。ここでは会社の基本像を整理します。
公式情報として、有価証券報告書(第27期=2025年12月期)および公式サイトをもとに整理すると、株式会社アイビスは1999〜2000年に創業されたモバイル黎明期からのIT企業です。2023年に東証グロース市場へ上場(証券コード9343)し、本社は東京都中央区八丁堀、名古屋・大阪に開発拠点を構えます。決算期は12月。事業は次の3つで構成されています。
- モバイル事業:ペイントアプリ「ibisPaint(アイビスペイント)」を中心とする自社サービス。公式表記によると世界累計5億ダウンロードを超え、欧米のアクティブユーザー数でペイントアプリ4年連続No.1とされています(出典:公式IR・会社資料)。
- ソリューション事業:Web・スマホアプリを中心とする受託開発およびSES(システムエンジニアリングサービス)。連結従業員356名のうち272名がこの事業に所属し、人員面での主力です。
- AI歌声合成事業:音声・歌声合成技術を用いた新領域。少数(連結11名)で取り組む先端事業です。
つまり、ibisPaintの知名度から「自社アプリ開発のクリエイティブな会社」という印象を持ちがちですが、実際に多くの社員が携わるのはクライアント向けの受託・客先常駐開発です。この点を最初に理解しておくと、求人や口コミの読み方が大きく変わります。
「ibisPaintの会社」イメージと実態のギャップ
結論として、転職先としてのアイビスを「アプリ開発会社」と一括りに捉えるのは誤解のもとです。同じ会社でも、配属される事業によって仕事内容・キャリア・働き方が大きく異なるためです。
モバイル事業は自社プロダクトをグローバルに運営する少数精鋭の組織で、企画から開発・運用まで一気通貫で関われる可能性があります。一方ソリューション事業は、クライアントの課題に応じたWeb・スマホアプリ開発やSESが中心で、案件・常駐先によって使う技術や働き方が変わります。口コミ傾向として、OpenWorkでは「SIer・東京都」の企業として分類・蓄積されており(口コミ約167件)、投稿の多くがシステム開発(オープン系・WEB系)の職種からのものです。これは、実態として受託・SES部門の声が口コミの中心になっていることを裏づけています。
転職の場面では、「ibisPaintのチームに入りたい」のか「Web・スマホアプリの受託開発でキャリアを積みたい」のかを最初に整理し、応募時に配属事業を確認することが重要です。同じ社名でも、入る扉によって見える景色が違うと考えておきましょう。
アイビスの公式データ一覧(有価証券報告書ベース)
本記事で扱う公式数値を一覧で確認できます。すべて公式情報(有価証券報告書 第27期=2025年12月期)に基づく実額です。最新の正確な数値は公式IRページおよびEDINETで再確認してください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 約461万円(4,608千円・提出会社=単体) |
| 平均年齢 | 33.8歳 |
| 平均勤続年数 | 4.1年 |
| 従業員数 | 単体341名/連結356名(モバイル48・ソリューション272・AI歌声合成11・全社25) |
| 売上高 | 50.05億円(連結) |
| 営業利益 | 12.02億円(連結・営業利益率 約24%) |
| 経常利益/当期純利益 | 12.16億円/8.49億円(連結) |
| 上場区分/証券コード | 東証グロース市場(2023年上場)/9343 |
| 本社/拠点 | 東京都中央区八丁堀(名古屋・大阪に開発拠点) |
| 出典 | 第27期 有価証券報告書「従業員の状況」(EDINET E38440)/公式IR資料 |
前期(第26期=2024年12月期)は売上46.25億円・営業利益11.55億円でした。有価証券報告書によると、増収増益基調を維持しており、規模は中堅ながら利益体質が安定していることが読み取れます。
アイビスの年収を徹底検証(公式平均461万円のリアル)
転職検討者が最も知りたいのは年収でしょう。結論を先に示すと、アイビスの平均年間給与は約461万円(公式・単体)で、平均年齢33.8歳という若さを踏まえればIT業界の中では標準的な水準です。ここでは「公式平均→年齢・勤続→口コミ傾向→職種別推定→確認ポイント」の順に整理します。
公式平均年収と平均年齢・勤続年数
公式情報として、有価証券報告書(第27期)によると、提出会社(単体)の平均年間給与は4,608千円=約461万円です。あわせて、平均年齢は33.8歳、平均勤続年数は4.1年と開示されています。
この数字をどう読むかがポイントです。平均年齢33.8歳という若さで461万円という水準は、20代後半〜30代前半の社員が多い組織であることを示唆します。勤続年数4.1年は、2023年上場・近年に採用を拡大してきた成長企業として自然なレンジで、極端に短いわけではありません。年齢が上がり役職・スキルが高まれば、平均より高い年収を得る層も一定数いると推定されます(推定情報)。
口コミ上の年収傾向
口コミ傾向として、OpenWorkや転職会議などの投稿では、システム開発職(オープン系・WEB系エンジニア)を中心に、職種・経験年数に応じた幅のある年収が語られています。投稿の傾向としては「年齢・等級が上がると昇給する」「賞与は業績連動の要素がある」といった声が見られます。ただし口コミは個人の主観・投稿時期のばらつきがあるため、あくまで参考の位置づけです。
また、求人ボックス等の二次集計サービスでは平均年収を452万円前後と推定する例もあります(推定情報)。これは公式の有報実額461万円とおおむね整合的で、大きな乖離はありません。本記事では主たる年収値として有報の461万円を採用し、二次集計値は補足の参考にとどめます。
職種・役職別の推定年収レンジ
求人情報では、職種・役職によって平均を上回るモデル年収が提示されています。推定情報として整理すると、おおよそ次のようなレンジが考えられます。
- 若手〜中堅エンジニア:公式平均(約461万円)前後が目安と考えられます。スキル・案件難度で上下します。
- 経験豊富なエンジニア・リーダー:求人で年収モデル700万円〜が提示される例があり、役職・スキルに応じて平均を上回る可能性があります(推定情報)。
- SI/SES営業など:求人で年収1,000万円も可とされる例があります。これは成果連動・上位役職を前提とした上限モデルであり、全員が到達する金額ではない点に注意が必要です(推定情報)。
重要なのは、これらの高めのモデル年収は「職種差・役職差」によるものであり、公式の平均461万円と矛盾しないという理解です。平均は全社・全職種をならした実額、モデル年収は特定ポジションの上限例だと切り分けて読みましょう。

求人の「年収1,000万円可」と平均461万円、どっちが本当なの?
どちらも事実です。461万円は全社平均の実額(有報)、1,000万円は営業の上位役職など特定ポジションの上限モデル。自分が応募する職種ではどのレンジかを面接で確認するのが正解です。

転職時に年収で確認すべきポイント
結論として、年収交渉・確認では「平均」ではなく「自分のオファー」を具体的に押さえることが大切です。確認すべきポイントは次の通りです。
- 応募職種の想定年収レンジ(下限・上限)と、その内訳(基本給・賞与・各種手当)。
- 賞与の業績連動の度合いと、過去の支給実績の傾向。
- 昇給・等級制度の運用実態(何年でどの程度上がる傾向か)。
- SES・受託の場合の残業代の扱い(固定残業の有無・超過分の支給)。
- 内定時の労働条件通知書で、口頭説明と書面が一致しているか。
これらを内定前に確認しておくことで、「入社後に思っていた年収と違った」というミスマッチを防げます。
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アイビスの働き方・残業・休日・福利厚生
結論として、アイビスは「年休124〜125日・残業月12〜14h・リモート可」と、IT業界の中でも働きやすさの口コミ傾向は良好な部類です。ただし、配属事業や常駐先によって実態に差が出る点は理解しておく必要があります。
口コミ傾向として、求人票や口コミでは年間休日124〜125日、平均残業は月12〜14時間程度、リモートワーク可といった条件が示されています。月12〜14時間という残業水準は、いわゆる「残業少なめ」に該当し、ワークライフバランスを重視する人にとっては魅力的なポイントです。エンジニアの口コミでも「比較的落ち着いて働ける」「休みが取りやすい」という投稿傾向が見られます。
一方で注意したいのが、SES・客先常駐の場合は常駐先の文化や繁忙度に左右される点です。これは特定の会社の問題ではなく、SESという働き方の構造上の特徴です。常駐先が変われば残業時間や勤務環境も変わり得るため、平均値だけで判断せず、応募職種が自社開発か常駐かを確認することが大切です。
福利厚生・制度面の傾向
福利厚生については、上場企業として社会保険・各種手当・休暇制度が整備されていると推定されます(推定情報)。リモートワーク可という点は、通勤負担を抑えたい人や地方在住からの転職を検討する人にとって実利のあるメリットです。
ただし、福利厚生の細部(住宅手当・資格取得支援・評価制度の運用など)は公開情報だけでは判断しきれません。口コミと求人票で大枠を把握しつつ、最終的には面接や内定時に具体的な制度内容を確認するのが確実です。なお、こうした制度の運用実態は社員口コミで補完できますが、投稿の主観性を踏まえて「傾向」として読み解く姿勢が重要です。
名古屋・大阪の開発拠点という選択肢
働き方を考えるうえで見落とされがちなのが、勤務地の選択肢です。公式情報として、アイビスは本社の東京都中央区八丁堀に加え、名古屋・大阪に開発拠点を構えています。これは転職検討者にとって実利のあるポイントです。
具体的には、関西・東海エリアで暮らしながらWeb・スマホアプリ開発のキャリアを積みたい人にとって、地元拠点で上場IT企業に勤められる可能性があるということです。IT企業の開発拠点は東京一極集中になりがちなため、複数拠点を持つことは地方在住者・Uターン/Iターン希望者にとって魅力になり得ます。さらにリモートワーク可という条件と組み合わせれば、勤務地の柔軟性は比較的高いと考えられます(推定情報)。応募の際は、希望する勤務地でどの事業・職種の募集があるかを確認すると、ミスマッチを避けられます。
アイビスの社風・評価制度・キャリアパス
結論として、アイビスのキャリアは「自社開発(モバイル)」と「受託・SES(ソリューション)」で大きく分岐するのが最大の特徴です。どちらを志向するかで、得られるスキルもキャリアの方向性も変わります。
口コミ傾向として、社風は「落ち着いている」「エンジニアが働きやすい環境」という投稿が見られます。技術志向の人にとっては、Web・スマホアプリの開発に幅広く関われる点が成長機会になり得ます。
自社開発(モバイル)と受託・SES(ソリューション)のキャリアの違い
2つの事業のキャリアの違いを整理します。これは転職判断の中核なので、しっかり押さえておきましょう。
- モバイル事業(自社開発・連結48名):ibisPaintなど自社プロダクトを世界規模で運営。企画・開発・運用に一気通貫で関わり、プロダクト志向のキャリアを築ける可能性があります。少数精鋭のため、ポジションは限られると推定されます(推定情報)。
- ソリューション事業(受託・SES・連結272名):クライアント向けのWeb・スマホアプリ開発が中心。多様な案件・技術に触れられ、開発経験を幅広く積めます。常駐先によって環境が変わるため、適応力が求められます。
- AI歌声合成事業(連結11名):先端領域に挑戦する少数組織。音声・AI技術に関心がある人にとってはユニークな選択肢です。
キャリア設計の観点では、「自社プロダクトを長く育てたい」ならモバイル事業、「多様な開発案件で技術力の幅を広げたい」ならソリューション事業、という整理ができます。応募前に自分の志向と配属事業を照らし合わせることが、入社後の満足度を大きく左右します。
評価制度・成長環境の口コミ傾向
口コミ傾向として、評価制度や昇給に関しては「等級・役職に応じて上がる」「成果が反映される面がある」といった声が見られます。一方で、評価の納得感や昇給スピードについては個人差のある投稿も見られ、これはどの企業にも共通する傾向です。
成長環境としては、上場企業として一定の開発体制・プロセスが整っていると推定され、Web・スマホアプリ開発の実務経験を積みたい若手〜中堅エンジニアには学びの多い環境と考えられます(推定情報)。ただし口コミはサンプルや時期に偏りがあるため、面接で「評価制度の具体的な運用」「キャリアパスの実例」を質問して、自分の目で確かめることをおすすめします。
長く働けるか(勤続年数とキャリアの積み上げ方)
結論として、アイビスは「習得したスキルが他社でも通用する形で積み上がる」ため、長期就業にもキャリアの可搬性にも対応しやすいと考えられます。これは転職検討者にとって重要な観点です。
公式情報として、平均勤続年数は4.1年です。2023年上場・近年に採用を拡大してきた成長企業であることを踏まえると、この数字は「離職が多い」と断定できるものではなく、組織が拡大フェーズにある企業として自然なレンジと読めます。むしろ重要なのは、ここで身につくスキルの中身です。Web・スマホアプリ開発のスキルは、自社開発でも受託でも市場価値が高く、仮に将来別の道を選ぶことになっても次のキャリアにつなげやすい性質があります。
実利の面で言えば、「自社プロダクト運営の経験」も「多様な受託案件の経験」も、どちらもポータブルな技術資産になります。長く腰を据えて働きたい人にとっては成長企業としての伸びしろが、将来の選択肢を広げたい人にとっては市場価値の高いスキルが、それぞれ得られる環境だと整理できます。自分のキャリア観に合わせて、どの事業でどんな経験を積むかを設計するとよいでしょう。
アイビスの将来性とIT・アプリ業界の文脈
結論として、アイビスは「自社アプリの高収益」と「受託・SESの安定需要」という2つのエンジンを持つ点で、将来性のバランスが取れていると評価できます。
公式情報として、有価証券報告書によると第27期は売上50.05億円・営業利益12.02億円で、営業利益率は約24%と高い水準にあります。この高収益の源泉は、世界5億DLを超えるibisPaintという自社アプリの存在です。自社サービスは一度ユーザー基盤を築けば、受託に比べて利益率が高くなりやすい構造を持ちます。
一方、受託開発・SESは景気変動の影響を受けつつも、企業のDX需要を背景に中長期で堅調な需要が見込まれる領域です。IT人材不足が続く中、Web・スマホアプリ開発の受託・SESは安定した事業基盤になり得ます。2つの収益源を併せ持つことは、片方が不調でももう片方が支えるリスク分散として機能すると考えられます(推定情報)。
業界文脈としては、生成AIの台頭でアプリ開発・受託開発の手法が変化しつつあります。アイビスがAI歌声合成という先端事業を持つことは、技術トレンドへの感度を示すものとも読めます。転職検討者にとっては、「自社プロダクト」「受託・SES」「AI領域」のどこに身を置きたいかを軸に、自分のキャリアと会社の成長領域を重ねて考えるとよいでしょう。
ibisPaintが支える収益基盤の意味
転職先の安定性を測るうえで、収益構造の理解は欠かせません。結論として、アイビスの収益は「ストック性のある自社アプリ」が下支えしている点が、受託専業のIT企業との大きな違いです。
受託開発・SESは案件ごとに売上が立つフロー型のビジネスで、受注状況に業績が左右されやすい側面があります。これに対して、ibisPaintのような自社アプリは、いったん世界規模のユーザー基盤を築けば、広告・課金などから継続的に収益が生まれやすいストック型の性質を持ちます。公式情報として、欧米アクティブユーザー数でペイントアプリ4年連続No.1とされる強いユーザー基盤(出典:公式IR・会社資料)が、営業利益率約24%という高収益を支えていると考えられます。
転職検討者の視点では、これは「景気や個別案件の波に対して、会社全体としての耐性が比較的高い可能性がある」という安心材料になり得ます(推定情報)。ただし、アプリ市場は競合やプラットフォーム手数料の変化など外部要因の影響も受けるため、自社アプリがあるから絶対安泰と考えるのではなく、最新のIRで収益動向を継続的に追う姿勢が大切です。
アイビスと同業他社の比較表
アイビスを「アプリ・受託開発・SES」を手がける上場IT企業として捉え、同業の上場企業と比較します。年収・働きやすさ・将来性・転職難易度・向いている人の5観点で整理しました。年収は各社の有報や公開情報をもとにした推定情報を含むため、最新の正確な数値は各社の公式IRで再確認してください。
| 企業名 | 平均年収(目安) | 働きやすさ | 将来性 | 転職難易度 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|---|
| アイビス(9343) | 約461万円(有報・単体) | 残業少なめ・リモート可で良好 | 自社アプリ+受託の二本柱で安定 | 中(職種により幅) | Web/スマホ開発志向・働き方重視の人 |
| SHIFT(3697) | 高め(ソフトウェアテスト大手) | 成長企業で変化が速い傾向 | テスト市場拡大で高い | やや高〜高 | 急成長・実力主義を望む人 |
| gumi(3903) | 業界水準(ゲーム開発) | プロジェクト依存の傾向 | ゲーム・ブロックチェーン領域に挑戦 | 中〜やや高 | ゲーム・自社IP志向の人 |
| ドリコム(3793) | 業界水準(ゲーム・メディア) | プロジェクト依存の傾向 | ゲーム・メディア事業を展開 | 中 | エンタメ・自社サービス志向の人 |
| メンバーズ(2130) | 業界水準(デジタル人材・受託) | 常駐・チーム支援型で多様 | DX支援需要で堅調 | 中 | 受託・DX支援でキャリアを積む人 |
比較から見えるアイビスの立ち位置は、「世界的アプリという独自資産を持ちながら、受託・SESで安定基盤も確保している中堅IT企業」です。SHIFTのような急成長・高年収を最優先するなら他社も比較対象になりますが、働き方の良さと、有名自社アプリに関われる可能性のバランスを重視するならアイビスは有力な選択肢になります。なお比較表の他社評価は公開情報からの推定情報であり、各社の詳細は必ず一次情報で確認してください。
アイビスの採用・選考フローと面接対策
結論として、アイビスの選考では「どの事業・職種に応募するか」を明確にし、その事業に合った経験・志望動機を語ることが通過の鍵になります。
推定情報として、一般的なIT企業の選考フローを踏まえると、書類選考→面接(複数回)→内定という流れが想定されます。エンジニア職では技術面の確認(これまでの開発経験・使用技術・成果物)が重視されると考えられます。求人では「年休125日」「残業少なめ」といった働きやすさを打ち出しているため、応募者は多い可能性があり、職種により難易度に幅が出ると推定されます。
面接で伝えるべきこと・確認すべきこと
面接を成功させるために、伝える側・確認する側の両面で準備しておきましょう。
- 伝える:応募事業(モバイル/ソリューション/AI)に沿った経験・スキル。なぜその事業なのかの具体的な志望動機。
- 伝える:Web・スマホアプリ開発の実務経験、チーム開発の経験、課題解決のエピソード。
- 確認する:配属事業と具体的な業務内容(自社開発か常駐か)。
- 確認する:想定年収レンジ・評価制度・残業や休日の実態。
- 確認する:リモートワークの頻度・出社ルール。
特に「自社アプリに関わりたい」という動機だけで応募すると、ソリューション事業(受託・SES)への配属になった際にミスマッチが生じかねません。どの事業でも活きる開発スキルと、その事業を選ぶ理由をセットで準備しておくことが大切です。
志望動機の作り方(ギャップを踏まえた差別化)
結論として、「ibisPaintが好き」だけで終わらせず、会社の二面性を理解したうえで自分の貢献を語れる人が、面接で好印象を残しやすいと考えられます。多くの応募者が知名度に惹かれて応募する中で、実態を踏まえた志望動機は差別化になります。
具体的には、次のような構成で志望動機を組み立てると説得力が増すと推定されます(推定情報)。まず、ibisPaintや会社の事業に魅力を感じた理由を率直に述べます。そのうえで、「人員の主力は受託・SESであること」「自分が応募する事業で何ができるか」を理解していることを示します。最後に、自分の開発経験・スキルがその事業でどう活きるかを具体的に結びつけます。
このように「憧れ」と「実態理解」と「自分の貢献」を一本の線でつなげると、表面的な志望動機との差が明確になります。求職者にとっては、会社研究の深さが伝わり、ミスマッチのリスクが低い人材だと評価されやすくなる実利があります。
アイビスのリスク・懸念点(口コミベース)
公平な判断のため、懸念点も整理します。結論として、アイビスの主な留意点は「事業による働き方の差」と「口コミの分類(SIerとして蓄積)」を理解せずに応募するミスマッチにあります。断定的なネガティブ評価ではなく、傾向として把握してください。
- 事業による差:自社開発(モバイル)と受託・SES(ソリューション)で働き方・キャリアが異なります。イメージだけで選ぶと入社後にギャップを感じる可能性があります(推定情報)。
- SES・常駐の特性:常駐先によって環境・繁忙度が変わるのはSESの構造的特徴です。安定した環境を最優先する人は、自社開発比率の高いポジションを志望すると良いでしょう(口コミ傾向)。
- 口コミの読み方:OpenWorkでは「SIer・東京都」として口コミが蓄積されており、投稿の多くが受託・SES部門からのものです。モバイル事業の働き方とは異なる可能性があるため、職種を区別して読む必要があります(口コミ傾向)。
- 年収の幅:平均461万円に対し、求人モデルでは700万円〜1,000万円も示されますが、これは職種・役職差です。自分のオファー金額を具体的に確認しないと期待値がずれる可能性があります(推定情報)。
これらはいずれも「事前に確認すれば回避できる」性質のものです。懸念点を理解したうえで自分に合うポジションを選べば、働きやすさと成長機会を両立できる会社だと考えられます。
編集部の見解・おすすめ度
編集部の見解として、アイビスは「働き方の良さと、有名自社アプリに関われる可能性を両立したい、Web・スマホアプリ志向のエンジニア」に総合的におすすめできる会社だと考えられます。ただし万人向けではなく、向き不向きがはっきり分かれる会社でもあります。ここでは中立の立場から、両面で評価します。
おすすめできる理由(ポジティブ評価)
総合すると、次の点はアイビスの強みと考えられます。
- 働きやすさ:年休124〜125日・残業月12〜14h・リモート可という条件は、IT業界の中でもバランスが良い部類です。ワークライフバランスを重視する人には実利が大きいと評価できます(口コミ傾向)。
- 高収益体質:営業利益率約24%(公式・連結)は、自社アプリibisPaintという独自資産に支えられた強みです。会社としての安定性・継続性の観点でプラス材料と考えられます(公式情報)。
- キャリアの選択肢:自社開発・受託・AIと複数の事業があり、志向に応じてキャリアを選びやすい点は魅力です。
- 有名プロダクトへの関与可能性:世界5億DL超のibisPaintに関われる可能性は、プロダクト志向のエンジニアにとって大きな動機になり得ます。
慎重に検討すべき人(注意点)
一方で、次のような人は慎重に検討したほうがよいと編集部の見解として考えます。
- 「ibisPaintの開発だけ」を期待する人:人員の主力は受託・SESです。モバイル事業は少数精鋭で、必ずしも希望どおり配属されるとは限りません。イメージ先行での応募は要注意です。
- 短期で大幅な年収アップを最優先する人:平均461万円は年齢を踏まえれば標準的ですが、急成長・高年収を最優先するなら他社(例:SHIFT等)も併せて比較すべきです。
- 常駐・環境変化を避けたい人:SES職の場合は常駐先で環境が変わります。安定した自社環境を望むなら、自社開発比率の高いポジションを志望する必要があります。
結論として、「働き方を大切にしながらWeb・スマホアプリの開発でキャリアを積みたい人」「有名アプリの会社で安定基盤のもとに働きたい人」には前向きに検討する価値がある会社です。逆に、配属事業へのこだわりが強い人・年収最大化が最優先の人は、応募前に配属とオファー条件を入念に確認することをおすすめします。最終的な判断は、必ず一次情報と内定時の労働条件で行ってください。
おすすめ度の総評(編集部の判断軸)
編集部の見解として、アイビスのおすすめ度を一言でまとめるなら「期待値を正しくセットできる人ほど満足度が高い会社」です。これは、知名度から来るイメージと実態のギャップが大きいぶん、事前理解の有無で評価が分かれやすいという意味です。
判断軸を整理すると、次の3点が揃う人には特におすすめできると考えられます。第一に、Web・スマホアプリ開発という技術領域に前向きであること。第二に、年収最大化よりも働き方のバランスや会社の安定性を重視すること。第三に、自社開発と受託・SESの違いを理解し、配属事業を確認したうえで応募する姿勢があること。この3点が揃えば、残業少なめ・リモート可・高収益体質という強みを実利として享受しやすいでしょう。
反対に、これらのいずれかが大きくずれる場合は、無理にアイビスにこだわらず他社も含めて広く比較するほうが、後悔のない選択になりやすいと考えられます。転職は「良い会社かどうか」ではなく「自分に合うかどうか」で決まります。本記事の公式データと口コミ傾向を、ぜひあなた自身の優先順位と照らし合わせて活用してください。
アイビスに向いている人・向かない人
これまでの情報を、転職判断に直結する形で整理します。自分がどちらに当てはまるかをチェックしてみてください。
向いている人
- Web・スマホアプリの開発でキャリアを積みたいエンジニア
- 残業少なめ・リモート可など働き方のバランスを重視する人
- 有名自社アプリ(ibisPaint)に関わる可能性に魅力を感じる人
- 多様な受託案件で技術の幅を広げたい人
- 上場企業の安定基盤のもとで落ち着いて働きたい人
向かない人・慎重に検討すべき人
- 「自社アプリ開発だけ」を確約してほしい人(主力は受託・SES)
- 短期間での大幅な年収アップを最優先する人
- 常駐先の変化や環境の変動を避けたい人
- 配属事業へのこだわりが非常に強い人
向き不向きは「良い・悪い」ではなく「相性」の問題です。自分の優先順位(働き方・年収・関わるプロダクト)を明確にして、アイビスの実態と照らし合わせることが、後悔しない転職への近道です。
アイビスに関するよくある質問(FAQ)
転職検討者からよく挙がる疑問に、公式情報・口コミ傾向・推定情報を分けてお答えします。最終的な判断は一次情報で確認してください。
アイビスはibisPaint(アイビスペイント)を作っている会社ですか?
はい、本記事の対象である株式会社アイビス(東証グロース・証券コード9343)は、世界累計5億ダウンロードを超えるペイントアプリibisPaintを開発・運営するモバイル事業を持つ会社です(公式情報)。ただし注意点として、福祉系のIBIS東海・アイビスホールディングス、広告制作のアイビス(大阪)など同名の別会社が複数存在します。転職情報を調べる際は、上場区分(東証グロース)・証券コード(9343)・本社所在地(東京都中央区八丁堀)で対象会社を特定すると間違いがありません。なお、社名は同じでも事業内容がまったく異なるため、口コミや求人を見る際も対象企業を取り違えないよう確認してください。
アイビスの平均年収はいくらですか?
有価証券報告書(第27期=2025年12月期)によると、提出会社(単体)の平均年間給与は約461万円(4,608千円)です(公式情報)。平均年齢は33.8歳、平均勤続年数は4.1年と開示されています。求人ボックス等の二次集計では452万円前後と推定する例もありますが(推定情報)、有報の実額とおおむね整合しています。本記事では一次情報である有報の461万円を主たる年収値として扱っています。求人で示される700万円〜や1,000万円可といったモデル年収は、特定の職種・役職を前提とした例であり、平均とは別物として理解してください。
「ibisPaintの会社」なのに受託・SESが主力って本当ですか?
はい、本当です(公式情報)。有価証券報告書によると、連結従業員356名のうち272名がソリューション事業(受託開発・SES)に所属しており、人員面での主力です。モバイル事業(ibisPaint等)は48名と少数精鋭で運営されています。つまり、知名度の高いアプリを持つ一方で、実際に多くの社員が携わるのはクライアント向けのWeb・スマホアプリ開発や客先常駐です。転職を検討する際は、自分がどの事業・職種に応募するのかを明確にし、面接で配属事業を確認することが重要です。このギャップを理解しておくことが、入社後のミスマッチを防ぐ最大のポイントになります。
アイビスの残業や休日はどのくらいですか?
求人票や口コミでは、年間休日124〜125日、平均残業は月12〜14時間程度、リモートワーク可といった条件が示されています(口コミ傾向)。月12〜14時間という残業水準はIT業界の中でも少なめの部類で、働きやすさを重視する人には魅力的です。ただし、SES・客先常駐の場合は常駐先の文化や繁忙度に左右されるため、平均値だけで判断せず、応募職種が自社開発か常駐かを確認することをおすすめします。最終的な勤務条件は、内定時の労働条件通知書で必ず確認してください。
アイビスの将来性はどうですか?
編集部の見解として、将来性のバランスは取れていると考えられます。公式情報として、第27期は売上50.05億円・営業利益12.02億円、営業利益率は約24%と高収益です。この高収益はibisPaintという自社アプリに支えられています。加えて、受託開発・SESはDX需要を背景に中長期で堅調な需要が見込まれる領域で、「自社アプリ」と「受託・SES」という2つの収益源を持つことはリスク分散として機能すると考えられます(推定情報)。さらにAI歌声合成という先端事業も持ち、技術トレンドへの感度もうかがえます。ただし将来の業績は外部環境にも左右されるため、最新のIR資料で継続的に確認することをおすすめします。
アイビスの選考難易度は高いですか?
推定情報として、職種により難易度に幅があると考えられます。エンジニア職では、これまでの開発経験・使用技術・成果物といった技術面が重視されると想定されます。求人では「年休125日」「残業少なめ」などの働きやすさを打ち出しているため応募者が集まりやすく、人気職種では競争率が上がる可能性があります。対策としては、応募事業(モバイル/ソリューション/AI)に沿った経験と、なぜその事業を志望するのかを具体的に語れるよう準備することが有効です。Web・スマホアプリ開発の実務経験やチーム開発のエピソードを整理しておくと、面接で説得力が増します。
未経験からアイビスのエンジニアに転職できますか?
推定情報として、求人内容によっては経験者を中心に募集している可能性が高いと考えられます。一般にWeb・スマホアプリ開発の受託・SESでは、即戦力に近いスキルが求められる傾向があります。一方で、ポテンシャル採用や若手向けの枠が用意される場合もあるため、最新の求人要件を必ず確認してください。未経験・経験浅めの方は、ポートフォリオ(自作アプリ・成果物)の準備や、基礎的な開発スキルの習得で評価を高められる可能性があります。自分の経歴で応募可能かを客観的に判断したい場合は、転職エージェントなど第三者に相談して、求人とのマッチ度を確かめるのが確実です。
▼ 最後に:アイビスへの転職判断の壁打ちは無料で可能です
ここまでお読みいただきありがとうございました。記事だけでは判断しきれない「自分のケース」「具体的な選択肢比較」「面接対策」などは、当社の無料相談でじっくり整理できます。当社はユーザーから費用を取らず、客観的な視点で最適なエージェント・企業・キャリアパスを案内する中立サービスです。元転職エージェントが、あなたのキャリアを丁寧にサポートします。
本記事の出典・参考情報
本記事で参照した一次情報・口コミ情報の出典は以下の通りです。公式数値はすべて有価証券報告書(第27期)に基づく実額で、最新の正確な数値は各リンク先で確認してください。
公式情報源
- 株式会社アイビス 公式サイト
- 株式会社アイビス IRページ
- 株式会社アイビス 採用情報
- EDINET(金融庁・有価証券報告書検索/EDINETコード E38440)
- IRバンク(株式会社アイビス・第27期 従業員の状況)
口コミ・評判の参照元
免責事項:本記事の数値・評価は公式情報・口コミ集計・市場推定の3分類で示しており、口コミ傾向や推定情報は断定ではなく傾向・可能性として表現しています。年収などの公式数値は有価証券報告書(第27期)の実額に基づきますが、最終判断は読者自身で公式IRおよび内定時の労働条件通知書で確認してください。同名の別会社(IBIS東海・アイビスホールディングス・広告制作のアイビス等)とは異なる、東証グロース上場・証券コード9343の株式会社アイビスを対象としています。
