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クニミネ工業の売上5期で15%増|利益の伸びは3.7%にとどまる

クニミネ工業の5期の売上高と経常利益の伸びの差を示したアイキャッチ画像
コロ助

※本記事にはプロモーションを含みます。

クニミネ工業の第92期(2026年3月期)は、売上高16,403,537千円、経常利益1,750,555千円でした。5期前の第88期と比べると、売上高は+15.0%、経常利益は+3.7%です(増減率は編集部の算出)。

売上は伸びているのに、利益の伸びがそれに追いついていない。この形をどう受け取るかが、この会社を転職先として見るときの最初の分かれ目になります。平均年間給与は5,610,000円、従業員は228人です。

結論|売上は伸び、利益は横ばい、人はわずかに減っている

確認項目 結果 根拠
平均年間給与 5,610,000円 第92期有価証券報告書「従業員の状況」の提出会社の欄
平均勤続年数 12.2年(平均年齢43.0歳) 同上
その数字の母集団 228人。会社概要ページの従業員数と一致 有価証券報告書/会社概要ページ(2026年3月31日現在)
5期の売上高 14,258,735千円 → 16,403,537千円(+15.0%) 主要な経営指標等の推移(編集部の算出)
5期の経常利益 1,688,117千円 → 1,750,555千円(+3.7%) 同上(編集部の算出)
5期の従業員数 235人 → 228人(△7人) 同上
自己資本比率 87.3%。5期とも85%以上 主要な経営指標等の推移
原料の調達 グループ会社3社が原鉱石の採掘を担当 事業所・グループ会社のページ
離職率・残業時間・有給取得率 記載なし 有価証券報告書・会社の公表ページとも

向いている人:素材の分野で技術を積むつもりの人。地方の生産拠点での勤務を選択肢に入れられる人。

慎重に考えたい人:毎年の昇給幅を業績の伸びと結びつけて考える人。売上の伸び方と利益の伸び方が一致していないため、そこは面談で確かめる必要があります。

この記事の調査条件

数値の主軸は有価証券報告書です。会社概要のページを併用しているのは、有価証券報告書の数字が誰のものかを確かめるためで、推定値を足すためではありません。

  • 主軸:第92期(2025年4月1日〜2026年3月31日)有価証券報告書。書類管理番号 S100YLG9、2026年6月26日提出
  • 抽出箇所:同報告書41ページ目「第5 従業員の状況」の提出会社の状況と、「主要な経営指標等の推移」の提出会社(単体)5期分
  • 併用:会社概要のページ(設立・創業・資本金・所在地・代表者・従業員数・連結売上高・上場市場・決算期・主な事業目的・拠点数)、事業所とグループ会社のページ(拠点の所在地とグループ各社の事業内容)
  • 有価証券報告書の数値は、編集部が2026年9月21日にEDINETから取得した原本(PDF)の該当ページから抽出しました
  • 会社の各ページは、編集部が2026年9月22日に開いて確認しています
  • 決算期は3月です。有価証券報告書の提出は毎年6月下旬

年収ランキングサイトや口コミサイトの推定額は、根拠として採用していません。集計の方法が公表されておらず、こちらで検算できないためです。この記事に出てくる金額は、有価証券報告書に記載された1円単位の実額だけです。

この記事は、会社を投資の対象としては評価しません。当サイトは転職メディアであり、その分野の専門性も登録も持っていないためです。ここで言う「将来性」は、働く場所として続くかどうかの意味に限ります。

売上と利益の向きがそろわない会社をどう扱うかは、利益が伸びない期をどう受け止めるかに考え方を置いています。

クニミネ工業の5期の売上高と経常利益の伸びの差を示したアイキャッチ画像

有報の228人と、会社概要の228名が一致している

まず、この会社で確認しておくべきことがあります。有価証券報告書の数字が、そのまま会社全体の数字として読めるかどうかです。

有価証券報告書の「従業員の状況」から、提出会社の欄を出します。

項目 第92期(2026年3月期)
従業員数 228人
平均年齢 43.0歳
平均勤続年数 12.2年
平均年間給与 5,610,000円

会社概要のページの記載はこうです。

項目 記載
商号 クニミネ工業株式会社(KUNIMINE INDUSTRIES CO., LTD.)
設立 1943年6月1日
創業 1943年6月(國峯鉱業株式会社として)
資本金 16億1,780万円
本社所在地 東京都千代田区岩本町一丁目10番5号(TMMビル3F)
代表者 友山貴之
従業員数 228名(2026年3月31日現在)
売上高 170億円(連結、2026年3月期)
上場市場 東京証券取引所スタンダード市場
決算期 3月
拠点 営業拠点2ヶ所、生産拠点7ヶ所、研究開発拠点2ヶ所
グループ会社 国内4社、海外2社

有価証券報告書の228人と、会社概要の228名が一致しています。

これは当たり前のことではありません。当サイトがこれまで確認してきた会社には、有価証券報告書の従業員数が11人や34人で、会社が公表するグループの人数が数千人という例がいくつもありました。持株会社が有価証券報告書を提出している場合にそうなります。その場合、有価証券報告書の平均年間給与は本社の数十人の数字であって、グループで働く人の待遇ではありません。

クニミネ工業ではその分岐が起きません。提出会社が事業そのものを持っており、従業員数も会社が公表している数と同じです。したがって平均年間給与5,610,000円は、この会社で働く228人の平均として読めます。

金額の性質も押さえておきます。有価証券報告書の平均年間給与は賞与と基準外賃金を含んだ額です。基本給が561万円あるという意味ではありません。

もう1つ、単体と連結の差も小さい会社です。有価証券報告書の単体売上高は16,403,537千円(約164億円)で、会社概要ページの連結売上高は170億円。単体は連結のおよそ96%にあたります(概算は編集部の算出。会社概要の170億円は丸めた表記のため、比率も概数です)。

平均勤続12.2年・平均年齢43.0歳をどう読むか

上の表の2つの数字は、並べると別のことを言い始めます。

平均年齢43.0歳から平均勤続年数12.2年を引くと、30.8歳になります(差の算出は編集部)。いまいる228人が平均して30歳を過ぎたころにこの会社に入っている、という計算になります。

ただし、この差し引きで分かるのは「新卒で入った人だけの集団ではない」ことまでです。中途採用の比率も、新卒の定着状況も、有価証券報告書には書かれていません。そこは推測しません。

平均勤続12.2年という水準そのものは、当サイトが有価証券報告書で確認してきた会社の中では長いほうに入ります。セラミックスの会社で年収と定着を同じ欄から読んだ記事と読み比べると、業界の中での位置がつかみやすくなります。

なお、離職率の開示はありません。勤続年数が長いことと離職が少ないことは、数字としては別の話です。当サイトは、勤続年数から離職率を逆算しません。

5期の推移|売上は伸び、利益はほぼ同じ水準に戻った

提出会社(単体)の5期分です。有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」から取りました。

期 第88期 第89期 第90期 第91期 第92期
決算年月 2022年3月 2023年3月 2024年3月 2025年3月 2026年3月
売上高 14,258,735 14,172,355 14,497,668 14,641,824 16,403,537
経常利益 1,688,117 1,392,257 1,517,352 1,373,892 1,750,555
当期純利益 1,174,170 968,365 1,082,790 1,025,198 1,330,317
純資産額 18,532,343 18,749,243 19,134,489 19,257,031 19,976,889
総資産額 21,632,769 21,164,920 21,622,894 21,861,302 22,875,489
自己資本比率 85.7% 88.6% 88.5% 88.1% 87.3%
従業員数 235人 240人 234人 240人 228人

※単位は千円(従業員数・自己資本比率を除く)。提出会社(単体)の数字です。

この動き方をどう読むか

3つに分けます。

1つ目。売上高は第91期まで横ばいで、第92期に跳ねています。14,258→14,172→14,497→14,641→16,403百万円台という動きです。4期かけてほぼ同じ水準だったものが、直近1年で1,761,713千円増えました(増減額は編集部の算出)。伸びた理由は、本記事が用いた抽出範囲からは確認していません。

2つ目。経常利益は行って戻っています。1,688→1,392→1,517→1,373→1,750百万円台。5期の起点と終点だけを見れば+3.7%ですが、途中の第89期と第91期は14億円を割っており、単調に上がってはいません。「5期連続で増益」といった要約は、この会社には当てはまりません。

売上高に対する経常利益の比率も出しておきます。第88期は11.8%、第91期は9.4%、第92期は10.7%(いずれも編集部の算出)。売上が1,700百万円以上増えた第92期でも、比率は第88期の水準に届いていません。

3つ目。従業員数は235→240→234→240→228人です。増えたり減ったりしながら、直近1年で12人減っています(増減は編集部の算出)。5期の起点と比べると7人減です。減った理由の記載は、抽出範囲にはありませんでした。

財務の側は安定しています。自己資本比率は5期とも85%以上で、直近は87.3%。純資産額は18,532,343千円から19,976,889千円へ、5期で+1,444,546千円(+7.8%)増えています(いずれも編集部の算出)。

自己資本比率が高い会社の読み方は、財務が厚い素材メーカーを別の角度から見た記事でも扱っています。

働く場所として続くかを、開示されている材料で見る

ここが、この記事に来た人の問いに正面から答える部分です。当サイトが見るのは、働く場所として続くかどうかだけです。

材料1:何を作っているか。会社概要のページが挙げる主な事業目的は、鉱業、岩石・粘土類の採取加工販売、工業薬品・農薬・医薬品の製造販売、食品・飼料の製造販売、水処理剤の製造販売と施工運営、粉粒体・鋳造・土木用機器装置関連プラントの設計施工です。採掘から加工、装置の設計施工まで、川上から川下に幅があります。

材料2:原料を自社グループで採っている。グループ会社のページによれば、クニマイン株式会社(山形県大江町)と川崎鉱業株式会社(宮城県川崎町)が「ベントナイト原鉱石の採掘、販売」、関ベン鉱業株式会社(新潟県阿賀町)が「ベントナイトの採掘、製造および販売」を担っています。原料の調達を外部に全面的に頼っていない形です。

材料3:拠点の数と人数の関係。会社概要は営業拠点2ヶ所・生産拠点7ヶ所・研究開発拠点2ヶ所と書いており、事業所のページには次の拠点が並んでいます。

区分 拠点
本社 東京都千代田区岩本町
支店 名古屋支店(愛知県名古屋市)/大阪支店(大阪府大阪市)
研究所 黒磯研究所(栃木県那須塩原市)/いわき研究所(福島県いわき市。いわき工場に併設)
工場 いわき工場(福島県いわき市)/左沢工場(山形県大江町)/蔵王工場(宮城県蔵王町)/御津工場(愛知県豊川市)/太田工場(茨城県常陸太田市)/小名浜工場(福島県いわき市)/郡山工場(福島県郡山市)

228人で、この11拠点を回しています。東北(山形・宮城・福島)に拠点が集中しており、勤務地は東京だけではありません。応募するなら、ここは入口で確認すべき点です。

材料4:海外の置き方。KUNIMINE(THAILAND)CO.,LTD.(バンコク)が「ベントナイト製品の販売、ベントナイト用途周辺関連商材の販売など」、TRANS WORLD PROSPECT CORPORATION(米国ヒューストン)が「米国ベントナイト採掘会社への出資」と記載されています。海外は販売と出資で、自社工場を大規模に展開している形ではありません。

材料5:人の増減。ここが弱点です。従業員数は5期で235人から228人へ7人減っており、増えている会社ではありません。採用を絞っているのか、退職の補充が追いついていないのかは、開示から判別できません。

そのうえでの編集部の読みです。創業1943年、自己資本比率85%以上、原料の採掘を自社グループで持ち、7つの生産拠点を持つ。働く場所として短期に消える形ではありません。一方で、売上が伸びた期でも利益率は5期前に届かず、人員は微減している。「伸びている会社に乗る」ことを目的にした転職では、期待とずれる可能性があります。

クニミネ工業の国内拠点の分布を示した模式図

賞与額から採掘子会社ごとの年収まで|有価証券報告書にも会社概要にも無い8項目

答えられないものを、はっきり書きます。次の項目は、本記事が確認した資料のどこにも記載がありませんでした。

  • 離職率(3年以内離職率を含む)
  • 月平均の残業時間
  • 年次有給休暇の取得率
  • 年齢別・職種別・役職別の年収
  • 初任給の額
  • 賞与だけの金額と、その算定方法
  • 退職金の支給額と算定式
  • グループ会社(クニマイン・川崎鉱業・関ベン鉱業ほか)ごとの従業員数と平均年収

この8項目について、当サイトは推定値を書きません。他サイトに出ている「クニミネ工業の年収は600〜650万円」といった数値は、集計の方法が公表されていない推計です。有価証券報告書に1円単位の実額が載っている項目について、検算できない数字を並べる理由がありません。

開示されている数字から言えることは2つです。平均年間給与5,610,000円は賞与込みの額であること、そして平均勤続年数12.2年は、当サイトが確認してきた会社の中では長いほうであること。ここまでです。

なお、「継続企業の前提に関する注記」については、編集部は確認していません。有価証券報告書の全ページを走査した際に注記の見出しを見つけられませんでしたが、見つけられなかったことと、存在しないことは別です。

原料を自前で持つ会社に、私が価値を感じる理由

私はベントナイトの業界にいたことはありません。その前提で、採用する側と応募する側の両方を経験してきた立場から、この会社の構造について1つだけ書きます。

原料を自社グループで採っている会社は、景気が振れたときの動き方が違います。

理由は2つあります。1つは、原料の値段が上がったときに、そのまま全額を外から買う会社とは事情が変わること。もう1つは、採掘という工程が社内にあるぶん、職種の幅が広くなることです。鉱山、工場、研究所、営業、本社管理。同じ会社の中で移れる先が多いほど、長く勤める前提が立ちやすくなります。

ただし、これは一般論としての整理です。クニミネ工業でグループ間の異動がどう運用されているかは、開示資料からは確認できませんでした。面談で聞くとしたら、私は「採用の対象は本体(クニミネ工業株式会社)ですか、それともグループ会社ですか。入社後にグループ間の異動はありますか」にします。11拠点あり、うち7つが工場である会社では、この質問の答えが働き方を大きく左右します。

228人で11拠点|この数字で判断できること、できないこと

すすめられる人

  • 素材の分野で長く働くつもりの人。平均勤続年数は12.2年、創業は1943年です
  • 地方の生産拠点での勤務を選択肢に入れられる人。7つの工場のうち5つが東北(山形・宮城・福島)にあります
  • 財務の安定を条件に入れている人。自己資本比率は5期とも85%以上です
  • 開示された実額で判断したい人。この会社は有価証券報告書の従業員数と会社概要の従業員数が一致しており、平均年間給与5,610,000円を228人の平均としてそのまま読めます

先に確認が要る人

  • 業績の伸びを昇給に結びつけて考える人。 5期で売上は15.0%増えた一方、経常利益の伸びは3.7%です(編集部の算出)
  • 人員が増えている会社を選びたい人。従業員数は235人から228人へ減っています
  • 勤務地を限定したい人。拠点は11か所に分かれています
  • 残業時間や有給取得率の実績値で比較したい人。 開示がありません

編集部の結論です。この会社は、有価証券報告書の数字をそのまま自分の話として読める、数少ない会社のひとつです。228人という母集団がはっきりしており、平均年間給与も勤続年数もその228人のものです。まずこの前提が立つことを、応募を考えるうえでの利点として数えてよいと考えます。

そのうえで働く場所として見ると、短期に消える形ではありません。一方、売上が伸びた期でも利益率は5期前に戻っておらず、人員は減っています。この2つを昇給や採用の見通しとどう結びつけるかは、面談で確かめてください。

その前に、まず自分の市場価値を測っておくことをおすすめします。561万円が自分にとって高いのか低いのかは、相場を知らないと判断できません。

よくある質問

クニミネ工業の将来性はどうですか

「働く場所として続くか」で見ると、短期に消える形ではありません。創業1943年、自己資本比率は5期とも85%以上、原料であるベントナイト原鉱石の採掘をグループ会社3社が担っています。ただし5期で売上は15.0%増えた一方、経常利益の伸びは3.7%にとどまり、従業員数は235人から228人へ減っています(増減率は編集部の算出)。投資の対象としての評価は、当サイトでは行いません。

クニミネ工業の平均年収はいくらですか

第92期(2026年3月期)の有価証券報告書によると、提出会社の平均年間給与は5,610,000円です。従業員228人・平均年齢43.0歳・平均勤続年数12.2年の集団の平均で、賞与と基準外賃金を含みます。会社概要ページの従業員数も228名(2026年3月31日現在)で一致しているため、この金額は会社全体の平均として読めます。

クニミネ工業は何をしている会社ですか

ベントナイトという粘土鉱物を中心に扱う会社です。会社概要のページが挙げる主な事業目的は、鉱業、岩石・粘土類の採取加工販売、工業薬品・農薬・医薬品の製造販売、食品・飼料の製造販売、水処理剤の製造販売と施工運営、粉粒体・鋳造・土木用機器装置関連プラントの設計施工です。グループ会社のクニマイン株式会社・川崎鉱業株式会社・関ベン鉱業株式会社が原鉱石の採掘を担っています。

クニミネ工業の勤務地はどこですか

会社概要は営業拠点2ヶ所・生産拠点7ヶ所・研究開発拠点2ヶ所と記載しています。事業所のページに載っているのは、本社(東京都千代田区)、名古屋支店、大阪支店、黒磯研究所(栃木県)、いわき工場・研究所、左沢工場(山形県)、蔵王工場(宮城県)、御津工場(愛知県)、太田工場(茨城県)、小名浜工場(福島県)、郡山工場(福島県)です。工場は東北に集中しています。

クニミネ工業の離職率や残業時間はどれくらいですか

有価証券報告書にも会社の公表ページにも記載がありませんでした。当サイトは推定値を書きません。開示から分かるのは、平均勤続年数が12.2年であることまでです。勤続年数が長いことと、離職率が低いことは、数字としては別の話です。

クニミネ工業の売上高はいくらですか

2つの数字があります。有価証券報告書の提出会社(単体)の売上高は第92期で16,403,537千円、会社概要ページの連結売上高は170億円(2026年3月期)です。単体は連結のおよそ96%にあたります(概算は編集部の算出。会社概要の表記が丸めた額のため概数です)。単体と連結の差が小さい会社です。

クニミネ工業は上場していますか

東京証券取引所スタンダード市場に上場しています(会社概要のページ)。決算期は3月で、有価証券報告書の提出は毎年6月下旬です。当サイトは会社を投資の対象としては評価しないため、株式に関する記述はここまでです。

まとめ

  • 第92期の平均年間給与は5,610,000円。従業員228人・平均年齢43.0歳・平均勤続年数12.2年の平均で、賞与込み
  • 有価証券報告書の228人と、会社概要ページの228名が一致している。持株会社型ではないため、この金額は会社全体の平均として読める
  • 平均年齢から勤続年数を引くと30.8歳(編集部の算出)。新卒だけの集団ではない
  • 5期の売上高:14,258,735千円 → 16,403,537千円(+15.0%。編集部の算出)
  • 5期の経常利益:1,688,117千円 → 1,750,555千円(+3.7%。編集部の算出)。第89期・第91期は14億円を割っており単調に上がっていない
  • 売上高に対する経常利益の比率は第88期11.8%、第91期9.4%、第92期10.7%(いずれも編集部の算出)
  • 従業員数は235→240→234→240→228人。直近1年で12人減(編集部の算出)
  • 自己資本比率は5期とも85%以上(直近87.3%)。純資産は5期で+7.8%(編集部の算出)
  • 単体売上16,403,537千円に対し連結売上は170億円。単体は連結のおよそ96%(概算は編集部の算出)
  • 原料のベントナイト原鉱石の採掘は、グループ会社3社が担当
  • 拠点は11か所。工場7つのうち5つが東北(山形・宮城・福島)
  • 離職率・残業時間・有給取得率・初任給・賞与額・退職金は開示がない。当サイトは推定値を書かない
  • この記事の「将来性」は、働く場所として続くかの意味。会社を投資の対象として評価してはいない

この会社を検討するなら、売上が伸びた期に利益率が戻っていないことを面談の論点に持っていくのが一番情報量があると考えます。その前に、まず自分の市場価値を測っておいてください。

※本記事の数値は、2026年9月21日に取得した第92期有価証券報告書と、2026年9月22日に確認した会社の公表ページに基づきます。最新の情報は必ず公式のIR資料と採用情報でご確認ください。
※法令に関する記述は一般的な情報です。個別の労働条件の適否については、労働基準監督署・都道府県労働局・社会保険労務士などの専門家・公的機関にご確認ください。

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訂正履歴

  • 2026年9月22日|(平均年収に関する記述):「平均年収は公開情報ベースで600〜650万円前後と推定され」としたうえで役職別の推定レンジを掲載していましたが誤りでした。第92期有価証券報告書に記載された提出会社の平均年間給与5,610,000円(従業員228人)に改めました。理由:一次情報である有価証券報告書に平均年間給与の実額が開示されているにもかかわらず、集計方法を確認できない推定値を主たる数値として提示していたため。
  • 2026年9月22日|(初任給に関する記述):「大卒総合職がおおむね月額22〜23万円前後、修士了で24万円前後」と記載していましたが、出典を示せる資料を確認できなかったため削除しました。理由:初任給は改定されうる金額であり、出典と時点のない記載を残すと、改定後も古い額が参照され続けるため。現時点で編集部は、この会社の初任給を一次情報で確認できていません。

参考・出典

  • クニミネ工業株式会社 第92期(2025年4月1日〜2026年3月31日)有価証券報告書(2026年6月26日提出/EDINET書類管理番号 S100YLG9/EDINETコード E01195)。本記事が用いたのは41ページ目「第5 従業員の状況」および「主要な経営指標等の推移」(提出会社):https://disclosure2dl.edinet-fsa.go.jp/searchdocument/pdf/S100YLG9.pdf
  • クニミネ工業株式会社「会社概要・沿革」(2026年9月22日に編集部が確認。設立・創業・資本金・所在地・代表者・従業員数・連結売上高・上場市場・決算期・主な事業目的・拠点数の出典):https://www.kunimine.co.jp/company/info.html
  • クニミネ工業株式会社「事業所・グループ会社」(2026年9月22日に編集部が確認。拠点の所在地とグループ各社の事業内容の出典):https://www.kunimine.co.jp/company/network.html
  • 金融庁 EDINET(有価証券報告書等の電子開示システム):https://disclosure2.edinet-fsa.go.jp/

著者紹介
コロ助
コロ助
企業と転職サービスを、有価証券報告書などの一次情報から読んでいます。
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